2011年02月10日

ファシズムは、民主主義に必ず潰される

 
 

チュニジアが、ソーシャルネットワークの情報から、独裁政権が倒れた。その火種がエジプトに移って、長期独裁政権を維持していた、ムバラク大統領を引き下ろす、民衆のデモが続いている。やがて周辺の諸国が、民主主義を掲げるだろう。
 世界の各地で、地核変動が起こっている。
アメリカが自国の利益の為に、独裁政権を支持してきた国の独裁者達が、民衆の声と行動を集めて、打倒されていく。
 南米から始まり、中東の国に及んでいる。
日本でも、その兆しは見えている。
日本が発展途上国にあり、近代化を進めるために、中央集権は必要であったが、それが長く続くと、権力を維持する為に、自分達の利益を守るために、独裁政治になる。
 中央集権政治を改め、国民から選挙で選ばれた、政治家が、国民の代表として、議会で国民の幸せの為に、働く、議会制民主主義を目指さねばならない。権限を、霞ヶ関の官僚から、政治家が責任を持って、政治を行えるようでなければならない。

 名古屋の住民投票による、議会の解散決議は、地方から民主化の地殻変動が起こっていることを示している。
河村市長が、自分の給料を800万にするは、容認したものの、他の議員達は、年間2000万以上の報酬を、自分達の当然の権利だと主張してきたが、彼らの既得権益は、民主投票で、潰された。
この運動が火種をとなって、各地で、給料の見直し、各地で国民から起こるだろう。
議員は、職業ではなく、ボランティアでなければならないし、ボランティア精神に基づいて、国民の代表であることを自覚して、国民に奉仕するのが、議員の本文であるはずだ。

官政権が、全く支持されないのは、小沢さんの問題ではない、むしろ小沢さんの問題があるとすれば、仲間を売るような、姑息な発言ばかり繰り返して来たからだ。仲間の一人を救えなくて、国民を救済するという大業は果たせない。仲間を守らなくて、国民を守れない。
増税を訴える前に、管総理自らが、国民との約束を守る、自分の給料を800万にする、企業献金を、民主党は即時廃止する、議員の定数を減らすことを、国民に宣言出来るような、民主主義者であったなら、国民の支持と信頼は高まっていただろう。

 どうみても、今の管総理は、自分達の権力を維持しようと、そのことに終始しているように思える。政治家と官僚との癒着によって、互いの利益を守ろうとしている。
そこにプリパガンダを買って出ているのが、メディアだ。記者クラブという存在だ。 財務省官僚、法務官僚がやりたいことを、手助けし、助長しているのが、記者クラブで、彼らは、豪華な部屋をもらい、金銭をもらい、接待を受け、豪華な背広まであつらえてもらっている。
事実を歪め、国民を先導する役割を担っている。今まで崩せなかった、官僚とメディアの癒着、そこに政治家達が、政権を握り続けることに拘って、独裁政治をやってきた。

彼らの特権が、日本でもインターネット、フリージャーナリスト、小沢さんが育てた、若い政治家達、市民によって、崩されようとしている。 いくら隠し通そうとしても、ファシズムで抑えようとしても、光の道を閉ざすことは出来なくなっている。
虐げられ、塡められ、犠牲になった、証人が、真実を語っている。
市民が立ち上がり、民衆の力で、民主化が、日本でも起こるだろう。
そういう意識を国民に芽生えさせたのは、小沢さんへの弾圧、検察と検察審査会による、市民を語っての、強制起訴であり、これも意義のあることだと思う。  

Posted by アッチャン at 10:41Comments(0)日々の事