2012年05月30日

野田、小沢会談後の記者会見


    



 野田総理と小沢さんとの会談は、一時間半に及んだ。会談後の記者会見で、小沢さんが語っていた、重要な事実は、地上波では、一切放送されていない。
どの放送局も、「13兆円に及ぶ大増税を、今の地点で賛成かと問われれば、賛成出来ない。」というフレーズと、「増税の前にやるべっきことがある。被災地の復興、うんぬん」とかで、最も、大切な言葉は、都合の悪い物には蓋をしたままである。
 野田総理の会見後の記者会見での発言は、しっかりと伝えられている。
 野田さんの発言では、「小沢元代表は、消費税には反対ではない。今やるときではない。その前に、行政改革をして、地方分権を、と言われるが、それはしっかりやってきている。これからも継続してやっていく。」と言っているが、
 小沢さんは、「国の仕組みを根本から変える、と言って、国民の支持を得た政権が、自民党の後継としては、自民党よりも、良くなったが、抜本改革をやって、その中から無駄を省いて、国民の生活が第一の立場に立った政治を行わねば、国民の信頼を得られない。」

 野田総理が、行政改革はやってきていると主張するのと、小沢さんは、そのような行革は、自民党時代の延長線上にあるものでしかない。国の仕組みを根本から変えるには、強固な官僚機構の様々な抵抗に打ち勝たねば、やれない。それをやっていない、という小沢さんの、最も根本的で重要な発言は、地上波では一切流されない。
  
 メディアで造られるイメージによって、ほとんどの国民が、犠牲を強いられ、苦しくなるばかり。増税は、誰の為に?国民の為ではない。権力を牛耳っている人達の為に。

  電気料金の値上げは、原子力推進が、消費税の値上げは、財務省が。
     

Posted by アッチャン at 14:28Comments(0)コラム

2012年05月29日

京都「詩仙堂」


  

 詩仙堂は、五月の頃が美しいとか、日曜日、京都で待ち合わせて。
 昼食を、京都に行くと、良く行く、居酒屋で。
 5月とは思えない夏日のような暑さ、生ビールをぐっと一杯、美味しいと思う時は、
ビールが甘く感じられる。
 錦市馬に近い、居酒屋で、立ち飲みのコーナーの奥に入ると、テーブル席が10席ほどあって、昼から結構沢山の客で賑わっている。
 少し開いていた席も、すっかり埋まった。



 鱧の季節到来とあって、鱧の天ぷら、鱧戸キュウリの酢の物などがメニューに。
 京都の野菜は美味しい。やまうど、わらびなどの野菜の天ぷら、子鮎の天ぷらも美味しい。



 この店は、ほとんと原価じゃないの、と思われるくらい、安いのに、錦から直通出入ってくる、豊富な材料を使って、料理の種類も多く、どれも美味しいので、ついつい沢山注文し、お腹一杯になって、動くのがおっくうになる。



 けれど、詩仙堂行きの目的がある。5番のバスに乗って、一乗寺下がるで降りると、坂道を上がって行く。
 お酒が入って、お腹は一杯、坂道を上がるのがきつい。
 あえぎながら、詩仙堂に到着。
 ここは、京都で人気のスポットなので、いつも人が多い。



円通寺まで行くと、ひっそりしていて、二人だけ、という時も。詩仙堂の座敷に座って、庭を眺めて、柱にもたれていると、うとうとして気持ちが良い。
 庭に出ると、丸く刈り込んだ、立派な五月が沢山あるのだが、花はまだこれから。
 所々、花が咲いているけれど、蕾も見えないものもある。小山のような、年期の入った五月ばかり。


 特別展を開催中で、池大雅の書や、探幽が描いた、石川丈山の肖像画、石川丈山の書などが展示されていて、知らずにやってきて、ラッキーだった。
 ここは、比叡山の分寺になっていて、普段は、ここで座禅をするようで、お尻の後ろにあてる丸いクッションが置かれていた。



 自然を借景にして、奥行きを感じさせる庭は、光を受けて、輝き、心を和ませてくれる。  清楚に咲く、かきつばた、あやめに、 鉄扇、枯山水を、水盤にして、花を生けたよう。小宇宙を表している。



 一乗寺まで足を伸ばすことはないので、ここまで来れば、散策しながら観るところは一杯あるようで、今度は、もっと早くから来たら良いね、と言いながら、バスに。


      

Posted by アッチャン at 23:42Comments(0)旅のグルメ

2012年05月28日

ガス給湯器と冷暖エアコン

 
     


 この所、ブログ書いてないので、友人から、私の健康状態を心配してくれて、メールが。
実は、この所、パソコンにしがみついてはいるものの、疲れ切って、文章を書く所まで、いかなかった。
やっと、解決?でもないけど、
今日は、新しい給湯器の設置が終わって、ほっと一息。
ここ何年か、大阪ガスの代理店からの、点検がくる度に、脅かされていた、給湯器を、
思い切って、新しいのに。
 代理店では、一昨年だったか、3年前か、安くして、35万だと言われて、「そんなお金ないです。」と。
 10年経った頃は、給湯器の寿命は、8年から10年。10年経つと、部品がないですから、と脅かされ、以後、毎年、やってきては、給湯器の入れ替えを勧められたけど、
 壊れるまで使います、とつっぱねて来て、去年は、「夏場はともかく、冬に壊れたら、すぐに工事は来ませんよ。器具の中、焼けてます。」
 こわごわ、冬も使って、出来るだけ、使用しないように心がけ、今年の点検が、つい世この間やってきた。
 やはり、焼けているので、いつ止まってもおかしくない状態だ、と。
家を新築して以来、16年になる。

あまり使っていないのだけど、いよいよかな、と判断し、安くて良い商品を、探して、
 ついに、見つけた。

最新式のノーリツ(我が家はノーリツの全自動20号だった。)を、ネットで品物だけなら、12万くらいで買えるが、工事は関東だけだったり、工事込みの格安は、エコジョーズではなかったりで、最高のものを、最低の値段で買いたい、工事はしっかりした所で、と欲張って、ネット中を検索して、やっと、良い所を見つけた。
 10年の保証がついて、工事を含めて納得の価額で、最新機種の、ノーリツ。
 燃焼費も安くなり、パワーも24号なので、シャワーの湯量が多くなる。
おまけに、大阪ガスの全使用量の5パーセント安くなる。
 これからは、壊れないかと、気にしないで、使えることが嬉しい。
 工事に来た人がとても感じの良い人で、それも安心。
 ネットで調べ、直接電話で、担当者のアドバイスを受けて、値段を交渉した。
電話で、大体のことがわかる。この人なら、信用しても良いか、誠実な人か、工事は大丈夫か。
 私の予想通りだった。
 その店は、クーラーの工事もしていた。けれど、ホームページには書いていなかった。 店によって、強いメーカーはあって、そこからの仕入値段は、店によって違ってくる。 ここは、ダイキンの仕入価額が安いそう。クーラーは、2月までに買うと、最も安く買えると言われた。
確かに。
 今日の朝、京都のネット電機の店から、冷暖用エアコンの配達も来た。
 パナソニックの、ナノを買った。
 電気代の五つ星で、美肌効果のナノ、最新型ではないが、価格コムでは、170000円くらい。2月までに買えば、11万だった商品。
 ヤフーの、やさか点で、121000円で買った。7年の保証延長は6600円。
ここで、工事を頼むと、随分高くなるので、工事は、別会社を探した。

 明日、冷暖エアコンの工事に来てくれることになっている。
 我が家は、大阪ガスのエアコンがついているので、それを取外しての付け替え、100ボルトと200への変換などの、追加の工事代金がかかる。
 これも、通常よりも、キャンペーンの業者から、最も良さそうな所を選んだ。
回収業者が、取り外しも無料でしてくれるというのがあったけれど、取り外しと、新種の付け替えは、業者に頼んで、回収だけ依頼することに。
 それは実に正解だった。

 ネットで、情報を得られるようになり、勉強も出来る。賢い消費者になれる。
 競争によって、業者も販売店も大変だろうけれど、消費者に取っては、嬉しい。
 今日も、工事の人の様々な知識をいただいた。
 太陽光のこと、クーラーの買い時など、大阪ガスの脅かしについても。
 うちの給湯器は、私の使い方だったら、まだ2,3年は持つかもしれないとも言われた。 けれど、安心料だと思えば、安いし、自分の中で、16年なら、良いだろうとも思えた。

  大阪ガスだから、良いと信じきっている人達も少なくないけれど、同じ商品で、同じ工事。
 最近は、オール電化から、ガスに変える人が多いけれど、オールというのよりも、個別で最小限いるもので考えた方が良いと思う。
 
 暖房機付きの、給湯器は、もともとついている所でないと、無駄になる。
 全自動よりも、自動の方が、無駄がなくて、良い。
 新設に、使うものの身になって、アドバイスもしてくれた。
 
    

Posted by アッチャン at 13:32Comments(0)日々の事

2012年05月21日

 玉三郎のアフタートーク


   

 南座で、玉三郎の「ふるあめに袖はぬらさじ」を水曜日に観てきましたが、その時に、
 19日のアフタートークがあることを知りました。
 どうしようかと迷ったけれど、やはり、後悔しては、と昨日の土曜日、12時から配布する、無料のチケットをもらいに、朝から出かけました。
 無料といっても、玉三郎の美の世界、という特別展示の1000円券を買った人か、当日の観劇券を買った人に。
 水曜に、観劇のチケットが込みなので、玉三郎の美の世界は、観ていたのですが、
 何度観ても素晴らしいので。


 
  3階席から観た「ふるあめに」演技者達が、1階席に目の中心が行くので、顔の表情が見えにくいという欠点がありましたし、玉三郎の声が通らなくて、最初聞きにくかったのですが、身のこなしの、一部のすきもない美しさ、映画でもやってましたが、舞台でないと。
  
 6時半からのトークで、玉三郎が、「夕日が海に映る様子を是非観て欲しい」と言って、  照明さんに依頼して、「ふるあめに」の舞台で、アメリカ行きを決意して、別れる青年と、花魁の心の切なさを、夕日の色の移りゆきで、あらわそうとした、玉三郎さんの説明があって、ついこの前、舞台を観ていたのに、そういう細かいことまで観ていないな、と、こういうトークを聞いてから、舞台を観ると、なお良かったのでは、と思った次第。



 一時間も、トークがあって、朝から列んでいた人がいたけど、私は12時からで、150番目だったけど、前から3番目の席が取れて、すごくよく見える席で、松田さとしさんも、若くてハンサム。話はとても興味深い話ばかりで、あっという間に時間が過ぎました。



  6月9日には、玉三郎と愛の助、とのアフタートークがあります。
 この日の観劇券は、きっともう売り切れ状態かもしれませんね。 でも、観劇している人でも、一旦出て、再入場ということになりますから、根性がいりますよ。皆が出てくるまで、待つのに、時間がかかって、トイレに行きたいと、泣きそうになっている人がいました。
  
 
  

Posted by アッチャン at 00:37Comments(0)演劇

2012年05月18日

母の母の里、九度山、学文路から帰ると、息子からの花束が


  

 昨夜、帰って来ると、宅急便の不在通知が入っていた。
 花と書いている。息子からの母のプレゼントだ。
 今朝、再配達してもらった。
 日比谷花壇から、宅急便で届けられた。凄く素敵な花のアレンジ、幸せな気分に。
 お客様でもない限り、花より団子で暮らしているので、
  勿体ないな、散在させてしまって、と申し訳無く思うけど、でも嬉しいこと。
 
 その前日に、アメリカから、息子のガールフレンドから、母の日のカードと、小物入れのバッグが、郵便で送られて来た。
 手作りの可愛いカードは、きっとみみちゃんが作ってくれたものかな。
  ハートを切りぬきにして、心のこもったもの。


  
  息子を持つ親は、とても幸せだと思う。息子が結婚すれば、娘が出来るから。
  ニューヨークに行くと、お昼ぐらいまで、息子のガールフレンドと、  コーヒーを飲んで、なにか、つまんで、よくおしゃべりをしてしまうのだけど、娘と母親って、そういうものでしょう。 



 
 昨日、母の母、つまり、私の祖母が、家を空襲で焼き出され、終戦間近に疎開して、そのまま住んでいた、「学文路」という所に行ってみた。
 この前、和歌山に南海電車に乗って行った時に、学文路に行ってみたい、と友人に話していた。
 学文路から、茂野まで歩いて行ってみようと思ったけれど、学文路に降りると、御大師さんへの無料のバスが待っていて、 友人とそれに乗って、学文路大師にまずは。
運転手さんに、茂野への道を聞くと、この山の上だと言う。
 祖母の親が、茂野で、商屋だった。
高野山に入るのに、武士の最後の宿になっていた。山に入る侍が、刀を置いて行ったといか。庭に池があって、鯉が泳いでいた。竹林の中に 離れがあった。



私達は夏と秋、両親と学文路の祖母を訪ね。茂野の 母の祖母、祖母の実家を訪ね、そこに何日か滞在していた記憶がある。
 九度山の柿を、毎年、送って来てもらっていた。
  母は、一度お墓参りをしたいと言っていた。
 
記憶にある、学文路と、茂野を捜して見たいという思いで、出かけたのだ。
御大師さんは、月の行事のある日で、その辺りはお墓もある。
 曾祖母や母の叔父、従兄弟たちのお墓がどこになるのかわからないけれど、ここかもと思って、お参りして、学文路に戻った。



 駅前は大きな道路になっていて、紀ノ川はどちらかと聞いて、記憶を辿って、駅から、なくなっている道を辿った。
 古い酒屋があり、その先に、川に至るような細い道、こんな感じだと降りると、目の前に紀ノ川が、向かい岸を挟んで流れている。
 酒屋さんに、「この辺りに渡し船があったのですが。」と聞くと、この道を降りたところにあったのですよ、とのこと。
 やはり、この道、この川がその場所だった。
 松下、という名前を言うと、たづねた人は皆、茂野の松下は知っている。歩くと、時間がかかりますよ、と。
 祖父母が間借りしていた家は、母屋が、お饅頭屋さんだったので、それを聞くと、大通りの向こうに、饅頭屋があり、古くからのものだという。



 どこかに食べ物屋さんはないですか、と聞くと、一軒だけあるけれど、開いているかどうか、と教えてくれた。

 お好み焼き、と書いている。バスの運転手にも、聞いていたら、お好み焼きの店しかない、とのことで、この店のことだったらしい。



 昼間から、カウンターで、3人ほどの常連客が飲んでいる。
 お好み焼きが美味しい、というので、それを注文。
 茂野の話をすると、松下を知っていて、饅頭屋は、御大師さんの饅頭で、古くからあるとのこと、以前の場所は、と教えてくれた所あたりが、祖保母のいた所なのだろうか。
 私達も、御大師さんにお参りしたのか、と聞かれた。
  こんどは、21か、22日か、また会いましょう、会いたいと。
 女性の客は、神戸の出身で、その人の親兄弟は、震災で家が焼かれて、亡くなったとのこと。
 遠くて、近い話。



 食後、せっかくきたから、歩いて10分のお寺だけでも行こうということになって、
 西山寺、まで。そこも古いお墓がある。
 石堂丸物語の舞台になっている所で、高野山へ入り口にあたり、女人禁制の場所。



 学文路の駅まで歩いていると、自然の木の根の姿が見事なものを置いているガレージがあって、そこで、作業している人に話しかけると、趣味で、作っている人で、
 今年の干支だといって、竹で作った、竜の置きものを出して来て、写真を撮らせてもらったら、お土産にと頂いて。
 親切で、素朴な人達の暖かさを胸に、帰って来た。




 前日から、風邪を引いて、熱がある母を見舞うと、元気になっていた。
 食欲がないと言われていたけど、持参した、シュークリームと、御大師饅頭を、美味しいと食べてもらえた。
 どちらも、父が大好物のもので、父の誕生日が、御大師さんの生まれた日で、1月の21日、今年の干支の竜、というのは、いかなる縁だろうか。



  宝くじに良く当たる人、運の強い人は、水瓶座だと、テレビで言っていた。
 父は、宝くじに、100万円を当たって、何度か、当たっていた。
 良く当たる人は、何にでも当たるから、交通事故も何度か、最後は、階段から落ちて、コンクリートに頭をぶちつけた。
 運の良い人も、悪い面はある、ということだ。

  

Posted by アッチャン at 16:21Comments(0)日々の事

2012年05月16日

母の願いと、私の願い


   


 今朝、京都の南座に行く用意をしていた。
 バッグの中の、今日入らない物を出して、重さを軽減しようと、バッグを開けたら、
 昨日、母に、持って行った、おせんべいが入っていた。
 一度に、沢山食べると身体に悪いので、小分けにして持って行ったもの。
 母は、いつも、私に食べさせようとして、持って行くものを、「これ、持って帰って
食べたらよいわ。」と包み直す。

「家に一杯有るのよ。これはお母さんに持ってきたのよ。食べて欲しくて。」
「あら、そう。じゃ、半分だけ。一緒に食べよう。」と言って、おせんべいを半分にして、小さい方を母が取り、「美味しいわ。これ、とっても美味しいわね。」と喜んで食べている。食べ終わると、半分に残っているおせんべいを、話をしているうちに、自然に手が行って、「美味しいわね。」と感心しながら食べてくれる。
 
 大きな袋ごと、持って行くと、母は小分けして、少しだけお皿に取り、しっかりとしめらないように蓋をして、私に、「これ持って帰って食べてね。」と言う。
時にはそうして、時のは、小分けして持って行くのだけれど、いつも、母は、自分をさておいて、私に、食べさせようとの、優しい親心。




 今、食べてきた所、家には一杯あるのよ。お腹が一杯で食べられないの。」
いつも同じ言葉で、しばし。母を安心させながら、持って行った食べ物を食べてもらう。 母の好きな、甘い物を好きなだけ、食べさせてあげたいけれど、体重が増えると、膝が痛む。
 母の身長からすれば、今はその限界だそうで、あまり食べてもらってはいけない。
 小倉山荘の、「和三盆」というおかきのおせんべいは、私でも、いくらでも食べたくなるほど、軽くて美味しい。カロリーは結構あるので、母に4枚持って行き、2枚食べてもらった。
 これは、夕食後にでも食べてね。と二枚をジップの袋に入れて、テーブルの上に置いていたはずのもの。
 夕食の時間になると、私はいつも母と階下のサイニングに降りて、そのまま帰ることにしている。
 私がトイレに行かせてね、と言って、トイレを使っている間に、母はそのおせんべいを私のバッグに入れていたようだ。

  夕食後にお願いします、と朝取りのいちごを、係の人に頼んで来ているので、
 母はいちごを食べているだろうけれど、母に、何もしてあげられないのに、と
 こみ上げてみたものがあって、目がしらが熱くなる。
 二枚入ったおせんべいに、母の溢れるほどの愛情をもらっていることが込められていて、辛さがより、深くなる。



 大好きなお母さん、愛しいお母さん、元気で、長生きしてもらって、喜んでもらうこと が、私の願いなの です。
 母は、自分が出来るだけ、長生きして、迷惑をかけないように、子供達の幸福だけを願って、子供達を心配し、喜ばせたいと願っている。母の頭は、その点に関しては、はっきりと明瞭なのです。

母は、いつも、私の重いバッグを持たせないように、肩にかけて。この写真も。
エレベーターの前で。


  

Posted by アッチャン at 10:27Comments(0)日々の事

2012年05月15日

BSフジにライフの会長、清水さんが、貴重な話を

 
  


さすがに、NHKだけは、小沢さんの党員資格停止の解除について、世論調査をしなかった。
 民放では、解除停止には、不満だといういう国民の多くの声があるという結果を嬉しげに、テレビで報告している。
  昨夜の、BSフジ、8時からの2時間放送に、水野さんという、歴代の総理と、戦後の日本の復興、政治に、深くかかわってきて、今も、26の団体の代表を務めている、
 ライフの会長が出演した。

 圧倒的なパワーと凄い洞察力に、驚いてしまった。
 民主党が、小沢さんの力で、多数の当選者を生み出し、巨大与党の座につくや、小沢さんを排除するような方向に行ったのが、大きな間違い、政治を停滞させる結果となった。 小沢さんは、政治家として、大物で、政策に関しても、日本の未来を展望する上にも、 凄い力とリーダーシップを持った人で、彼の力と知恵を頼っていれば、日本は、違った形になっていた。
 民主党の議員は、善人が多いが、議論ばかりして、決断も行動も出来ない。

 野田総理が、消費税を上げることに不退転の決意だなんて、そんなことは、大臣レベルの決断で出来ることで、アメリカの大統領に、確約してくることではない。
 まず、国民を説得すべき。誰でも、消費税を上げねばならないことは、納得しているが、 その先のビジョンや、低所得者に対する配慮が示されない。


 
 本屋を覗くと、戦後生まれの人間ばかりが、マイナスの事ばかり書いている。
 日本ほど、世界中で、安定した国、豊かな国は、どこにもない。
 世界中を、レンタカーを借りて、廻っているけれど、日本のような近代的な高層ビルが建ち並び、どこに行っても、洗浄トイレがあって、電機も水道も多大に消費し、食べ物があふれかえって、ダイエットなどという贅沢な暮らしをしている国はない。

 戦後、焼け野原で何もなかった日本に、
 昭和天皇は、自らの命を覚悟の上で、国民に無条件降伏を訴えた。
 「しのびがたきを忍び、耐え難きを耐えて、日本の復興に勤めてほしい。」



 清水さんは、戦争から帰って、防空壕に寝ていた。戦後の復興に、まず闇市がたった。
 清水さんも、1週間後に、闇市に立って、商売を始めた。それが今の「ライフ」という巨大
企業に成長した。
 
 何もない状態から、志の高い人材が、どんどん出て来て、今の日本を作り上げた。

 日本人は、すでにあるものから、それを越えて、より優れたものを作り出し、開発する能力に優れている。
 日本人ほど、勤勉、実直、有能で、立派な国民は世界中、どこにもいない。
 
 中国は、何もない所から、鄧小平が、日本の重工業を見学し、戦後の日本のように、
 経済成長を続けてきた。中国は、人(財)の育成に力を注いでいる。アメリカに留学させ、 国に貢献出来る人材をどんどん作っている。

 日本に求められるのは、人(財)の育成、科学技術の促進、観光立国としての発展だ。



 財政規律だ、国の借金で、第二のギリシャになど、なるわけない。
 ギリシャは、壊れかけた神殿以外に、何もない。工場もなければ、高層ビルもない。
日本の国民の資産は、不動産を除いて、郵貯預金だけで、1400兆。民間の銀行を入れると、莫大な資産がある。海外にある債権は250兆あったが、円高で、減っているが。
 
 日銀が文句を言えば、首にすればよい。
  政治家が、決断すれば、日本の官僚の優秀で、真面目な人(財)は、素晴らしい働きをする。政治家が責任を持って、主導していくことが求められている。総理を初め、政治家に、将の将なる器がいる。人(財)がいる。
 
 日本は、生活が良すぎて、甘やかされ過ぎているが、逆境に立てば、必ず、這い上がれる国民性を持っている。 日本人ほど、勤勉で頭の良い国民はいない。
 
 お金がなければ、お金を発行すれば良い。どんどんお金を刷れば良い。

 ドイツも、中国も、戦後の日本も、そうやって、経済を立て直して来た。
 日本の借金など、借金とは言えない。日本が一番安定していることは、世界が承知している、だから円が買われている。

 この清水さんは、3年前に、天皇陛下を執刀した、天野さんに、心臓の手術を受けている。写真まで持参して、3本の手術を8時間かけて。
 お年は、86才、今でも、26の団体の代表を務め、世界各国を回り、レンタカーで廻っている。
 あの世に行って、皆に会いたいけれど、まだ仕事をしなさい、ということらしい、と。



 橋下さんについて、聞かれると、「
「まだ本物か、てんぷらなのか、わからない。大阪の腐敗を一掃できるのは、橋本さんしかいない。二重行政を解消して、大阪を一つにするのは望ましい。
 日本の国土は、アメリカのカリフォルニア州くらいの小さなもの。それを更に、細かく分割したのは、アメリカが、日本の力を弱めるためだ。
  
 国が身軽になって、未来を描くビジョンを持って、グランドデザインを描けるような、 システムの変換が求められるのではないか、と私は思う。

戦前、戦後の日本を生きて、逞しく復興に、力を注いで来た、人達は、凄いパワーと
知恵があり、行動力もある。それが日本人の本質なのだ、と清水さんは言う。

   http://www.zaikaisapporo.co.jp/kigyou/intervew/23.shtml

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120422/mca1204221931002-n3.htm  

Posted by アッチャン at 15:08Comments(0)コラム

2012年05月14日

母の日、中之島の薔薇


   

 日曜日、母の日なので、いつもより早く、昼前に、母に会いに行った。
 ありきたりだけど、赤いカーネーションと、シャクヤクの花の入った花束。
 先日買っておいた、服と、さくら餅と柏餅を一個づつと一緒に。

  昼に梅田で待ち合わせがあって、レナウンから案内を、会場に入れに行くつもりもあって、母の所には、先に。
  母は、私の顔を見て、良く来てくれたわね、と喜んでくれて、「あなたはお母さんと住んでいるのでしょう? あなたはお母さんいるでしょ?」

 なんとなく、気が抜けるけれど、一人ではないのでしょう、という心配もして
くれている。
 私のことを忘れているのではないのだけれど、娘であるという認識はあるときと無いときと。頭の構造は複雑で、クリアーな時と、夢の中のように空想の世界にいるときと。




良く行く、やまとという酒場は、満席で、待っている人も多く、席が空きそうにないので、2割引きの券のある、近くの串カツOSに。
神戸にもある、OS系の串カツの居酒屋で、2割引きのチケットを出すと、3月までの有効期限。新しいのが来ていたのに残念。
 でも、この店は、やまとと同様、安いので、たいした割引きにはならない。
串カツは、美味しい。



 中之島の薔薇がとても綺麗だというので、レナウンの帰りに、歩いて中之島まで。
 バラ園が、花盛り。いろんな種類の薔薇が、咲き誇っていて、沢山の人が、カメラに収めている。
 ここでも、ビヤガーデンが出来ている。ドイツのビール、買うのに、随分列んでいる。 気持ち良いだろうな。薔薇を見ながら、野外のテーブルで、ビールとソーセージを食べている人達。

 平日の午前中に来ると良いらしい。朝のうちの薔薇はもっと生き生きしている。
 この時間でも、充分美しい。でも平日はこんなに人がいないから、楽しめるだろう。



 中之島の川向こうの景色を、クレパスを使って、描いている若い女性がいた。
 橋の間の少し突き出た所に、座り込んで。側に自転車が置いてある。
  随分緻密に描いていて、時間をかけて描いている絵画、とても上手だ。
  
私が、カメラに撮った、写真の風景を、緻密に根気よく描いている。
 日差しをよけて、傘をかけて。



 この辺りに住んでいる人は、中之島の公園が憩いと安らぎの場。お洒落な都会のオアシス。

 夜、ベッドに入って、テレビをつけたまま、うつらうつら、少し寝ていたのだろう。
 夜中の電話。今頃誰だろう。寝ていようかと思ったけれど、ごそごそ起きだして。



 息子からの電話。なんだか元気のない声なので、なにかあったのでは?という
 心配が先に立つ。こんな時間だからと思うけど、向こうはお昼間。
 母の日だから、と電話をしてくれたのだった。
「テレビがついているね。」受話器の向こう側まで聞こえている。
 つけたまま、寝てしまっていた。



  電話の後、、寝ようとしたら、何故か悲しくなって、静まりかえった空間の中、再びテレビをつけた。
 ボリショイのオペラ、深夜放送をベッドに座ってしばらく見ていたら、腰が痛くなって、声だけ聴きながら寝ていたら、眠気が。今度はちゃんとテレビを消して、寝てしまった。
    

Posted by アッチャン at 23:23Comments(0)日々の事

2012年05月14日

アサヒビヤホール梅田


   



 昨年の12月に買った、グルーポンのチケットの期限が迫っていたので、友人にメールを入れると、すぐに返事が返って来た。
 ビール好きの友人と、新年会にでも使えるだろうと、買っていた、ビール2杯と、料理一品がついたもの。
  彼女は、土曜日でも、と言ってくれたので、歌舞伎座で舞台を見ながら、電話帳を調べて、予約を取った。
 土曜は2時からなんだけど、5時半からしか受け付けられない、という。
 安売りの券だから、制約があるのだろうと思っていた。
 店には、入っていてもよいかどうか、聞いておこうと、当日、電話すると、パーティーが5時まで入っているから、との理由だった。
 紀伊國屋で待ち合わせ、予約の時間まで、1時間あるので、ベルギービールを一杯だけ飲んで、時間を潰す。

 二人とも、昼を軽く押さえているので、周りの料理に、気になるけれど、そこは我慢。 
 彼女の話はいつもおかしいのだけど、お孫ちゃんの話で、笑わせてくれる。
 まだ、1才と何ヶ月か、二才にならないのに、親や彼女がスマートフォンを使うのを見ていて、マートフォンを使って、写真を見たり、電話をかけてくるのそう。
 まだ話せないので、電話の向こうで、あー、あー、言っているだけなのだとか。



 すごいね、と感心すると、今の子は皆よ、と。使い方を覚えて、マネして使えるのだそう。
 私の息子も、化粧品を使っているのを見ていて、タンスの上にあげてあった、ポーラ化粧品を、顔中に塗りたくっていた。
 タンスの引き出しを、下から一つづつ、開けて、階段を作り、引き出しが開いている。
 
 子育てで手が一杯なので、ポーラの訪問販売は、有り難い。訪問に来ると、マッサージを無料でしてもらえる。
 息子は、私が化粧品を使うのを見て、やりたいと狙っていたのだろう。
 私の顔を見ると、クリームをべったり顔につけて、嬉しそうに、にや、と笑った。1才半の頃。 



車の中に入れて、庭作業をしていた時に、息子はブレーキを外して、車が動き出した。
 車庫から坂になって、道を挟んで、田んぼと山になっている。
 車を前から押さえたまま、大声で、裏の奥さんを呼んだ。すぐにやってきてくれた
のだけど、彼女は、車のことがわからなくて、ブレーキを、どこどこ?
 無事、怪我無くて、ホットしたことがあった。

 1才あまり子供が、そんなことすると思ってもなかったけれど、車の動かし方を
 を見ていて、 やりかたをわかっているのには、驚いた。

 今は、デジタルの時代。コンピューターや、スマホを使うのだ。知能指数は、益々髙かくなる一方なのだろう。



 久しぶりに、会って、彼女といつも、話題にことかかない。
 あの頃の、という共通の話題もあれば、映画の話や、本の話題、音楽に美術、なんでもござれで、お酒も食事も大好き、あっという間の時間が過ぎる。
 最近は、夜、出かけることが少ないのだが、彼女といると、結構遅くまで、飲み歩く。 いつまた、時間が合うか、わからないけれど、ずっと会って無くても、いつも会っているような親しさがある。

 淀川長治のテープは、彼女にもらったものなのだけど、二人が、最近、同じように聴いていたことにも驚き。
 
 彼女は、学生時代から、自分を服を工夫して作ったりしながら、ファッションに敏感だった。
 お洒落が身についている人は、長年のキャリアがそうさせている。
 コーディネート、色合わせ、ファッションの隅々まで、妥協を許さない。
 何気なく、自然に着こなしているけれど、相当敏感な配慮があってのこと。


 
  全く無頓着で、いつもいい加減なものを着て、センスのない私との差は開く一方だ。  

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2012年05月11日

団菊祭五月大歌舞伎 夜の部


   


 朝、ブログを書いている時、急に画面が暗くなり、ほとんど書き終わっていた文章が全て消えてしまった。
 もう一度、書き直すには、エネルギー不足で、今、また書き直しに。
 松竹座での、「団菊祭5月大歌舞伎」の夜の部は、
 「絵本太閤記」「髙杯」「ゆうれい貸屋」の3作品。
 絵本太閤記は、舞台が上がると、菊之助が登場。美しい若侍は、まるで人形を見るよう 命を捨てる覚悟で、戦に出て行く用意を、涙ながらに手助けする、許嫁を、梅枝が、可憐に演じている。
 謀反を起こした、明智光英をモデルにした作品で、武知光秀を、団十郎、息子を菊之助、菊五郎は、光秀をうつ、秀吉をモデルにした、真柴久吉、海老蔵が、久吉と共に、光秀を追ってきた若武者に扮して、菊五郎親子と、団十郎親子が揃って、華やかで、重厚な舞台を作り上げていて、見応えのあるお芝居になっている。
 少ししか登場のない、海老蔵は、次の「髙杯」で、太郎冠者を演じ、おもしろおかしく、 軽快に、お酒にすっかり酔ってしまって、「髙杯」と間違えて、買わされた「髙下駄」で、タップダンスを披露して、観客を喜ばせている。



 昼の部では、「身代座禅」で、菊五郎と団十郎が、夜は、海老蔵が「髙杯」で、芝居の間を取る、箸休めのように、観客を笑わせ、リラックスさせて、関東の笑いの極意を見せてくれます。

 最後は、三津五郎と、時蔵のコンビで、「ゆうれい貸屋」という世話物で、山本周五郎の作品を舞台化したもの。
 庶民的な人情話が、面白おかしく描かれていて、ヒューマニズムを観客にも、届けて終わるので、余韻を残して、観客は帰って行くだろう。

 ああ、お芝居が観られた幸せだった、と感謝しながら、「人間生きているうちに。」と。



 芝居の幕間に、昨日は、カツカレー、今日は、「牛丼」を。松竹座に来ると、「はり重」に入るのも、楽しみ。
  はり重の肉屋さんで、観劇用に、お弁当や、カツサンドを売っているのを、予約していて、幕間に、できたてを取りに来る人もいる。休み時間が短いので、レストランに入っていると、お芝居が観られないから。
  私は、大衆的な、カレーハウスにかけ込む為に、芝居が終わると、一目山。  

Posted by アッチャン at 15:28Comments(0)演劇

2012年05月10日

松竹座「団菊祭5月大歌舞伎」


   


 5月の松竹座は、東京から、菊五郎と団十郎を迎えての「団菊祭五月大歌舞伎 」の公演です。
 昨日の昼の公演と、今日は、夜の部に行きます。
  昼の部の出し物は、「菅原伝授 手習鏡」「身代わり座禅」「封印切」の3作です。
 どれも、良く上演される出し物で、歌舞伎好きの人なら、何度となく観ているもの。

 「菅原伝授手習鏡」の寺子屋の場は、18番の中でも、特に人気の高い作品です。
松王丸を、今回は、尾上松緑、その妻を、菊之助が演じ、寺子屋の師匠。式部源蔵を、海老蔵が演じています。
 この芝居は、主に、この三役が主役と言っても良いお芝居で、それそれの役所は難しいものがあります。
 今回の「寺子屋」では、松緑の松王丸は、健康的に肥えていて、病み上がりで、髪の毛が伸び放題に膨れあがった頭に、やつれ果てている筈の、松王丸なのですから、どうしても、ギャップを感じざるを得ない。
 私の脳裏に、焼き付いている、仁左衛門の松王丸は、哀れを漂い、忠義とはいえ、親が子を身代わりに死なせる、切なさ、情愛の演じ方、声色が、涙を誘うので、物足りなさを感じてしまいますが、
 が、それを補うのは、菊之助の、母親。 はかなげで、気品があり、美しい母親の、控えめな演技は、その物腰、声の透明な美しさも、言うことなし。



 忠義に役立つ喜びを、松緑は、東芸の潔さ、男ぶりの良さで、上手に演じていますし、 子供を追って、死に装束を下に着ているのですが、きっぱりとした潔さも。

 海老蔵も熱演で、情愛深い、人間的な源蔵の姿を浮き彫りにするような演技でした。

「身替御前」は菊五郎の当たり役で、団十郎の奥方とのコンビで大いに笑わせてもらえます。

「封印切り」は、山城屋の坂田藤十郎の忠べいと、菊ノ助の梅川が見物です。
  上方は、「和事」関東は「荒事」と言われるのですが、この「封印切り」の忠べいには、私はあまり魅力を感じられないのですが、演技そのものは、完璧なのです。
 私は、粘りのあるしつこさ、のようなものが、どうも肌に合わないようです。
 べちゃべちゃ、ねとねと、という感じが好きではないのですが、物こなし、間の取り方、 完璧な演技です。




  菊ノ助の梅川は、色町の女の風情を漂わせた遊女ですが、次第に、一途な愛を可憐に演じわける様子を美しく演じています。


 尾上菊之助が、いつのまにか、随分旨くなっています。前は、美しいけれど、物足りなさを感じていたのですが、すっかり、妖艶で、色っぽい女形を演じる役者に飛躍しています。
 お姉さんも、演技力の優れた、魅力的な女優なのですが、菊之助も優るとも劣らず。
 菊五郎を継げる、立派な役者ぶりです。
   

Posted by アッチャン at 12:39Comments(0)art

2012年05月07日

兵庫県立「金山平三展」と中華の「同源」


   


 兵庫県立美術館で、開催中の「金山平三展」を観に行きました。

http://www.artm.pref.hyogo.jp/

 いつものように、友人から頂いたチケットです。朝から雨が降っていたのですが、
 出かけると、すっかりやんでいるので、阪急の王子公園から歩いて。
  友人と、阪神の岩屋で待ち合わせ、美術館に来れば立ち寄る「同源」という中華のお店で、先に昼食にしました。
 連休中なので、休んでいるかも、との懸念があったのですが、すでに2組の客がいて、テーブルに空きがあるので、ほっと。
 とても小さな店なので、一杯、ということも覚悟しておかないといけない店なのです。  http://dougen.com/  同源
 この店の、「まーぼ豆腐」と、「蟹のあんかけちゃーはん」は、どちらも食べたいのですが、「麻婆豆腐」には、白ご飯が合うので、チャーハンはあきらめて、海鮮の焼きそばを注文。
  前菜には、蒸し鶏のハーフ。
 どれも、1000円ほどの値段なのです。蒸し鶏はハーフで500円。

 私は、ダイエットしないといけないので、食べるのを少し控えて、まだ食べられるくらいにとどめて置いたので、美術館の中で、座りたい気分にはならなかったけれど、同行の友人は、お腹が一杯、紹興酒も飲んでいたので、椅子に座っては、休みながら鑑賞していたよう。

 神戸大で、学芸員資格の実習に、まだ王子公園にあった、兵庫県立美術館で、お世話になった時に、やはり「金山平三」展を企画していました。
 こんな画家がいたのか、全く知らなくて、素晴らしい画家が、神戸にいたのだと関心したのですが、今回の個展では、渡欧の3年余りの作品、帰国後の、日本の風景の切り取りや色使いが、印象派のセザンヌやモネを思わせる。
  日本の印象派の画家と言われてるが、光を絵画に旨く取り入れて、雪景色が好きだったらしく、沢山の雪景色の様を描いている。
 私も、モネや、シスレーの雪景色がとても好きなのだけど、金山平三が描いた、雪景色も惹かれる。
 海と遙かに山をいただき、手前の小さな花々や、家々を描いた、作品もいくつか、素晴らしいものが。

 一階の、現代アートを中心にした、常設は、充実していて、シーガルの「ラッシュアワー」があるので、行くと、観るのが楽しみ。
2階には、神戸ゆかりの小磯良平と、金山平三の作品を中心に展示されている。
 
  鴨居玲の絵は小さいのが一つ、すごくインパクトがあって、個性が強い。
 鴨居玲の作品は、フランシス、ベーコンに通じるものがあって、内面を肉体化させてその色を、キャンバスに塗りこんだような作品だ。  

Posted by アッチャン at 14:18Comments(0)art

2012年05月05日

再び、ダイエットに挑戦

 
   
 六甲「さかずき」にて


 家にいると、出るのがおっくうになる。昨日は、バスと電車を乗り継いで、コナミに行っただけ。今日はまだどこにも出ていない。
 コナミで、最近泳いでいる。昨日もノルマーの1キロを一気に泳いだ。
月曜に泳いだ後、夜になると、くしゃみが出て、鼻風邪のような症状、翌朝、風邪を飲むと、鼻水もくしゃみも収まった。有馬に行く前だったので、風邪なら大変だと思ったのだけど、早めの風邪薬で、あとなんともなかった。
昨日の夜も同じ症状が出た。
 プールの塩素が原因のようだ。今朝も、鼻風邪の症状で、しばらくは、様子見だったが、やはり風邪薬を飲まずにはおれなかった。
 今は、その症状は治っている。
 他の人達はなんともないようなのに、私は塩素で、目と鼻をやられてしまう。
 この連休、出かけて、映画を見たかったのだけど、目がしょぼついて、ドライアイ。
 これも、プールの塩素のせいではないかしら。



 泳ぎだしたメリットも捨てがたいので、週に、3回くらい泳いでいたい。
以前に水泳をやめたのも、アレルギーのためだった。
 居たかった背中が治っているのは、水泳の成果だと思われる。
メリットとデメリットがある、プールでの水泳、そのうちに、抵抗力が出来ることを期待しているのだが。



 健康的に痩せる方法はないものかしら。
 運動しながら、少しづつ目方を減らしていくのがベストだとは思うのだけど、
 私のは、激しい。みるみる減らしたり、また増えたり。風船を膨らますみたい。
  しぼんで、皺が出来ると、その顔を見るのに嫌気がさして、食べる、食べるで、元の木阿弥を通り越して、太るのだ。

 今は、水泳をしながら、月に1キロの減量を目指そうと奮起した矢先、鼻炎と目のトラブルに、気持ちは早崩れ始めている。

 この前の飲み会で、私のことを三段腹だ、と言い放ったやつがいる。
 どこを見てるんや。他の二人は、くびれが出来ているのに、と。

 人のことなんて、皆感心ないだろうと、油断していたのがいけない。
 見られている。くまなくチェックされている。




 好きに言わして置けばよいと、開き直ってはみたものの、スタイルが良いのと、悪いのとでは、良い方が良いに決まっている。
 スタイルが悪くなると、洋服を着る度に、姿みてうんざり。何着ても、似合わないと
 ため息。

 健康的に、少しづつ、皺が出来ないように、痩せていくには、水泳はとても良いスポーツなのだ。エアロビックスや、筋トレも良いのだろうけれど、膝に負担が来るのも嫌。
筋トレで機会相手に、身体を動かすのも苦手。

 知らぬ間に、筋肉がついてくる水泳なら、私に取って、持続性のある運動なのだ。
 水中歩いていた時と、雲泥の差で、気持ちの良い疲れを感じる。
 
 そんな運動しなくても、朝から、こまねずみのように、くるくる動いて働いている人は、スマートなのだ。運動しているのだもの。
 朝早起きして、生活の習慣を変えて、家中、ぴかぴかに磨けば、気持ちもすっきりする だろう。
 というわけで、今日は、掃除機をかけたり、冬物をどっさり洗濯したり。
 良いお天気だから、おでかけムードなんだけど。



 午後になって、携帯を見たら、お誘いがあった。もう遅いの助。
 何度もメールもらっていたようで、悪いことをした。
 そして、残念だった。  

Posted by アッチャン at 16:02Comments(0)日々の事

2012年05月03日

プリンセス有馬に一泊



  

 大人6人と幼児2人の母を中心に、有馬への一泊での小旅行、久しぶりに、賑やかな集いだ。
 私達は、今でも、ジャンボクラブと呼ぶ習慣がついてしまっているが、今では、グランリゾートというすました名前になっている、会員制のリゾートの一つに、プリンセス有馬がある。このリゾートの、小山料理長は、有馬の古式流を受け継いで、料理の名手の一人になっている。
 プールもあるし、朝食はバイキングなので、妹の家族は、ここがお気に入り。
  母の誕生日なので、ホテルから、お祝いの品と、祝い鯛が2つ、更に、デザートを一品プレゼントがあった。
 通常のお料理だけでも、結構な品数なので、大きな鯛が出てきて、最後のデザートが、 二皿も。



 子供達には、カレーライスを注文していたので、余るのではと思ったら、若いお母さんと、大食漢の妹夫婦の御蔭で、残さずに頂くことが出来た。
 母も、随分、しっかりと食べていた。
  専用の座敷部屋を用意してもらってあって、母は下に座れないので、座敷椅子の上に座ってもらった。
 子供達がはしゃぎ廻るので、専用の部屋だと、気にしなくて良い。


 
 最後のデザート、私は一皿も食べられない。甘いもの好きの母は、最初のカボチャのぷりんを食べて、プレゼントのカラメルプリンとケーキを食べ、私のカボチャも皆食べた。



 母は、ホテルに入るやいなや、帰らなくちゃ、と不安がり、今夜は泊まるのよ、と言っても、聞いた事を忘れるので、「帰らないと」の繰り返し。
お風呂には、入らないと言い張っていたけれど、妹が一緒に入って欲しいらしいわ、と言うと、仕方ない、という風にやっとのことで入ることが出来た。
 お風呂に浸かると、気持ちいいと、ご満悦なのに、入るまでは大変なのだ。



 夜は、辺りが気になって、ドアの外を覗いて、辺りを見渡し、鍵を閉めて、扉の有るところ、奥の部屋などを、全点検してから、あきらめたように、ベッドに入るのだが、
 私が身体を起こすと、母もガバッと起きだして、同じ作業を始める。
まず、私がベッドに横にならないとだめで、母は同じように、扉の外を見渡し、鍵を閉め、トイレの戸を開けて、誰もいないかを確かめ、襖を開けて、奥の和室のカーテンを開けて、外を見て、ため息をつきながら、ベッドに戻る。
 私が寝ているかどうか、確かめて、自分もベッドに横になる。



 夜中は、4時に目が覚めて、トイレに行ったついでに、また同じ。
 一旦はベッドに入ったけれど、6時前から起きていたようだ。
 私には寝てなさい、と言ってくれるけれど、母の事が気になって、寝てなんかいられないよ。寝たふりして、様子を伺っている。




 朝は、風呂場までは行って、椅子に座って待っているといって、妹達が来ても、子供が、一緒に入ろうと、誘っても、頑として入る気になれない。
 お風呂から、出て来た人が、私も待っているので、見ていますから、と言ってくださって、あわてて、入浴させてもらった。

 母は朝早くから起きていて、あっちにこっちに、よちよちと歩き回っていたので、お腹が空いたわね、と言ってたのに、バイキングのお部屋に行くと、いろんな人がいて、子供も沢山出入りするので、そちらに気が取られて仕方がない。
 でもまあ、ヨーグルトと、ポタージュ、パン一つに、卵一切れ、あとはコーヒーとパンアップル一切れ。これだけ食べたら、いつもの食事くらいかも。



 妹は、二人の娘が、それぞれに、恵まれた結婚生活を送っていて、子供達も、伸びやかで、人見知りしないで、可愛い。
 テレビで、石田純一の奥さんは、不妊治療をしていて、やっと子供が出来たとか。
 女の人は、35才を過ぎると、子供が出来にくくなる。排卵のない月が増えるそうだ。 20代だと、問題なく子供が出来る人が、35才を過ぎると、出来なくなるという。
 36才を過ぎての、出産では、ダウン症の子供が出来やすいとか、弟のお嫁さんが言っていた。 
  子沢山の夫婦がいるから、女は問題ないと思っていたけど、男性だけではなく、女性にも問題有りが多い、ということを初めて知った。妹達の娘達と話していて。
昔は、ころころ、ころころ、出来たのに、生活も身体のメカも複雑になってきたよう。
  

Posted by アッチャン at 15:57Comments(0)旅のグルメ

2012年05月02日

「侘び助」で昼食会

 

  


母の誕生日だから、と食事を一緒にしようと呼びかけた。
 弟の都合の良い日にあわせて、父の月命日でもある日に、お坊さんが来るので、久しぶりに、お経の席に参加させてもらった。
 膝の悪い母には椅子に座ってもらった。
 弟の家に1年半ほど、母がいた頃、来ていたお坊さんで、母が、その頃、お布施を8千円にしたので、以来、毎月、8千円包んでいる。
 月参りはおろか、盆と正月でも、省略する家が多いとか。8千円は、貴重な収入だろう。 そのお坊さんは、来ると、弟の嫁さんを話相手に、長々と話をして帰るそうだ。
 家にいると、女房に怒られるそうで、図書館に行ったり、昼間は外に出て時間を潰しているとか。 
 土曜日、弟が居るときには、話が続かずに、早く切り上げて帰るそうだが、お嫁さんだけの時には、なかなか帰らないのだそう。
 弟夫婦、妹夫婦に母と私、買っている犬が、きゃんきゃんと部屋に入りたがって、
ついに、中にいれてもらった。
 犬も嫌いなお坊さんは、早々に帰って行った。
 



  夙川の駅の近くにある、「侘び助」というお蕎麦をメインにした酒場で、この店の昼のコースを予約していた。
 夜は3800円のコース、昼は3500で、夜よりも一品少ない。
 とにかく、料理が出てくるまでに時間のかかる店だが、昼なら、一旦休みに入るから、 2時までには終わるだろう、ということで、それでも、11時45分の昼前から始めた 
 食事が終わったのは、まさに調度、2時だった。

 お酒にあう料理を出す店なので、少々辛い目につくっている。
 お蕎麦屋なので、蕎麦と、椀ものが特に美味しい。



 「侘び助」という店の名前だけあって「侘び」を大事にしているのか、凝った器に、お料理は少し。凝ったものはあえて作らず、シンプルな料理。
目に、地味な色合いの控えめな美を追求している。

 すだちをふんだんに使った、汁ものの冷たい蕎麦が、一番美味しかった。

 母は、そのメインのお蕎麦を食べてもらうために、「侘び助」を選んだのに、全く口にしようとしない。
 料理もほとんど食べない。美味しいとも言わない。
 お金を持ってきたのかとばかり気にするので、財布を渡すと、その中のお札を、息子にあげると言って差し出す。
 母親は、息子が可愛いくてたまらない。隣に座っている、妹の旦那には、「今度あげるわね。」と。正直な母の気持ち。隣の人もほしがっているだろうけれど、と気にかけているものの、大事なのは、息子の方なのだ。



 息子に、料理が来ているかと心配して、自分は食べよとしない。
 最後のアイスクリームが来ても、大好きなアイスクリームなのに、息子の前に、差し出す。
 息子の所にアイスクリーム来ると、安心して、自分のを食べ初めた。
母は夢中でアイスクリームを食べている。瞬くまに無くなった。
 私のアイスクリームを、母の前に置き、「甘いの嫌いだから。」と言うと、母はそれも
 すっかり食べて、初めて「美味しかった。」と言った。

 「お父さんにそっくり」と言って、母は別れ際、弟の顔を手で挟んで、愛しそうにする。

  私は母をホームに送り、二人で部屋に座っていた。
 母は、ついさっきまであった、出来事も、人達のことも、すっかり忘れていた。

 「ここにいて、何もしていないのよ。ここでころんと寝るだけ。」
今日は何食べた?
 「何も食べてないよ。」
 誰が来た?
 「誰も来ないよ。ここには誰も来ないよ。」

 母は、私のことを心配し始める。一人でいるのは危ない、と。
「圭たん、いつ帰って来るの?もう帰って来るの?何しているのかしら。
 早く帰って来れば良いのに。あの子はすごいよ。面白いから、皆が
 喜ぶわ。」

母親って、哀れなものだな、可哀想なものだな。私も母親のはしくれだよ。
「侘びしい助」だよ。  

Posted by アッチャン at 12:50Comments(0)日々の事

2012年05月01日

映画「わが母の記」


   



 コナミを出て、あらかじめ予約をしていた、映画「わが母の記」を観に行った。
 前から楽しみにしていた映画だった。
 井上靖の母親を描いた作品。映画の中で、小説の種にされて、暴露されていることへの 不満を娘が語っている。
 映画の中での台詞や進行は、その後の作家の作になっていて、その作品を映画にしているという不思議。
 作家は、身内の恥も、自分もさらけ出すという罪な仕事で、その仕事の御蔭で、家族が養われ、教育を受け、別荘を持ち、毎年、恒例の母親のバスデーを、ホテルを使って、バンドを呼んでの、庶民では考えられない、優雅でリッチ。

 作家は、他の姉妹とは、違って、一人、8才から預かられて、母とは中学まで暮らさなかった。自分は母親から捨てられた、という拘りを持ち続けながら、母親に接して来た。老いと共に、記憶をなくしていく母親に、問いただしてみなくてはならなかった「何故」

 その疑問が、母親の心に中に、最後まで生き続けていた「息子への愛」の証明を見せられることで、作家の心が一瞬にして、氷解し、熱くなる。


 
 過保護なくらい、作家の娘達への愛情、執着は、「母親に捨てられた」心の寂しさ、不安を埋めるものであった。
 寂しさ、空しさ、孤独感と不幸感、が、素晴らしい作品を生み出すために、なくてはならないものでもあった。

 この世に、母親が愛を注ぐのは、第一に、息子。亡くしてならない存在である故に、
母親は、自分の身を切る覚悟で、息子を手放した。
 その辛さ、息子を求めてる母親の心だけは、最後まで死ななかった。

 井上靖は、その母への葛藤と、母の自分への愛の証しを、小説として書くことで、
 母を卒業していったのだろう。
 書くということは、「死ぬこと」出来事の、心の、「死」を宣告すること。  

Posted by アッチャン at 15:57Comments(0)映画

2012年05月01日

香雪「片岡珠子展」と、ピザハウス「ベーネ、ベーネ」


   



 日曜日、香雪美術館で開催中の「片岡珠子展」を観に行った。
 友人からチケットをもらって、日曜日に、昼食を一緒にする友を誘った。
  私は阪急の御影から、友人は、JRの住吉からで、美術館で待ち合わせ。
 日曜日だから、混んでいるかと思ったが、館内は空いていたので、じっくりと見ることが出来た。
 片岡珠子は、103才で亡くなった。エネルギーの凄さ、生命力の強さが、絵画にみなぎっている。
 何度も、落選したというけれど、片岡珠子は、自分に見えるものしか描けない。
 日本画を学ぶものとして、手先は器用じゃなかったのでは?と思われる。
 日本画は、職人の仕事だが、珠子の絵画は、印象派のセザンヌがそうでるように、心で見えるものを、ものの本質を描こうとしている。

北斉


 パリの従姉妹が言っていた。「絵の下手な画家だ。」と。従姉妹は、父親が手先の器用な人で、旋盤を弾かせたら、芸術的な仕事をした。職人芸である。
 昔の絵描きは、職人的な仕事をした。印象派の時代になって、絵画の評価が変わった。 日本画壇にあって、片岡珠子は、げてものだ、と評価されたけれど、「げてものでも、境界線を越えるまで、努力しなさい。そうすれば独自の素晴らしい絵になる。」
と言われて、それが励みとなった。



  自分が見えるままに、描く。そうだから、珠子の絵画の中に、先人の画家達の影響が見受けられるけれど、出来上がった絵画は、片岡珠子にしか描けない作品に出来上がっている。 
 「めでたき富士」と、「面構え」という絵画は、珠子のライフワークになっている。

  「面構え」は、その人間性を表している。その人間の品位を表現している。
  片岡珠子は書いている
  初めて会ったが、どういう人間であるのか、顔をみるとすぐにわかる。二度と会いたくない人か、又会って付き合って行きたい人か。



  今回の展覧会で、興味深かったのは、「足利義満」の面構え。足利尊氏、足利義満、足利義政、の面構えを描いているが、出品は、「足利義満」
 「徳川家康」も、なるほど、と思わせる。
 「北斎」は、宇宙的存在で、知能指数が200くらいに見える。

 「めでたき富士」は素晴らしい。好きな花を山裾に描いている。心の喜び、高揚して、爆発しそうな精神性を、富士山という象徴的な対象を「面構え」として描いている。
 ひまわりや、故郷の北海道の自然が合体している。



 日本の美術館は、自然との調和を大事にしている所が多い。香雪も例外ではなく、
 心を優しく包み込む、緑の中に建っている。
 真夏にも近い暑さの中、一陣の涼しい風に、包まれ、うたた寝をしたくなるよな、のんびりした風情のある、小さな美術館だ。




 美術を鑑賞して、遅めの昼食は、御影から、歩いて10分の所にある、ピザハウスに決めた。
 
 食べログで、美味しいピザがあるというので。
「ベーネ、ベーネ」というピザが自慢のイタリアンレストラン。



 ランチは、ピザランチ2種類と、パスタランチの3つから選ぶ。
 1500円のピザランチは、チーズとアンチョビとトマト。パスタは、ベーコンとペペロンチーネ。
白ワインの一本。3300円のワイン。よく冷えて、とても美味しいワイン。

 ピザも、パスタも美味しい。白ワインとマッチして、幸せのレシピだった。



 私は食後、別れてから、岡本まで歩いた。岡本で、ストリートダンスの競技会をやっていた。
 御輿を出して掃除をしている風景も。5月の、3,4とお祭りらしい。



 コナミに行っても、まだワインが残っていて、お風呂だけにした。  

Posted by アッチャン at 15:22Comments(0)