2014年01月17日

肺がんの追跡終了

 
   


  CT検査の日が来た。3か月前に撮った映像に、わずかに1ミリの疑わしき箇所があって、
3週間ごとにレントゲンを撮って、肺に変化がないかを調べていた。
 その間、病院を変わろうかとも思ったけれど、とりあえず、3か月後のCTの結果を待ってから、とこの日を心待ちにしながら、体調を崩さないように注意していた。
また肺炎にでもなって、新たな影が出来たら大変だから。
 暮れに友人と居酒屋で忘年会をしたら、隣にいる人のタバコで、しばらく治っていた咳と声枯れが再び始まって、煙草の席は禁止区域だと思って敬遠してたのに、先日、京都に行き、いつも行く「梅ノ井」が長期休業していて、かぶら蒸しが食べられなくて、良く行く、酒屋兼飲み屋に行った。
 席に座ると、両側のテーブルで煙草を吸いだした。
しまった、これはだめだと思い、トイレの傍にある席に変えてもらった。
店員は、難しい顔をして、「この店は全体が喫煙ですから。」と言っていたが、出口の寒い所にある席でしかもトイレの傍なので、煙草の煙りは届かずで助かった。





安い店なので、ばかばか注文して結局、高いものについた。
 店員は沢山注文するので、様相が一点、愛想が良くなった。
 CTの検査までは出て行かないようにしようと思っていたのだけど、ニューオータニの
セレブもお気に入りとかの店にも、凍るような寒さの中、夜に出かけたりもして。
 ネットで買っていた半額のチケットなので、こちらのほうは、超お値打ち。
いつ行ってもほとんど席は空いている。これで経営の方は成り立つのかしら。
 平日なので、ホテルの客は少ないだろうけど。







 鮨が主役のこのお店、その旨さと言えばすごい。だから不便でも足を運びたくなる。
 もっとも通常の料金ではとても。
高級店では、お酒を控えるし、量も多くないから、健康には良い。
こんな楽しみ方をした後での、CT検査だった。
 前夜、ネットで10ミリシーベルトの被ばくと知って、原子力にかかわる仕事をしているから20ミリシーベルトが許容範囲だと言う小出助教の話を思い出した。
年間での量だから、私はすでに3か月前にCTを受けているので、今度で20ミリ?
やめておいたほうが良いのでは?
 病院の検査所に行き、「被ばく量は大丈夫でしょうか?」と聞いたら、
「ちょっと待ってください。」と言われた。
やがて受付の人が帰って来て、「心配なら、先に診察受けて後でいいです。」
診察は、検査後だったのだけど、診察室の受付に行き、その話をすると、医者にカルテを回して。
 被ばくの心配は、係の医者の言葉にもあった。
「CTはそんなにできませんよ。相当な被ばくがありますから。」と前から言っていたのも気になっていた。
診察の順番が来て、その心配を告げると、医者は、
「じやめ、やめますか?」と言う。
「CTでかえって癌にならないでしょうか。大丈夫なら受けたいのですが。」
「1回ぐらいで、病気になりません。結果を見ないと、前のとの比較がわからないですから、それでも良いなら。」
「じゃ受けて来ます。」
検査の結果、前の映像に映っている、1ミリのままだった。
「これなんですか?」
 先生は、
「わかりません。」
「病院での診察は卒業しましょう。」
「咳が出るし、声も枯れてますが。」
「風邪ひいたら咳出るよ。耳鼻科で、甲状腺みてもらっているでしょ。
喉はそこでみてもらってください。」
「咳は?」
医者に行ってください。
会計で6千円ほどの支払い。
今回の騒動で、病院代結構かかったなあ、なんて。
結果の前に、悪ければ、指宿にある病院に紹介してもらうと
まで考えていた。ワンサークル300万円かかるけれど、傷みもなにも
なくて、樹木希林も、中西れいも通った所。
なんでもなかったら、健康保険の支払いが高いなんて、なんて現金なもの。

安心したら、とたんに咳が出だした。
安心か、放り出されたからなのか。
飛行機の切符を買わねば。どこかに行かなくちゃ。
今年のマイル稼がなくちゃ。

  

Posted by アッチャン at 12:08Comments(0)