2007年03月14日

チケット




  リヨン駅に、マルセイユ行きのチケットを取りに行った。インターネットの入れたクレジットカードと、
予約番号を渡して、チケットをもらった。パスポートもい 
らなかった。チケットの自動券売り場でも、チケットを取れると書いていったが、不安なので、窓口に行った。帰りに、しばらく券の自動機械で
遊びながら、マルセイユ行きを、同じ工程で、いくらなのかを調べると、456ユーロという金額を提示する。私のチケットは、保険をかけて、150ユーロで、3倍の値段だ。昨夜、苦労して、買ったかいがあった。 こんなに差があって、これが当たり前と思っているのは、不思議な気がする。
 ドイツ鉄道で、5人まで同じ料金で乗れるチケットがあった。一人でも同じ料金。ドイツカードを買っていると、いつも半額になるとか。
 飛行機のチケットも、エールフランスのキャンペーンで、パリからニースまで25ユーロくらいで売っていたそうだ。

 日本は、金持ちにも平等という意識が強いが、パリは貧しい人を擁護するように出来ている。日本は、パリに比べて、老人に対する配慮はなされている。フランスでは、お金のない人は医療は無料で手厚い治療をしてくれる。癌に対する高額な治療も無料だとか。老人とか若い人とかの区別はない。
 パリは、今、選挙の話題が、テレビを賑わせている。物価が高くなり、日常の生活物質の高騰で
1ユーロが1フランと間違えるほど高い、とぼやく市民。家の値段が、この2年で3倍になったが、
左派勢力が、台頭してきているので、今度の選挙で、政権が左派に移ると、物価は下がるようになるだろう、と言われている。
 中国でも、貧富の差が激しくなるのは、望ましい事ではないから、修正する、というメッセージが出ただけで、株価は急落した。フランスが方向転換すれば、ヨーロッパの拡大路線も影響を受けて、株価も、投資信託も下落するだろう。ちなみに、以前でも、日本よりも高かったガソリンだけれど、1リットル180円くらいだとか。
   

Posted by アッチャン at 02:51Comments(0)旅行

2007年03月14日

TGV






マルセイユ行きの切符を買いに、HISに行くと、そこは別の会社になっている。パレロワイヤルの噴水の前に、以前はあった。近くにミューという会社がある。4人の女の子達が、地図をもらいに入っていく所だった。私も吸い込まれるように中に入る。受付で、マルセイユに行きたいのだが、というと、まず、手数料をいただきますど、と言って、あちらです、と男の人の方に手で示した。
 係りの男の人は、マルセイユは、治安が悪いですよ、と念を押してから、安くても、一人150ユーロはかかります、と言った。それに手数料ってどのくらいになるのだろう、私はためらって、じゃ聞いてから又きます、と言ってその店を出た。



 ポンピドーセンターで、インターネットをするので、ピラミッドまで歩いた。ピラミッドには、ジュンク堂の本屋さんがある。パレロワイヤルから、オペラ座を見ながら歩いていると、人も少ないせいか、
それとも、この辺りはとても治安が悪くなった、と聞いているからか、寂れているように感じる。月曜だからだろうか。本屋に入ると、客は一人か二人、地下はほとんど漫画本で占めている。ざっとのぞいて、インタネットのプリペイドカードがないかを調べたが、テレカードしかなかった。
 地下鉄でシャトレに行くと、国鉄のブティックがある。そこに、2人で40ユーロから、というポスターを見つけて、中に入る。順番待ちの人が7人くらいいる。ポスターには、1週間前までの購入と書いている。すると、月曜日からでないとこの値段では買えない。番が来て、調べてもらうと、朝6時半か、夕方6時半なら40ユーロであります、と。え、そんなに早く、と言っている内に、もうなくなりました。80ユーロなら、買えます、というので、じゃ、考えます、と再び外に出た。
 ポンピドーセンターの中に入って、我慢していたトイレに駆け込んだ。それから走るように、空いているベンチに座る。




 インターネットの番号をもらって、接続した。ブログを書き込み、写真を入れている間に、インターネットの接続が切れる。検索していても、なかなか、そこに届かない。と思うと、又、切れている。
こんなことばかりで時間がどんどん経っていく。あとで聞くと、パリのインターネットはそうなのだと。
 それでも、なんとか、SNCF(フランス国鉄)のホームページで、月曜日のマルセイユ行き、8時20分の早い時間だけれど、二人で70ユーロの特別料金で予約が取れた。しかも一等の料金だから、申し分なし。フランスバカンスを買って、二人で同行というのを買っても、最低の3日間で、
二等の値段で一人20000円くらいするのでは?TGVは予約料金が別途少しかかると思う。
 飛行機でも、エールフランスで、二人でホテルつき、土日かけて300ユーロくらいであった。
オルセー空港まで時間もかかるし、飛行機の場合は、荷物のチェックとか時間がかかるから、1時間半前に行かないといけないから、国鉄で3時間の方が便利だと考えた。
 鉄道のチケットを正規で買うと、パリーマルセイユ間が88ユーロ(二等)、とガイドブックに書いている。
いくらでも、安く手に入れる方法があるので、計画的に前もって購入するのが望ましい。
    

Posted by アッチャン at 02:46Comments(0)旅行