2012年12月24日

和歌山の「銀ペイ本店」はお勧め

   
    「銀平」本店

  和歌山は、何度か来ている。千里十里、という居酒屋が,お目当てだったのだけど、忘年会シーズンとあって、団体客で、満席だった。
 その店で、どこか他に、お勧めの店はないか、と聞くと、やはり、和歌山が本店の「銀平」の名前を。

つきだし、5種。

 大阪や神戸でも、チェーン店がある店なので、わざわざ、和歌山に来てまで、とも思うが、本店というのは、違うのでは?とも、値段が高いのではないか、と警戒しながらも、行くだけいってみた。
 有名な店だから、千里十里、よりも満席だろうと思ったけれど、意外に空いていた。

鯛の刺身
 
 カウンターが好みだけど、そこは予約で一杯で、通された部屋は、落ち着いて,良い感じ。
 お品書きを見ると、お酒はそんなに高くない。
 おまかせのコースも、5250円で、ボリウムがありそうで、とても食べられそうもないので、単品を選ぶことにした。

 突き出しが出て来て、それだけで、立派なので、お腹が持ちそうなくらい。
 銀ペイ、といえば、魚でしょう。造りと、煮魚は外せない。


魚いろいろ煮物
 以前に、友人が、南蛮付けの小魚が美味しいとのお勧めだったので、それはないのか、と聞くと、今日の魚の中から、フライにして、南蛮に出来るものを選ぶとのこと。

 さすが、大阪や銀座にまで、出店を持つ、本店の銀ペイだけあって、魚料理は、どれも美味しい。
 特に、鉄鍋で、水と醤油だけで煮込んだ、漁師の煮魚が、美味しくて、いくつもの魚が入っていて、これは値打ちあり。

かますの南蛮

 隣の席にやってきた、若い男の2人は、鯛飯コース5250円なりを注文。
 お造りのボリウムもあって、天ぷらも美味しそうだし、パフォーマンスは、すごく良いけど、とても食べられそうもない。若い人達に乾杯。

寒ブリのさしみ

 結構食べて、支払いは、頭で15000円くらいかな、と想像していたのに、なんと9800円。随分安いのには、びっくり。千里十里は、大衆的な店だけど、それでも10000以上にはなるので、こんなに美味しいものを、ゆたりした気分で賞味させてもらって、美味しいお酒もいただいて、千里十里が,満席で良かった,、ラッキーだった。

 これからは、和歌山に来れば、「銀平」がお目当てになりそう。



 和歌山に、今年の春に出来た、プルミエのドーミーインは、大人気。
 ドーミーインの人気の秘密は、天然の温泉がついていることに加えて、夜の9時半から、夜泣きソバなる、ラーメンが自由に振る舞われること。
 朝の朝食が素晴らしいのも、人気。
 1200円が通常の値段だけど、食事付きのコースもあって、30種類以上の食事の数々で、卵好きの人なら、卵を調理してもらえるのが魅力でしょうし、ワッフルも人気。
季節外れの、いちごも惜しみなく出ていて、コーヒー好きの私には、普段は食べないようにしている、ケーキまで。

天然温泉は、女子には、セキュリティーのナンバーがあって、それがないと入ることが出来ないので、安心の夜中も自由に。翌朝の10時までいつでも入浴可能。

 日曜日の朝、露天に,一杯のゆすが浮かんでいた。100個はあるかな。
 あとで知ったのだけど、ゆず風呂の日だった。
 若いお母さんが、小さな女の子を連れて、そのゆず風呂で長い間遊んでいた。私は先に、入っていたので、ゆず風呂も楽しめたけど、後で入って来た人達は、遠慮なのか、子供のいるのがうるさいからか、誰も入っていかないままに、10時になって。



 帰りは、湾岸の高速を使って。
 関空の近くを走ると、海外に行きたくなって、胸がつまる。ノスタルジーが心を締め付ける。



 中島の休憩所で、昼食を取った。海を見ながらの食事は、のんびりとして、贅沢。
 それもボリウム満点の食事で、トラックの長距離運ちゃんの胃袋にも満足させるほどの量だった。


 

 食事の不味いかもしれない場合、揚げ物なら、それほど変わらないので、無難だ。添え物のサラダも悪くないし、
 牡蠣フライは美味しかったけれど、衣がしっかりかぶっていて、半分取って食べたのに、夜もお腹が空かなかった。  

Posted by アッチャン at 18:06Comments(0)旅のグルメ

2012年12月24日

堺での楽しみ

   


 堺といえば、利休がまず浮かんで来るが、堺は、包丁でも有名な町です。
神戸からは、近くて、遠い感じのする、堺ですが、天然温泉が、いくつもあるようで、掛け流しをうりにしている日帰りの温泉は、魅力の一つ。
 なかでも、銭湯なのに、天然の掛け流し温泉「トキワ温泉」は、風呂通には、見逃せない銭湯だそうで、遠くから通いの客もいるくらい。
 金曜日が定休日だったことから、土曜日の開店前には、開くのを待つ人の列。
 銭湯にやってきた、客が、いつもの倍はいるね、との混み用だった。


 
 天王寺から、なつかしいチンチン電車が、浜寺まで走っている。その途中に、この銭湯がある。阪堺電軌阪堺線神明町駅から、5分だそう。
 すべて掛け流しで、硫黄の匂いがかすかに。やわらかい温泉で、後で、肌がつるつる。

牡蠣のぴりから鍋



 堺で、美味しいものが食べられるかな、と期待したけれど、最初に入った店は、まるでだめで、口直しに、もう一軒。
家族で経営していて、値段が安くて、若い人に人気の店だったが、
 たいしたことなくて、極普通。



堺市役所の展望台からは、堺を初め、大阪平野が一望出来るて、贅沢な無料の空間。ソファーもあり、喫茶もあり、観光のボランティアまでいて、説明も。
  千利休は、堺を代表する有名人なので、堺市役所の展望室には、利休の茶室で使っていた、茶道具が展示され、堺は、刃物の名所から、南蛮渡来の鉄砲を模して作られた日本発の鉄砲が展示されている。



 勿論、仁徳天皇と、その子供達の5つのお墓のある、御陵の説明パネル。

 自転車を借りて、まわるのが一番だとか。雨模様だし、時間もないから、物産のある、産業会館で、名品の包丁展示と端物研ぎの実演をみたくらいで、あとは、この銭湯で、
ひとっ風呂浴びて、和歌山に向かった。



 堺には、大阪からでも、JRで30分ほどで来られるのだけど、天王寺から、チンチン電車に乗って見たい。
 自転車を借りて、季節の良い時期に、堺の名所をまわるのも一考。与謝野晶子の生家や、利休の屋敷跡など。
 堺は、包丁や刃物の他にも、お線香や茶菓子に、お茶も、良い物があるので、名品を求めて、買い物も,楽しめる。
   

Posted by アッチャン at 17:05Comments(0)旅のグルメ