2012年05月07日

兵庫県立「金山平三展」と中華の「同源」


   


 兵庫県立美術館で、開催中の「金山平三展」を観に行きました。

http://www.artm.pref.hyogo.jp/

 いつものように、友人から頂いたチケットです。朝から雨が降っていたのですが、
 出かけると、すっかりやんでいるので、阪急の王子公園から歩いて。
  友人と、阪神の岩屋で待ち合わせ、美術館に来れば立ち寄る「同源」という中華のお店で、先に昼食にしました。
 連休中なので、休んでいるかも、との懸念があったのですが、すでに2組の客がいて、テーブルに空きがあるので、ほっと。
 とても小さな店なので、一杯、ということも覚悟しておかないといけない店なのです。  http://dougen.com/  同源
 この店の、「まーぼ豆腐」と、「蟹のあんかけちゃーはん」は、どちらも食べたいのですが、「麻婆豆腐」には、白ご飯が合うので、チャーハンはあきらめて、海鮮の焼きそばを注文。
  前菜には、蒸し鶏のハーフ。
 どれも、1000円ほどの値段なのです。蒸し鶏はハーフで500円。

 私は、ダイエットしないといけないので、食べるのを少し控えて、まだ食べられるくらいにとどめて置いたので、美術館の中で、座りたい気分にはならなかったけれど、同行の友人は、お腹が一杯、紹興酒も飲んでいたので、椅子に座っては、休みながら鑑賞していたよう。

 神戸大で、学芸員資格の実習に、まだ王子公園にあった、兵庫県立美術館で、お世話になった時に、やはり「金山平三」展を企画していました。
 こんな画家がいたのか、全く知らなくて、素晴らしい画家が、神戸にいたのだと関心したのですが、今回の個展では、渡欧の3年余りの作品、帰国後の、日本の風景の切り取りや色使いが、印象派のセザンヌやモネを思わせる。
  日本の印象派の画家と言われてるが、光を絵画に旨く取り入れて、雪景色が好きだったらしく、沢山の雪景色の様を描いている。
 私も、モネや、シスレーの雪景色がとても好きなのだけど、金山平三が描いた、雪景色も惹かれる。
 海と遙かに山をいただき、手前の小さな花々や、家々を描いた、作品もいくつか、素晴らしいものが。

 一階の、現代アートを中心にした、常設は、充実していて、シーガルの「ラッシュアワー」があるので、行くと、観るのが楽しみ。
2階には、神戸ゆかりの小磯良平と、金山平三の作品を中心に展示されている。
 
  鴨居玲の絵は小さいのが一つ、すごくインパクトがあって、個性が強い。
 鴨居玲の作品は、フランシス、ベーコンに通じるものがあって、内面を肉体化させてその色を、キャンバスに塗りこんだような作品だ。  

Posted by アッチャン at 14:18Comments(0)art