2010年07月26日

今日は、土用の丑の日


  涼しいカクテル


今日は、土用の丑の日なので、冷凍庫に入れていた、真空パックのうなぎを出した。
 大切にしまって、置いていたのだけど、
賞味期限が、とっくに切れているので、私一人で食べるしかない代物だと思って、思い切って。
 先日、冷凍庫に入れていた、サーモンの真空パックのものは、泣く泣く捨てた。
カナダからのお土産にもらったもので、箱のまま、置いていたら、中がサーモンであることがわかったのは、1,2年経った後、大丈夫だろうか、と心配しながら、冷凍庫に入れていた。大きなパックなので、来客の時にしか使えない。
そうこうするうちに、また時が経ち、冷蔵庫の整理をいよいよしなければ、他のものを入れるスペースがないので、サーモンを開封してみた。
 腐っているわけではないだが、パサパサした感じがして、お腹を壊してはいけないので、捨てた。食べ物を捨てるのは忍びない、賞味期限が切れているようなものは、食べるようにしているので、サーモンパックは、断腸の想いで捨てた。
 冷蔵庫にへばりつくようにして、入っていた、うなぎも、誰かが来たときに、と大切に残していたものなのに、賞味期限が、2007年の何月か。
 湯煎して、ご飯にのせて食べたら、極上の味だ。うなぎは、煮たように、柔らかくて口の中でとろけていく。いくらでも食べられるような、癖のないもの。

 一匹を一回で食べてしまうのは、身体に良くないので、半分食べて、あとは夜のお楽しみ。
 日本のうなぎは、どんどん値段が高くなっている。中国や、インドネシア、タスマニアなどからの輸入品が、これから多くなると言われている。

 海外産のうなぎは、食べる気はない。
うなぎを食べるのは、特別な時だから、高くても、美味しいものを食べたい。
京都の「梅の井」は、うなぎの名店だ。店は、今日は休んでいる。鰻供養の日だから。
 名店は、国産にこだわる。仕入れ値段に併せて、すぐに値段を上げるわけにはいかないので、大変だろう。

 鰻は、高くてよい。頻繁に食べると、身体によくない。せいぜい、年に、1,2度でよい。食べたいと憧れて、我慢するだけ、我慢して、解禁日に食べるうなぎは、最高の味がする。

、「今日は張り込んで、鰻丼を取りましょうか。」というせりふは、どこに行ったのだろうか。鰻なんて、珍しくもなんともなくなって、久しい。
 食の氾濫は、旨いものへの憧憬を剥ぎ取ってしまい、味気ないものにしている。

 国産うなぎが、品薄になって、2倍、3倍に跳ね上がっていく。
国産鰻は、海外品に、差をつけて、うなぎうのぼり、威勢の良い話だ。  

Posted by アッチャン at 14:28Comments(0)旅のグルメ