2012年02月04日

クレディ、リオーネ銀行


 


 クレディ、リオーネ銀行の、オペラ支店には、日本語のわかるスタッフが大勢
いる。
日本人のクライアントも多い。学生が、口座を開く。主婦でも、観光客でも、
誰でも。
非居住者全員に、銀行から、送られた書類を、私は読むのが面倒くさくて、
ほったまま。大体のことはわかってやけど、持ってくれば、解決が簡単だか
ら。
ここでは、日本語に翻訳した物を作っていたらしいが、私はイタリア通りとの
取引を、この支店に変えてもらっているだけなので、フランス語でしか来な
い。




代替の係の人とのやりとりだけど、ちゃんと応対してもらって、今、使えるb
お金は440ユーロになっていた。
去年、使いすぎた。ばんばん買い物して、スーツケースが大きいので、入れら
れるだけ、買ってしまった。



お金が乏しくなると、意気消沈して、こんな最終バーゲンの時なのに、もうk
買う気がしなくなる。
なので、あのスーツケースを持ち帰り、と考えるようになる」。

定期から1000ユーロ振り替えてもらって、当座の心配はなくなった。
クレジットの切り替えとか、勝手に引かれるお金を準備しておかねば。

店の人と不動産の話になった。
銀行に入れているお金は、不動産の買いたくて、頭金にいれたもの。その後
も、フランが32円の時に、追加で入れたものとの合算。そのうち使っていくば
かりだから、無くなっていく。

パリの不動産は全然値段が下がらないそうだ。
フランス人や、日本人、は、学生に貸すために、小さなスタジオを投資で買っ
ているそう。600ユーロ、400ユーロくらいで貸す小さな部屋が、良く売れるそ
う。



20平米くらいのもので、140000ユーロくらいする。それに、公証人の費用な
どが別にかかるので、結構高い。
金利が少なくなって、そういう形で預金代わりにする人が多いのだそう。

逆に、大きい物は売れない。小さなものは、値段が上がり、大きい物は安くな
る。

パリも、ここ2年ほど、不景気が続き、物価が上がっていくばかり。

こうしてみると、日本も、デフレから、インフレへの懸念をしておかねば
ならないだろう。
現に、電気代が上がる。石油が高くなれば、全製品に及ぶ。税金をあげようと
政府は不退転の決意。

円高は、このまま続かないだろう。真逆になる日も。

持てるものは持ち、持たざるものは、さらに。

フランスは、なんといっても強い国。
今までの歴史が証明している。これからも。
財宝の数々、建物の堅固さ、豊かな土地。
子供がどんどん増えても大丈夫。
社会保障の充実した国だから、貯金はいらない。



イギリスと比べたら、フランスは、生活には一見
無駄なことにお金が通しされてきた。
町は美しく、豪華絢爛。喜びの為の投資が大きい。

イギリスの町は、美しさはない。だから、ガーデンに力を入れている。

ユダヤ人地域にお花なんて、ほとんど見られない。お金を使わない。

  

Posted by アッチャン at 18:21Comments(0)パリにて

2012年02月04日

パリ、プランタンに預けた、スーツケース





 お腹も一杯になって、アパートに一度帰らないで、また地下鉄に。
マドレーヌまで行き、鞄屋を覗いて、プランタンに行く。
3時半まで、時間があるから、預けていた、スーツケースをもらってから行こ
うかと。



マドレーヌのバッグ専門店にほしいものがバーゲンになって、安くなってい
る。色が若草色だから?安いのか。サムソナイトのBライトというい軽いもの
で、後でプランタンでは、定価通りで売っていた。もっともこの色はなかっ
た。
私が修理に出した同じメーカーのJUMPというものが、59ユーロのバーゲン。
安物か?すぐにファスナーの縫い目が切れてしまったので、去年、プランタン
に修理に持っていった。


実の所、新しいのを買いたい。サムソナイトのカーボナイト。それを買うつも
りだったけれど、
去年、息子がほしいと言っていた、リモワを買って、それと入れ替えて持って
帰った。
かっこよいし、上等なので、私は使わないで、息子にあげたいと思ってしまう
親馬鹿。



今年も、ほしいなあ、って見てる。去年はバーゲンしていたのに、今年、バー
ゲンセールの時期に、サムソナイトは定価のまま。
何故?
人気があるスーツケース。値下げしなくても、バーゲンシーズンに、沢山買い
込んだ観光客が、バッグをほしがるからだ。持っているのでは、足りなくな
る。
そういうわけで、スーツケースの売り場に人が来る。




預かり証を探したら、入ってない。え?と一瞬。確かに書類と一緒に入れてt
がのに。今朝、書類を銀行で出したときに、落としてしまったのだろうか。
それなら、新しいのを買うけれど。
銀行の予約時間が近づいたので、歩いて、ピラミッドまで。

銀行から、帰り、探したら、預かり証があった。
それを持って、今度はバスに乗った。
プランタンのある場所までは45分くらいかかるけど、窓からの景色が見られ
る。それに眠たい時間だから、バスで寝ても良い。



預かり証がなければ、鞄は出てこなかっただろう。
随分待たされたけど、見覚えのある赤い鞄を持って、店員が出て来た。
赤なので、汚れが目立って、そのまま。縫い目を調べたら、治っていた。
3年のギャランティーだから、無料。
去年持っていたら、修理が3週間かかるから、とすぐに修理する所を紹介して
くれた。ほとんどの人はそこに持っていくのだと。
で、一旦は、そうするつもりで出ていったのだが、待てよ、有料では?
新しいものを買うほうが良い。
帰って聞くと、やはりだった。



修理してもらった鞄を持って、プランタンの売り場を覗いて、ちょっと買い物
えおして、鞄に入れて、アパートに。パン屋は閉まっていた。
昼真に買っておいた、サラダと生ハム、それにスーパーに寄って、パンを買
い、夕食。
ワインとビールで、こてん、キュー、の眠りに。
  

Posted by アッチャン at 17:35Comments(0)パリにて

2012年02月04日

レストラン「メゾン、デ、フリゴ」






寒いので、あまり歩きたくない。昼時でお腹も空いている。

従姉妹がいるのか、どうかわからない。クリスマスカードも、年賀状も、返事
がない。
日本のどこかにいるのかも、とも。病気かも、とも。それとも、ジャムを日本に売る仕事に鞍替えしたのかも。
今朝、電話したら、話し中ばかり。



行ってみよう。
セーヌ川沿いの道を歩いて。昔はこの駅からの道しかなかった。
図書館が出来、地下鉄がつき、今では、すごく便利になった。

ボーボワールの橋もで来た。水泳の施設も、川の上にで来た。レストランも沢
山で来た。スーパーマーケットに映画館。近代的んはオフィスが高層ビルのに
入った。高層高級アパートも。



従姉妹のいる建物は、無料で占拠して、住み着いているアーティスト達もい
る。従姉妹は家賃を払っている。
レストランの看板メニューが出ていた。
中に入ると、客が一組。



私も、客として、食事した。お土産がないのよ、というと、
相変わらずのため口で、
「いつものことだから、よくわかっておりますから」

19ユーロの昼食。昼食を客として食べるのは、2度目。

ブログで宣伝してくれるの?
そう。




スープがとても美味しい。果物の香りがする。
メインは、肉かサーモンのどちらか。
隣の客に、、肉が盛り上がっている皿を出した。
美味しそうだけど、サーモンに。

大皿に、サラダと、キッシュ、サーモン、が載っている。
今日は、サーモンか、肉。揚げ物や、鳥のロースト、海老
など、その日のメニューを変えている。



後は、デザートか、コーヒーがつく。デザートを撰ぶと、コーヒーは1ユーロ
の追加。

昼食としては、安いわけではない。むしろ高い方だろう。

客層が良いそうだ。美味しいものを食べたい客がやってくる。
30ユーロくらいで昼食するひとなら、安いと思うかも。

日本食を知らないフランス人が、日本食のグルメだと思って食べている、
そんな感じ。味は良い。 こってりして、フランス人向きのものだ。



本当の日本食を出しても、フランス人は食べない、と以前に従姉妹が言ってい
た。味がわからないのだ、と。
そう、そんな感じがした。
デザートは、凄く甘い。こってりで、甘い。そういうのが大好きなのだそう。



フランス人は、良くしゃべる。食事の間中、しゃべっていて、終わってからも
ずっとしゃべっている。

私のいる間に、7組入って来た。冬の寒い時期なのに、流行っている。
日本人の女性が入ってきた。
画家の、赤木さんの奥さんだった。紹介された。雑誌「神戸っこ」のマキシム
の記事の中に、ご夫妻の写真があった。
細かいタッチで、パリの風景を描いた絵か描く画家で、19区の市役所で
個展をしていた。カルナバレ美術館にも納められてる。
 従姉妹は昔からこの夫妻と親しく付きあっている。



従姉妹は入って来た時に、私は日本人だとわかったけれど、彼女は違うと
思っていた。
時たま、一人で食事に来てくれると聞いていた人。スマートで
素敵な洗練された感じの老婦人。

 愛媛ですか?と聞かれた。

従姉妹は、愛媛、その人は岡山だそう。パリに来る人達は、出身地で
共通点を見いだすのかしら。

「大阪です。父方の従姉妹です。」と従姉妹が。




話しをしたくて来られたに違いない。パリの日本人は、
長くいても、異邦人。孤独で、寂しい。

従姉妹の所には、話をしに来る日本人が
幾人かいる。かつて、良く来ていた、版画家は、日本に帰っている。

私が帰る時、その人に挨拶すると、従姉妹が「後でこの人のお話はさせていた
だきます。」と私の話を彼女にする、と言って笑った。



パリに住む人達はそれが会話のお洒落。ろくな話はしない。人の悪ぐちをおも
しろがっていうのが、エスプリの効いた作法というもの。そういう話しに、、私の
話題はぴったりなのだ。
働かずに、ぶらぶらしている人。天然ぼけ。言われても仕方ない。
働きずくめで、一人で頑張っている人からみれば、認められない人間なのだから。

モリエールの「人間嫌い」の中にも。ルソーが、田舎物として馬鹿にされたパリ
人への憤りにも、パリの洗練された人達が、笑いものにする姿が描かれている。

世界中で最も美しい国に住んでいるパリっこは、世界で最も根性の悪い人間?
根性が悪くて、きつねのように、頭の回転が速、自分を過大評価して売り込むく器量がないと
、生き馬の目を抜く、都会では成功しない。

素朴でトレートな心を持った人達は、角に押しやられて、
やり玉にあげられ、
必ず、どこかで酷く傷つけられるという体験を持っているのでは?



 人間の心に最も正直だとも言えるかもしれない。
だって、人の不幸を喜び、人の幸福をねたむ、それがむき出しになった
人間の姿でしょう。
  

Posted by アッチャン at 16:57Comments(0)パリにて

2012年02月04日

吉田堅治さんのお墓に

 


 昨日は、10時に寝たのに、目が覚めたのは、6時前。途中で、ほど意コブ
ラ返りにあった。起きて足の先を曲げて引っ張って、治ったら、またすぐに寝
てしまった。
 今朝は、その足が筋肉痛を起こしている。

昨日は、朝から出かけたので、随分、有効に時間を使えた。
他の人達は皆、こうしているのが普通なんだけど、ぐずの
私は、昼頃か、昼過ぎに、行動開始で、宵っ張り。



朝の冷えは凄い。ピラミッド駅にある、クレディ、リオーネに行く。

受付で、日本に来た書類を見せる。あらかじめ、ランデブーを取っておかない
といけないのだ。
明日までしかいないというと、時間を見てくれて、今日の3時半なら、と調整
してくれた。
私の係の人は、産休中で、他の人が受けてくれる。産休を取るって、去年言っ
てたことを思い出した。 



3時半まで、どうするか。
吉田さんのお墓参りに行こう。いつもパリに来ると、真っ先になるのが、吉田
さんのお墓参り。



道は寒さで凍っている。滑り止めの粉が横断歩道などに蒔いているの雪だgと
間違えていた。作業している人達が蒔いていた。
横断歩道で、滑りやすいからだろう。



いつもと違う地下鉄に乗って、同じ駅で降りたら、墓地の側で、花屋とは反対
方向に歩いてしまって、ぐるっと、一回りしなければ、花屋に行けなかった。
途中に、一軒もなかったからだ。
寒いけど、歩いている方がずっと寒さは和らぐ。



吉田さんのお墓に、蔓が伸びて、吉田さんが好きだと言っていた風情が漂い初
めている。蔓で覆われたお墓だった。次に行った時に、管理の人から、取るよ
うに言われた、とむき出しになった墓石を見ながら。

冬でも、周りの鉢から、目が出て来ている。



隣のお墓は、最近亡くなられたと見えて、お花が一杯。私達のいとこへ、と書
いている。

トイレにいつも行きたくなる。お墓にあるトイレは、トルコ式なので、嫌だけ
ど、ぎりぎり我慢していたので、拝借。

  

Posted by アッチャン at 16:21Comments(0)パリにて