2006年12月01日

ブロードウェイ、ミュージカル




ブロードウェイの夜が始まろうとしている。まだ、ミュージカルを見る人々が、繰り出すには早い時間。
もう少しすると、どの劇場の前にも、会場に入るのを待つ人々でごったがえす。おびただしい数の広告とネオンが、お洒落で、かこよくて、どこにシャッターを向けても、被写体は完璧な準備をしている。やきぐりを売る屋、ホットドッグとピーナツを売る屋台、カフェで観劇前の、軽いメニュー(エクスプレスメニュー)を食べて時間をつぶす客、夜のブロードウェイ。


昼間のブロードウェイは、普段着の町の顔、
忙しく職場にむかう人、携帯電話をかけながら
急ぎ足で、通り過ぎて行く
タイムススクエアーの半額券売り場に並ぶ人達は
夜の疲れが、残っている。ブロードウェイは
お化粧を落とした踊り子のよう



レ、ミゼラブルが、11月9日から、6ヶ月の期限付きで、再演。木曜日はオープニングで、良い席はもうなかった。前日の水曜のマチネーの券を買った。ミュージカルが終わって、あたりは暗くなっていたが、朝からの雨はそのまま。素晴らしいの一言しか浮かばない、感激と興奮をひきずったまま、雨の中に。ずっと見たかったミュージカル、もうとっくにブロードウェイからで見られなくなっていた作品、
なんという幸運、不思議の糸に導かれて、来たのかしら。「レ、ミゼラブル」の看板を、ブロードウェイで偶然に見かけたから、案内所でミュージカルのパンフレットを探したら、なかった。アメリカの情報誌で、見つけた。オープニングの前日の舞台、出演者全員が、素晴らしい歌声とパーフェクトな演技。  

Posted by アッチャン at 02:38Comments(0)art