2009年09月20日

 週刊文春の記事から見える



医院で、週刊文春を手に取ると、「私を裏切った由紀夫君と幸へ」という実名で、幸さんの前夫の手記が載っていた。
宝塚退団後、結婚してサンフランシスコで、ウエイトレスをしていたと、幸さんは、テレビで言っていたが、ご主人が
経営しているレストランで、他のウェイトレスと衝突がすごくて、ご主人が、仕事をやめさせたと書いている。これを読むと、
息子がレストランのマネージャーをしていたので、ウェイトレス間のもめ事が多い事は聞いていた。チップを巡っての金銭トラブルが多い。
幸さんの口癖は「お金のある人でないとだなの。」「有名人に弱い」などと、元御主人、サイドの関係者達が書いていて、ご主人の留守中に、
鳩山由紀夫が、家にやってきていたこと、鳩山由紀夫を世話していた人達が、彼は、金持ちの坊ちゃんだから、お金を払うことは一度もなかったなどと書いている
 二人が結婚することになって、鳩山由紀夫のお母さんが、元御主人に謝りに来たが、当の二人からは何もなかった。由紀夫がアメリカでお世話になった、元御主人のお兄さんが亡くなった時に、花を贈ったのは、弟の邦夫からで、由紀夫からは何もなかった、などと書いている。
 私の推測するところ、幸さんが、ターゲットとして申し分ない「勉強が恋人、女性と言えば、母親、お金持ちのエリートで、家柄の良い由紀夫さん」に、レストラン経営のご主人から鞍替えしたのだと思う。ハンサムで優しい、年下の鳩山由紀夫は、彼女にマインドコントロールされたのだ。
弟の邦夫さんが、言う。[兄は小さい時から、要領が良かった。怒られるのは、自分の方だった。][兄は、ハトでも腹黒い鳩だ]鳩山由紀夫の顔つきは、随分変わっている。最近は、鳩山邦夫に目つきの鋭さが良く似てきた。 由紀夫は、どんな色にも染まる、カメレオンのような性格で、柳のように、曲がりながらも折れないで、したたかに有利な立場を選択出来る性格だ。服装から、パフォーマンスにいたるまで、幸夫人にお任せで、仲の良い夫婦関係を披露しているが、幸夫人の創造物として、振る舞いながら、政治の世界では、出会う政治家にマインドコントロールされながら、カメレオンのように、それぞれの場で、その知恵と力を吸収しながら、今に至って、「総理」の椅子を手にした。ライオンの懐に入って、ライオンの衣を着るようになった。
 総理の椅子に座るのは、この春まで、小沢一郎のはずだった。
西松問題で、検察の行すぎを、避難して小沢さんを擁護する,発言をしたことについて、今でも検察を告発するのか、と総理になって質問されると、
「一度だけ、そういう発言をしたけれど、その後、反省して一度も発言していない。そのことで、察してほしい。」
 幹事長から、代表への立候補へ、鳩山由紀夫の頭の中に描かれていた、数学だった。
今の民主党のマニフェストは、小沢さんのリーダーシップで、小沢さんの政治のヴィジョンだ。
 幸夫人が、鳩山由紀夫のスタイルを作り、強かさを強化し、小沢さんが、政治家としての、覚悟と責任と忍耐を鳩山由紀夫に植え付けたのだと私は思うが、それを知って、利用したと鳩山由紀夫は
自負しているかもしれない。駒を動かしているのは、この私だと。駒を動かしているのは、小沢さんだ。小沢政治を遂行している限り、小沢さんからクレームが出ることはないだろうが。

この政権交代は、官僚支配の政治から、国民主在への、革命的なものだ。
経営者中心から、労働者中心への移行だ。

民主党のマニフェスト通りに、国民への約束を実行に移すことができ、なおかつ財源を確保できるだけの経済バランスが取れるのなら、蟹工船で働く労働者はなくなる。
  

Posted by アッチャン at 15:17Comments(0)日々の事

2009年09月20日

 母の楽しみは、神戸屋


 神戸屋のシュー

 土曜日の夕方、友人と映画「ココ、アヴァン、シャネル」を見る約束をしていた。西宮の映画館は、席数が少ないので、朝の内に、チケットを買っておかないと、買えないかもしれないという懸念にかられた。検査の容器を小林の医院に届け、西宮まで足を延ばすと、ガーデンはまだ、人気が少なく、ガランとしていた。連休の始めなので、どこかに行く人が多いのだろうか。
電車で折り返し、車を置いている小林に着くと、安売りの店ばかり。庶民的で、暮らしやすそう。午後は出かけるので、梨の袋詰めを買い、昨日買っておいた、伊藤園の野菜ジュースを持って、母の施設に面会に行った。母は3階にいるが、野菜ジュースを4階にまず運んだ。エレベーターのカギを開けてくれたヘルパーが、(お母さん、トイレにバリケードを張って、いくら外から叩いても、出てこないので、困りました。)という。
 (トイレに鍵がないからでしょう。母は慎重なので、外から開けられるといけないから、戸口を何かでふさいでいたのです。)
戸口を叩いても、耳が聞こえないから、聞こえなかったのだろう。中にバリケードを張って、籠城しているわけではない。朝、一番にトイレに入って、出てこないので、その夜、たまたま泊まりだったヘルパーさんが、パニックをおこしたようだ。彼女曰く
(朝、薬を飲んでもらおうとしたのに、出てこないものだから。それを飲んで安静にしておくようにとの、指示が出ていたので。)
ヘルパーさんに、あれほど指示したこが、逆になっている。薬を飲んで、30分間は、起きていなければならないのだ。休んだらだめなのだ。
 週に1度の薬だからと思っていても、宿泊者が変わると、連絡がついていない。
例のリア王は、一人だけ4階にいる。大声で怒鳴り回っている。[痛い,痛い、我慢できない。帰せ。帰せと言ってるのがわからんのか。4階で彼だけの為についているヘルパーは怒鳴れっぱなし。私は野菜ジュースを母に飲ませてくれるように依頼して、ついてきたヘルパーと3階に。
 「あの方、入ったばかりで、慣れなくて。」
3階には、他の12人が、いつものように、テーブルに座っている。昼食を支度をしている女性に梨を渡して、母の座っている所に行った。
母はいつも、神戸屋が見える窓際にいる。一緒に座っている人は、母から神戸屋の話をいつも聞かされている。
「あなたが来てくれたから、一緒にどこかに食事に行きましょう。」と母は言う。
美味しそうな、昼食は、ほとんど出来ている。「昼食が美味しそうだから、また今度ね。」しばらくして、長崎皿そばが、各テーブル運ばれるのを見ると、キッチンで見て、想像していたのとは違って、通常の三分の1くらいの量しかない。母は、あれではいつもお腹を空かしているに違いない。毎日、神戸屋を見ながら、私が来ないかな、と待っているのだ。
「また来るわね。」というと、
「いつ来るの?今日また来る?」
「明日ね。」と言って帰って来る。しまった。昼食に連れ出してあげればよかった。あんなに少ない量だとは。大食漢の母にはとても足りない。
  

Posted by アッチャン at 11:07Comments(0)日々の事