2015年09月25日

伽羅先代萩



9月の、歌舞伎座に玉三郎が出ているので、東京にやってきたのです。
3階席の、前から、3列目の端の方。
私は、耳が聞こえにくいので、この前に、4階の幕見席で、聞こえたから、三階席の前席を選んだのです。
値段も6000円なので、買いやすい。
オペラグラフがないと、目えないので、殆どオペラグラスを使ってたら、凄く疲れました。


玉三郎は、まだセリフが聴こえたけど、吉右衛門は、全く何を言ってるのかわからなかつた。
玉三郎は、先代萩の松岡に扮して、地味な演技たつたので、私は、ものたりなかつた。
この前の8月、玉三郎が、演出も手がけた、牡丹灯籠のほうが、ずっと楽しませてもらいました。
歌舞伎座は、横幅が、とても長い。南座の、ばいくらい。
10月の阿古屋も、3階の節約席を買ったのですが、一階が、良かったと後悔してます。東京まで来るのだものと思う気持ちと、贅沢出来ないという想いとの板挟み。
友人を誘ったら楽しいだろうなと思うが、興味ない人、他の人に夢中に、なつている人、束縛されてきるので、自由がない人、誘える人がいないから、いつも一人で。


自由な身に感謝して、安い席でも買えることにも感謝。
ユナイテッドのマイルがあるので、飛行機代が無料なのも感謝。
川島なおみが、胆管癌で亡くなったとのニュースが、ずっと流れてた。
ワインが大好きだった。
アルコールの飲み過ぎだったのじやなきかしら。
いくらお酒飲んでも身体に堪えない人もいるけど、普通は、そうじゃない。
今夜は、ワインを飲みたい気分だったけど、ハーフボトルは、多いのでやめた。
以前は良く飲んでたけど、肝臓の数値がわるくなつてからは、沢山飲まなくなつた。夜の飲み会も行かなくなった。
私のぜいたくは、歌舞伎と音楽コンサートのチケット。
今夜は、ローソンで、サラダと豆腐と、ラウンジでもらってきたおかきが夕食。
  

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2015年09月22日

あらしのよるに



南座で、公演中の、あらしのよるに、という舞台を観劇しました、
獅童さんと松やさんが、狼とヤギ役で、大切なお友達を演じています。絵本を劇化したまの。

どちらも、熱演で、観客を沸かせて、楽しいお芝居です。
歌舞伎の様式美をきちっと踏まえて、歌舞伎のだいこみをふんだんに盛り込んで、歌舞伎を大切に守っての上での、新作、とても良かった。



獅童さんは、以前に、藤山直美との共演で、素晴らしいパフォーマンスを披露して、大いに沸かせましたが、それをこの舞台でも取り込んで、観客を笑わせ、サービス精神全開です。
みなさん、相当満足度が高かったよう。
私も勿論、
オススメの舞台です。
若い歌舞伎役者が、これからは主流になつていく、その予感を感じられる。
昼食に、向かいの菊屋に行ったら、待っている人も何人か。京都では、ものすごい人出です、
南座のお弁当は、売りけれ。
コンビニで、お弁当買って、温かくしてもらって、食べました。あまり美味しくないけど。


芝居が、早く終わったので、大谷さんにお参りに。バスに乗って、体力蓄えようと思ったのに、バスが全然動かなくて、イライラ。歩いたほうがはるかに早い。


お彼岸のお参りも出来たので、まあいい。私の好きな、カフェ

フランソワは、沢山の人が待っていました。
コナミに間に合うように、コーヒーも飲まずに。電車が、混んでて座れないかと思ったけど、なんとか座れました。


大谷さんのけいだいて売ってた、お漬物と、路地裏のお豆腐屋さんのおぼろ豆腐、荷物になるけど、楽しみ。  

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2015年07月24日

幕見席をゲット



芝居がはねたのは9時を過ぎていました。。
向かいにあるカフェでサラダとワインを飲みたいと思って急いで行ったのですが行ったのですが、9時がラストオーダー円入れてもらえませんでした。。
翌朝のこともあるので、コンビニで、サラダ、豆腐、ワインを買って、わびしい食事。それでやめておいたらいいのに、お酒が入ると、ラウンジから持ってきたおかきをボリボリ。
寝たのは、深夜。
目覚ましで、なんとか起きて、お腹は空いてないのに、卑しく朝食を食べに。
7時からなのに、もう沢山の人が。サラリーマンが多いのだもの、当然。
8時前に、歌舞伎座に。
雨が降っていて、待つの嫌だなあ。
歌舞伎座に着くと、ベンチに座って待つている人たち。私の座る席が空いていて、ラッキー。
次に来た人も、座れました。
通しで買いに来た人ばかり。
通しだと、最初の売り出しで、チケットが買えるのです。
隣にいる人は、歌舞伎座に来たことがないので、夜来てみたら、牡丹燈籠が、途中から見られたのだけど、翌朝のチケットを買うために、夜は早く寝て、やってきたたのこと。名古屋から、別の目的で来たのだが、歌舞伎座に入ったことがないので、ついでにと思ったらしい。
お母さんのお供で、歌舞伎やお芝居を観ていた人。私と同じ。
お母さんにせがまれて、南座に来たのが最後だとか。最近は、歌舞伎シネマとテレビ中継で、歌舞伎を。
通しで観るつもりは、なかったよう。
こんなに凄い顔ぶれはないから、通しで勧めた。
もう一方の人は、仕事を休んで、やってきた。新宿に住んでいて、良く
幕見席を観ている人。
3人でおしゃべりして.待つ時間が気にならなかった。
9時になると、待つ人が多くなっている。
何人待つているか、数えて、スタッフは、10時半からの時間を10分早めますと。
私は、7番目。チケットわ買って、専用のエレベーターで、4階まで。
幕見席は、椅子席が、2列。あとは、立ち見。椅子は、90席ある。
私は、前の、角席をゲット。花道も見える所に。やれやれだ。  

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2015年07月22日

牡丹燈籠、歌舞伎座

夜の部は、海老蔵主演の熊谷陣屋と、玉三郎の演出による「牡丹灯籠との2作。


熊谷陣屋は、吉右衛門と海老蔵では、随分違って、成田屋の豪快、派手で大げさな演技が、よくわかるものでした。吉右衛門の抑えた、静かな演技があって、その違いがよくわかる。それぞれの家風の違いが面白い。歌舞伎の魅力は、そういう所にあるのかも。
牡丹燈籠は、圧巻でした。


玉三郎の牡丹燈籠を見たという記憶かあつたのですが、歌舞伎映画でした。平成19年に、仁左衛門と玉三郎の共演でした。
今回は、玉三郎から、中車に変わって、玉三郎の演出で。
猿之助が、落語の圓生に。
映画では、亡くなった、三津五郎が演じていたもの。
猿之助の役作りもさすが。
牡丹燈籠と言っても、おかしくて、笑いが絶えない、楽しいお芝居な仕上がっていました。



香川照彦ではなく、歌舞伎役者の中車なのですが、もともとの旨さから、歌舞伎界にとつて、新鮮で、なくてはならない存在になつています。
お芝居で見せる演技は、抜きんでたまのがあります。歌舞伎の形から、解放されて、自由に演技できれば、最高の役者の風格が備わっています。
玉三郎も、新しい形での
歌舞伎を目指しているのでしょう。
馬引きに扮した、海老蔵も、笑わせてくらました。本人も楽しく、肩を凝らすに、遊んであたよう。玉三郎も笑わされて、こらえようがない様子。
私の席は、前列2番目だつたので、良くめえたのですが、端のほう。


明日は、朝早くから、並ばないと、幕見席が買えないのです。
買えると良いのですが。
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Posted by アッチャン at 22:53Comments(0)演劇

2015年07月22日

歌舞伎座

大雨の中朝早く家を出ました。東京の歌舞伎座に行くために。


玉三郎と猿之助が出演しているので、夜の部はネットで買えたのですが、昼の分は早くから売り切れていました。
幕見席が買えないかと期待をかけて朝の飛行機便を取ったのです。雨がひどくて、バス停まで来ると、身体に水が染み込んで冷たくなっています。先が思いやられルナと思いながら飛行場に。羽田に着くとうって変わったような良いお天気です。すごく暑い。



すぐに歌舞伎座に直行しました。立ち見席のところで並んでいる人がいるのでこれから猿之助の舞台の立見席が買えるのかなあと思ったら、夜の部のために並んでいる人たち。
凄い人気です。明日の朝は、早くから並んでいる人たちがいるようで、また買えないかもわかりません。当日券は用意していなくて、キャンセルがあれば、買えるけれど、そちらも早くから並んでまつので、立ち見の、幕間席が買えくなるし、あるかどうかもわからないので、幕間席のほうは、確実に売られるので、それにかけるしかないなあと思ったり。
とにかく異常なほど、人気の出し物だとわかります。


昼食をいつも食べ損なっている玉寿しのランチにしました。玉寿司のランチタイムがいつも終わってしまっていて、食べ損なっていたのです。
でも、それほどの味ではなかつた。むしろ、ホテルの向かいにある、立ち食いの、すしざんまいのほうが良かった。
築地といえば、ずけマクロ、玉寿司こだわりの、ずけマクロと、蒸し穴子だというので、オススメの、丼を食べてまたのですが。  

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2015年07月14日

上方歌舞伎、松竹座

今日は、夜の部を観ました。


鶴屋南北の、絵本合法衛、という通し狂言でした。
はじめて観る芝居でしたが、結構面白い。仁左衛門は、悪役が上手くて、楽しんで演じていたよう。
油地獄のような、凄さもなく、魅力にはかけるものの、滑稽で、笑える、漫画てきなお芝居。昔だから、絵本ということでしやう。本をめくるやうに、舞台が回舞台を利用して、変わっていく嗜好も新しい。12場面で構成されています。
最後に、仁左衛門が、敵討ちに殺されるので、そこで終われば物足りない所を、起き上がって、今夜はこの辺で、と観客に挨拶するので、観客は、盛り上がって、満足さながら、帰ることができます。
肩の凝らない、それでいて退屈させないお芝居になので、夏の納涼とまではいかない、生ぬるい芝居だけど、楽しめました。今夜は寝ないで、最後まで。


隣にいた、二人連れは、幕間に帰ってしまったようで、二席空いていました。  

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2015年07月12日

松竹座7月歌舞伎

楽しみにしていた歌舞伎は、仁左衛門の、じいさんばあさんでした。
なのに、途中から寝てしまって。
38年後に、夫婦が、懐かしい我が家に戻って来る場面から、また目はじめたのです。
前日、あまり睡眠を取ってなかったので、寝てばかり。
勿体無いこと。

  

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2015年06月13日

猿之助、特別舞踊公演

京都芸術の春秋座で、猿之助の舞踊公演を観ました。


当日チケットもあります。
とても観やすい小屋なので、二階でも問題なく楽しめます。
私は、前から7番目の席を買ってたので、花道のそばだつたから、とてもよく見えました。


猿之助は、春秋座の芸術監督でさので、毎年、舞踊公演と、伝統芸能の会で、ここをつかいます。
猿之助の、舞踊は子供の頃から、天才と言われて、惚れ惚れするくらい旨い。
今回は、独楽、と双面水照月、を。
独楽売りが、独楽になつて、刀の上で、回る所で終わる。猿翁の、18番の創作舞踊。二番目は、法界坊と、野分姫の2人の
亡霊が、1人になつて、二役を、踊りわけて、踊る難しい踊り。初めて演じます。
どちらも、とても見応えのあるものです。
遠いのが、何点ですが、毎年楽しみな舞台です。  

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2015年05月13日

玉三郎と鼓童「アマテラス」


       



 2年前、南座で玉三郎の「アマテラス」を観たのですが、今年は、松竹座の5月公演で。

 株主招待席は、通常は二階のS席をあてがわれるのですが、玉三郎の場合は、3階席の最も安い席なので、

 がっかりだったけど、この3階席は、「アマテラス」を見る限り、最高の席だと言えるでしょう。

 鼓童の音響が上に上がるので、胸に響いて迫力満点。ダイナミックな動きと躍動感、絹のベールを使って、海と太陽の動き、風になびく様、

 3階からが楽しめます。




 3階と言っても、6千円なので、そう安いというわけではないのでしょうが、鼓動だけの公演でも、5千円くらいするのですから、

 玉三郎のアマテラスが見られるわけで、行けるなら、毎日でも観たいと思わせる、素晴らしいものに仕上がっています。

 鼓童が、飛躍的に進化しています。 肉体の極限までのすさまじいほど、エネルギッシュなパーフォーマンス。

 それを、毎日ですから、信じられないほどのパワー。お肉を何キロ食べても身体が持たないのでは、と心配になるくらい。

 玉三郎は、顔が細くなって、痩せて見えます。堂々して、貫録十分。 衣装の動きを重視した、軽やかで、自然な動きに徹して、舞踊というよ
りも、風を利用して、動きの美しさを強調している。




 岩戸から、まぶしい光と共に、きらめく衣装で出て来て、不思議な表情から、次第に微笑みへと代わって行くと、なんとも言えないくらいの魅力が漂い、鼓童の人達の間を回って、微笑みながら挨拶をかわすのですが、その笑みと動きに弾きこまれ、魅了されます。

 ああ、また行きたい、今でも気持ちがうずうずしてしまうくらい。

カーテンコールが大好きだという玉三郎。




4回カーテンコールで、幕が開き、最期は、鼓動のパーフォーマンスで、再び盛り上げて、心を残すカーテンコールでした。

鼓童の演奏は、生でないと。ビデオを買っている人もいたけど、なんといっても、生が良いです。  

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2015年02月21日

松竹座二月大歌舞伎」


       


 松竹座では、先月に続いて、鴈治郎の襲名披露公演が、二月の行われています。
 東京からのお客さんは、猿之助がメイン。
 もっとも、人気のあるお芝居「四つ切」で襲名披露を飾っています。
 夜の部は、上方の代表的な「曾根崎心中」を藤十郎のお初、鴈治郎の徳兵衛で。
 お初は、お初天神でも知られています。
 曾根崎は、昔、森だったのです。その森で、心中したお初は、まだ幼さの残ってい娘。
 藤十郎が、可愛さ、可憐さ、一途さを、見事に演じ切っていました。
 藤十郎の神髄ともいうべき役処です。1月2月と長丁場もあって、重鎮になっていた、藤十郎の身体に体力がついて、身のこなしが軽やかになって、はらはらがなくなっていました。
 えらいものですね。身体は酷使すると、蘇るものです。息子の襲名披露で、相手役をこなすためには、昔の若さが要求される。お初がよたよたしていたらだめなわけです。
 少し、痩せられたのではないかとも思える。実に見事なお初を見させてもらいました。




 連獅子は、鴈治郎と壱太郎親子の親子獅子に、獅子に代わって出て来るまでの間に、狂言風に、観客を笑わす僧に、猿之助と松緑が、江戸からの祝いもかねて出演しています。
 お父さんの襲名披露で、大活躍の壱太郎。元気の良い、若獅の大らかな動きが光ります。
 でも、なんといっても、猿之助と松緑の掛け合いが最高です。
 猿之助の踊りは天才肌で、非の打ちどころがない。加えて声色の良さと剽軽で軽やかな演技。
 加えて、若い松緑が、男性的で良く通る、大きな声で、振る舞いもおおらかで、二人はぴったり。息の合った演技を楽しませてもらいました。
 こんなに素晴らしいのは、見た事ない。若さはじける舞台です。

連獅子と言えば、勘三郎親子の3人での驚異的な連獅が頭にあるので、鴈治郎の大人しい親獅子が物足りない感じがしました。
連獅子を踊るのは、歌舞伎役者の親子にとっては夢なのです。




最期の出し物「四つ切」は、申し分なく、観客をわかせます。
何度も見ているけれど、初めて見る人なら、まちがいなく、感動して帰るもの。
 猿之助の演技も益々磨きがかかって、変化の早さも更新しているよう。




なんでも、松竹座とユニクロとのアンバサダーに就任したとかで、ユニクロのTシャツや製品に、猿之助のアイデアを入れた製品が、売り出されているとか。
 歌舞伎の隈取をプリントしたt-シャツを来た人が世界で増えるのでしょうか。
  

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2015年02月04日

西本智美プロデュー「座オペラ」

        
   



 南座に、西本智美プロデュース「座オペラ、蝶々夫人」を観に行きました。

  私の大好きなオペラなので、とても楽しみに行ったのですが、南座は、オーケストラボックスがないので、
  舞台の上に、オーケストラが半分のスペースを占めていますので、オペラというよりも、ガラコンサートで、
  全編を上演すると言う感じ。
  
  井上八千代が振付を担当して、芸者さん、舞妓さんからよりすぐりと綺麗所を揃えています。
 
  花道から、花嫁の蝶々さんが歌いながら、親戚一同と舞台に出て来るシーンでは、胸が熱くなって、
  
  ぶるぶるっとしたのですが。

  オーケストラは、次第にその力量を発揮して、どんどん良くなり、指揮者の西本智美ばかり、眼に入るようになって、

  オペラが佳境に入って行くと、西本智美の指揮も、音楽に陶酔していき、あまりのかっこよさ、まるで、宝塚の男役スター

  をバックから見ているよう。

  


  蝶々夫人役のソプラノは、わめきすぎる感あり。しかも声がソプラノ向きの太さ。

  ピンカートンの動きが不細工。

  西本智美の指揮を見るのが、この「座オペラ」の本質であるような舞台です。


   歌舞伎舞踊の舞台では、お囃子が舞台の上で演奏しますが、 舞台のそで口に並んでいるか、舞台の正面にずらっと並んで
  
  いる場合でも、演奏そのものだけなので、観客の目が舞台で演じる役者に注がれるのですが、指揮者が、大げさな動きで流麗で

  動きで音楽を盛り上げていくので、主役は、西本智美のパーフォーマンス。

  指揮の美しさ、魅力を満喫させていただきました。  

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2015年01月24日

鴈治郎襲名披露公演


     



10日ぶりに、電車で繁華街に出た。

 母の施設には通っているが、車で行って、買い物をすませて帰って来るだけ。

 施設ではマスクをしている。帰りの買い物でも、マスク。
 家に帰ると、手洗いとうがいをしているので、インフルエンザ対策は一応出来ている。

 久しぶりに、電車に乗って、人こみの中に入ると、周りは、咳だらけ。

 インフルエンザのビールスをまきちらしながら、歩いている人も一杯いるだろう。

 午前中に、母の施設にいき、 午後は、松竹座に、歌舞伎を観に。

 夜の部を、一月の末の方に予約していた。その間に、どこか海外にと思っていたから。

 結局、行けなくて、体調も優れないまま、その日を迎えた。

 2階の一番前のセ席をネットで予約していた。端席だから遅れても、途中でセ席を立っても

 周りの人に迷惑がかからないので、気分が悪くなれば、と思っていたけれど、無事に、全幕

 観る事が出来た。

二代目の忠兵衛


 最初の、「将軍江戸を去る」は、橋之助が血気盛ん、潔さを兼ね備えた、東男ぶりと発揮して、旨く演じていた。
  
 将軍、吉宗役の梅玉も、落ち着いた演技を見せて、東役者を迎えての、出し物として、潔さで観客をひきつけた。

 鴈治郎襲名の「口上」では、袴の色と、紋を、オペラグラスで見ていると、なかなか面白い。

 坂東家の、紋付は派手な山吹色で、目立つ。
 松島屋と、成駒屋は、緑色だけど、少し色が違っている。
 藤十郎を襲名した、3代鴈治郎は、藤色。
 橋之助は、東の成駒屋なので、上方と同じ、緑色。
 
  紋も、秀太郎と仁左衛門は同じだけど、愛の助は、違った紋をつけている。
  鴈治郎の息子である、壱太郎は「壱」という紋というように、家名の紋をまだつけられない。

  最後に、一同が声を合わせて、「末ながく、ご贔屓ご鞭撻を、」と言った時には、熱いものがながれて、

  目がにじんだ。

初代


 最後の、愛の助と壱太郎の「棒しばり」は素晴らしかった。 愛の助の、関西歌舞伎にかける情熱が
 観客を魅了するに十分だった。

 壱太郎は、母親の「吾妻流家元」を襲名したというが、愛の助の踊りには、及ばない。
 歌舞伎の部屋子として、入った愛の助が、今、関西歌舞伎を引っ張る若手の代表になっている。

鴈治郎襲披露の「封印切」は、仁左衛門のはっさん役が名演技で、ぴか一。

 忠兵衛役をやるには、もっと痩せないとだめだと思う。元気の良い、4代目鴈治郎が、吉田屋は、まだしも、
 
 忠兵衛としては、もう一つ。はっさんとのかねあいの場でも、元気が良すぎるし、太り過ぎ。 

二代目鴈治郎と、3代目〈扇雀時代)


上方芝居が、漫才のかけあいの持つ面白さと、松竹新喜劇にも継承されている、「おのしろくて、やがて悲しい」」悲喜劇
 を骨頂としてしている。
 情愛のある、悲しさ、弱さを表現し、真面目で、実直な働き者の忠兵衛には、二代目鴈治郎の名演技が語り継がれている。

  4代目は、おじいさんの演技を目指すといっているのに、あの肥えぶりはいけません。
 飲み食いが大好きで、楽天家の鴈治郎には、、芸一筋の、玉三郎や、高倉健、仁左衛門、や最近の海老蔵のように、ストイックなまでの
 芸道への執念が要求されます。
4代目

 関西で年に何回も、歌舞伎の公演が組めるようになるには、近松座の復活が不可欠。

 口上で述べたように、生涯芸道一筋に精進してほしいものです。




  

 食事は、今井の「あんかけうどん」を食べました。
 うどんくらいしか、たべられそうなものないから。  

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2015年01月09日

松竹座「雁冶郎襲名披露公演」

 
   
     
      

  お正月の歌舞伎は、「中村雁冶郎襲名披露」の公演です。

 テレビでも、生中継でやっていました。東京の舞台も少し。
猿之助の「黒塚」からの一部。生中継なので、途中からで、もっとも観たい、老婆の踊る場面は過ぎてしまっていたのが残念。

東京に行きたいという思いが抑えきれずにいますが、1月も、2月も、松竹座で、鴈治郎襲名披露の特別公演を見ることが出来るので、

来月は、猿之助も出演することだし、我慢かな、と思ってます。

寿初春歌舞伎の昼の部に行きました。





 翫雀改め、4代目の鴈治郎襲名とあいなりましてございます。

 もともと、翫雀さん時代から、その前の智太郎を名乗っていた頃から、とても旨い役者だと思っていたので、

 名跡をついでも、十分その名前にふさわしい演技を披露している。

 上方のお芝居は、「たよりなくて、たよりにならないけれど、面白く笑いをふくんだ芸を要求される。そういう役処にぴったりの役者

 だ。踊りのうまさ、間の取り方、身のこなしのおかしさ、鴈治郎にふさわしい。

 これから、名前を継いだので、益々、旨い味のある役者になるだろうと楽しみな人。





 愛之助は、新橋演舞場で、海老蔵と「石川五右衛門」に出演中なので、子の舞台には出ていないけれど、

 上方を代表する役者に育っている、愛の助が、東京のように、毎月、大阪か京都で、歌舞伎の舞台がかかっているようにしたい、と
いう希望を語っていたが、鴈治郎と扇雀、愛の助、仁左衛門が、上方歌舞伎を盛り上げて行ってくれて、東京から役者を迎えて、

 毎月歌舞伎の舞台が見られたらと思うのは、夢かしら。東京ではそれが当たり前のことなんだけど。

 1月も、2月の、上方と言えば、近松。 新生鴈治郎が、美しい舞台を見せてくれるだろう。




 お父さんに、藤十郎さんとの、コンビで、「吉田屋」を昼の部で観ました。
 藤十郎の足の動きが気になる。よちよちした感じで、床に膝をつく時に、音を立ている。若い頃はそういうことはないのだけど、膝をつくのも大変なのだ。
 夕霧の重いカズラもすごい負担になっている。そういうことを,玉三郎でさえ、負担になるので、軽く作ってもらってると語っていた。

 大丈夫かな、とはらはらしながら見るようになっていく。
 我當さんが、体調が悪くて、この舞台での役を、梅玉さんが引き受けている。
 我當さんは、腰に、椅子を置いてもらって、座りだちするような格好で、芝居を続けて来た。座ったら、立てない。

 ずっと以前から、足が悪くて、杖が必要だった。舞台では、よく、と思えるくらいだった。12月の顔見世では、新ノ口村の、父親役を演じていた。人を引き込む、情愛溢れた演技だった。 




 弟の秀太郎さんは、健在。松島屋の中で、子役から天才と言われてきた秀太郎。
 今回は、「吉田屋」のおかみを演じている。

 昼は、仁左衛門の「河内山早春」 悪役を演じるほうが楽しい、と言う仁左衛門。夜の悪役で出ている。


芝居が終わったのは3時、まだお昼を食べていなかった。

 いつも人が並んでいる、お好み焼きの「美津乃」が空いていたので入った。
 最近は、旅行者が沢山並んでいるので、入れなくなっている。

 美津乃やきを頼んでから、隣の人のがおいしそうだなと思う。
 道頓堀焼というのが、出来ていて、それらしいのだけど、そばが入っているので違うのかなとも思う。

 それは何焼きですか?と聞くと、道頓堀焼にそばをプラスしたものだという。

 そういうことも出来るのか。

 お好み焼きに、そなを入れたモダンが好きで、そういう頼み方が出来たのなら、それにすればよかった。

 美津乃は、イカ、豚、牡蠣、などが入っている。 注文してるのを見ると、小サイズも頼める。

 欲張りなので、小サイズのを二つ頼めば良かった、とか。

 


 久しぶりに食べた、美津乃のお好み焼は美味しいけれど、梅田の「ゆかり」でも結構おいしい。

 美津の焼は、税込みで1600円足らず。かに道楽の「かに定食」のほうが、良かったなあ、なんて。

 すしざんまいの寿司にすれば良かったかもなんて。

 私って、ほんと、食う意地はっている。  

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2014年12月19日

12月大歌舞伎に玉三郎を観に




飛行機の欠便が心配されましたが、関西から東京へは問題なく、少し遅れて、揺れた程度で、羽田に着きました。
 歌舞伎座での12月公演は、玉三郎が出ているので、とても楽しみにしていたのですが、
3階の花道が見えない、側の席での、夜の部。海老蔵の「雷神不動北山桜」の通しなので、
この席で良いかな、と思って安い6000円の席を買ったのです。
昼の部は、玉三郎が、二幕出演するので、18000円の席を買ったのですが。
 舞台から声が上がるので、聞こえにくいかと思って、イヤフォーンを借りたのですが、
問題なく良く聞こえて、歌舞伎座の杮落しで一階席から全く聞こえなかったことへの心配は無用。舞台からの距離も遠くないので、顔も割合良く見えて、オペラグラスもあるので、
 問題なかったのですが、芝居自体が、もう一つで、感動するほどのものではありませんでした。





高いので、身を乗り出すと怖いというのも、お芝居に集中できないこともあったのかもしれませんが。
歌舞伎十八番の「毛抜き」「鳴神」は、何度も見ているので良く知っているのですが、
玉三郎の雲の絶え間姫よりも、以前にみた、七之助のそれのほうが、良かったように思いました。3階の横からなので、花道が見えず、声だけとか、顔も上からしか見えなかったからかもしれませんが。
 ホテルは、歌舞伎座の近くにある、ヴィアインなので、ワインとサラダを買ってすぐにホテルに。風邪気味なので、ワインを飲んで、薬を飲んで、早く寝るようにして、翌日に備えました。
 昼の部は、14列目なので、楽しみにしていました。





何が一番だめかというと、舞台が広すぎて、観客席が遠すぎることです。
 歌舞伎小屋という感じはしません。
南座は、最高の小屋なので、舞台と観客が一緒になって、お芝居を作っている感じがするのですが、東京の歌舞伎座は、大舞台なので、立ち回りや、動きの大胆な荒事には向いているのかもしれませんが、関西の松竹座くらいの大きさで十分ではないかしら。
春秋座の舞台も、猿之助が理想の劇場として作ったもので、割合に小さい舞台で、観客席はどこからも舞台が見えるように、段差があって、とても良い造りです。
 東京では、「明治座」もそれほど大きくなくて良かった。
 昼の部の「幻武蔵」は、玉三郎の演出で、期待していたのですが、これももう一つでした。
後ろの席から聞こえて来た声は
「ああ、だめ。だめだわ。獅童が下手。獅童の演技悪い。」
というのですが、それだけではないと思いました。





獅童は風邪を引いているようで、声が鼻声になっていて、昨夜のような、張りがなく、伸び伸びした演技が出来ていなかった。演出もあまり良くなかった。
最期の舞台は、玉三郎と海老蔵の「二人椀久」という舞踊なので、これを一番の楽しみにしていたのですが、海老蔵の踊りが旨くない。形だけ作ろうとしているのが見え見えで、固くて、玉三郎とあっていない。顔に表情では踊れないのです。
まあ、南座で、昼夜ともに、素晴らしい踊りを見ていたので、見劣りしたのも仕方ないのですが、踊りの舞台としても、二人の舞ですから、広いのは不利。
勘三郎が、この劇場が新しくなるのを楽しみにしていたのですが、以前の舞台は、私は知らないので、なんとも言えませんが、勘九郎と七之助が、大阪の舞台が好きだ、というのもごもっとも。
南座は、歌舞伎役者が好む小屋。
関西が関東に誇って良い舞台です。





演ずる役者と観客の呼吸があって、熱気の感じられるのも、関西の舞台。
東京まで行って、お金も沢山使って、こんなお芝居を観るために。
愛之助が頑張っていたくらい。仁左衛門から、手とり足とりおしえてもらった≪義賢最期」
そっくりの演技でした。この芝居は、浅草公会堂で、1月にも観たのですが。
 
  

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2014年12月11日

南座顔見世、昼の部






今日は、南座,の昼の部を観に行きました。
今日の席は、3階の右側、二番目の席なので、観にくいのを承知の上だったのですが、
舞台が近く、声も良く聞こえるので、この席もまんざら悪くないなあと思います。

新しく張り替えた、檜の香りが席まで漂っています。
 斜めに浅く腰かけて、腰を前かがみにして、身体をひねっているので、身体への負荷が
あります。






 やはり、3階の一番前が見やすくて良いのですが、ネットで昼の部は、売りきれていたのです。
 10時半に始まって、4時前までの4作品を見るのですから、疲れるはずですが、どの作品もとても良かったので、それほど苦にならなくて。とにかくどの作品も充実した演技と内容で、見ごたえのあるものでした。
 最初の出し物は、パスしても良いかなと思っていたのですが、朝早く出かけて良かった。
 扇雀の藤十郎は、憂いのあるりんとしたクールな役処が、扇雀のマスクと身のこなしにぴったりして、はまり役です。
 昔の扇雀は、翫弱に比べて、見劣りしたものですが、東京で中村座に加わってから、芸の幅がぐんと良くなって、今では旨いと感心するほど。
 大阪で、ただ美しいだけの扇雀から、東京で脱皮して、なんでもこなせる太い役者に成長した。今は油の乗り切った時期なのかも。
 相手役の孝太郎も、健気で一途な苦労人肌の女房役がぴったり。





二番目の「新ノ口村」は、梅雀の忠兵衛に秀太郎の梅川、地年老いた父親に、我當。
 しっとりした、重鎮の演技が光る名作に仕上がっていて、雪の白さに溶けるような、静かで美しい舞台だった。
 3番目は、幸四郎が、見事な演技。関東のものは、男芸が主流で、気風と度胸の良い、小気味よいものが多く、落語風の笑いを取るものが多いように思われる。
 居直って言聴かせる場面や、台詞を回して行く「弁天小僧」のような場面もみられて、
面白い特徴があるなあ、と思います。
 18世勘三郎に捧げると番付けに書いてある、
こういうことだったのか、と納得の最後の出し物は、〈仮名手本忠臣蔵の7段))
 由良の助には、仁左衛門。この役は何度も見ているのですが、この芝居の主役は、
勘九郎と七之助で、勘九郎に勘三郎が乗り移って、勘三郎が演技をしてるような錯覚を覚えさせるくらい。
 七之助のお軽との息の合った素晴らしい演技。




一幕だけど、1時間40分にも及ぶ、最も時間の長い芝居で、ほとんどが、勘九郎としtの助の見せ場です。
 今年の南座の顔見世は、本当に見ごたえのある舞台です。
去年は、仁左衛門が欠場で、梅玉が、何度も出ずっぱりだったのですが、今年の、東西合同歌舞伎は、一度だけではものたりない、も一度みたいと思わせる魅力的な舞台です。
  

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2014年08月10日

神戸松竹で、玉三郎の娘道成寺

 
    


 神戸松竹で、この所ずっと歌舞伎映画を上映ししている。
玉三郎と菊之助が、共に同一人人物になって踊る「京鹿子娘二人道成寺」を、最終日に観に行きました。
若くて美しい白拍子に、菊之助の美貌と溌剌とした踊りに、玉三郎の円熟した踊りは勝るとうはいうものの、二人で踊っていると、玉三郎の美貌の衰えが目立つのが今一つという所です。玉三郎が、二人で踊るようになったのは、体力の衰えによるものだと、自身で語っています。娘道成寺は、踊りとしては、1時間以上あるので、体力的にきついものがあります。
それで、菊之助と二人で、同じ人物を踊ることで、玉三郎が休めるよになっているのですが、菊之助よりも、七之助を選んだ方がバランスが取れていて良かったと思えるのです。

 海老蔵よりも、獅童の方が、玉三郎の相手役として落ち着いて観て居られるというのと同じです。
菊之助は負けていないな、と思わせるのですから、さすがの美貌と踊りっぷりです。
 七之助も、玉三郎と南座の舞踊公演で共演していましたが、七之助は若さにかけるし、地味で目立たない顔立ちをしているので、玉三郎を引き立てるのですが、菊之助は、美しいし、華やかさを持っているので、玉三郎の美貌を引き上げるまでにはいかないようです。
お盆を挟んで、「怪談 牡丹燈篭」を上映中。
仁左衛門と玉三郎の共演で、楽しみ。台風も去ったことだし、来週、どこかで観に行きたいとおもっています。
余談になりますが、昨夜、BSで、加藤登紀子を迎えて、谷村新司がホストの番組を見ていたのですが、加藤登紀子の歌がとても旨くなっていて、、引き込まれました。
以前は鼻歌にようで、あまり好きではなかったのですが、シャンソンが特に旨かった。
声にボリウムが出て、感性も豊かになって、彼女のコンサートに行ってみたいと。
歌手は、若い頃よりも、年を重ねるほどに、良くなっていくもの。特にシャンソンなどは、人生を歌う詩だから。
谷村新司の歌も、心に染みとおって、味が出て来て素晴らしい。大阪城ホールで、コンサートに行ったことがあるきりでしたが、今年のツアーに、行ってみたいとも思うほど、素敵な歌いぶりでした。
  

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2014年07月28日

松竹座「七月大歌舞伎」で仁左衛門復活

    
  

 天神祭りの頃が、最も暑いと言われている。
去年、天神祭を観に行って、猛暑の中相当我慢していた。
今年も、36度か、7度と言われていた。
私は午前中、歯科医の予約があって、電車の中では涼しく、梅田のあたりと歩いていると、
お風呂に入っているような、むっとした暑さ。
 4時からは松竹座での歌舞伎を観に行くので、その間、涼を求めて、梅田テアトルの映画館に。
時間合わせで観られる映画は、ママはプリレスラーという、フランスのリードを舞台にしたフランス映画。期待しないで入ったのだけど、結構面白かった。
映画を観ていたので、昼食を食べる時間がなくて、終わってから、サンマルクカフェで、アイスコーヒーとサンドイッチに新発売のパンを買った。
仕事を早引けしてやってくる友人の為に、サンドを半分残し、パンは食べないで、松竹座に。
株主の招待券は、夜の部しか取れなかったのだけど、仁左衛門の「身代座禅」も観たかったので、それはそれで良かった。
 夜の部の、最初の出し物は、沢村藤十郎と翫雀、扇雀の親子共演の「沼津」
この「沼津:は、仁左衛門さんは、孝男だった頃に、お父さんの13代仁左衛門さんとの共演で観たことがあって、親子の情が細やかに表現されていて、名舞台だったので、くっきりと記憶に残っている。
今回は、浄瑠璃、長唄のほうが、心に響いた。元々は、浄瑠璃なので、動きも少ないので、
出演者の台詞は重要な要素になっているので、翫雀はじいさんになっても、元気な性質が前面に出て、声は抑えて聞こえないし、じいさんらしくない。



 藤十郎は若さはないし、肥えすぎているので、ずんぐりの二人の共演で、出し物選択ミスの感が強い。
二番目の「身代座禅」は、勘三郎や菊五郎の関東スタイルのものも観ているけれど、
仁左衛門の右京が最も素晴らしい。
奥方に扮した翫雀も、当たり役で、良かった。ずんぐりして、器量が悪く凄味があって、,ユーモラスな奥方にははまり役。
太郎冠者を演じた、橋之助は、貫録がありすぎて、奥方にも殿さまにも、振り回される頼りなげな若輩ものというイメージからはほど遠い。
 3番目は、落語の小噺から題材を得た、怪談。
夏の風物で清涼を誘う。江戸っ子の菊之助と時蔵が、弟子と師匠といい関係で、お岩さん風の師匠の亡霊に、背筋も凍る思いをさせられるはずなんだけど、落語がもとなので、笑わせる。



身代座禅で、大笑いして、怪談でまた笑って、楽しい舞台でした。
 最後は、孝太郎が女伊達になっての舞踊、ちょっとだけみて途中で帰りました。
関西歌舞伎を盛り上げる会。仁左衛門が出ないと、火が消えたようになってしまう。
後継者としては、今の所、愛之助だけという寂しさ。
  

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2014年06月28日

藤山直美の「母を訪ねて膝栗毛」

  
       


   6月の松竹座は、ひさしぶりに、藤山直美の座長公演で「母を訪ねて膝栗毛」という
お芝居。千秋楽の前日に観てきました。
 
 寺の門前に捨てられた子供達が、焼けて途方にくれる住職の為に、寺を建てる費用を作ることを考えます。
 年長のお福(藤山直美)が、捨てた母親を探して、復習もかねて、、寺の再建に必要な莫大な費用をぼったくろうという計画をたて、忠太郎(獅童)とその妻を伴って、3んで珍道中の旅に出るのです。
 獅童さんが、大活躍で、観客から笑いの渦を引き出して、すっかり藤山直美からお株を奪って、主役は誰だかわからない。
 新派の大御所であるはずの、水谷八重子は太り過ぎで、お相撲さんみたい。
別の場面で、息子を助けにかけてくる時には浅香光代が出てたのね、と間違えた。
  浪人に扮した奥田英二は、田村正だと言われて、すっかりそのもの真似を披露して、笑いを誘っていた。
  会場は大笑いで、一緒に行った友人は、獅童さんってあんなに面白い人だと知らなかった、テレビで強面の役ばかり見ていたから、という。
 獅童さんは、のりにのって、千秋楽も明日に控えているためなのか、自身の楽しみかたも爆発的で凄かった。
本当に舞台で楽しんでいるのが観客にも伝わって来る。
 いつもだったら、幕間に、あわてて、はり重か、すし三昧に走るのだけど、友人と一緒だから、売店で買ったお寿司を、おしゃべりしながら席に座って食べた。
 お芝居は、連れがあるほうが楽しいな、と思う。
幕間もあっとうまに過ぎる。大阪寿司を買ったのだけど、とても美味しかった。
舞台が終わって、可愛らしいインテリアの喫茶店でおしゃばり。






 難波で別れて、私は本町まで店を見ながら歩いた。
大阪の地下鉄は、初乗りが180円に値下がり、本町までは同料金で、次の駅から240円に値上がりした。
 運動もかねて、本町まで歩く。この間に買い物の誘惑が一杯あって、結局は財布のひもがゆるみっぱなしになるのだけど。
ミズノから葉書が来ていて、靴を10パーセント引きなのが、その日までなので、店によって、今履いてるのと同じ靴を買った。ミズノで4Eはこれ一種類。この靴も、7月から値上がりして、16000円くらいになるという知らせ。10パーセント引いてくれるので、靴の下敷きも買った。下敷きは2300円。これも半年くらいしたら、取り換える。
コナミで運動用の下敷きを買っていたのが、最近見なくなっているから。
靴の底を張り替えられるのだけど、その料金は4000円近くかかるとか。張り替えて長く愛用している人もいるようだけど、私は飛行機に乗ると、足がむくんで、靴を履く時に、革がのびて大きくなってしまうので、そう長くは履けない。
友人は素敵なお洋服に、可愛らしい靴を履いてきて、おめかししていた。
 ヒールを履かなくなって久しい。
  

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2014年06月19日

猿之助に、会いたさみたさで彦根まで

  


  
   猿之助に会たさ、みたさで、購入していたチケット、
  彦根まで日帰での歌舞伎鑑賞はやはり疲れます。





帰って来たのは夜中の12時半。ぐったりです。
松竹大歌舞伎の巡業で、猿之助と中車の襲名披露公演が
北から南まで、ずずずーっと続きいているのですが、
14年の前半の公演を、彦根の「ひこね文化プラザ」まで観に行ったの
です。
夜の部なので、日帰りは無理だろうと、ホテルを予約していたのですが、
終演が8時40分で、会館からの臨時バスにまだ空の席があることを知って
ホテルはキャンセルして、その日のうちに帰ることに。
バスは事前の予約制になっていて、200円の負担で乗せてくれるとのこと。
 遅い昼食を彦根で食べるおとにして、彦根についたのは3時20分頃。
城の方に歩いて、ネットで調べておいた、蕎麦屋に。
 以前にも何回か彦根に来ているはずですが、こんなにさびれていなくて、
もっと活気があったような気がします。
 城までは行かずに、お堀端の近くにある蕎麦屋を目指したのですが、
暖簾がかかっている殺風景そうな店の中に入ると、野郎が3人、カウンターだけの
店で、新聞と男ようの雑誌がカウンターに散らばっている。
ざるうどんの大盛りを食べている様子。





この店の前には、「釜揚げうどん」と書いてあって、うどんが美味しいのではないかと
思われた。
でも、私は蕎麦食いなので、ざるそばを注文。少盛りと大があって、会館で夜の弁当を売っているので、少盛りにした。
 卵一個ついてきて、450円という安さ。美味しい蕎麦とは言いがたいけれど、小腹は満足。
 もう一軒は美味しそうな店があったけど、定休日だったので、こちらを選んだのだけど、蕎麦の店はこの2軒しかネットに出てこなかったから。
 4時25分のバスに乗り遅れたらいけないと思い、JRに戻ったものの、どの辺にバスが停まるのかわからない。
 向こうの方に大きな観光バスが停まっているけれど、まさかあれではないだろうと
思っていたら、そうでした。
 歌舞伎の看板を持って、係の人が出て来た。
 名前を聞かれて、中に入る。
25分になっても、出発しない。遅れて来る人を待っている。
 予約者は、総勢10んにも満たない。






前に座っているお年寄りの女性は、「彦根でお芝居が見られるなんて。」と喜んでおられる。
なんでも、東京から彦根に引っ越して来られたとか。それの最近のことで、それまでは東京の歌舞伎座に通っていたそうだ。
「ご贔屓は?」と聞くと
「香川照之さん」だそう。
会場に着くと、早速お弁当を買った。すき焼き弁当は売り切れで、牛めしや鯖寿司、サンドイットなどはあったが、興味をそそられたのは、なごみ弁当、といういろんなものを食べたい人のためのもの。すき焼きがはいってるので、それを買った。
1100円のお弁当は、隣にあるステーキ弁当2500円の次に上等なものだった。
立派な大ホールで、段差があり、見やすい劇場だ。






 私の席は8番目で、前が通路になっているので、とても良い席だ。
地方公演なので、値段も7000円という手頃なもの。
 演目は「太閤三番叟」襲名披露の「口上」最期が「一本刀土俵入り」だった。
 太閤三番叟で、市川右近の舞踊が旨かった。
 笑三郎と笑矢が最初に出て来て、お能の舞のように動きのない舞い方をするのだけど、笑三郎はまだしも、笑矢の踊りが全然だめ。
 それだから余計に、後で出て来た右近の踊りが素晴らしかった。
振りを猿之助から学んでいるのだろうが、旨くなったなあ、と感心した。
 先日の、松竹座でも、右近が演じた、仏師はなかなか見ごたえのある演技だった。
右近も、スーパー歌舞伎で育った人で、声色と台詞回しが、猿翁さんに生き写しなのが
嫌いだったけれど、脱皮してきたのではなかと思われる。





「口上」の案内役は、秀太郎さんが務めた。早口で、何を言っているのかが聞き取れない所もあったが、本人の力は凄く入っていて、丁寧で長い紹介だった。
 何度も見ている、襲名披露の緞帳だけど、彦根の人達は、初めての人も多くて、前の方に来て、盛んにカメラに。記念撮影している若いカップル。
福山雅治が書いたものなので、感激しているよう。
中車というよりも、香川輝之が見たくてやってきた人も多そうで、今回の巡業では、

「一本刀土俵入り」の主役の駒形茂兵衛を演じている。
相手役のお蔦に、猿之助が。
口上で、猿之助が、「一本刀土俵入り」の作者である長谷川伸が、猿之助の祖父母の仲人でもあり、深い綱がある人で、澤瀉屋にとって、長谷川伸の芝居は、とりわけ大切なものだとの説明をしていた。
 女型の猿之助は、久しぶりだけど、この小蔦は、猿之助が子供の頃に、すっかり、雀右衛門から芝雀へと受け継がれた名演技をすべて自分のものにした、素晴らしい演技を見せてくれている。
 駒形茂兵衛役の、中車も、歌舞伎での身のこなしには、苦労しているけれど、新派でも、上演されることの多い、お芝居を主にしたものになると、役者の本領を発揮できる。
けれど、軽すぎるのです。それに身体が向いていない。力の強い相撲やくですから。
 最期の台詞は、涙を誘うはずなんですが。


以下引用。
 その茂兵衛が幕切れでいうセリフは、観客の涙を誘います。
「お行きなさんせ、早いところで、・・・仲よく丈夫でおくらしなさんせ。・・・お蔦さん、棒切れを振り廻してする茂兵衛のこれが、十年前に、櫛かんざし、巾着(きんちゃく)ぐるみ、意見をもらった姐さんに、せめて見て貰う駒形の、しがねえ姿の、土俵入りでござんす。」
 まさに聞きどころです。

ここの台詞が、涙を誘うほどではなかった。
この芝居の初演は、芝雀の父親である、雀右衛門、その際の茂兵衛は吉右衛門だった
のですが、現吉右衛門もこの役を大事にして演じています。
 吉右衛門には、とうてい歯もたたない。身体が細くて貧弱だし、この役はミスキャストだったようです。




このお芝居を、猿之助の小蔦で、吉右衛門の駒形茂兵衛で観たいものです。

帰りにも予約していたバスに200円払って乗り込んだのですが、市バスが、会館の前に来て、それからすぐに出て行きました。
市バスで帰ったら、最寄りの駅から最終のバスに乗れるのだけど、終演時間に間に合わないと思っていたのです。
残念。




私の乗っているバスは、予約した人を待って、15分後の出発なので、新快速は次の電車になってしまうのです。
彦根の駅で20分ほど待って、9時39分発の電車で帰らねばならなかったのです。
そういうわけで、夜中に帰るはめになり、タクシーも使わねばならなかったのです。
疲れました。明日は楽しみの「南座」での玉三郎舞踊公演があります。
 予定に向けて、いつも走っている感じがします。
  

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2014年06月12日

玉三郎「特別舞踊公演」南座

 
  
   

 南座で今日、12日まで公演中の、玉三郎特別舞踊公演を観てきました。
新作組踊「聞得大君誕生」と創作舞踊「蓬莱島」の二作品です。
 私の席は、前から2番目で、舞台はすぐ前に迫っています。
 舞台が上がると、奥に地謡と呼ばれる、楽曲の演奏と歌い手がずらっと並んで
座っています。
 琉球言葉は、両端に訳が出ているので、そちらを見ながら前の舞台を交互に見ながら
なので、あまり前よりは、10番目くらいが見やすかったよう。
首の悪い私に取って、しまったことです。舞台が上にあって、首に負担がかかるし、横に向けたり前に向けたりで、今朝は首が痛くて。
右腕が痛くて、これは首のせいなのです。テンプレートも効果ないのでは、と思うと、我慢しているのが余計におっくう。



 組踊は、琉球舞踊で、玉三郎にとっては、異質の舞踊のようですが、その難しさが
わかるような、琉球舞踊のきめの細かい手の動きや様式美を、目の当たりに見ました。
 能と歌舞伎とオペラとの融合のように思われますし、中国の「昆劇」にも共通したものがあり、玉三郎が、強く惹かれて行った理由がわかるよう。
 それはすなわち、泉鏡花の世界にも通じているように思います。
 玉三郎の美しさは、儚さを秘めた底深い神秘性にあると思うのですが、それが、この琉球の舞踊と美しいソプラノに近い透明な声と抑揚による台詞)(歌うように語る)にぴったりと寄り添って表現性を持っている。
 出演者は、ほとんど顔の表情を崩すことなく、能面のようでもあり、歌舞伎役者の白塗りの圧化粧で陶器の人形を思わせるもので、鮮やかな緋色を基調にした紅型の衣装の踊り
を踊るのですから、この世ではなく、自然界の神秘を映し出しています。




 玉三郎はそこに、恥じらいとわずかな笑みを表情に加えて、玉三郎ワールドを創造しています。
 玉三郎を目の前であますことなく見ることが出来て感動をし、その美しさの心がときめいたのですが、二作目の「蓬莱島」では、とても疲れているように見えて心配でした。
最初の「聞得大君誕生」では、そんな感じは全然なくて、いつもの玉三郎よりも、もっと美しくて、恋人役の川満香多さんとの息の合った踊り
が素晴らしい。相手役の人も、踊りがとても旨くて、琉球舞踊のむつかしさ見せつける。
 二作目の「蓬莱島」では、雨風に打たれ、闇の大王によって壊滅状態の草木や花を、恵みの水を注いで,i生き返らせる、恵みの女神役で、
ほとんど動きのないものでしたが、
 奥に座って、花や木の精たちの踊りを見ている時に、鼻をすすっているので、風邪を引かれたのか、と思うのですが、声は張りがあって、美しく高い声が出ています。その後も、鼻をすすっているのが見えて。
 顔もすごく疲れているようで、他の出演者達のみなぎるエネルギーの圧倒されて、玉三郎のオウラが消えていて、痩せられたよう。
 舞台が終わって出て来ると、宝塚の男役スターがフアンに取り囲まれています。






 厚かましい男の人が、彼女の後ろに回って、「、一緒に写真を撮らせてください。」というや、手に持ってたカメラを伸ばして、シャッターをぴしゃり。
 他の人達もカメラを向けてあからさまに撮っているので、私も失礼。
 親子で宝塚フアンの人の為に、一枚。

 先日からおかしいなあ、と思いかけていた首、やられました。
 首が回らないとはこのこと。とほほ。
 
 
  

Posted by アッチャン at 07:46Comments(0)演劇