2014年03月07日

おひとり様用の楽しみ


      


 おひとり様ように、天然アカシア材を使った、カッティングボード&モーニングトレイを、
イカリのクーポンを集めて買いました。
10枚で1600円を足して買いました。
それと、もう一つ、サラダボウルのMサイズを、やはり10枚チケットプラス1900円で。
 サラダボウルは、2人くらいならもれる大きさらしいのですが、私はサラダ食いだから、お一人様用に、それくらいの大きさがいいのです。

 家に帰って、早速、テーブルの上に置いて、食器を並べて使いました。
モーニングトレイなので、朝食をベッドに運んでいるシーンを映画でますが、そんな感じのものです。
おひとり様の食事は、味気なくて寒々しいものですが、天然木の暖かさのあるものを使うと、おひとり様もまんざらでもなくなるのが不思議です。
 イカリで買い物をするようになって、クーポンを集めて、いろいろ買うようになりました。
どれもお気に入りの品ばかりで、使い勝手がとても良いのです。
 そんな中で、私が重宝して好きなので、友人にもあげたら、喜んでもらえた透明な急須は、中華料理店でライチ茶を出してもらった時に、これいいなあ、欲しいと思っていたものです。ずぼらものにはぴったりで、透明なのが気にってます。
 以前に、母からもらった、ドイツ製のお鍋は、母がクーポンを貯めて買ったものでした。
そのお鍋は、焦げ付かないようにコーティングしてるのですが、随分使っているのに、いまだに健在、鍋の重圧感も丁度良くて,重宝しています。
 いつだったか、イカリの会長さんにその話をしたら、「あの鍋はとても好評で、喜ばれました。」と言っておられました。
其の鍋で、お米から粥を焚くと、粥がふっくらと美味しく炊けます。
 宮崎製作所の、土鍋風というのも、すごく重宝してまいます。




 土鍋のように、鍋がきたなくならないで、汚れは綺麗に簡単に落ちる。蓋は白磁で重いのですが、本体は3層になっていて、軽い。熱の電動が早くて、調理が早く出来る。ある程度の深さがあるので、おひとり様の、すき焼きから、鍋焼きうどん、湯豆腐から、野菜たっぷりのスープなど、 食器代わりのもなるので、洗い物がはぶけます。
 この土鍋風は、大小2個揃えて、買いました。
 もっぱら、おひとり様しか使っていないのですが。
大きいのが9500円、小さいのは5000円でした。クーポンがなければ、6000円と13000円くらいしますので、土鍋では決して安いものではないのですが使ってみたら、それだけの資格は十分あるのがわかります。
生活に追われ、節約しか考えていなかった頃は、安ければ嬉しいと思っていたのですが、勿体ないことをしたな、と思います。
最も、余裕も時間もなかったのですが。
 
 母は、父がゴルフでもらってきた景品なども、大切にしまい込んで、使わなかった。
 西宮カントリーを初め、名門のコースで優勝したことが数知れずの父でしたから、トロフィーも沢山残っているのですから、それだけの景品もあって、皆、キッチンの棚の上にしまい込んであるのです。
 イカリのお鍋のように、母が欲しいと思ったものは、子供や孫に上げるために。




 私は思うのです。
父がもらってきた、ゴルフコースの名いりの素晴らしいコーヒーカップを出して、父と一緒に飲んでいたら、忙しい合間のほんのひと時、至福の時を夫婦で味わえただろうと。
 母の喜ぶ顔が見たくて、父は賞金稼ぎのように、ゴルフの優勝を手にして、我が家に凱旋していたのです。
 そういう品は、母が施設にいて、割れるものは禁止なので、持って行ってあげこともる出来ないし、私達が勝手に使う気にはならないのです。
 タンスの肥やしは、不毛です。
パリの吉田さんは、素晴らしいアンティークなワイングラスを出して、客を迎え入れてくれました。
随分、割ってしまったそうです。私も、一つその貴重なものを割ってしまったのです。
 吉田さんは、「ガラスは割れるように作られているのだから。」と笑っておられました。
随分あったグラスのほとんどは、客が割ってしまったそうです。
パリの骨董市で買ったものばかり。骨董市には、目利きが出来れば、すごい掘り出しものが沢山出ています。私は全くだめなのですが、吉田さんのお友達で、目利きのする方に選んでもらって、サンルイのグラスを6個だけ買いました。12個揃えだったのですが、半分でも良いかと交渉して。
 割ったら大変だ、と思ってしまい込んでいたら、楽しむことはできません。
 年代ものの、技術につちかわれた、本物の食器は、歴史の中に生きている人間を、優しく包んでくれます。
 それほどのものではなくても、手作りの良さが伝わってくる、天然木のぬくもりは、おひとり様には、嬉しい。

 息子からもらった、有田焼のラーメン鉢も、使うと、すぐに洗って、食器棚に入れるようにしています。薄い陶器の口当たりがなんともいえない優れものです。
  大切なものは、すぐに洗って、しまい込むようにしています。他の食器と一緒にすると、欠けたり、割れたりするから。
 こんなこと、暇人でないと出来ない。
おひとり様だから、出来る贅沢かもしれません。
  

Posted by アッチャン at 10:46Comments(0)日々の事