2009年10月16日

1年ぶりのニューヨーク



 


 1年ぶりのニューヨークに寒気で迎えられた。翌日は朝から雨で、すごく寒い。新しい住所なので、土地勘がわからない。
 息子は、アストリアのアパートを昨年の暮れに引きかげて、ガールフレンドのアパートの部屋借りをしている。
 8歳の可愛い女の子に暖かく歓迎された。おもてなしをするのに、一生懸命で、日本語がとても上手、広島弁で話をするのが、親しみがあっておもしろい。
 学校がお休みになると、アメリカ人のお父さんのご両親宅で滞在し、夏の間は、広島のお母さんの家族の所で過ごす。週日はお母さんと、週末はお父さんと暮らしている。働いている母親達は、互いの子供を交代で迎え、ベビーシッターの家で、母親が迎えにくるまで、宿題をしながら待っている。様々な場所に、対応慣れている。
 日本の子供とは、全く違って、オープンマインド。どうして、私を楽しませようか、それは涙ぐましいほど気を遣ってくれいてるのがわかる。
 それは、きっと、彼女の体験から来るものだろう。初めて、どこかに迎えられることが、不安で、心配だということを、よくわかっているからだ、と思う。
 両親の元で、安定した生活の中に、どっぷりつかっている子供だったら、奇異な目で迎えるか、どう対処したら良いのかわからずに、とまどいながら、サイドから眺めるように、恥じらいを示す所だろう。コミュニケーションが成立するまで、ある程度の時間が必要になるだろう。
 国際的感覚を身につけている、8歳の女の子は、彼女の体験教育から、すでに、ものおじしない、堂々とした交際術を身につけている。
 朝、土地勘がわからないので、学校に送っていく、お母さんに同行していった。
学校へは、必ず、送り迎えが必要で、行き交うお友達のお母さんとの挨拶、遅刻すると、学校からペーパーをもいらって注意されるそうで、なんとか間に合うように、必死だ。
 その日は、なんとか、おまけでセーフだったそうだ。学校の近くに、最寄りの地下鉄駅がある。そこからアパートまで帰るのに、公園を抜けて行くと、近道だそう。






 なんとなく、ボストンに近い雰囲気が漂っていて、息子が気に入っているのがわかる。 その地域は、ユダヤ人がアメリカに逃れて、住み着いた所で、他にイスラムのアラブ系の人達も住んでいて、ここでは摩擦はなく、仲良く暮らしているらしい。
    ユダヤ人の学校に 通わせている。日本でいえば、いわゆる進学校という所、ユダヤ人は、学力が高く、教育に熱心だから。
    庭のある大きな一軒家が並んでいる。最低でも2億円するそうだ。ユダヤ人はお金持ち、もう一駅先は、もっとすごい家が建ち並んでいて、ニューヨーク郊外の、高級住宅街になっているらしい。
    ケネディー空港に近く、マンハッタンまで、地下鉄の快速にのれば、20分くらいで行ける。24時間の空港バスは、駅前から出ている。
    以前に、ニューヨークからの地下鉄工事で、深夜はストップするので、この駅からバスがあるのを聞き、見に来たことがあった。バスに乗り、ケネディー空港のどのあたりに停まるのか、シュミレーションで乗ったことがあった。地下鉄にエレベーターがなかったので、これは困ったと思っていたが、地下鉄と代替バスの連絡で、この駅からのバスは使わずに済んだ。 駅前だけは見知っている。
     ダウンコートがいるくらい、寒く、風と雨が強くなるという。    

Posted by アッチャン at 23:40Comments(0)ニューヨークにて