2012年10月10日

飲み屋を出て映画「つなぐ」を観る

 
   

あら、嫌だ。ジーンズのウエスト、またまたきつくなって、チャックがしまらない。
 伸び伸びジーンズだから、ぐいぐいと締め上げて、やっとのことで、愛用のジーンズがはけた。
 ランチの約束しているので、今日もおでかけ。
 梅田の地下街にある、居酒屋さん。
 結構沢山あるのだけれど、以前に行っていた、「やまと」はカウンターだけの店なので、落ち着かない。安くて美味しいのはありがたいし、名物の「明石焼き」が美味しいのだけれど。
 地下街に、最近?出来た店は、テーブル席があるので、ゆっくり出来る。



 最初は、土瓶蒸しが680円、と書いているのに惹かれて入った店。家族でやっているので、厨房の中に、親子3代で働いているのが見える。
  大和のように、行列が出来ているえわけではないく、すっと入れるはずだったけど、昨日は、結構混んでいて、テーブル席はほぼ満席に近い。
 品数も多くて、値段も安い。


 イタリアンも良いけれど、あれはほとんど、麺類ばかり。懐石食べを気にかけるようになって、最後に少し、炭水化物を入れるようになった。
 枝豆から初めて、野菜の春巻き、おでんに、お造り、天ぷらの盛り合わせ、タコのピリ辛づけ、串カツ、最後に、焼きおにぎり。
 生ビール3杯と、ぬる燗2合。



 食後、映画を見た。「つなぐ」
 亡くなった人に会いたいと思っている人に、一度だけ会えるように、あの世の人と、この世の人を「つなぐ」能力をさずけられた家族がいる。樹木希林が、その能力を、孫に継承していく過程での、3人の人々と、亡くなった3人の人々とを「つなぐ」物語。

 誰でも、誰かに見られているような、誰かに支えられ、助けられているような気がすることがあるでしょう。「頑張れ」と励ましてくれた、お父さんの声がいつも聞こえているような。

 この話は、心残りが引っかかって、先に進めない、心の重荷をかかえている人達に、あの世から、一晩だけ、来てもらって、そのわだかまりを解いたり、会うことによって、余計に心の負担をかけることにもなったりするのだけれど、「心」を繋ぐことで、生きている人達の「心の中に」生き続けることで、勇気づけられ、未来に目を向けて生きてける人間の姿を描いている。



 私も、危機一髪だった、というような時、父が助けてくれている、守ってくれている、と感じる。
 誰でも、きっとそういう体験しているだろう、と思う。この映画は、そういうことを、具体化している。
 頑張らなくちゃ、と思う時、苦しいことを乗り越えた時、誰かが見ていてくれると思い、誰かの御蔭だと感謝する。その誰かが、現実に生きている人ではなくて、天国から見守ってくれている人なのでは?  

Posted by アッチャン at 08:39Comments(0)映画