2007年05月01日

鰹のタタキ




 鰹のタタキ、以前はあまり好きではなかった。土佐に行ったことがある。友人が、「黒尊」という店を教えてくれた。ホテルで、場所をコピーしてもらって、探し歩くと、細い路地裏の奥に、その店はあった。 カウンターの周りに、10人も座れば満席になる。時間が早かったので、7時までなら、ということで座らせてもらった。カップルが隣に。有名人が訪れるらしく、写真が沢山貼ってある。
「どうして、こんな場所を知ったのですか。?」と聞かれて、友人に教えてもらったと言うと、口コミでないと来ない場所だから、と。
 ここで出してもらった鰹のタタキは、タタキ一本まるごと切ってあり、とても食べられないと思ったのに、ぺろっと平らげてしまった。戻り鰹も美味しいのだそう、初めて、鰹が美味しいのだということを知った。他にも新鮮な魚が揃っている。どれも豪快に出してくれるので、一人では、と思ったら、カップルには、私の倍の魚が出ている。料も質も半端じゃない。
もういちど、行きたいと思うけれど、土佐は、やはり遠い。それ以来、私は、「黒尊」のタタキを思い出しつつ、土佐料理の「司」のタタキを食べるようになった。梅田の27番街グランドビルの「司」は、人気店で、いつも混み合っている。夕方になると、サラリーマンでいつも満席、それだけに、魚は新鮮だ。毎日午後3時に土佐からの直行便で入ってくる。

 28階、窓からの景色

「司」はチェーン店を全国に展開しているが、店によって違いがある。夕方からは、店内が騒然としている。私が行くのは、たいてい昼食時、日替わりお楽しみ定食(1,260円)はタタキか、魚の造りかを選べる。茶碗蒸し、煮物に、日替わりの1品がつく盛りだくさんな定食。 タタキ定食(1200円)も


黒尊 (くろそん) 
高知市本町3-4-13
088-873-2624   

Posted by アッチャン at 15:17Comments(0)旅のグルメ