2006年12月19日

銀杏並木


  

 なぜでしょう。いちょう並木が好きです
 金色に染まった 落ち葉の地面を
 ふみしめながら 歩くのが
 なぜでしょう こころが染まるくらい
 好きです

 美術館までの 長い道
 黄色い落ち葉が 踊りながら
 秋を招いていましたね

 美術の森を取り囲む
 銀杏並木の絨毯が
 なぜでしょう 心が染まるくらい
 好きです


  

Posted by アッチャン at 17:55Comments(0)

2006年12月15日

セザンヌからピカソまで

   

ニューヨークのメトロポリタンミュージアムでは、2007年1月7日まで、「セザンヌからピカソまで」という特別展が催されている。
 Ambroise Vollard(1866-1939)が、29歳で、パリのアートディーラーとして、セザンヌの初めての個展を開いて以来、ボナール、セザンヌ、ドガ、デュラン、ゴウギャン、ヴァン・ゴッホ、マイヨール、マチス、ピカソ、ルドン、ルノワール、ルソー、など、彼の手を通った作品を、その絵の経緯を説明しながら、展示しています。
 ゴッホの死後、この画商の元に、弟テオの妻が、個展の為に絵を持ち込んできたが、画商は、その才能を買わなかった事を後悔している。回顧展後、作品を送り返したとか。著名な画家達の作品を、画商が買い上げた値段や、それを、人に売った値段なども、記入されていて、その時代の、画家達の日常もかいま見る事が出来る。
ピカソは、他の画家の収集を随分しているが、彼が師と仰いだのは、セザンヌだけだった。セザンヌから、ピカソが学んでいった、絵なども、セザンヌの絵を並べて展示してあるので、おもしろい。
 Vollard の自画像を、セザンヌやルノアール、ボナール、ピカソなどが描いているのを見るのも興味深い。
ルノワールは画商に、闘牛のマタドールの服装をさせて描いている。
画商はそれが、一番のお気に入りで、ほとんどの絵を売ったが、その絵は手放せなかった。
 ルノワールの晩年のビデオが、常時流されていて、画商と絵の話をするルノアールが映し出されている。お正月の旅行に、ニューヨークに行かれる方は、メトロポリタンを訪れてみれば?

   

Posted by アッチャン at 13:53Comments(0)旅行

2006年12月14日

丹波篠山 潯陽楼

      


昨年のお正月を丹波篠山の潯陽楼という、割烹旅館で迎えました。お正月は、母と二人なので、おせち料理は作らずに、大晦日から旅館かホテルに泊まるようにしています。予約が空いていたこの旅館に決めたのは、ボタン鍋を食べてみたいという理由からと、お正月料金にしては安かったから。前日からの大雪で、丹波篠山駅につくと、雪が積もっていました。出かけた時には、もう暗くて車窓からはわからなかったのですが。
 旅館は、丹波篠山の中心地にあり、ご家族で切り盛りしてらっしゃって、娘さんも動員して働いてらっしゃいました。玄関には、娘さん3人の羽子板が飾ってあり、家庭的な雰囲気でした。
 小さな旅館なので、部屋数は少ない分、暖かなもてなしです。ボタン鍋は、この旅館の自慢の料理で、秘伝のみそを使っているとか。
 除夜の鐘が終わる頃、近くの春日神社で、新年を迎える薪能があるということを、旅館の方から伺いました。旅館のご主人も、手伝いに行かれるとか。御神酒と、甘酒のふるまいのお手伝いに。
 薪能に魅せられて、8年間も毎年、東京から泊まりに来ているという一人旅の女性。他の泊まり客も、例年やってくる常連さんが多いとか。、
 母は、雪ですべったらいやだから、と行かなかったので、私一人、出かけました。神社の前に、作られた能舞台で、「翁」という能が。雪の積もった境内の能舞台を見る人達は、振舞酒を飲みながら鑑賞しています。お賽銭をくるんだ白い紙包みが、ちゃりんという音を立てて、能の舞台に投げ入れられます。能舞台に目をやりながら、神社のお参りに並ぶ人達。シンシンと、澄み切った空気の冷たさ
と、薪の灯りの暖かさ、厳かな能の奉納舞台、本当にお正月を迎えたという雰囲気を味わいました。翌朝は、おとそから始まって、おせち料理を出していただきました。素晴らしいおせちで、食後には、暖かいコーヒーも。
 翌朝、母を伴って、春日神社にお参りして帰りました。
今年のお正月も、予約を入れていたのですが、去年の暮れに母が、
「体調が悪いのでキャンセルし手ほしい」と言われて旅館にキャンセルのお電話をかけました。暮れも押し迫り、病院の診療も終わった29日に母は倒れて、そのまま緊急入院、2週間絶食でしたから、今年はお正月もなし、病院で過ごす毎日でした。来年のお正月、と言っても、もうすぐそこまで来ています。
母も元気になり、来年のお正月は、丹波で、母に薪能を見せてあげようと、潯陽楼に
予約を入れています。来年も雪が降るでしょうか。  

Posted by アッチャン at 12:59Comments(0)旅のグルメ

2006年12月13日

長浜



「巧妙が辻」先週で終わりましたね。長浜で、「巧妙が辻」展が開催されていた時に行きました。抹茶のアイスリームが美味しい夏でした。あいにく、長浜に行くと、必ず立ち寄る「長浜地ビール」のレストランは、休館日で行けませんでした。長浜エールが美味しいです。

 長浜の人達は、お花が大好きで、それぞれのお家の前には、趣向を凝らしたお花を咲かせています。




人通りの多い、観光向けの通りをさけて、この町の人々が普通に暮らす通りをぶらぶら散歩するのもいいですよ。



泊まるのは、琵琶湖に面した、長浜ロイヤルホテルがいいですよ。朝食付きで、6500円くらいから泊まれます。露天風呂のついた、温泉付きのホテルで、広くて気持ちのいいホテルです。朝のバイキングの種類も豊富、夕食付きもありますが、ホテルから歩いて5分くらいで、長浜地ビール、浪漫館に行けますので、温泉に使った後の地ビールの味は最高ですよ。



朝の散歩は、海辺と長浜城のある公園がホテルの目の前に。



 竹島めぐりや、いろんな楽しみが一杯で、美味しくて、地ビールがあって、見る物も沢山あって、
何度行っても、満足させてくれる町、近いのに、旅情を満喫させてくれる町。  

Posted by アッチャン at 16:02Comments(0)旅行

2006年12月12日

行ってみたい 

 http://shioya.shokokai-tochigi.or.jp/tokusyu/waki/waki.htm

 和気史郎画伯の実家の石倉をギャラリーにした美術館に行ってみたい。和気先生が、大阪の現代美術館で、展覧会を開催された時に、伺ったのがきっかけで、母は、絵画を何点か買わせてもらった。帝塚山のアトリエにも招いてくださった。先生がアルコール中毒で入院されていた時に、診てもらったお医者さんの家の二階がアトリエになっていて、炭火の囲炉裏を囲む広い部屋で、ろうそくの火を灯りにして描いていらっしゃるとか。
「夜中にぶつぶつ言うんですよ。ここを描き直してほしいとか。」と真剣なまなざしで話しておられた。
お医者さんから、奥様になられた方は、観世流の親戚とか。ミンクの毛皮を着た放漫な女性の絵は、奥様がモデル。アルコールを禁止されているので、紅茶に少し落とすだけ、と奥様にねだっておられた。
 銀座の和光で展覧会に出す前に、母は気に入ったのを分けていただいた。母にプレゼントの絵をくださって、
「いつでも遊びに来てください。一日中、一人で、絵を描いているので、退屈ですから。」
その時が、お元気なお姿でお会いした最後になってしまった。
天王寺のお寺でお葬式があり、棺には使っていた絵の具や、筆、本などが収められていた。
 「あの人に、裏切られました。」と奥様はおっしゃった。和気史郎を世に出す事に情熱を注いで来られた奥様、早すぎた死を、そういう言葉で表現されていたのだろう。

中国の船上で、現れる景色を、何枚も何枚も描き続ける様子を、同行した写真家からうかがった。
クレパス画などは、移りゆく風景を、一瞬の内に捉えて、すばやく描かれるとか。ベニスの夜の海に浮かぶゴンドラのある風景を描いたパステル画を、母はアパートの玄関口にかけていたが、神戸の震災で、大きく裂けて破れてしまったまま。ドイツのローテンブルグの小さなパステル画は無事だった。父が気にいるだろうから、と言って買った、ミンクの毛皮をまとった、裸婦の絵を、父は見ることなく亡くなった。和気先生の油絵は木枠で梱包したまま、以前に住んでいた場所に眠っている。
母がまだ、足腰の丈夫な内に、 一度、是非、ご実家の美術館をたずねてみたいと思っている。

http://www.bea.hi-ho.ne.jp/furukawa-ele/sub6-4.htm

和気先生について、書いていらっしゃる方のホームページを、添付させていただきました。  

Posted by アッチャン at 18:21Comments(0)art

2006年12月12日

 美浜


暮れなずむ

湖をひとりじめにした旅館がある。美浜の縄文博物館と湖を挟んで反対側に位置する所、湖に面した小さな旅館は、国立自然公園の中にあるただ一つの旅館なので、湖の景観を遮るものがない。
勿論、天然温泉だ。露天風呂から、湖を一望できる。割烹旅館だから、お料理も会席で、一品ずつ順番に運ばれてくる。 
 朝の景観


 敦賀から、美浜、小浜には、沢山見所もあります。美浜は、新鮮なお魚と、美味しいものが一杯。
 旅館の名前?は、探してみてくださいね。 
   

Posted by アッチャン at 03:22Comments(0)旅のグルメ

2006年12月12日

メイン州、ポートランド



ポートランドというと、西海岸のオレゴン州ポートランドが知られているが、メイン州のポートランドは、東海岸、ボストンの北にあり、最近は、やっと都市らしくなったが、以前は田舎町で、ニューヨークから
飛行機に乗り込む人達の顔色が赤みを帯びて、りんごっこのよう、服装も、田舎風の人が多かった。
産業といえば、ウニと、ロブスターなどの、漁業と、長い冬を雪に閉じこめられて過ごしながら、作る手工芸アートの品々。
海岸通りにあるオイスターバーでたむろしている、地元の人達も、昔は、やぼったい、という雰囲気だった。

 
ホテルと言えば、ホリデー・インが、一番大きなホテルだったが、最近では、海岸通に、新しいホテルも出来た。レストランも多くなり、海岸に面したコンドミニアムも、ニューヨークのお金持ちのセカンドハウスとして、高級化している。
  日本の旅行会社のパンフレットは、地の利も悪かったので、せいぜいボストン止まりだけれど、
松阪が、レッドソックスに入れば、野球の観戦をかねて、ボストンに行く人も多くなるだろう。
 ニューイングランドの、本当の良さは、メイン州やニューハンプシャー州に行かないと味わえない。ボストンで、レンタカーを借りて、足を伸ばしてはいかが。メイン州のポートランドは、手作りのアートや、工芸品、手工芸などの、可愛いお店も、オールドポートに並んでいる。ボストンから、車で2時間、自然の美しい景色も。  

Posted by アッチャン at 00:49Comments(0)

2006年12月10日

ロックポートのロブスター

 

 ロックポートは、靴の名前で知られてるでしょ。私が履く靴は、ロックポート。メインのアウトレットで買っている。ロックポートは、ボストンから1時間かからないで行ける、夏の観光地。海辺に面している。
息子も私も、大のロブスター好き。息子が、メイン州の、ポートランドにいたので、行くと、ロブスターを食べに行っていた。メイン州は、ロブスターの産地なので、値段も安いが、ボストンでは、高くなる。
「ニューヨークからメインまで、ロブスターを食べにやってきた、」という車のコマーシャルがテレビで流れていたでしょ。

レッドロブスター(日本にも進出してたけrっど、、、)という大衆的で安価にロブスターを食べさせるレストランでも、メインロブスターとなると、パウンドで、マーケット価額、1,5パウンドぐらいになると、34ドルくらいする。息子は、ポートランドの港にある小さな魚屋さんで、生のロブスターを4匹18ドルくらいで買って、大鍋でスチームして食べさせてくれた。ロブスターは、ボイルするよりもスチームの方が
より美味しくなるらしい。
 ボストンに来てから、息子は、ロックポートに、ロブスターを、安く食べさせてくれる店を見つけて、
その店主とも、フレンドリーな関係が出来た。ロブスターが食べたくなると、ロックポートに行く。
 
そこは、ロブスターの卸屋さんでもあり、レストランに卸している。店の裏側の庭で、リブロブスターを選んで、ボイルしてくれる。3人で、お腹一杯食べて、35ドルくらい。ビールを持ち込んで、残ったら、
店主に飲んでもらっている。
 ニューヨークに来てからは、遠くなったので、行く機会が少なくなった。今は、車がないので、息子はボストンまで、チャイナバス(ボストンとニューヨークを、往復30ドルで往復している、安価なバス)で行って、
そこからアウトレットに買い物をかねて、車を借りて行く時に、ロックポートに寄って、ロブスターを食べに行くとか。ボストンから遊びに来る、息子の友人達も、このバスを利用してやってくる。
 チャイナバスは、安いけれど、トイレがものすごく汚いというので、他の事なら我慢出来るけれど、トイレが汚れているのはだめ。私は乗ったことがない。だから、ロックポートのロブスターは、遠い憧れになってしまった。
 ロブスターを、溶かしバターにつけて食べる味は最高。1,5パウンドぐらいが、一番美味しい。  

Posted by アッチャン at 13:24Comments(0)旅のグルメ

2006年12月03日

ウィンター・ソング



 久しく買ったことのなかった映画のパンフレットを買ってしまった。以前は、心に残る映画は、パンフレットを買っていたけれど、最近は買わなくなった。ウィンターソングは、久々に出会った、素晴らしい作品だと私は思う。期待していなかった偶然の出会いで、より感動したのかしら。全くの予備知識なしに入ったら、ミュージカル仕立ての映画だった。



雪の上海、バスの中に、天使がいる。
「人生は映画そのもの。人はみな映画の主役。。。。。。私はカットされた多くのシーンを集めている。
カットされたシーンを、また必要になった時に戻してあげるために。今も、あるシーンを戻すためにここに来た。」
ミュージカルシーンの中の、女は、記憶を喪失して、サーカスの空中ブランコ乗り。彼女を探してやってきた青年と、彼女を操るサーカス団の団長、彼らを演ずる3人には、カットされた、実際の過去の物語がある。劇中劇の中にしか、現れてこない、二人の恋物語が。その愛が、ミュージカルを演じる二人の心を通じて、蘇って行く。
10年前に、凍てつく北京で巡りあった、貧しく若い恋、男は思い続け、女は、男を捨て、過去を捨てて、女優として活躍している。彼女は、彼の友人だった監督の今は女。10年思い続けた彼も香港の映画俳優になり、監督のミュージカル映画に出演するために上海にやってきた。映画は、過去の恋の経過と、劇中劇の3人の物語との、二重仕立てで展開していく。
 ムーランルージュを思わせる作品、と評する人がいるが、私は、「オペラ座の怪人」の中の、怪人の切ない恋心を歌った歌が聞こえてくるようだった。



ジャッキー・チュン(Nie Wen)の歌が素晴らしく、彼が演じる監督が、自ら劇中劇のサーカス団の団長が、まさにオペラ座の怪人を思い起こさせる。
金城武(リン・ジェントン)が恋人役に、「小さな中国のお針子」のジョウ・シュンが、女優(スン・ナー)を演じている。チャングムの恋人を演じたチ・ジニが天使の役で、時々、いろんな役になって出てくる。なんとなくチ・ジニに似ている、と思って見ていたら、やはり。



オペラ座の怪人を、ニューヨークで見て、ものすごく感激していたから、それがどうしても乗り移っているのかも。「ラブ・ソング」のピーター・チェン監督が、9年ぶりに手がけた作品とか。新しいスタイルのミュージカル映画。出演者の歌も、演技も素晴らしかった。映像のシーンの美しさ。一押しの作品です。  

Posted by アッチャン at 15:57Comments(0)映画

2006年12月01日

ブロードウェイ、ミュージカル




ブロードウェイの夜が始まろうとしている。まだ、ミュージカルを見る人々が、繰り出すには早い時間。
もう少しすると、どの劇場の前にも、会場に入るのを待つ人々でごったがえす。おびただしい数の広告とネオンが、お洒落で、かこよくて、どこにシャッターを向けても、被写体は完璧な準備をしている。やきぐりを売る屋、ホットドッグとピーナツを売る屋台、カフェで観劇前の、軽いメニュー(エクスプレスメニュー)を食べて時間をつぶす客、夜のブロードウェイ。


昼間のブロードウェイは、普段着の町の顔、
忙しく職場にむかう人、携帯電話をかけながら
急ぎ足で、通り過ぎて行く
タイムススクエアーの半額券売り場に並ぶ人達は
夜の疲れが、残っている。ブロードウェイは
お化粧を落とした踊り子のよう



レ、ミゼラブルが、11月9日から、6ヶ月の期限付きで、再演。木曜日はオープニングで、良い席はもうなかった。前日の水曜のマチネーの券を買った。ミュージカルが終わって、あたりは暗くなっていたが、朝からの雨はそのまま。素晴らしいの一言しか浮かばない、感激と興奮をひきずったまま、雨の中に。ずっと見たかったミュージカル、もうとっくにブロードウェイからで見られなくなっていた作品、
なんという幸運、不思議の糸に導かれて、来たのかしら。「レ、ミゼラブル」の看板を、ブロードウェイで偶然に見かけたから、案内所でミュージカルのパンフレットを探したら、なかった。アメリカの情報誌で、見つけた。オープニングの前日の舞台、出演者全員が、素晴らしい歌声とパーフェクトな演技。  

Posted by アッチャン at 02:38Comments(0)art