2011年05月20日

フランスオープン




息子が急遽、パリにやってくる。
フランスオープンを見たいと言っていた。
エールフランスの直行便で、11時着の予定。
以前は、安い飛行機を買って、経由便で来ているので、
時間と労力をかけて、体力も消費していたけれど、
仕事が終わって、夜行便に乗れば、7時間で、パリに着く。
着いた日に、フランスオープンを見に行くと言っているから、
空港で荷物を預かって、帰ってくることになるかな、と
思って。


朝時間を充、取ったつもりで、地下鉄に行き、私が持っている1-3のカード
を使って、買い足せないものかと、機械を動かしていたら、ここでは出来ないというアナウンス。
インフォメーションに行く。
係の女性は、出て来て、トライしてくれたけれど、だめだから、と
3区の所まで、乗って、そこで下りて、空港までのチケットを買いなさい、と
教えてくれた。
その間に時間が経ち、それでもまだ、と駅に入ろうとすると、トイレに行きたくて。
従姉妹の家まで走った。



途中で下りる時間がないので、空港まで、8,9ユーロの券を買った。
エールフランスは、第二ターミナル。
シャトレで乗った電車が、運良く直通のだったので、時間が早く、間に合った。
待つこと、15分の余裕があった。
 6万マイルを使って、無料でやってきた。私のなら、あげるよ、と言っているが、
UAは、経由しかない。
 私も、ニューヨークには、経由で、遅れを気にしたり、はらはらすることが多い。
その上、時間はかかる。疲れる。

 ANAで、パリに来るときは、成田経由とはいえ、成田からの直行は、ありがたい。



フランスオープンのチケットは、まだ買ってなくて、売り場で買える。
予選は、一日20ユーロで、好きに見ればよい。
ブーローニュの森の中にある、ROLLAN GARROSという会場。
 錦織圭は、日曜日に出るらしいが、息子は見れない。朝一に飛行機に乗って帰る。

UAオープンでは、予選は無料で見られるが、パリは20ユーロかかる。
レストランに行くつもりでいたのに、食材を買って来て、食べるほうが良いという。


 
 牡蠣、ホタテ、海老、と貝など、野菜とチーズ。
 オープンに行っている間に、あちらにこちら、と店を歩いて買い込む。
ビールはベルギーの、ステラ、下のスーパーにおいてない。


 バスに乗って、買いに行く。重たいもの、いつまで持てるかな、なんて考えながら。
ワインもシャブリを買った。ベルギーのシメイというビールは、こちらで、1,6ユーロ。
せっかくだから、美味しいワインを飲み、最高のビールを。


 海鮮は、ちょっと買って、30ユーロ以上する。牡蠣は6個で、11ユーロ。
 レストランで食べるほうが安い場合もあるが、ワインは、家で飲むのがベスト。
ビールは、生ビールが美味しいから、違いはあるけど。





  

Posted by アッチャン at 19:16Comments(0)パリにて

2011年05月20日

生き方の中にこそ命の尊厳がある


 



生き方の中にこそ生命の尊厳がある。
廃刊になってうずもれていた本が、復刊になって、発売された。
「放射能汚染の現実を越えて」小出さんが書かれた本だ。



今は時の人となり、10人分身体があれば、と言われるくらい、忙しい毎日
を送っている。
休みなし。週末は、全国で待っている人人の為に、飛んでいって、講演をし、
人人の不安や質問に答えている。

私は思う。

一筋の道を、誰に顧みられなくても、我が信ずる道を誠実に歩いて来た人は、
人間の命を大切にして、人人の幸せを願って、生きて来た人は、
必ず、いつか、それが報われる時が来る。
生きているうちでなくても、死んでから、必ず。

芸術であれ、学術であれ、文学であれ、発掘され、明るみに照らされる時が来
る。

人間は、極わずかな少数の人を除いて、一生の間に多くのことを出来な
い。それほど、神様は、人間の命に時間を与えていない。

生き方が不器用で、人に遅れを取っているように見えても、一筋の道を脇目も
ふらずに、精進していけば、誰にも真似の出来ない「固有の美学、固有の領域」
に達することが出来るのではないか、と思う。

吉田さんも、学者の小出さんも、共通する生き方がある。

自分に恥じない生き方、自分を戒めながら、人人の平和の為に、命をかけて
質素で、つましい生活の中で、仕事にかける情熱は、いつも赤々と燃えてい
る。自分の命を燃やしながら、人間の命をの火を絶やさないように。

私のように、その一片ですら、もっていないものは、ただ憧れ、尊敬するばかり。
それがどれほど大変なこ
とか、想像を超えて、大変なことだろうと思う。

感心してだけいてはいけません。
あなたにもあなたなりに、何か出来ることがあるのですよ。それをやりなさ
い。神様は、そのために、私達を生かしておられるのです。
吉田さんの声が聞こえる。

   

Posted by アッチャン at 17:49Comments(0)パリにて