2010年09月02日
小沢さんと、菅さんの、政策論争で忙しい
俄然、忙しくなった。
昨日は、4時からの、共同記者会見で、小沢さんと菅さんが、何を語るのかを、しっかりと聞いた。
菅総理は、受けて立つ側であるはずなのに、小沢さんに、挑戦して、痛いところを突くという野党時代を彷彿とさせる、相手非難と責任問題を追及する。
挑戦者のはずの小沢さんは、言葉に配慮しながらも、だんだん言葉に、魂が入って、重量感が増していく。
失礼な菅総理に、小沢さんは、苦笑しながらも笑顔で答えるという余裕を見せていた。テレビに見入っていた、鳩山さんが、「失礼だ、失礼だ」と言っている。
私も、なんて失礼な、と思ったのだけど、人の見方は、千差万別。
私のように、一人暮らしが長いと、人と言い争うことがない
何でもなく、やりあっている夫婦の会話を、けんか腰に聞こえたり、言いたい放題言い合ってる、親子のやりとりを、聞きづらく、感じるのだが、それが日常茶飯事の人に取っては、当たり前の会話なのだ。
菅総理の奥さんを見ていると、よくあれだけ主人を馬鹿にしたような物言いを、カメラの前で出来る、と思うけれど、菅家での会話は、ああいう形で成り立っているのだから、二人に取っては、ごく自然なこと。その延長線上に、小沢さんへの、物言いがあるのだとしれば、失礼でもなんでもないのかもしれない。あれが、菅総理、なのだろう。
理想を実行に移そうという小沢さんと、現実主義の菅総理の、違いがはっきり見えて、中身のあるものであった。
残念なのは、マスコミの報道が、肝心な部分をカットして、ニュースに、入れたい部分だけ、使って、見せる、といういつものやり方。やるなら、全面、そのまま流してほしい。その方が、国民に良く見えるから。
今日は1時から、NHKで討論会が開かれる。
昨日は、時間がないので、と簡潔に答えるように、というので、深い所まで踏み込めなかったけれど、今日は2時間、じっくりと、聞いてみたい。