2009年12月06日

ハリウッド

 


朝 、6時30分の飛行機で、ロスアンジェルスに、と言っても、泊まりではない。6時間ほどで、ニューヨークjにトンボ帰り。そのまま空港で夜明かしして、サンフランシスコに飛ぶ。
 飛行機のチケットは、一往復2万円で買えた。一泊すると、日本に帰る日までに、予定がたたないし、たとえ1泊しても、翌朝、早く帰るのなら、日帰りと変わらない。そこでこういう強硬な計画をたててしまった。
 そのかわり、飛行機の座席は、片道15000マイル使って、ビジネスにアップグレードしてもらった。ロスアンジェルスまで6時間の飛行だから、食事は出るし、座席を倒して、眠ることが出来るので、身体に負担がかからない。


 ロスアンジェルスに着くと、無料のシャトルバス(G線)で最寄りの地下鉄まで行き、そこから、ロス市内に。ロスでは、地下鉄の料金が、どこに行っても、1,25セント、一日フリーパスは、5ドルという安さだ。
 前回、ロスに来たときに、行けなかった、ハリウッドを観るのが、今回の目的。ハリウッドハイランド駅には、地下鉄をブルーラインから、市内に入るグリーンラインに乗り換え、さらにレッドラインに乗り換えれば、空港から1時間半くらいで行ける。
 ロスアンジェルスと言えば、昔は車がないと、不便だっが、今は、地下鉄で、どこにでも行ける。


 地下鉄を上がると、そこはもう、映画の都、ハリウッドだ。映画の衣装を着て、メークアップした、人達が、駅前から、立っている。
 インタビューを受けている人がいるので、スターなのかな、とも思っていたが、どうもそうではなさそうだ。
 チャップリンがいるので、カメラを向けると、ポーズを取ってくれた。手招きするので、地下とると、ピクチャー、と言って、チップをくれ、と言う。


 そうだったのか。コスチュームをして、立っている人達は、一緒に写真を撮って、チップを稼ぐのが仕事だった。


 チャイニーズシアターの行くまで、道路にスターの名前を書いた星のマークが続いている。それは、劇場までだけではなく、ずっと続いていた。チャイニーズ劇場の前に、俳優達のサインと、手形、足形が、刻まれている。メリル、ストリープが、手形を押している風景が、テレビで放映されていて、一度、観に行きたいと思っていた。



 エリザベステーラーや、ナタリーウッド、トムハンクス、ウィリアムハート、沢山の馴染みのあるスター達。


 毎年、アカデミー賞の授賞式が行われる、コダックシアター、スター達が歩く、レッドカーペット、それらが、このハイランド駅のすぐ側なのだ。
スターのタッソー劇場や、アトラクションの劇場も、沢山あるようだ。



 お腹が空いたので、時間があれば、リトル東京のお寿司やさんに行きたかったが、それほどの時間はなく、途中駅を降りて、通りを眺める程度で、再び飛行場に。
 ハリウッドを観ただけだったが、十分雰囲気は楽しめた。
 帰りの飛行機の中で、食事とシャンペンをいただいて、あとは寝ていた。  

Posted by アッチャン at 17:39Comments(0)ニューヨークにて

2009年12月06日

雨の日は、掃除と買い物

 

雨が降っている。いやだな。雨の日は、足が重い。午前中は、アパートで、掃除をして過ごした。
ハーレムに行ってみたいと思っていたけれど、中止。3人が帰って来たので、夕食の準備をしてあげなくちゃ。
 美味しいと、喜ぶ顔が、見たさに、食材探し
感謝祭の日の夜、歩いて、トレーダー、ジョーまで行ったと話すと、「え、そんなに遠くまで、歩いて?」と息子が目を丸くした。
 なんでやねん、歩いて買い物に行ってはるわ、散歩するのに丁度良い、と聞いて、歩く気になったんやで。
真っ暗な中、枯れ葉に埋まった道が、どういう状態なのかわからなくて、こわごわ足を進めながら歩いたわ。行けども行けども、お目当てのスーパーマーケットはあらへん。
 途中にある、レストランから、じゅーじゅー肉の焼けた香ばしい匂いが、立ちこめて来る。お昼抜きやさかい、寒さと飢え(大げさ)で、やっとたどり着いたら、閉まってた。外に、タバコをふかしている男の人がいた。映画「ニューシネマ、パラダイス」に出てくる、映画の技師を思い浮かべた。ペペが戦争から帰って、シネマ座に行くと、夏の暑い日、ランニング姿でタバコをふかしてた、暇で退屈しきった男。季節は違うけどね。
今日は、当然のことながら、バス待ち。トレーダー、ジョーに入ると、美味しそうなものばかり。
 アパートで、浴室をブリーチしている間に、ポテトサラダを作ったので、マヨネーズを選んで、スペアーリブを作るつもりで、肉を探したら、そういうのがない。生ハム、チーズなどを買い、母の施設へのみやげに、メレンゲ菓子を買い、有機バナナ、など、余計なものばかり買って、重くなってしまった。
 勘定場で、「紙が良いか、プラスティックが良いか?」と聞かれて、このスーパーの紙袋がかっこいいので、反射的に、『紙」と言っていた。


 バス停で傘をさして、思い紙バッグをかかえて、待っていたら、水たまりを,生きよい良く駆け抜けた車に、上着をバサンと泥水?をかけられ、待てど、暮らせど、バスは来ず。紙バッグも、破れるのが心配になる。しまった、プラスティックにすべきだった。 やっと来たバスに、袋を抱えるようにして乗った。バスは満員、来ないので、待つ人が多かったのだろう。
 最寄りの駅に降り、アパートまで帰ると、紙バッグの底が破れている。かっこいいバッグでも、捨てるしかない。で部屋まで保っただけでもラッキー。
 荷物を置くと、再び、バス停に。ルーズベルト駅にある、韓国スーパーに行けば、焼き肉の種類が豊富だから。ストーンクラブのディップがあるので、えびのカクテルも。




バスが来たと思ったら、「アウト、オブ、サービス」やっと待って、やってきた、と思ったら、また、『アウトオブサービス」次も同じ。それからも辛抱強く待つこと10分、ええい、やめた。アパートに引き返す。トイレに行って、今度は歩いて、駅まで行き、地下鉄に乗った。ルーズベルト駅から、ラガーディア空港に、市バスが出ている。バス停の側に、中華の巨大スーパーがあるのに、息子お気に入りの韓国スーパーに行くと、客は誰もいない。中華の方は、客が多かった。中華のスーパーに戻り、えび、サーモン、ほたて貝、スペアーリブ、ネギなどの野菜を買い込んだ。
生け簀に魚が泳いで、魚売り場の店員は、調理に大わらわ。店先には、日本人らしい人がお寿司を握って売っている。
 アパートに帰ると、7時を少し回った所だった。息子は、駅近くにあるバーで、飲んで帰る戸電話があったらしい。ご飯だけ炊いておいて、と。


 私が、マンハッタンに出て、帰ってないのではないか、と思い、えびを買って帰ってきた。


 私は帰るや、大忙しで、えびを湯がき、サラダを作り、ホタテ貝をソテーして、食卓には、今夜も豪華な食事が並んだ。明日は、イタリアンレストランに、誘ってくれたが、スペアーリブとサーモンを買ってきてしまったので、明日もおさんどんになる。
息子は、会社帰りに、ビールを飲んで帰る。息抜きが必要なのだという。一人になる時間が。わかるような気もする。一人で、ほっとなれる、自分だけの時間が。  

Posted by アッチャン at 17:38Comments(0)ニューヨークにて