2009年02月12日

地球は子孫からの預かりもの

  生ガキ

 テレビをつけて、初めて、休日だと知るのだから、ひどいものだ。コナミは7時終業。5時に入ると、沢山の人。休日にこれほど沢山の人がいることは初めてだ。サッカーの試合が7時からあるからなのかしら。帰り自宅の若い人が多かった。
 私の運動は、プールで歩くいだけなのだけど、来ると肩こりが楽になるような気がする。お風呂につかると、凝っている部分に響いて,ほぐれるような感じがする。神経がきるいのか、歯医者に行っても、「もう少し楽に。」とどの医者にも言われる。触れられる前から、何をされるのかびくびくで、痛みさえも感じるくらいだから。
 今日は息子が3日間だけ帰って来るので、久しぶりに冷蔵庫の整理をした。何でも捨てられない私だけど、友人が、引っ越しすることを決めて、随分捨てたということを聞き、私も、そろそろ整理しなくては、と思い始めた。広い部屋から、便利で、コンパクトな場所と空間に移るそうだ。




 引っ越しは、体力と決断力が必要だ。いつだったから、服飾関係の友人が、箪笥の中で2シーズン着ない服は処分した方が良い、と言っていた。手を通すことはないから、と。そういう人達は、流行に敏感で、スタイリストだ。私のように何を着ていても平気な人間は、自分の好みというのがわからない。安かったのよ、で買い、もったいないから、といつまでも持っている。箪笥は溢れ、物入れは増えていくばかり。引越しの度に、場所がいるようになっている。結婚した当初は、9坪の文化住宅に所狭し、家具だらけ、田舎に16坪のプレハブを建て、その次には、20坪の建売住宅の借家住まい、今の家は30坪の建売住宅、震災後潰れて、最低予算でに建て替えたが、広さは同じくらい。坂道が多く、膝の悪い人にはきつい場所、車がないと不便なので、高齢化が進み、余裕のある人は駅前のマンションにセカンドハウスを買い、ない人は、売ってマンションに引っ越していく人もいる。近くに、車いすの家族がいる家がある。デイセンターからお迎えが来ると、階段に板を引き、家族が付き添って、なんとか車に移動しているのを見たことがある。そこは坂道の下った場所なので、階段は2,3段。堀込みのガレージのある家は、どうしているのかしら。2所帯で住んでいる家もある。逆に一人住まいの人もいる。私もいずれ考えないといけない。体力のあるうちに、どこかに引っ越さないといけない。そのために、今から身の回りをシンプルにしておく必要がある。

吉田賢治画

 そう思い、勇気を出して、まず、冷蔵庫の中のものを捨てにかかった。消費期限というのは捨てやすいけど、賞味期限というのは、食べられるわけだから捨てにくい。整理して、冷蔵庫がすっきりすると、気分もすっきりした。
 コナミからの帰り道、いつもはスーパーにより、売れ残りの寿司、総菜などを買い、ついでの目についたものを買い込むのだが、寄らずに帰った。炊き込みご飯を炊いているからだ。昨年の12月までの賞味期限だった。
 夕食を済ませ、サッカーを見るつもりでテレビの前に座ったが、別番組で、倉元聡が出ていた。対談で、質問された、若いタレントが、必需品にあげた品々は、都会に住むフリーターなどとほぼ変わらない。テレビ、携帯、車など。




富良野の自律塾にいる若者達に、同じ質問をすれば、
水、火、道具、だった。自然と人間との生存関係を、図りを使って説明している。強いものが出てきて、弱い者がはじきだされる。それが戦争につながっている。
 金権社会は崩壊し、自然共存の社会への転換が迫られている。地球は子孫から借りている。経済の発展から、自然との共存に、それは不便な生活を、進んで実践することにある。 
 余分に食さないこと、衣服を大切に長く着ること、光熱費を節約すること、私でいえば、そういうことでも、地球を子孫から預かっているのだから、心して使わせてもらうという事につながるだろう。
空になって綺麗になった冷蔵庫に、これからは余分なものは買わないようにしよう。服も靴もこれからは買わない。資源ごみに出せば、リサイクルにもなるだろう。光熱費を節約しよう。いつまで続くかわからないけど。
  

Posted by アッチャン at 12:10Comments(0)日々の事