2012年04月27日
こんな人生も見事だと思う
昨夜、めずらしく、電話が鳴った。
コンピューターのニコニコ動画で、小沢さんの裁判について、江川さん、郷原さん、丸山さんが、出て、司会は畠山さん、の放送をイヤーホーンで聞きながら、見ていた時に。
友人が亡くなったという知らせだった。
皆が揃っている間に、旅行しましょうよ、と時々会う友人にメールを入れたりしていたのだが、 「全員は無理でしょう。」という返事。
それそれに、生活の環境や、健康状態、経済状態も違っているから、という意味だったろう。
時どき、会っている人もいれば、長らくご無沙汰の人もいる。
亡くなった人は、同じ大学ではなかったけれど、ほとんど毎日のように、私達の学校に来て、一緒に遊んでいた。
卒業後、私は結婚してご無沙汰だったけれど、彼らは、ずっと付き合って、何をするのも一緒に、という時期があった。
皆、それぞれが、結婚して、女性達は家庭に入り、残った独身組は、同じように、遊んでいた。
年に一度くらいは、集まって、一緒に旅行出来るようになり、韓国に行った時には、血糖値が下がるとだめだ、と言って、トーストを沢山食べていた。
四国にも全員で、楽しい旅行が出来た。
あの頃は、皆、元気だった。
糖尿をかかえながら、昼は働き、夜は、飲み歩いていた生活をずっと続けて来た人で、 若い頃は、最もリッチ、倒産してからも、お金に困らない生活なので、楽しみと言えば、 夜の繁華街で、若い女性に貢ぎながら、独身を通して、気楽に生きていた。
何度かの入院、脳梗塞の後の必死のリハビリ、階段から骨折して、不自由な足を引きずって、お酒を煙草を愛し、若い女が好き。
ひょうひょうとして、淡々として、言葉少なく、一緒にいて、楽しいのかしら、心配する人もいたけれど、彼は誘うと必ず出席してくれて、彼は楽しかったのだと思う。
けれど、身体は不自由になってからは、身体を気遣ってか、毎回飲み会している人達に、別の友人達が出来て、ここしばらく、一年近く、皆、会ってなかったと思う。
先日、
「いつも年賀状の返事が必ずくるのに、今年は来なかったので、大丈夫かな、と
気になっているの。」と女友達が言った。
「え、来てなかったかしら。」と私。
案内状を出すと、彼だけはいつも来てくれていた。
年賀も必ず書く人だった。
去年の12月に骨折して入院していたことが、昨夜の電話でわかった。
でもずっと元気だったとか。お酒も毎晩飲んでいたという。
突然の死、
でも、彼の場合、残念ね、可哀想ね、とは思わない。
「いつ死んでも良い。命に未練はない。」と淡々として言っていた。
ほどい糖尿で、インシュリンを打ちながら、お酒も、煙草も好きなだけ、毎日、毎晩飲み続けて、セーブということをしなかった。
楽しみは、取っておかないで、どんどん使った。身体がぼろぼろになっていっても、
最後まで、生き方のスタンスは変えなかった。
お金には、全く困らないけれど、倒産後、社員を全員、転職させてから、自分も就職した。働いていたい、という思いを貫いた。
自家用車に乗れなくなって、ゴルフに行けなくなって、会社と家の往復に、タクシーを使って。飲み会に、よちよち歩きながら、手が動かなくても、やってきた。
飲み会の後、雲隠れする。夜の繁華街に消えていく。
自分の人生を、自分で使い切ったのだと思う。
男兄弟、3人の、皆、独身。お母さんが大好きな、兄弟だった。
会社の倒産で、社長のお兄さんが、心臓発作で急死した。 お母さんが亡くなり、
弟が、食事を作ってくれていた。
弟さん、一人残された。 自炊出来て、家事もこなす。奥さんのような仕事をして
くれていた弟さん、仲の良い兄弟、仲の良い親子。幸せの形は様々だ。
お疲れ様、良く頑張って、自由と責任貫いて、人生を楽しく、目一杯生きたね、と私は言いたい。
2012年04月26日
小沢さん、不退転の決意を持って、実現してください。
http://www.jiji.com/jc/d4?d=d4_mili&p=ozi009-00647853 写真
午前十時、息が詰まりそうだった。
最初に選ぶテレビ局は、NHKにした。いきなり、「無罪です。」という報告。
嬉しくて、テレビの前に拍手した。目頭が熱くなった。
各局は、元検察庁の検事をゲストに呼んでいた。
朝日テレビ、関西テレビ、毎日テレビ、読売、と全てのチャンネルを回しながら、意見をコメントを聞くと、
初めは、検察官役の指定弁護士が、控訴出来る可能性は少ないと言っていたが、
判決文を読み進める内に、「指定弁護士の主張が認められているので、控訴の可能性も多い。」という意見に変わった。
有罪であるが、それを立証するのに、証拠が足りないので、共謀だとは言えない、というのだ。朝日テレビに出ていた、元検事は、「自分なら有罪にしている。」とまで言い切る。
元検事の、ほとんどの人が、自分達の権力を守ろうとしている。
ひとまず、検察と小沢さんの戦いは、この無罪判決で決着をみた。
これからは、最後のご奉公をする、と言っている小沢さん、自分が裁判で有罪になれば、日本は終わる、と言っていた、小沢さんに、死にものぐるいで、それこそ不退転の決意で、やってもらわねばならない。
国の仕組みを変えること。
官僚主導の政治から、政治家主導の政治に。
中央集権を打破し、地方分権を確立すること
お金の流れを変えて、特権から、国民のために
生きたお金の使い方が出来るように。
原発の安全が確保されるまでは、再稼働はありえないこと
自由貿易は、日本にとって、一番利益を生み出すことだが、
アメリカと、対等の関係で、日本の主張を堂々と言える外交をすること
アメリカとも、中国とも、他のどの国とも、日本は対等に付き合うこと
情報は全てオープンにすること。
自由で公平な土壌で、戦い、独占的な特権を排除すること
小沢さんがいつ、どこでも、変わらず言って来たことです。
不退転の決意で、政治の在り方、仕組みを変えてほしい。
小沢さんが、掲げた、民主党の国民との約束を、今かかげて、国の仕組みを変えようと しているのは、大阪の橋下さん。
お株を取られた、と言っているが、今からでも遅くはない。
橋下さんも尊敬している小沢さん
叩かれても、叩かれても、不屈の精神で、これまで、生き、怖がられ、真実を貫いてきた小沢さん
豪腕を今こそ、発揮してください。強いリーダーシップで、責任を取ってください。
国民との約束、国民が小沢さんに期待していた、約束を実現してください。
不退転の決意を持って。
2012年04月25日
節電効果
関電が、今年の夏、ピーク時に、電力の足りない数値を出した。16,3パーセントくらい電力不足に陥るという。
「アンケートで、節約しても、このくらいの量を使います、ということに基づいて出した数値」だそう。
「関電から供給を受けている人達は、節約する気が薄いのですか。」との質問が。
原発を動かさなくても、電力は充分補えるのではないか、と私は思う。
私だって、3.11の震災以後、安易に原発に依存して、何も考えないで、電力を無駄遣いしていたことを、節約によって、認識させられた。
節約といっても、無理をしたわけではない。スイッチを元から切るように、切り替えのスイッチを買った。電気を使わない時には、スイッチを切るように心がけている。
冷蔵庫の温度を弱にした。
電球を、LSDに。ただそれぐらいのことで、以前の同月と比べて、30パーセント近く節電していることがわかった。
以前は、どうして電気代が安くならないのか、と思っていた。
節約上手な奥さんが、光熱費の節約で、電気代は、4千円以下だと言ってるのを
見て、我が家は、6千円から7千円、一体どうしたら、と不思議に思っていたが、
何のことはない。今は、私も4千円くらいになった。
友人も、冷蔵庫とテレビ、洗濯機をエコに変えて、4千円くらいになって、びっくりした、という。
以前の冷蔵庫は、30年前の外国製の冷蔵庫だった。何万円も電気代を払っていたそうだ。 妹の家でも、電気代は、エコにして、随分安くなった。
冷暖がすごく安くなった、ということを聞いて、電気屋で聞いたら、年間26千円くらいの消費だそうだ。
我が家は、15年になるので、電気代がかかるから、去年の夏はつけずに頑張った。
今年は、買いかけようかと思っている。
私の周りの人達が特殊なのではないだろう。
関西圏の人達だって、エコに協力的なはずだし、電気代は安い方が嬉しい。
関西電力の試算は、当たっていない。
一昨年の電力使用量から、推察した電力の使用量だ。
皆の意識は、すっかり変わっているし、一般家庭の電気代は、随分少なくなっているはずだ。仮にそうでないのなら、意識を変えて、節電製品に買い換えるか、無駄な電気の消費量を抑えるか、きっと出来るはずで、電力不足は起こらないだろうと思っている。
むしろ、余って、企業の電力を支えることも可能だと思う。
私だって、30パーセント以上、ダウンしているのです。無理な節約なしに。 困るどころか、電気代が安くなって、やったー、と言いたくなるくらい。
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09:30
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2012年04月24日
泳ぐべきか、歩くべきか
久しぶりに、プールで泳いだ。
ちんたら、歩いているだけでは、身体が冷えて、逆効果ではないか、と
思えた。
いつも出会う女性は、プールで泳いだ後、バラ色に染まった、血色の良い
顔をしている。
それに、スマートで、スタイルが良い。洋服の趣味が、素敵で、よく似合う。
「 歩いているだけでは、暖まりませんでしょ。相当、頑張られないと。」
そう言われて、再び、泳いで見る気になった。
泳ぎをやめていた理由は、プールの塩素だった。
鼻炎になって、だらだらと鼻水が出る。目に水が混入すると、充血する。
「口で息して、鼻から息を出すでしょ。鼻には入らないですよ。」
そうか、そうすれば入らないはずだ。口から空気を吸い込んで、口から出していた
から。それを試して見ることにして、新しいゴーグルと耳栓を買った。
ゴーグルは、軽くて、ぴったりはまるもので、目に入らなかった。
久しく泳いでいないので、700メートルがやっと。
泳いでから、少しプールで歩いてみる。
身体がすいすいと進む。水の抵抗感がない。泳ぐと、身体が温かくなった。
顔にぶつが出来ている。顔がひりひりする。鼻声になって、くしゃみの連続。
でも、運動したー、という気持ちの良い疲労感がある。
以前は、顔に、それほど影響がなかったのだが、皮膚が弱くなっているのだろうか。 皮膚はぶつと赤くなって、化粧水が染みる。
プールの塩素は、相当きつい。髪の毛が赤くなるのは、塩素ブリーチのせいだ。
ばい菌を繁殖させないために、塩素が必要なのだろうけど、身体を漂白しているのと一緒だから、皮膚に良いわけがない。
良い面あれば、必ず欠点もついている。プラスとマイナス。
To be or not to be .That is a question
2012年04月23日
お役ご免の楽隠居
息子の親が、結婚に熱心でないのは、男は幾つになっても結婚する相手がある、という考えを持っているからだろう。
娘を持つ親は、そんな悠長なことを言っていられない。
出産は36才までに、という。奇形児が生まれる可能性が高くなるとか。
このご時世だから、結婚しなくても良いではないか、と思う両親が多くなっている。
自分達の結婚生活を振り返って、幸せではなかったから。女は、家庭に入るのが当たり前で、職業につけなかった、母親は、特に。
働いて、自分で生きていければ、自由があって、自分の時間を楽しめて、へのかなわなかった、失われた欲望が強いのである。
親達は、そういう子供達を家に、或いは、別居していても、いつも気にしている。
子供の保護者であるという観念が、つきまとっている。
私もそうだ。子供のために、という思いが強い。
息子から、結婚うんぬんと言われて、ショックだったけれど、すぐにそれは、ある喜びに変わった。
肩の荷が下りて、気が楽になった。これで、親としてのお役は免除される。息子への責任感のようなものが、いつもどこかにへばりついていた。
息子の管理は、彼の伴侶となる人がその責任を負うことになる。
今までは、着るものを見ると、買ってあげようか、と息子の顔が浮かんで、自分のものをセーブしたりしたけれど、これからは、奥さんの役目に。
美味しいものを食べさせてやらねば、と思っていたけれど、それは奥さんの役目に。
なんという解放感。
これからは、息子の所に行くのに、身軽に、身体をいたわりましょう。
私は、お母さんだもの。大事にしてもらわなくちゃ。
身軽に出かけて、沢山、親孝行をしてもらいましょう。
第一線の親から、楽隠居です。
結婚して、苦労して行くのは、夫婦なんですよね。四苦八苦しながらも、二人三脚で、 子供産んで、育てて、やがて結婚するまでは、親の責任を背負い込む。
私は、お役ご免です。
結婚は、自由の死、束縛への従属だ、と思う。
親は、その反対です。
子供が結婚することは、親に取っては、自由の奪還、楽しみの享受です。
2012年04月23日
結婚は人生の墓場
結婚しない男女が増えている。
先日、経済に、つまりはお金にして、いくらの価値があるのか、
という経済学で考える、NHKの番組があった。
結婚したら、年に40万円の価値があるという。
家事は一人でやれば、1時間かかる所が、互いの得意分野で分担すれば、30分に短縮出きて、30分の余裕の時間が生み出せるとか、そういうことをお金に換算すると、とのことらしい。
そんなことは、考えてみたこともないけれど、私などの考えでは、一人でいる方が良いと思う、最大の理由は、人間いつかは、一人になるから、ということで、共に暮らすには、結婚という形態を取る必要もないからだ。
互いに、自立した関係でこそ、関係は良好に続く。
結婚した途端に、女も男も、変わる。
良い方に変わることはほとんどない。
束縛、というのが、結婚の本質だ。
息子は、そろそろ年貢の納め時だと思っている。
今一緒にいる女性と、結婚するつもりらしい。
親としては、息子がいつまでも、独身でいるのは心配、と思うけれど、
結婚して、こんなはずではなかった、と後悔することもありうる。
彼女は、離婚している。娘がいる。
息子が、彼女と同居しているのは、理想t的な関係だ。
精神的に支えられ、優しくしてもらっている。
籍は入れずに、一緒に住んでいる方が、新鮮な愛情は続くだろう。
本人の意志を尊重しなければならないと思っている。
私が結婚するわけではない。どんな人を選ぼうが、どんな生活をしようが、
私の出る幕ではない。息子が選んで、息子がその責任を取らねばならないことだ。
私は、ただ、良いのじゃないの?としか言いようがない。
私だって、寂しいと思う。一緒に暮らす人がいれば?とふと思うこともあるが、
この寂しさは、誰でもいつか抱いていかなければならない。
結婚すると、景色が一変する。互いの思いやりは半減する。魅力的だと
思っていた相手の、欠点ばかり目立つようになる。互いにだらしなくなって、努力しなくなる。
一年毎に、契約を更新するという結婚の形態のほうが良いだろう。
男女間には、緊張感が必要だ。いつ壊れるかもしれないから、大事だと思える。
失敗したと思ったら、別れれば良い、と思うかもしれないけれど、金銭が絡んでくる。
男は、離婚する度に、身ぐるみはがれることになる。
、今は、女の方だって、結構お金の蓄えがあるので、逆もある。
フランスの女達が結婚しない理由は、金銭。アメリカでも、離婚に、金銭はつきものだ。
女が、結婚したいと思う男は、かっこよくて、優しくて、頭が良く、生活力のある男。
男が結婚したいのは、優しくて、つくしてくれて、大事にしてくれる女性。
このバランスが、結婚という、身分保障で崩れる。
2012年04月23日
味の違いと味わい
朝から雨は降っていたものの、心配したほどではなく、普通の雨だった。
友人と、ヨドバシカメラで待ち合わせ。
買ったばかりの中古のリコーGR2を持って行く。カバーがないので、古いペンタクスのカメラのカバーを外した。デジタル以前のもので、少し大きい。
西宮駅の構内で、人だかりが出来ているので、なんだろうと思ったら、ボランティアのフラダンスを披露している。
早速、新しいカメラを出して、人混みをかき分けて、ぱちり。
最初の被写体のターゲットになった。
このカメラ、すっと欲しかったから、嬉しくてたまらない。
友人に会うのに、首からかけて、見せびらかしてみせる。
「これ、買ったのよ。」
中古には見えないくらい、新品同然のカメラだ。
首にかけるテープがついていた。以前持っていた、GRのひもが不細工だと言って、
息子が、リコー専用のをプレゼントしくれたのと同じようなもの。
手ぶれ防止はついていないカメラだから、紐をかけて、ピントを合わせると、綺麗に写真が撮れる。
地下街の酒場「大和」は、雨でもあって、列んで待っていた。カウンターだけの店だけれど、10分も待てば、たいてい座れる。
今日はどうかな、と思ったけれど、10分で順番が回ってきた。
水槽の中に、めずらしく、車エビが沢山入っていた。
この店の売りの一つで、一匹180円、塩やき、踊りのカクテル、寿司と好きなように調理してくれる。
握りと塩焼きにしてもらった。
タコのぬたは、殆ど生に近いタコを使っている。造りの種類も沢山あった。
本まぐろのほほ肉の造りが、最も上等で580円。これがトロよりも、美味しいくらい。 肉のたたきにも似た味だった。
カンパチの造りは、新しいけれども、味は淡泊だった。かんぱちは、上質のものでないと美味しくない。
美味しいものを、味わってしまうと、どうしてもそれに比較されることになる。
何にでも言えることだ。
食べ物ではないのだが、岡町の商店街で、木作りの椀を特売していた。
立ち寄って、ちょっと良いな、と手に取ってみたものの、買う気にならない。
悪くはないし、すごく安く売っている。使い勝手の良い大きさだ。
けれど、神戸のそごうで買った、稲庭うどんようの椀に比べれば、使う気になれなくて、 買わなかった。私がつ買っている塗りの椀は、15000円を奮発して買ったもので、塗りの美しさ、深さに惹かれて、思い切って買ったもの。
カメラだって、以前にGRの味を覚えていて、後発のGR2がほしかったけれど、グリップがすぐに剥げるという欠点があって、修理にお金がかかるということもあって、それになにより、他のメーカーに比べて、値段が高いので、欲しいと思いながらも、今に至ってしまった。
諸々の欠点を考慮しても、欲しいという気持ちは失せず。ついに手に入れたわけで。
手に取ると嬉しくて、どこかに、出かけて行こうという気にさせる。
2012年04月22日
リコーGR2の中古品
カメラのキタムラでリコーGR2の中古カメラを買った。
ずっと欲しかったカメラだった。リコーは今、GRの4を出している。
満足度は一番のカメラ、初代のGRの味を大事にしているカメラらしい。
私が現在使っている、ペンタックスは、小さくて使い勝手良く、不満はないのだけれど、 GRを何度も、リコーの大阪本社に修理に持って行き、最後には、ニューヨークで、
水たまりの中に落としてしまって、だめにしてしまった。
修理が出来ないかと、持って行って、水につけたでしょう、と一発で見破られた。
良く故障するカメラなので、もういいわ、と思っていたけれど、カメラ屋の店頭に行くたびに、気になる。G2の評判は良く、重量も、初代のGRよりも軽い。
そのうちに、3が出て、今は4。
G2に拘っていて、やっと中古で手に入れた。ヤフーのオークションにも、入札は何度かしていたけれど、買えなかった。
随分昔のカメラになっているので、キタムラで、沢山出ていたが、質が良くて、安いのがあって、18000円で、買った。
埼玉の店が売り出していて、全国の身近な店で受け取れる。
探すと、なんと灯台もと暗しで、すぐ近くの生協の2階に、キタムラがある。
いつも通っていて、写真屋であることは知っていたが、名前までは。
るんるんで、カメラを取りに行った。
この店、何代か変わっているそうだ。
もともと、写真の現像を出す店で、今も変わりない。
カメラは使用感がなくて、綺麗だった。
品質はABだったので、綺麗だとは思ってたけど。
夜、コナミから帰って、バッテリーの充電をしたら、長くかかった。ペンタックスだと 早い。
カメラを映してみた。夜だから、今朝、昼間の光で庭と室内を映してみる。
早速写りを確かめる。コンピューター内に入れた画像を見てみると、あまりピント来ない。
GRは、自然な写りなので、物足りないのかな、とは思うものの、このカメラは、
カメラ操作を出来る人に向いている、高等派のカメラなので、私のような、馬鹿ちょんが、オートで撮るカメラではないのかな。
いかがでしょうか。写り具合。
2012年04月21日
ものは考えよう
母に会いに行くのを早くして、叔母の病院に。
従姉妹から電話があり、叔母の病室を、二人部屋から、四人部屋に移動するかどうか、叔母に旨く聞けないので、同行して欲しいとのことだった。
頼んであった、特養は、弟の関係で、空きが出たので入居出来ることになったけれど、先日も、胃から出血も伴って、しばらく点滴だけの状態で、叔母の鼻孔チュウブを外して、口からの食事を試みても、たちまち体力が落ちてしまうのは必至なので、入居は無理だと判断。
この先、病院にいるのなら、二人部屋の差額15万円を節約して、4人部屋に移る方が、 先々の費用を考えても、との配慮から、4人部屋といってもかなり広くて、今のスペースと変わらないし、今は、廊下側のベッドなので、カーテンでしきられて、日が当たらない。
叔母の資産を管理している弟は、病院に奉仕しているような15万円は、無駄だという考えで、叔母の余力からも、この先10年すれば、預金が枯渇してしまうので、4人部屋に移れば、どれだけ長生きしても、大丈夫だから、とのこと。
叔母に金銭から、とのことは避けて、明るい部屋が空いたので、移りたくないか、聞くと、叔母は、このままの状態が良いと言う。ひどい状態で、横たわっている患者を、垣間見ていて、他の人とは一緒にいたくない、という。
確かに、ひどい患者ばかりだ。
叔母は、食事に興味がなくなっているので、鼻腔から栄養が取れていることで、簡単便利だと思っている。
身体に痛みがないので、ベッドで横たわっている方が、楽なのだ。
叔母の楽しみは、目下の所、野球の試合をテレビで見ることだ。従姉妹が、暖かいコーヒーをポットに入れて持って来てくれること、見舞いに訪れる人が何人かいること。
病院の職員と話しをすること。
ベッドに釘付けになって、食べることも出来なくて、生きていても何の楽しみがあるのかしら、と健康な人間は思うけれど、そうではない。
劣悪だと思う環境においても、日日の、小さな楽しみがあって、だから、
明日も、明後日も、希望に支えられて、生きている。
叔母のいる、日の当たらないベッドは、カーテンで仕切られているから、
個室と同等になっている。
個室だったら、隣の人の分を更に負担しなくてはならない。
逆の思考からは、15万円、負担してもらっているのだから、それだけ貯金が増えている。 このまま、行ける所まで、行くのがベストだと思う。
2012年04月20日
天六で、香住「北よし」と寿司の「奴」
夜から出かけるのは、久しぶりです。
友人の好きそうな、居酒屋をインターネットで探していたら、寿司の部で、値段が安くて、食べログの評価が高い店があった。
香住から直送の新鮮な魚と干物があるときうので、美味しいお寿司が食べられそうだと期待して、予約を入れた。
北新地には、何軒か、めぼしい所はあったものの、天六にある、「北よし」という店の方が、平均予算が安いので、場所での違いがあるだろうと、天六の店に決めた。
タクシーでワンメーター。おろしてもらったすぐそばに、沖縄料理の店「ていだ」がある。
以前に一度行ったことのある、陽気な店。安くて、お料理も美味しい。
その通りを天神橋5丁目の方に歩いて行くと、香住「北よし」があった。
その隣に、以前に行ったことのある「奴寿司」がある。中は人が居なさそうで、もう終わったのかな、とも。
香住「北よし」は満席で、予約の2席だけが空いていた。
寿司屋ではなかった。造りは、3種。のどグロ、剣先イカ、甘エビだけ。
後は、2,3種類の野菜ものと、干物の魚を揃えている。
甘くて美味しい
ご飯は、魚を使った釜飯で、タコ、サザエ、竹の子、など種類は4種類ほど。
造りは新鮮で美味しかった。
カウンターの横で、もうすっっかり酔っている女性が、大きな声でしゃべっているのが、耳にがんがん響く。小さなカウンターだけの店で、食べるのが目的ではなく、魚をあてに、地酒を楽しむ店だ。干物のカレーは、この前に、友人と城崎に行った時に買った干物の方が、遙かに美味しかった。
友人は、美味しいと言っていたけれど、城崎まで行って、買ってくるだけの値打ちは充分あるのだな、と思った。
天六には、沢山寿司屋があるので、ここは切り上げて、ご飯ものは寿司にしようと、お勘定をしてもらったら、燗酒2本、ビール一杯と地酒一杯、
お作りは、剣先、エビ、竹の子の煮物、とカレイ一枚、で、5800円だった。
隣にある、奴寿司を覗くと、客は一人もいない。良いですよ、と店主。
本店は休みだそうだ。この店は、外れているので、あまり知られていない。常連さんが、昼からやってきて、毎日来ているというおばさんがいたと話すと。
その人は、来ていないそうだ。常連でやってきていても、病気になったり、来られなくなったりするそう。
お腹はまだ空いていて、結構沢山握ってもらった。途中で、大通りの店から、店員がねたをもらいに来ていた。
店主と話しながら、お寿司を食べて、やっとここに来た甲斐あり。
お燗を2本、トロ、とネギトロから始まって、鰻、ひらめ、鯛、トリガイ、卵、イカ、 カンパチ、を食べて、4300円。
両方の店で、大体、二人で1万円なので、天六は、やはり庶民の町、食い意地の張っている人の街だけあって、リーゾナブルで、欲張って、満足感が味わえる。
タクシーの運転手さんも、美味しいものは、こっちの方ですすよ、と言っていた。
天神橋の5丁目に、風月というお好み焼きの店があった。
鶴橋の風月とは、別の店で、こちらの方が、ずっと美味しい。一旦、蒸し上げた、ねばりのあ堅めの麺で造るやきそばの味は忘れられない。
店主もその味を知っている人だが、風月は、なくなったとか。
お好み焼きも、とても美味しかった。ここと、千林の風月と、二軒だったのではないかと思う。キャベツを洗わないので、キャベツの甘さが際立って、美味しかった。
梅田までの帰りは、商店街を歩いて、それほど遠くない。
商店街を歩いていると、トイレに行きたくなって、友人が好きな、ギネスのバーがあったので、私がご馳走するわ、と。
私はもうお酒は飲めない。出してもらった、オレンジも食べられない。
ギネスはデザートのようなビール、オレンジとの相性が良くてとても美味しいらしいけど、私は一滴も、一口も、もうだめ。
支払いは1600円。コーヒー代くらいだった。
2012年04月19日
カセットから流れて来た、淀川長治の声と映画音楽
映画好きの私の為に、友人がくれた、カセットがあった。
淀川長治解説の映画音楽をダビングしてもらったカセットだった。
テレビを見ていると、動けないので、音楽を聴きながら、動けば良いと、久しぶりに、CDレコーダーのカセットに入っている、フランス語を聞いた。片方のカセットをかけると、 淀川長治の肉声で、映画音楽への思い出や、映画解説が聞こえてきた。
肉声の主は、もうこの世にいない。感慨深い。
懐かしい声と口調と共に、「日曜映画劇場」での、さよなら、さよなら、さよなら、の
顔が浮かぶ。
どの映画音楽も、私に取っても、懐かしく、心に、わーっと広がって、心がときめき、 なんともいえないくらい、感動する。
昔、夢中で見に行った映画は、深く心に刻まれて、感動はそのまま、いえ、それ以上に深く、広くなっているが、最近見る映画は、そのテーマソングも、忘れてしまうほどだ。
確かに、昔の映画の方が、良かったと私などは思えてしまう。
「ブラザーサン、シスタームーン」の音楽が流れると、感動が120パーセントのなっている。
「ブーベの恋人」も久しく聞いていない曲だった。
最近は、テレビで、昔の映画を良くやっていて、先日も「ゴッド、ファーザー」の3部作を見たばかりなので、このカセットの収められている、テーマソングを聞いても、懐かしい感じはしないけれど、「ブーベの恋人」や「ブラザーサン、シスタームーン」を聞くと、特別の感情が蘇って来る。
こうして、昔のカセットを聴くのも、素敵だなあ、と思った。
楽しい事なにか、ないかな、と思ってみるけれど、こんな所に、隠れていたのに、ずっと気づかないで、暮らしていた。
2012年04月17日
居心地の良い場所
昨日、母に会いに行くと、看護士さんから。
「お風呂の後で、足の爪を切ろうと見たら、爪が肉の間に食い込んできているので、皮膚科で見てもらってください。」と言われた。
今朝から、どこか近くに皮膚科はないかと調べて、夕方連れていってあげなくちゃ、と思うのに、お布団をベランダに干していたら、ものの後ろが急にひくつって、歩くと痛い。背中は相変わらず、痛かったり、治ったりで、こんな状態で、この先どうしようと思ってしまう。
カイロプラズマとかが、良いとか、書いているけど、医者に行けば、お金がかかるので、我慢出来るだけ、いつも我慢して、結局は行くことになるのが、いつものパターン。
絶対に医者に行かないと言ってる人がいるけど、私は辛抱が足りない。
今フリーになって、活躍している女性がいる。名前は覚えられなくて。先日も、討論会にも出ていた。
彼女は、岡本太郎の本に触発されて、勤めていた、集英社をやめた。
「安全な道と危険な道があるとしたら、危険な道を選びなさい。」というフレーズを読んで、即、会社を辞めた。
それまで、仕事に対するジレンマで、鬱病を患っていたのだとか。
彼女は、学生時代50カ国くらい、旅して、いろんな人達との交流を持っていた行動派だった。
そういう根っこがあるから、危険に身を投じる即決が出来たし、もともとは、危険な道を選ぶことが、彼女に取って自然な生き方だったのだろう。
会社という組織の中で、不自由に生きることが出来なくて、鬱病を煩っていたのだろう。
人は、自分の居心地の良い場所を自ずと探している。居心地の良い場所にいる人は、そこから出ようとはしないだろし、ストレスがなければ、身体に異常をきたさないのではないだろうか。」
人から見れば、何のストレスがあるの、と思われても、本人にしかわからない。本人も気づいていないかもしれないストレスが、身体に作用している。
生き生きと生きている時には、体調はすこぶる良好なのだと思う。
停滞している血液の流れが、背中や様々な部分によどみを造り、警告を鳴らしている。 あなたの生きる場所を探しなさい、と。もっと快適に過ごせる場所を。
2012年04月16日
大阪城の桜と桃花園
友人と西宮北口の構内にある、本屋で待ち合わせていた。
気がつけば、十三の駅に停車する所だった。
携帯のメールを見ながら、無意識に、梅田駅のプラットホームから、乗り込んでしまっていた。
あわてて十三で降りて、北口に引き返したら、待ち合わせに35分の遅れ。迷惑をかけてしまった。
大阪城公園の桜を見ようと、梅田に。
お昼にさしかかって、梅田で、ランチをしてから、と、この前に、別の友人と行った、イタリアンのレストランに。
デザートとコーヒーまでついて1680円。話している間に、3時前に。
JRで、大阪城公園に行く。途中、電車から、桜宮の見事な桜が見えた。
桜宮という名だけあって、この辺は桜一色に包まれる桜の名所だ。
大阪城公園につき、話をしながら、お堀端を歩く。花見の青いシートは、好きではない。 阪神大震災の後、配られた青いシートを思わせる。中之島公園にいたホームレスの青テントを思わせる。
大阪城公園の中に、桃花園がある。赤、桃色、白の鮮やかな花木が、沢山 植わっている。いかにも中国らしい。景徳鎮の花瓶に描かれた、桃の花が頭に浮かぶ。
桃に比べれば、桜花は、なんと品良く、奥ゆかしいことだろう。
薄紅がほのかに、花びらが、空の青さに透けて、より淡い色に変わって行く。
肌寒くなる頃、梅田に戻った。昼からずっと、話ながら、夜まで続いて、お腹が空いたので、ネギ焼きで有名な「ヤマモト」に。
少し暖かくなったからだろうか。いつもは人が列んでいる店に、待たずに入ることが出来た。
隣に座っていた、若いカップルの男性が、やきそばを卵でまいた、オムソバを口に入れて、「すごく美味いよ。美味すぎるよ。」と店員に言っている。
カウンターは、ほとんど、男女のカップルが座っていた。
デートでお好み焼きというのは、ロマンティックじゃないけれど、大阪らしい。
子供が小さい頃、家で、たこ焼きを良く焼いた。卵を何十個も割って、たこ焼きで近所の人が寄った。
今では、卵一個食べるのにも、コレステロールを気にしながら。寂しい限りだ。
若い頃は、何食べたらいけないなんて、考えなかったわね、と言いながら、ネギ焼きと焼きそばを半分づつ食べた。
オムソバが美味しそうね、と言いながら、まだもう少しは食べられるのだけど、これくらいにしておかないとね。
昼食のイタリアンが、カロリーオーバーなので、夜は軽くといってたのに、お好み焼き もカロリーは高い。
お腹ふくれたわね、と言われて、そう、皺が目立つよりも、この方が良いのよ。
それにしても、痩せたり、肥えたり激しいわね、と笑われる。
彼女はスタイルが良く、コンスタントに体重を保っている。
服なんか似合わないから、今はほしくないわ。
顔の皺がなくなると、身体が太って醜くなる。どちらを優先すべきか。
2012年04月15日
痛みと不安
夕方近く、ゴボウの炊き込みご飯を仕込んでから、散歩に出た。
久しぶりに、ゆずり葉まで歩いた。桜がまだ満開だろうと思ったら、散り始めているものもあった。
ゆっくりと歩いて、往復1時間くらいの散歩になる。
川の流れを見ていると、頭の疲れが取れる。犬の散歩に来る人がちらほら。子供を遊ばせている人が少し、ここまで毎日来れば、良い運動になるのに、思い立った時しか来ない。 家に帰って、まだ運動が足りないと、テレビの音楽に合わせて、身体を動かし、踊るマネをしたり、翔るように、したり。
このくらいで、と腰をすえて、座って入ると、背中が痛い。横になると、じっとしていられなくなる。筋を違えたのかな、くらいに思い軽く考えていた。最近、背中の辺りが時々痛くなるから。
ベッドに入ってから、痛くて、寝付かれない。ずきずき痛み出した。
骨にヒビが入ったのではないかと疑いだした。骨ソショウでは?圧迫骨折というのも
聞いている。
そう疑い出すと、益々痛みが増して来る。
病院に行かないといけない。骨折なら、すぐに入院ということにも。
身の回りのものを持って行くとしても、入院となると、どうしよう。
洗濯物、お金の管理、などなど。母が元気だった頃なら、頼ることが出来たけれど。
頼る人がいないと、一体どうすれば良いのだろうか。
家政婦をお願いするとしても、そういう所を探さないと。何でも屋に頼めるのかしら。 動けない場合は?等々、不安がつのる。
背中の痛み方は、どうも骨折ではなさそうだ、と思えるようになって、気が楽になった。 肩を痛めた時のことを思い出した。あの時も、痛くて寝られなかった。関節痛だった。 骨ではない。骨なら、動けないもの。肉離れの筋肉痛か、関節痛では?
結論が出ると、不安が消えて、そのうちに寝てしまっていた。
今も、筋肉痛で痛いけれど、ブログを書けるくらいだから、大丈夫。
万が一、のことを想定しておかなければ、と思う。
甘い物を最近は良く食べているので、骨粗鬆を疑った時には、愕然となった。
飛んだりはねたリしているだけで、圧迫骨折も、骨粗鬆の人ならありえる。
長い間、検査していないから、見てもらわないと。大丈夫だと言われたのは、3年前のこと。その頃は甘い物を食べてなかったもの。
2012年04月14日
黒潮市場と、ポルト、ヨーロッパ
朝食は、和洋バイキング。
ビジネスホテルにしては、豊富な品揃えだ。
このホテルは、ロビーに、コーヒーの無料サービスもあるので、
ホテルを出入りする度に、コーヒーを飲むようになって、
寝られないかと心配したが、ベッド横で、友人がしゃべっていたのが
子守歌になって、すぐに寝てしまった。夜中、熱くて、何度も目が覚めたけど。
窓際に、年配の夫人が4人座っている。姉妹かな、と思ったけれど、チェックアウトの時に、話しかけて来られて、
以前、会社の同僚だった人達で、東京から車でやってきたとか。
一番細くて、美味しくなさそうに食べている人がいて、食べる事に興味ないのかと思ってたら、一番沢山食べていて、
何度もパンを皿に載せてお変わりしているので、びっくりして見てた人が、毎年、お墓参りをかねて、和歌山に1人で
車を運転してやってきてたのに、3人が同乗して、一緒に和歌山に来るようになったとのこと。
痩せの大食い、というが、体力の消耗が激しい人なんだろう。見かけとは裏腹に、とても気さくで、活発な女性で、
車を運転してなら、どこにでも行くので、4人で、年に一度、東京から、和歌山を中心に、京都や関西、東海などの旅もかねて。
4人は、70代と80代くらいなので、こんなに元気な人達がいるんだ。
私達は、ホテルでもらった無料の、「ポルト、ヨーロッパ」に行くつもりなのだけど、彼女達の一人が、
「今年は、和歌山市立博物館に行ってくるように勧められたので。」と4人でこれから、博物館に車で移動するという。
私達は、南海和歌山から出るバスの時までの間、時間待ちもかねて、その博物館がすぐ側なので、行って見ようと、
歩いて、博物館につくと、例の細い女性が、「あら、早かったですね。今日は、和歌山市の新入社員の研修で、職員が説明してまわっているので、一緒に聞かせてもらいましょう。」と私達が来るのを待っていたかのように。
他の3人は、新入社員に混じって、説明を聞いている。誘われて、私達も。
ポルト、ヨーロッパまで、この時間、バスが一時間に一本しかない。
1時間かかって、着いてみると、子供用のテーマパークで、入る気がしなかったが、無料だから一応入って、すぐに出て来た。黒潮温泉、といいうのが、良いですよ、と勧められていたので、温泉がメインだったけど、来るのに、1時間もかかったので、ゆっくりと入る時間もないから、やめておく。
黒潮市場が、お目当ての、観光バスが何台か来ていた。
まぐろの解体ショーを、みなさん、カメラを向けて。
市場の中で、好きな物を買って、焼いてもらって、バーベキューとして食べたり、お寿司なども売っているが、そんなに安くない。イタリア人の観光客もいた。
私達は、和歌山駅に帰ってから、駅の近くで食べることに。
駅の2階にある、昔ながらの味レストラン、というところに入って、ランチを食べた。
難波には、5時について、友人と別れた。
結構疲れている。梅田の阪神で、「ポール」のパンを買い、三田屋のハムを買って、近くのイカリで、野菜を買って、
家についたのは、夜の8時近くになっていた。
一人、ぽつんと家にいるのは寂しい。何をしようか、と迷うと、テレビの前に座っている。
2012年04月14日
和歌山県立美術館、まほろば温泉、居酒屋「千里十里」
和歌山県立美術館は、黒川紀章の建築で、素敵な建物だ。
常設は、和歌山にゆかりのある画家の絵が入っているので、名前の知らない人達も多い。 岸田劉生の若い自画像や、佐伯祐三の作品も5,6点あった。パリの広告を描いたものばかり。
神奈川県立美術館が多く所蔵している、松本俊介の絵もある。
地方の美術館の、常設を見るのは、新鮮で楽しい。
館内は、ほとんど訪れる人もなくて、ガランとしているので、話をしながら見ていても、何も言われない。
どこかの美術館で見た、シーガルの彫刻。
ピカソや、本当にわずかの海外の作家のものが大切に飾られている。
特別展は、抽象の版画と、絵画の色と形のシンプルで、目に優しい作品ばかり。
肩を張らずに、疲れなくて、良かった。
色彩が優しくて、美しい。
美術館の中庭から、和歌山城が見える。雨風で、大木が揺れている。
ホテルで、教えてもらった、「まほろば温泉」まで、タクシーで行けばと思いついた。 受付で、タクシーを呼んでもらった。ここから、タクシーが来れば見えるので、それから出て行かれたら、と言われて、待っている間に、空のタクシーが何台も通る。
呼んでもらったから、料金高くなるのね、と思ったり。
そんな心配いらなくて、和歌山のタクシーは、来てから、運転手がメーターを下ろしたので、
ワンメーターの640円で、「まふろばの天然温泉」の前まで。
どこか美味しい所はないですか、とタクシーの運転手にも聞くと、和歌山で一番の店がここです、と教えてくれたけれど、値段は高いとか。値段の手頃な銀平は、本店なら、美味しいのだそう。
まほろばの湯は、見覚えのある商店街で止まった。この商店街は、以前に行った、「千里十里」が近いのではないかな、というと、運転手さんが、「千里十里」は
このアーケードのもう一つ先にあります、居酒屋ですよ、と教えてくれた。
まほろばの湯は、大小タオル付いて、1000円。化粧品も置いてあるので、ホテルに荷物預けてしまって、洗面道具も持ってなかったけれど、何もいらなかった。
漢方サウナは、漢方の匂いが結構好きで、蒸気が熱くて気持ちよい。昔、夙川に、漢方湯があって、父も生きていた頃、家族で時々利用していた。
その薬草湯と同じ匂いが懐かしい。
そこから出て、熱いお湯が石の壁を流れる所に座って、しばらく休んで、また蒸気の中に。お風呂も、どろっとした泥のような色の源泉と色のついた天然温泉とあって、炭酸の泡風呂も。地下を掘って出て来た温泉だが、和歌山には、いくつも温泉がある。
こんな所に、毎日来られたら、最高やね。肩が凝っているのが、すうっと治って行く。
温泉を出て、アーケードを歩いて、「千里十里」を探したが、忘れてしまっていて、角の交番に。
若いお巡りさん達は、「そら豆」は知っていたけれど、「千里十里」は知らなかった。
空豆は、美味しいですよ、と勧める。「千里十里」は、交番のすぐ近くにあった。
店は空いていた。家族でやっている店なので、こういう店の方が、何軒もある店とか、若い人向きの店のように、創作料理よりも、素材で食べさせ、オーソドックスな美味しさがある。
どれもこれも、友人にも満足してもらえた。私達が入ってから、他の客がどんどん入って来て、たちまち、一杯になった。
随分、注文した。
初めに、あてに出たのは、アワビの煮付けと、貝とぬた。
造りの5種もり、ホタルイカの酢の物、だし巻き、イカとタコの天ぷら、野菜サラダ、
レンコンの天ぷら、あなごのお寿司、生ビールと熱燗と、ライムの酎ハイ。
友人は、すっかり酔っていたらしい。いつもは、ビール一杯だそうな。
すっかり酔って、和歌山城の、夜桜見物
ホテルに帰ったら、10時を過ぎていた。
窓から、和歌山城が、ライトアップに浮かび上がって見える。
2012年04月13日
和歌山駅前、キタナシュランの寿司屋
和歌山に出かけた。
和歌山城の桜は、散り初めてしまっていた。
南海電車は、ピタパが使えた。出来るだけ、財布の中に
小銭で膨れあがるのを避けたいので、ピタパが使えると
便利だ。難波の始発から、特急が出ていて、後ろ4両は自由席なので、
交通費の890円以外にかからない。
難波から和歌山までは、一時間なので、日帰りでも充分だろう。
和歌山に着いたのは、昼時、駅前の、キタナシュランに出て来そうな、寿司屋があって、 小鯛寿司という文字に惹かれて、看板の800セットを見るか見ないうちに、中から、女将さんが顔を出した。
「美味しいですよ。和歌山の名物です。どうぞ」
で、美味しいかどうかの鼻をきかせる暇なしで、中に入ってしまった。
年寄り夫婦がやっていて、歴史は古いのだと自慢する。
和歌山ラーメンセット、というのにも魅力を感じたが、やはり、鯛かな、と。
子鯛寿司は、塩がきいているから、そのままでも、と親父さんが横から食べる方法を指示してくれたのだけど、辛いのなんのって。その上に、生臭さい。
昆布シメを長くつけすぎたのではないだろうか。売れないので、回転がきいていないのか。
わさびがついていれば、まだしも、と、友人は鯛をのけて、ご飯だけ食べた。ティッシュを出して、親父さんにわからないように、包んだ。
お吸い物つきで、800円だから、まだしも、駅弁の小鯛寿司の方が、ずっと美味しい。 それでも、美味しい店の案内に載っている、雑誌のページまで貼ってある店なのだ。
全国発送承りもやっているが、昼なのに、客がなかったし、古くて寂れて、お金かけられないでずっとそのまま、という感じの店だった。
今夜の泊まりは、二人で7500円、朝食付きで、ポルトヨーロッパの入場券付きのホテル。
駅から歩いて10分ほどの、東急イン。チェックインは、3時からなので、荷物を預けて、今夜の食事に行く予定の、居酒屋「千里十里」がどのあたりかと聞いたら、インターネットで調べてくれた。以前に泊まったホテルとは、反対側にあるので、結構遠い。
もう少し近場で、お勧めある?と聞いたら、「そら豆」が個室で美味しいです、と言って、 インターネットから、情報を印刷してくれた。割引きクーポンもある。
和歌山といえば、「銀平」も何軒かある。
とにかくは、まず、和歌山県立美術館に。雨でも、美術館の中にいれば、関係ない。
2012年04月09日
小沢一郎「ザ、政治討論」
お知らせです。特別番組「ザ、政治討論」
今夜、テレビとインターネットの同時放送します。
最近、小沢さんが、メディアに出て、話す機会が
多いようですが、判決を間近に控えて、
言うべきことは言っておこうという強い気持ち
の表れではないかと思います。
判決は、不当にも、小沢さんに有罪になるかも
しれません。無罪判決が出ることを
切に願っています。
何度か、機会には、小沢さんの発言を聞いて
来ましたが、一度もぶれない、言うこともかわらない
のに、大手メディアは、未だに、肝心の発言をカットして、
既得益の権力側にたって、歪んだ報道をしています。
生で、そのまま、聞ける機会を大切にしていきたい。
以下 引用文
■放送日:4月9日(月)
■放送時間:20:20~21:30
■放送局:日経CNBC(CS・ケーブルテレビ・インターネット等で視聴可能)
■番組名:特別番組「ザ・政治闘論」
■ネット配信:Ustream「NIKKEI Channel<Business>」
■再放送:25:18~26:26ほか
■質問など:twitterにて受付
(番組のアカウントは:「@tohron_nkcnbc」、 ハッシュタグは「#tohron」)
■番組内容:
日本経済が重要な転換点を迎えています。膨れ上がる財政赤字、そして社会保障のコスト、これをどうやって解決するのか?
消費税の増税を訴え、実現に奔走する野田佳彦首相に対し、民主党の原点、マニフェストへの復帰を唱え、真っ向から反対する小沢一郎元民主党代表。小沢氏が番組に生出演、日本の将来をどう考えるのか、経済・財政の再生の道筋は何かを闘論します。楽天ソーシャルニュースやツイッターなどで視聴者の意見も募集します。今、何が一番大切なのかを判断するのはあなたです。
※当番組は、日経CNBC×Ustream×楽天Socaial News×twitterの連動企画です。
ぜひご覧ください。
≪発言・出演記録の更新≫
➡こちらからご覧いただけます。
◇ 2/5掲載 共同通信単独インタビュー
◇2/23掲載 朝日新聞単独インタビュー
◇3/15掲載 ロイター通信単独インタビュー
◇3/19掲載 通信文化新報単独インタビュー
◇3/21掲載 読売新聞単独インタビュー
◇3/29掲載 産経新聞単独インタビュー
2012年04月09日
京都で花見
毎年、友人が開く、お花見には、行けなかったけれど、私もお花見、京都に。
お天気がすごく良くて、京都は、とても暖かかった。
歩いていると、上着を脱ぎたくなるくらい。
お花見、といっても、河原町近く、9分咲きの桜を賞味して、京都で昼間もやっている、酒屋の居酒屋に。
いつもは、人が入っているのに、がらんとしている。
この店は、近くに、京都の台所、錦市場を控えているので、生きの良い魚と、京野菜の料理を、安価で提供していて、お一人3時間まで、の制限があるくらい、いつも賑わっている。
料理の種類も豊富で、昼過ぎであるのに、もう売り切れのものも出てくる。
三河産のうなぎ、丹波の竹の子、どこどこの、と明記までしてくれていて、天ぷらなどの油も、随時変えているのか、新鮮で、薄くからっとあがっくる。
お料理の味も悪くない。大阪の、「酒場、やまと」よりも、素材が良いし、京都の薄味が基本になっているので、いくら食べても、どこに入ったの?という感じで、胃の負担にならない。
私が、つまらないころばかり話すものだから、聞き手の友人は、酒も料理も不味いとぼやいていて、申し訳なかった。
友人が開く恒例のお花見に参加しなくて良かった。昼からビールやワインを飲めば、楽しい話だったら良いけど、面白くない話をしてしまったら迷惑だもの。
どうにもならない話なのに、聞いてもらえる人がいないと、これもどうにもならなくて。 私の方は、気持ちが楽になりたいので、話すのだけど、相手は、酒が不味くなる。
ああ、またやってしまった、と後悔する。
お酒も随分飲んだはずだけど、お腹はまだなにか入るね、という状態で、知恩院の方に歩いて行く。 こちらの方が、空いていて、300円で庭園の、しだれ桜を見ることが出来るので、中に入ったら、人が少なくて、のんびりと、見事な、しだれ桜を鑑賞出来た。
記念撮影をする人に、友人は、写真撮りましょうか、と一緒の写真を撮ってあげている。
撮ってもらった人達は、できばえを確かめて、わあ、良く撮れている、と喜ぶ人も。
カメラの撮し方が問題で、カメラに凝っている人だけの結果は写真に出る。シャイな人だから、お酒入っているので、気軽に、言えたのだろう。撮ってあげたいなあ、と思っても、なかなか口に出せない人だから。お酒の深飲みが効をそうしたわけだ。
丸山公園にも、有名な、しだれ桜がある。桜の季節に、丸山に足を踏み入れることがなかったのに、知恩院のしだれ桜が呼び水になって、そちらの方に行くと、縁日が出て、
ビニールシートが、一面に貼ってあって、花見の宴をやっている人でごった返している。
歩くのもおぼつかない。やっとしだれ桜の所に来たら、囲いがあって、遠くから、しだれ桜を見物するようになっている。
でも、綺麗だ。 これがそうなの? いつも花のない時しかみたことないので、古木のしだれ桜の貫禄を見せてもらった。
丸山公園から、抜け出て、四条河原町までの道がまた、混んでいて。
酒に酔い、人に酔って、混むからと、早々に別れて、阪急駅に行くと、すでにそういう人達なのか、一杯列んでいるて、座れそうにない。
前の方まで探したら、長い壁になっている所だけ、並べないので、人が少ない。そこで待って、なんとか座れたが、発車する時には、超満員。
頭痛がしてきて、梅田で降りて、茶屋町のコナミに。西宮が、競技会で休みなので、
そういうときだけ、他の施設が使える。疲れていたし、途中下車だし、お風呂の用意は持っていたが、このまま帰ろうかと思っていた。肩がぱんぱんに凝っているので、茶屋町のコナミにある、赤外線のサウナで楽になるのではないかと思ったから。
終了まで、1時間あるので、タオルを借りて、赤外線のサウナに20分ほど入ると、
身体が軽くなった。このサウナは、幾つも赤外線をはめ込んだ部屋で、じっとしていると、暖かく、熱くなってくる。汗がポタポタ出て来て、身体の中の重金属が出て行く感じ。
人が5人も入ると、息するのが、苦しいと感じるので、それが嫌だけど、誰もいなかったので、楽だった。お花見で、空いていたので、ラッキーだった。
2012年04月06日
消費税も、原発も、ガス抜きの政権
消費税について、民主党内で、議論を尽くして決めるということで、何日間も費やしたあげくに、話がまとまらず、前原政調会長が、「私に一任させていただく」と強引に、論議を打ち切ったことは、民主主義の原理に反する。
これはただのガス抜きではなかったのだろうか。
野田総理は、小沢派の反対を切り崩したいという理由から、小沢さんの4月26日以前に、決めてしまいたい考えだ。
判決が無罪であれば、小沢さんにつく人達が多くなる。逆に有罪であれば、野田総理には有利になるが、どうころぶかは、わからないからだろう。
原発の再稼働も、同じだ。
初めから、再稼働ありきで、ガス抜きをやっているだけだ。
先日、福島さんが、参議院の質問で、「地元とはどこをさすのですか。京都は地元ですか。滋賀は地元ですか?」と迫ると、枝野経済大臣は、「日本が全て地元です。」という答えで、限定を避けた。
2,3日のガス抜きをやった上で、政府は、大飯原発の再稼働を決めて、枝野経済大臣は、地元の福井に、説明に行くと言っている。
京都も滋賀も、両知事は、こちらにも納得の行く説明をしに来てほしい、と言っているが、果たして、行けば、反対されるのがわかっているので、行かない公算の方が大きい。 橋下さんも、カンカンに怒っているけれど、政府は、何が何でも、大飯原発を再稼働させたい、という腹づもりだ。
酷い、本当に酷い。地元の人々で、「再稼働してもらわないと、自分達の生活が出来ない。」と言っている人がいる。
これも、酷い。そんなことを良く言えるなあ、と思う。
こういう人達が、賛成して、原発を誘致してきて、事故が起これば、責任は政府に
おしつける、というのもいかがなものか。
自分の目の前のことしか、考えていない。利権がらみで動いている。政府も、原発で生きている住民も。
消費税に反対して、政務官、や副大臣をやめた、信念を持った議員もいれば、
やめたくないと泣いて小沢さんに訴えた、小沢派であった議員もいる。
国会の答弁に、引き出されていた、その顔を見れば、やはり、と言うしかない。
野田総理だって、真意を言えば、消費税も原発の再稼働も、やりたくはないだろうが、 政権維持に、固執しているためには、どうしてもこれをやらねばならないということなのだろう。政治家としての、信念を捨て、官僚の犬となっても、しがみつきたい場所がある。
国民新党だって、同じだ。
信念で、与党との連立を離脱した、亀井党首に、クーデターで、亀井代表を解任し、
与党として政権を担いたいという6人の議員達は、利を捨てることを恐れた、利己にしがみついた人達。
その面構えを見てご覧なさい。酷いも。余りに酷い。