2014年08月30日

赤穂グランリゾート

      

 
 泳ぎたいと言う人のお伴で、赤穂に。
毎年、日本海で泳いでいたけれど、この所の大雨と夏も終わりなので、
日本海の海は荒れているだろう。
裏が海なので、海水浴にはうってつけのホテルだけど、温泉はない。
ジャンボクラブが、グランリゾートという名称に変わって、初めて訪れた。
母と一度このホテルに来たことを思いだした。
あれは冬の頃だった。
佐越という駅で降りて、ホテルに迎えの車を依頼するため、公衆電話からホテルに電話したら、車が来るまで、30分以上も寒い中を待っていたことを思い出した。
父がなくなって、ずっと長い間、名義を変えていなかった頃に、母と利用したホテル。





母がメインに変更してからは、あまり利用していない。
有馬には良く行った。母といると、
「いいですね。お母さんと来られて。私の母はもういないのです。連れて来てあげたかった。」
とよく言われたものでした。
その頃、当たり前のように思っていたことが、今、母が行けなくなって心に響く。
母が行けないと、私一人で利用する気がしなくて、母が行けなくなって以来、初めて。
 内部は綺麗に改装されて、お料理もいぜんよりもずっと美味しくなっていました。






有馬のホテルは、料理自慢の料理人が二つの施設共に揃っていたのですが、この赤穂も、
料理が好評だとか。料理長が、店長に伴われて、感想を伺いながら挨拶に回るのも、有馬と同じ。随分変わって、洗練されていました。
また来れば良い、と思っても、なかなか次の機会はないものです。
有馬や京都などは近いのに、それでもなかなか来れないものです。






















母が一緒に,これなくなると、なおさら、母が可愛そうに思えて、母との思いでが多いのだけが、慰めになって、母が元気な頃に、連れて来てあげて良かった、ということだけが、せめてもの救いのように思えるのですが、そういう思いでが多いことが、悲しみも伴っているのです。
こういう会員制のホテルは、家族が増えて、孫たちが出来た夫婦が、子供達家族を連れて利用するにはとても重宝しているようです。
利用料が安いので、家族を連れて来るのに、家計が助かるし、気兼ねなく利用出来るホテルなので、
独身者にも、便利なのです。一人の利用者も時々見かけるのですが、寂しそう。本人はそうではなくて、ワインなどを一本取って、美味しい料理を楽しんでいるのでしょうが。
仕事の疲れを休める独身女性というところでしょう。
一人でも、同料金で、一部屋悠遊に仕えるのが良い所。お正月は、どの宿も普段の何倍もの料金になるけれど、このホテルは、ほとんど変わらず、正月の料理代が加算される程度なので、お正月の予約は、殺到するようです。
  

Posted by アッチャン at 00:51Comments(0)旅のグルメ

2014年08月27日

ドーミーイン姫路と姫路城

   
         


  お盆が過ぎて、そろそろホテルも空いているだろうと思っていたら、夏休みの最後でもあって、姫路は賑わっていた。
黒田寛兵衛でも、人気のスポットになっている。

 いつも利用する、温泉付きのビジネスホテルも、普段よりは値段の設定が高くて、先日停まった、京都のスイートよりも高い。
 ドーミーインは、天然温泉と、豊富な朝食のバイキング、夜泣きラーメンのサービスに加えて、新聞の無料配布、コーヒーのサービスなど、サービスが充実しているので、人気はどんどん高まって行く。
夏休みとあって、受け付けのロビーで、かき氷のサービスを開催していて、子供達に、かき氷を作るお母さんの姿も。
 夕方姫路について、受付でお勧めの居酒屋は、二軒とも満室。若い人達の声が鳴り響いている。ゆっくり食事をする気にもなれないので、満席で良かった。




駅の向こうでも良いから、と受付に戻って、割烹の店を紹介してもらった。
 穴子の専門店と、老舗の割烹。穴子も魅力だけど、割烹の老舗という後者に電話で予約をいれてもらって、歩く事20分。
辿りついた店は、外から見ると立派な構えで、いかにも高そう。調理場の勝手口からぐるっと回って玄関に。
看板に定食の写真が載っていて、これくらいなら、と入ったら、カウンターがあった。
 予約席に通されたけど、カウンターに変えてもらった。
 居酒屋と違って、静かで、上質で技の光る料理を、一品づつ楽しめる。カウンターの料理人に、惜すすめの素材や料理を聞きながらいただけるので、カウンターが良い。
とても良い店だった。それに値段も、大阪のように、高くないのも魅力。
鰻のかば焼きが美味しいというので、最期にそれをいただいたら、もうラーメンどころではなかった。
姫路城の囲いが取れて、真っ白く化粧直しが終わった城の話を聞いていたのに、雨ですよ、と言われてアーケードを使ってホテルに帰ってから。思いだした。
ライトアップされたお城を見なくて、残念なことをした。






翌朝の朝食は、このホテルの名物。穴子丼、卵のオーダーメイド、カツ、魚、から揚げやシュウマイなど、23種類くらいの豪華なバイキング。
果物は、種なし巨峰や今旬のパイナップル。ワッフルも美味しい。コーヒーも味がとても
美味しい。
 チェックアウトしてから、車を11時半までに出すために、急いでお城をみに行った。




城まで20分はかかる。お城までは行けなくて、公園の前にある、会館の屋上から全景が見えるので、そこに上がった。
 母と姫路城に来た時のことが思い出される。
城の中を歩いて、母は膝を悪くした。すごく大変な階段ばかりが延々と続いて、途中でやめられなくて、母は無理をしたのがいけなかった。姫路城と言えば、いつもそのことを思い、辛くなる。
  

Posted by アッチャン at 12:51Comments(0)旅のグルメ

2014年08月18日

無理をしないダイエット

     


 大文字焼は中止かと思っていたが、予定通り、行われたとか。
見物人は少なかったので、混雑もなくて、送り火が綺麗に見えたとか。
大谷さんに行かなかったので、葡萄を持って母に会いに行った。
帰りにコナミに寄って、50分歩く。夏の間は、50分くらい、水の中にいても、
身体の冷えを感じないのだけど、温水のジャグジーに入ると、冷えているのがわかる。
体重が少し落ちた。
肥えている時は、みっともない身体だとわかっていても、どおってことないと思っているのに、少しスマートになって、腰のあたりにくびれがわずかにでもできて、お腹のでっぱりが少なくなってくると、あれで、よく平気だったものだと思うようになる。
どちらにしても、自分には、結構甘い点をつけられるものなんだ。
無理なダイエットをすると、リバウンドが必ずやってくくるので、食べたい欲求に従って、無理はしないように心がけている。
 外食ではお酒も飲む。美味しいものはしっかり食べている。




食後に、チョコアイスを食べ、ピーナッツを食べ、甘いものも食べている。
野菜をしっかり取るようにして、大好きな揚げ物も、豚バラの焼き豚も食べている。
 気を付けてるのは、量だ。
イカリのコロッケを、以前は二つ一度に食べていたのを、一個にしている。ロース肉や、スパゲッティーの量を少し抑えている。
 ケーキも食べる。果物の量が多くなった。
今日は、京橋の隠れ家イタリアン「ベラ、ミロンガ」で、美味し
い食事のコースをいただいた。



以前は、パンをお替りして、ワインを2、3杯は飲んでいたのだが、一杯を目安にしながら、お水を飲むようにしている。パンは出されたものだけに。
前菜も、お料理もしっかり食べるが、スパゲッティーを少し残す
デザートは果物ベースだったので、全て食べた。
カロリーがありそうだと、少し残す。




頭で食べるようにしているだけなので、これなら続けられそうだと思っている。
私の理想としては、あと2キロ落としたい。
顔から痩せる性質なので、お腹から痩せるようにならないものだろうか。
ジャパネット高田の腹筋君を買ってみた。
妹夫婦が愛用しているらしく、お腹が引き締まってきたとか。
テレビを見ながら、腹筋君を自然にやるようになったという。
ジャパネット高田の宣伝になりそうだけど、3000円引きで、一万円くらいで売っている。
同じものが、ミズノだと、倍くらいの値段。
明日、届くようになっている。
真っ赤な色が可愛かったが、茶色に決めた。テレビ見ながら、腹筋をやって、
お腹へこますぞー。
  

Posted by アッチャン at 00:51Comments(0)日々の事

2014年08月16日

仁左衛門と玉三郎の「牡丹燈篭」

  
        


  
 今日は、京都の大谷さんにお参りに行くつもりだったけど、大雨だということ。
今も雨が降っている。
お墓詣りをしたので、大谷さんにまで行かなくても良いかなとも思う。
お彼岸に行けば良いかな。
昨日は、神戸松竹に、歌舞伎映画「牡丹燈篭」を観に行った。
午後一時から終わったのは4時だった。
 途中僅かな休憩時間が入っているだけなので、随分長いお芝居だ。
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/10/

三遊亭圓朝の落語から取ったお芝居なので、三津五郎が圓朝に扮して、高座に上がり、そこからお芝居へと移行する形になっている。
三津五郎も、なかなか芸達者なお芝居を見せてくれているけれど、なんといっても、仁左衛門と玉三郎の、息の合った名コンビぶりが素晴らしかった。
 18年ぶりということだけど、二人とも、円熟した演技と、呼吸がぴったりとあって、
夫婦の情愛と慣れ親しんだ身体の寄せ合いから、手の使い方まで、一部のすきもない、それは見事という他言いようのない演技を見せて、歌舞伎の美学を彷彿とさせてくれる。
二人とも、油の乗り切った頃の共演だったことが、2007年の歌舞伎座公演で納得がいく。
貧しい暮らしの夫婦役が特に良い。汚れ役から、リンとしたおかみさんまで玉三郎の変化も見どころ。
面白くて、やがてな悲しき二人の名演技を堪能させてもらった。




歌舞伎座を建て替える以前、勘三郎もまだ勘九郎だった頃の、仁左衛門が病から復活して、すっかり身体が順調に戻った頃のお芝居で、声のはりも動きも素晴らしい。
玉三郎は言うまでもないが、この舞台は、二人に取って貴重な作品で、名コンビとしての最高の演技かもしれない。
  

Posted by アッチャン at 10:42Comments(0)映画

2014年08月14日

ロビン、ウィリアムズの死は、詩

     
     


 ロビン、ウィリアムズがカリフォルニアの自宅で亡くなった。
自殺だった。鬱病を患っていたという。
名優だった。
いつだったか、アカデミー賞の受賞式で司会を勤めていた。
オーバーな演技で、観客を必死に笑わそうとしていた。
すごく、繊細な人だろうと思った。そして役造りへ完璧を求める
生真面目さは映画を見ると、人一倍感じられる。
 私が好きな映画は、「グッドウィルハウンティング」と、「今を生きる」
1997年に公開された「グッド、ウィル、ハウンティング。旅だち」
は、マット、デイモンとベン・アフレックは共同で書いた脚本で、アカデミー賞を
もらった。彼らは、その後、それぞれに活躍の場を得てスターになった。




ロビンは、精神科の医者に扮して、数学の天才で保護観察状態にある青年の心の闇をに寄り添い、そこから救い出す、セラピストとしての役だった。
「今を生きる」は原題を「Dead Poets Society」という。男子校の教師に扮するロビンが、
詩読サークルで今は亡き古典的詩人の作品だけを読むことからつけた題名。
 この映画では、俳優を志していたニールという学生が、陸軍士官学校に転校させられるようになって、自殺する。
ロビンは、学生達に、今この時を精一杯生きることを、詩の世界によって教、彼自身は、学校から追われる。



 陽気におどけて励まして、自らは寂しく消えていく、という役処が、ロビンの当たり役
だった。暗い過去を背負って、精神的な病をかかえているからこそ、学生たちの悩み、苦しみを理解し、共に寄り添い、その苦しみを癒していく。
 その癒し手だったはずのロビンは、自らの鬱病を克服することは出来なかった。
「ピーターパン」にはなれなかった。
 空を飛ぶことは、映画の中の夢。現実と真面に向き合うことは出来なかったのではないだろうか。
彼は役者の中の役者だったから。

  

Posted by アッチャン at 01:33Comments(0)

2014年08月10日

神戸松竹で、玉三郎の娘道成寺

 
    


 神戸松竹で、この所ずっと歌舞伎映画を上映ししている。
玉三郎と菊之助が、共に同一人人物になって踊る「京鹿子娘二人道成寺」を、最終日に観に行きました。
若くて美しい白拍子に、菊之助の美貌と溌剌とした踊りに、玉三郎の円熟した踊りは勝るとうはいうものの、二人で踊っていると、玉三郎の美貌の衰えが目立つのが今一つという所です。玉三郎が、二人で踊るようになったのは、体力の衰えによるものだと、自身で語っています。娘道成寺は、踊りとしては、1時間以上あるので、体力的にきついものがあります。
それで、菊之助と二人で、同じ人物を踊ることで、玉三郎が休めるよになっているのですが、菊之助よりも、七之助を選んだ方がバランスが取れていて良かったと思えるのです。

 海老蔵よりも、獅童の方が、玉三郎の相手役として落ち着いて観て居られるというのと同じです。
菊之助は負けていないな、と思わせるのですから、さすがの美貌と踊りっぷりです。
 七之助も、玉三郎と南座の舞踊公演で共演していましたが、七之助は若さにかけるし、地味で目立たない顔立ちをしているので、玉三郎を引き立てるのですが、菊之助は、美しいし、華やかさを持っているので、玉三郎の美貌を引き上げるまでにはいかないようです。
お盆を挟んで、「怪談 牡丹燈篭」を上映中。
仁左衛門と玉三郎の共演で、楽しみ。台風も去ったことだし、来週、どこかで観に行きたいとおもっています。
余談になりますが、昨夜、BSで、加藤登紀子を迎えて、谷村新司がホストの番組を見ていたのですが、加藤登紀子の歌がとても旨くなっていて、、引き込まれました。
以前は鼻歌にようで、あまり好きではなかったのですが、シャンソンが特に旨かった。
声にボリウムが出て、感性も豊かになって、彼女のコンサートに行ってみたいと。
歌手は、若い頃よりも、年を重ねるほどに、良くなっていくもの。特にシャンソンなどは、人生を歌う詩だから。
谷村新司の歌も、心に染みとおって、味が出て来て素晴らしい。大阪城ホールで、コンサートに行ったことがあるきりでしたが、今年のツアーに、行ってみたいとも思うほど、素敵な歌いぶりでした。
  

Posted by アッチャン at 16:25Comments(0)演劇

2014年08月05日

堂本印象美術館から金閣寺

        


  翌朝は、朝食を近くにある、前田コーヒーのカフェで取ることに決めていた。
 パンは進々堂のをつかっている。朝食を食べに来ている人が多い。新聞を読みながら、
モーニングセットを食べている。
 私達は、サラダと厚切りトーストだけど、最もシンプルなものを選んだ。
ポテトサラダもついていて、これで充分。コーヒーのパンも美味しい。
こんな店が家の近所にあったら良いなあ。
 町中でないと、京都でないと、老舗のコーヒーのある、カフェはないだろう。
 イノダの本店も、このホテルから近いことを思い出しながら、昭和の初期か大正ロマンの雰囲気のあるカフェで食べる朝食の味は美味しい。
 ホテルを出るのも、もったないね、と言いながら、ホテルの前からバスで、堂本印象美術館に。
 8月中まで、無料で開放中。



この美術館は空いてて、リラックスするのに、とても良くて、私は好きな美術館の一つ。
印象が晩年に建てたもので、内部の細部まで、印象のデザインによる作品で出来ている。
 この画家は、生涯を通じて、自己改革を尽くした人で、到達した境地は、具象も抽象も
そういう垣根のない世界で、求めるままに、自由に、自然のままに、というもの。
 鹿、ウサギ、猫などの動物の絵に描かれた目の優しさ、姿の美しさ、可愛らしさ。
動物を深く愛していた人なのだとわかる。
バルチュスは、猫に自信を重ねてみているが、それは鏡に映した、ナルシスのような。
バルチュスの絵画は文学的で、印象の絵画は、音楽的かつ沈黙的。




 印象美術館は、「命の輝き」というタイトルで、植物、動物画を中心に、初期から晩年もものまで展示されている。
友人は、金閣寺をみたことがないというので、すぐ近くにある、金閣寺に。
世界遺産に登録されてからは、世界で最もすてきな町の、最も人気のある名所だけに、いつもは凄く混んでいるようだけど、
幸い、京都は、祇園祭が終わり、京の七夕までの、間にある時期なのか、割合に空いていた。



 
 金閣寺に来ると、私はいつも、三島の小説「金閣寺」を思い出す。
金閣寺に火をつけた、修行僧の、眼が輝きを増し、高揚していく姿を思う。
 三島文学の美学は、金閣寺が炎に包まれて、炎上し、朽ち果てる様にあるように思う。




金閣寺を出て、お腹は空いているが、河原町まで我慢して、いつも並んで待っている、サラダの店に。
土日や昼時は、行列が出来ている。

私はランチをやめて、サラダの量がランチよりも多いというので、えびフライとハンバーグの一品にして、ご飯は食べないことに。
友人は、エビフライとチキンフライのランチを選んだ。 ステーキか、ハンバーグか、フライかのランチメニュー。。
当然、ランチはお得。私が選んだ一品の半額くらいで、ライスかパンもついている。
以前の私なら、妥協してランチに決めるところだけど、一品を選んで正解だった。 大満足。




食後、錦市場で、野菜と果物などを買ってしまった。欲しいものばかりだけど、コナミに寄るので、生ものは買えない。
いりたての千葉産のピーナッツを買った。殻つきの美味しいピーナッツ。100グラムだからすぐになくなる量だけど、
一日に、5,6粒食べると良いそうなので、それを守って、冷蔵庫に保管しながら食べている。
   

Posted by アッチャン at 01:56Comments(0)旅のグルメ

2014年08月03日

ホテルモントレーとバルチュス展

     


  タイムサービス料金で、京都のホテルモントレーに宿泊しました。
このホテルが出来た頃、同じような特別料金で、母と宿泊したことがあり、
とても良かったので、機会があれば、と思っていたホテルです。
最上階にある温泉から、大文字焼が四方に見渡せるので、その頃にきたいと
思っていたのですが、その頃はとても値段が高くてとても。
ツインで1万円という部屋に、メールで割引クーポンがあって、1000円引きの9000円
で、予約できました。
京都について、マルイに最上階にある、美濃吉で7月の祇園弁当を食べて、飲み物券で
生ビール。



窓からの眺めが良いので、カウンターに座って、遠く、山裾にあるお寺はどこだろうかと。たぶんあのあたりだと、知恩院ではないかな。
食後、京都の市立美術館で開催中の「バルチュス展」を観ました。
身障者手帳を持っている友人が無料だとはわかっていたのですが、付き添いの人まで、
無料とは知らなかったので、チケットを買おうとしたら、受付の人が、付き添いの人も無料になるので、入口で手帳を見せるように言われて、すごくラッキー、とても嬉しい。

バルチュスの絵画は、メトロポリタンでも、先日観て来たばかりなのですが、初期のものから、晩年まで、バリチュスの作風などが良く分かって、興味深い展覧会です。



 少女が肩肘をたてるポーズがお気に入りのようで、鏡に顔を写しているというパターンのものが多い。
 バルチュスは、ロリータ趣味だと言われていましたが、それは生涯変わらなかったのでは?
 私は、パリの海鮮レストランにある、猫が魚を食べている絵が好きでした。風景画も良い。色が柔らかくて、フレスコ画のような風合いがあって、バルチュスのシュールレアリズムは、ギリシャ、ローマへの原点回帰にへの夢のよう
美術館を出て、四條河原町に戻って、高瀬川べりにある、喫茶「フランソワ」でケーキセット注文。
 話をしてたら、小一時間が過ぎて、せっかくホテルに泊まるのだから、とバスで、四条烏丸に。そこからは歩いて6分くらいの所に、ホテルがある。
 受付に沢山外国からの観光客がいて、チェックインに時間がかかるのかと思ったら、彼らは、集まっていた人達だった。




 私が予約したのは、スタンダードの部屋だったのに、受け付けの女性が
「レディースフロアーをお取します。広い部屋に変えます。」と言って、母と以前に泊まったレディースフロアーにグレードアップしてもらえた。
 レディースフロアーは、お風呂がある最上階に一階下にあって、専用のカードでセキュリティーがしっかりしている。
私達がもらった部屋は、その中でも、スイートルームだった。とても広い部屋でキッチンもあり、マッサージチェアーが置かれ、豪華な部屋。
以前に鎌倉プリンスでも、グレードアップしてもらって、とても素敵な部屋だったと友人がいう。私は、よくグレードアップしてもらうので、それは忘れてしまっている。




こんな部屋に泊めてもらえるのだから、スパの料金は、1770円だけど、せめてこれくらい払いたいね、なんて。
 母と来た時は、宿泊者は半額の1050円で、その日は何回でも入れたけれど、一回が1770円、パスポートになると、2200になっていた。
 ここのスパは、温度の低い源泉があって、そこは小さいので、3人くらい入れば一杯になる。露天もある。バスローブを着て、休み処に行くと、リクライニングシートにテレビがついていて、足をマッサージしてもらっている人達。ここは、食事も飲み物もある。値段も手頃。
 ここで食べても良いけれど、せっかく京都に泊まるのだから、出かけていきたい。
 お風呂を出て、三条通りにある、伊右衛門が経営している、カフェに。





ここは何度か来ているので、味が良いのはわかっている。
 遅くまで一杯の人でにぎわっている。

 向かいのスターバックスも、通りを挟んだカフェも、明るくて、若い人やカップル、年のいった人も。沢山の人がいる。
  素敵な夜。
  

Posted by アッチャン at 20:56Comments(0)旅のグルメ