2009年05月20日

芦屋市民病院

 



 母は、脱水症状で、関節に石灰がたまっているのが悪化して、手がふくれあがり、自力では、起きあがることも出来なくなった。手が痛いので、起きあがれないままで、長時間飲まず、食べずに寝続けていた。悪循環だ。休みあけを待って、以前にかかっていた、整形外科に連れて行った。石灰がたまっているという同じ診断。口から食事を取らないので、点滴を頼んだ。どこかの病院に紹介してもらえないか、依頼すると、「紹介出来る所は限られますよ。」と芦屋市民病院なら、と言われた。母が通っている、デイセンターの所長も、芦屋市民病院に、紹介されるでしょう、との事。その整形外科は、デイセンターのかかりつけの医者だった。
 母は、以前に胆石の手術をしてもらった、妙中先生に診てもらえば治してもらえると信じ込んでいるので、住友病院に行くつもりでいる。住友に紹介状を書いてもらえないかと尋ねると、その先生は住友病院に5年勤務した経験があるが、入院出来ないだろうと言われる。母のように、手首に石灰がたまっているような病状は、水分を十分取って、自然に石灰が分解されるのを待つしかない。点滴をしてもらう為なら、他の病院に、と言われるだろうし、検査入院というにも、ベッドがすぐには空いていないだろう。
 芦屋市民病院は、最近、良くなりましたよ。私と同じ、阪大系ですので、そう悪いとは思いませんが、足の不便な場所にあるので、躊躇される人も多いのでしょうが。
 外から見ると古そうだったが、中は明るくて、清潔感があり、ゆったりしたスペースが確保されていて、評判の割には良い病院のように思えた。

元永さんの絵画が正面の玄関を入った所に。


 病院は一度破綻したとかで、院長が、変わり、運営方針も一新されたようだ。
母は、付き添いが必要なので、個室を依頼したら、特別室しかあいていないので、空きしだい個室に変えていただくことで、とりあえず、特別室に入院した。芦屋市民は少し安くなるが、一般は随分高い。入院すれば、環境の変化で悪化する場合もあると聞いていたので、食事も食べられるようになったし、1泊だけで、退院させてもらい、検査は通院に変えてもらった。
金曜に検査室に直接行けばよいようになっていて、早めに入るとすぐにCT検査、そのまま胃カメラの検査室へ。内科の筆頭医が診てくださるので、母は苦しい思いはしなかったようだ。予定の時間よりも早く終わった。
 何人かの男女が、検査を待っている。聞けば、人間ドック。芦屋市民の広報で、半額援助の人間ドックの案内があり、応募したという。待たされることなく、一日で全ての検査を終えることが出来るので、毎年ドックで検査しているという夫婦も参加していた。母の様子を見て、カメラがいやだと心配していた婦人が、「私もがんばれそう。」と。
 芦屋市民病院は、海を見下ろす高台にあり、六麓荘への入り口のあたり、山の上に見えている新しい建物は、警察学校だった。環境はいたって良い。
 そのうちに、、混み合うようになるだろうが、今は、穴場の病院かもしれない。改善されて、サービスは良くなり、懇切丁寧な治療がしてもらえそうだ。  

Posted by アッチャン at 09:11Comments(0)日々の事