2014年02月22日

インプラントの手術

       



インプラントの手術は、様々な方法で、様々な設備の中で行われるのは、インターネットの普及により、事前の知識は得られるのですが、どれがベストなのかはわかりません。
 なので、やはり不安でした。
麻酔の方法も、笑き麻酔、静脈から、全身麻酔で知らないうちに、手術を行う所もあります。
 インプラントの値段も安いものは15万円から50万円くらいまでの幅があって、それを技術の差とか、使っている材料の値段の差とか書いていて、ようは、医院を選のに、信頼するかどうかの問題になるようです。
 それで、体験者の口コミが、判断の材料になります。
インプラントは、以前と違って、簡単なものになり、誰でも出来るようになりましたから、どこの歯医者でも、インプラントが出来るのです。
 設備の整った所で、麻酔医も同席して、科学的な手段を使って、狂いのない手術も出来るようになっています。
 いちがいに、値段が高い、安いとは言えないのはそういう所にもありますが、インプラントだから40万、50万という値段を取っても誰にも何も言われないし、たとえ失敗に終わっても、インプラントだから、というので、まかり通っているのです。
 医療の現場で詳しい友人から、「インプラントは失敗が多いのよ・問題も多い、と言われ、彼女のお兄さんも、大変な目にあって、術後取り払ってもらった。」と聞き、歯科医を夫に持つ従妹からも、「インプラントは失敗が多い。問題があるから、勧められない。」と言われ、門戸にある、根幹治療を自費診療でやってる歯科医も、インプラントはやらない、問題が多いから、と言われていたのです。
 
 私が、歯医者を転々とした上に選んだ歯科医は,デンタルネットで、大阪で一番の口コミの歯科医で、そういうネットを見てやってくるからなのか、私は1年半待ち。
 初見のあと、やはり抜歯しなければならないというのですが、抜歯にも、キャンセルが出た時に知らせるというもので、抜歯まで4か月、その後、インプラントの手術の時間を取るにに、1年半待ちというものでした。
 抜歯の時も、腫れがなく、楽だったのですが、本来なら、破ってしまうクラウンの連結をそのまま使えるようにと、被せたままで、根だけを切り抜くという作業で、2時間くらいかかりました。
 そのクランの連結を使って、1年半待つので、そちらの方では噛まないようにしていました。
以前に通っていた歯科医は、抜歯すると中3本が無くなるので、ブリッジでは持たないから、インプラントを勧め、息子が開業した、芦屋を紹介してくれたのです。
息子さんもとても感じの良い親切な人でしたし、手術は自分一人でやすのではなく、複数の歯科医でするとのことでした。
その当時は、抜かずになんとか治らないものかと、良いと言われる歯科医を探して、門戸と、豊中の歯科医にも通いましたが、結局、今の歯科医を訪ねて、これはだめだと言われて納得せざるを得なかった。
インプラントは、技術のない医者がやるので、しっかりした技術を持っていれば何の問題もないとのこと。説明も親切で、治療が丁寧、清潔、というのは、評判通りでした。

でも、早いもので1年半が迫り、手術の日が近づいた頃、友人に、インプラントはやめておいたほうが良いと言われて、その後、ネットでいろんな方法や体験者の情報を探したり。
 
 手術は無事に終わりました。
無菌状態にするのに、とても神経を使っているので、うがいをして、口をふき取って、その後、何も口の所に持って行ってはいけないのです。先生も何をするにも一一消毒して、乾燥させてるようで、その音が聞こえてきます。
先生一人で、唾液を吸い取る衛生士が一人ついているだけで、局所麻酔の後、麻酔が効くまでの間に、1年半も仮でつけていた歯を取るのに、なかなか取れなくて、ハンマーでがんがん叩いて時間がかかり、それだけでも気分がふうとなって疲れが出ました。
 それから、歯の全体の掃除をして、強電解水を使って、無菌状態で、手術が進んで行きました。
 時々、「大丈夫ですか?」と声をかけてもらうので、気もちがほぐれます。楽にしてください、という声も何度か。体中が凍ってしまって、固くなっています。
 トイレに行きたいし、いつ終わるのか、そればかり気になって。
 2時間半かかっていました、。
術後、CTでインプラントの入った状態をチェックして、きちっとぎりぎりの所で収まっていました。成功です、と言われ、ほっとしました。
 私のは、骨がなくなっているので、そこに人工骨を入れる手術もかねていたの、
 一本はドりルを使って通常通りの方法で、もう一本は、手作業で、細い穴を開けて、そこから押し上げて行く方法がとられました。
 CTで事前に取った画像をみながら、手作業で、指の感を頼りに、思う所にインプラントを入れるのですから、すごい歯医者です。
  昔、阪大で、親知らずを抜いてもらったことがあるのですが、それは非常にまれなケースで、あごの骨に巻き込んでいたので、阪大の部長が手術をしてくれたのですが、術後、
ものすごく腫れて、熱が出て、犬のように口からよだれがたえず出て、傷みと酷さで寝られず、大変な思いをしました。

 今の歯科医は、強電解水、を使って、無菌状態で手術するので、その後の腫れや傷みが随分楽なのだということです。腫れも確かにあまりなくて、傷みもそれほど酷くないのです。
昨日、手術後の検査で行って、喉の奥から血液が出て来る言ったのですが、奥まで切れたのかもと言われました。まだ、出血は止まらないので、昨日もシャワーだけ。
夜、電話がかりました。
こんな時間にかけてくる人いないのだけど。
歯医者さんでした。
「言い忘れたので。血が出ると言われていたので。2週間ほど鼻を強くかまないようにしてください。」
親切な医者だなあ、こんな時間まで仕事している、と思ったのですが、そう、思い出しました。なにかで電話したことがあって、「12時頃まで大概はいますので、いつでも何かあれば電話してください。」と言われたことがありました。



  

Posted by アッチャン at 13:02Comments(0)日々の事