2010年08月19日

小沢さんへ



 

 

 小沢さん、九月の代表選挙に出馬してください。
菅さんと、堂々と、戦って、小沢さんなら、停滞した日本を、どう切り開いて行くのか、国民をどういう方向に導いていくのか、堂々と意見を述べ会い、国民に、民主党議員に、党員に、小沢さんが、次期総理にふさわしいのか、否なのかを問うていただきたい。

潔白であるのなら、絶好の機会ではありませんか。
なにも、審査会の結果を待つ必要も、検察による4度目の聴衆を受けるまで、待つ必要はないではありませんか。

 潔白であるのなら、たとえ、国民審査会に選出された人達が、検察の不起訴は不当だと、判断して、裁判にゆだねるとしても、それはあくまでも、審査会の人達の意見です。 多額のお金を動かして、記述がないのはおかしい、お金の出入りをごまかしているだろう、という憶測による判断なので、真理ではなりません。
 
 寡黙であろうが、言い訳をしない性格であろうが、小沢さん、あなたには、責任があります。
 民主党を勝利に導いた責任、自民党をでて、官僚政治からの脱却と国民を幸せにする、責任があるのです。

 鳩山さんも、菅さんも、小沢さんが、検察の権力に負けて、代表を降りざるを得なくなって、出て来た、いわば代理の二番バッターなのです。
ここまで、民主党を引っ張って来て、「政治と金」で、失脚を余儀なくされても、潔白であると、おっしゃっているのですから、周りに配慮し、控えておく事は、もう許されない所まで来ています。

 先日、矢沢永吉が、少々汚い言葉ですが、自分の穴は自分で拭け、という言葉を使っていました。

 どこを見ても、そうできない人達が多すぎます。
責任を転嫁することは出来ても、自分で始末をしない。自分が蒔いた種を、自分で収穫出来ない。
 政治家にも、なんと多いことか。代理なら、代理ですむ。誰がこの種を蒔いたのか、と誰がこれほど支持率低下を招いたのか。

 政党の再編をくりかえし、自民党の審議を一切応じずに、民主党に政権を取らせたのは、小沢さん、あなたでしょう。

 心臓が悪かろうが、倒れようが、国民を背負って、政治家としての生涯を貫く、精神がおありなら、ここは、代表戦への出馬を決意していただきたい。

総理がころころ変わるのは良くないことは、重々承知の上です。海外からの信頼は薄れるばかり。
 菅さんが、支持されるのならば、民主党は菅さんを代表に選べばよい。
菅さんは、小沢さんを、拒否し、排除することが、国民の為だと思っています。
で、何が出来るというのでしょうか。国民が、それほど知識があって、良識のある判断が出来る人ばかりでしょうか。

 小沢さん、あなたは、まだその時期ではないと思っておられるのでしょうか。
再編はまだまだ起こる。この低迷と混乱は、必要であるのだと、思っておられるのでしょうか。

 船は沈むばかりです。最近の円高は、日本に実力があるから、ではありません。
世界は、介入しません。円高によって、ヨーロッパは経済を持ち直すでしょう。アメリカは、円高指向です。中国が人民元を切り上げることを要求されるのは、中国が経済成長しているから。
 安保常任理事国は、戦後65年たっても、自分達の利益優先に運んでいます。

 戦争で、原爆を落とされた、日本が、アメリカの傘に元で、65年経っても、自立出来ずにいます。アメリカがくしゃみをすれば、風邪を引く。風邪を引くと、ハンカチで始末をしてあげるのは、日本の責務になっています。
 為替は、今、日本の独歩高になって行きます。協調介入がなければ、日本を経済的に潰しにかかっているのと同じです。武器を使わず、通貨で。
以前なら、日本は、世界経済の中核を担っていましたが、今や、中国です。中国のGNPが日本を抜きました。

おかしいじゃないか、不当ではないか、と堂々と言える総理を。豪腕と言われ、政治家が、一目を置いているのは、民主党の中で、小沢さんでしょう。イエスとノーを堂々と言える総理大臣でないと、この国にもう未来はありません。  

Posted by アッチャン at 09:00Comments(0)コラム