2015年09月14日

寝られなくて

ワールドセンター、時間と共に変わっていく。

午前中にぐっすり3時間寝たので、時差ぼけで寝られない。
横になて目を閉じているだけで良いとはわかっているけれど、2時間もそうしていると、勿体無いので、書くことに。
友人のブログを見たり、株の値段を見たり。ネットが出来る環境で、しないといけないことチェックしておいたほうが。
サンディエゴは、雨らしい。
ホテルのあるダウンタウンまでの行き方を見ておく。
空港バスの送迎があるが、あてにならない。
飛行機の中で、プルーストの研究をしている人が、絶望して自殺未遂、姉の家で暮らすようになる。彼が、姉の息子に、プルーストを引き合いに出して、不幸でなければ、幸せは感じられない、と言う。
プルーストは、ひどい状態の中で、7年間もの間、病魔と闘いながら、書き続けた作家。
苦しい闘病生活を余儀なくされた人は、元気で、楽しめる時間の幸せを噛みしめることができるだろう。



お金が無くて、飢えている人は、何でも食べられるものが、最高の味わいにできるだろう。
私の旅も、いつも脱線したり、乗り遅れたり、ホテルに四苦八苦したりの、波乱万丈だった。
その体験を思い起こせば、そういう瞬間が、最も充実していたのだと思う。
若かった時は、神田川じゃないけど、お金は無くても、何もこわくなかった。ユースホステルが常連で、ホテルにたどり着くまで、どれだけ歩いたことか。
そういう旅は、もう出来ない。咳が出るので、迷惑かけてはいけない。坂道を引っ張って、50分も登れない。
あの頃は楽しかった、と今では思う。
本屋も大変だった。死んでも仕方ないくらいに思っていたけれど、その頃は、死は遠くにあった。
お金が必要だった。遅くまで店を開けて、一冊でも売りたかった。休みなしで、働いていたあの頃、苦しさと喜びが交錯していたあの頃。
どの道も、歩いてきた道は、平坦なものではなかったと、今思う。
何も無く、平穏無事に暮らしている人は、抜け出す勇気がわかない。だからといいて幸せを実感することは少ないのではないだろうか。
当たり前に幸せな日々を送っている人達は、その幸せに触れることが出来ないのではないだろうか。
美味しいものに、慣れると、美味しかったものが、美味しいと思えなくなる不幸。


身体が悪くて、食べられなくなると、美味しかった味が、より新鮮なものに感じられる幸せ。孤独の中にいて、愛された頃を思うと、胸が締め付けられるような、幸福な瞬間が襲う。
自分を閉じ込めて、その記憶の瞬間を、非連続に、記憶の時間の流れに沿って、丁寧に、辛抱強く、描き続けたプルースト。誰にも出来ない新しい小説の形を作った作家。彼の愛は、公にするには、時代が早く愛する人に愛されない、不幸が、想像という無限の幸せを与えた。誰にも犯されない自分だけの世界。愛されることを想像出来る世界。
旅とは関係ないことを書いてしまった。


  

Posted by アッチャン at 17:01Comments(0)

2015年09月14日

デイユースは有意義だった。




クラウンプラザホテルでのデイユース、有意義だった、
ホテルからのシャトルを待っている時は、空腹と寒さで、やめておけばよかったと後悔
していたけれど、ホテルで美味しい朝食も食べ、ウェイクアップコールを1時にお願いしして、
4時間くらい、ぐっすり寝られた。
3時にチェックアウトするまでに、次に行く、スリープインへの行き方を調べて、このホテルから直接行ったほうが便利そうだなと思った。
受付では、タクシーを呼んでくれるというのだが、18ドルといわれた。地図で見ると、歩いて1時間10分の距離で、5キロ程度になっているのに、タクシーは高いなあ、と思い、
メトロのワンデイカードを売っているか、と聞いたら。ヒルトンホテルで売っているとのこと。
何処ですか、というと、向かい側のホテル、という。


戻って来るから。と言って、出てみると、パークウェイが走っていて、その向こう側のよう。
クラウンプラザの隣は、ラディソンホテル。ヒルトンにどうしたら行けるの?。
バスを3つ乗り継いで、次に泊まるスリープインに行くつもりだったので、一日チケットを買わないといけないと思って。
ホテルに送ってきたタクシーが、ぼっとしている私に、どこに行くのか、と聞いた。
スーツケースをもって、リュックを背負っているので旅行者であることは疑う余地もない。
スリープンに行くので、バス停を教えてほしい、なんて、タクシーに言ってしまった。
タクシーは、15ドルで行くという。雨が降ってきて、雨雲も黒く出ているので、タクシーに乗ることに決めた。
運転手は、インド人だった。親切な人で、「昼間は歩いてもいいけど、このあたりは治安が悪いから、夜はタクシーを使うように、」と言われた。犯罪が増えているという。
ホテルまで、遠回りしたのか、結構な時間がかかった。フロントまで、ついていってくれそうな雰囲気で、一緒について来てくれたけど、大丈夫だと言って、私は一人で地下のフロントに。
 タクシーの中で、インドの経済成長はすごいとほめたので、それが彼には嬉しかったのだろうか。
でも、ほんとのことだもの。おだてたわけではない。


ホテルは、クラウンプラザの優雅で広い空間とは比べ物にならないくらいのビジネスホテル。
ニューヨークはどんどん遠くなる。空港のホテルで。二つ星が、2万円。それも安いタイミングで予約してのことだった。
昨日、ホテルの案内所で、どうしてこうホテル満室、値段が高いのか、と聞いたら、
USオープンがあるからで、それも、最終日なのだそう。どのホテルもフルだったので、
空港で寝ている人も多くいたわけだった。
迎えの人たちは、USオープンの花形を一目見るために来ていたよう。
そんなこととはつゆ知らず、国連総会でもあるのかと思っていた。
スリープンに入ってから、地下鉄のF線が、あるというので、出かけた。
お腹がとても空いていた。朝6時に食べてから、4時まで何も食べていない。
ホテルは、何もないし、周りをみまわしても、ほとんど何もない。
ジャマイカ通りまで来ると、息子のアパートから帰ると時によく使っていた
Q10のバスが走っていた。ジャマイカ通りには、スーパーもあって帰りに買おうと思いながら、
F線の終点駅に、歩いて、13分くらい。



マンハッタンまで行くと、暗くなるので、フォレストヒル、という駅で降りた。
ここは、息子のお嫁さんに連れてきてもらってから時折来ていた所。
ユダヤ人のニューヨーク村という場所で、何でも揃っている。
シティーバンクがあったので、お金を出そうと思ったら、私のカードが赤に点滅して、入れない。
しばらくまって、誰かが入るときに一緒に入って、300ドル出した。これで少し安心だ。
トイレに使う、本屋さんに入ると、故障かメンテナンスで使えない。
サブウェイがあったので、サンドイッチを買いワイショップで、小さい180ミリのワインボトルを買った。
外は暮れかけている。ニューヨークは日本並みに暮れていく。
地下鉄に乗って降りたら、暗くなっていた。来た道のつもりで、どんどん暗い道を行くと、どうも間違えているようだと気がついた。出てきたのが、違っていたよう。
通りは、ほとんど人がいない。



やってきた人に聞いたら、反対側だった。急いで、来た道を引き返した。ジュアマイカ通りにあった、マーケットなど、すべて閉まっている。
また歩いて、ホテルのある通りまでたどりついた。一時間近く歩いている。
サブウェイのサンドとワインがあるので、足らないヨーグルトと水をかうつもりだった。
ホテルのそばに、サンドイッチとちょっとした食料品の店があるので、そこに行った。
ヨーグルトはなく、水とバナナだけ買えたので、これで今夜のディナーは完璧。



明日はまた空港に6時に出ていく。朝食は6時からなので、食べられない。
サンディエゴが思いやられる。海外に出るときは、携帯をレンタルしていかないといけないように
なってしまっている。便利が不便になって、電話機もなくなって、ホテルへのリザベーション電話も、どんどんなくなって行く。ネット予約が増えたせいだ。ネットで事足りるようになって、直接携帯でピックアップ依頼があると、それからホテルは出ていけばよいようになって、無駄をなくしている。まだ、ニューアークのほうが、ヘルプの人がいて、カウンターもあって、ずっと便利。夜中は知らないけど。ケネディは荒れ野に立っている感じ。人っ子一人いなくなる夜中は。
ニューヨークの二泊はこうして終わろうとしている。何処にもいけない。眠るための場所探し。

  

Posted by アッチャン at 12:22Comments(0)旅行

2015年09月14日

この旅行うまくいかない

この旅行、うまくいきません。ケネディ空港に、40分遅れて着いてから、地下鉄のE線に乗りました。週末なので、ローカルに変わってて、地下鉄の工事で、ノロノロ運転、ワールドセンター駅について、だいたい目安をつけていたホテルには、なんとか行けたのですが。
着いたのは、12時半。
ホテル小さいフロントと、細長い廊下が見える程度の、ホリデーインのイメージはなかった
のですが、それは良いとして、私の予約はキャンセルされていました。
予約に、クレジットカードの番号を入れているので、当然払っていると思っていたのですが、
ホテルでは、クレジットを取ってなくて、6時にキャンセルになったというのです。その後、満室になっているといいうのです。
ほかのホテルの場合、マリオットでも、一泊取られるのが普通なのに。そういえば、
フランスで、アコードホテルが、6時でキャンセルになっていて、夜中ホテルを探し回って、やっとのことで、ソフィテルの高級ホテルに、3時間だけ寝るために泊まったことがあったことをあとで思い出しました。
ホリデーインの受付の男性が、他をあたってあげると言って、近くのホテルに電話をくれたのですが、どこも300ドル近くするので、空港に戻ることにしました。
往復3時間以上、プラスチックの椅子に座ると、お尻が痛くなって、体が冷え込んでいます。
また、エアートレーンに乗ろうとしたら、エアートレインは、動いてなくて、代替のバスに
なっていて、5ドル入らないものの、時間ばかりかかること。
第4ターミナルに行くと、沢山の人が誰かを迎えるために集まっているよう。
ホテル斡旋所があったので、空室はないかと聞いたら、207ドルのホテルならまだ空きがあるとのこと。税金入れると、240ドルか、と思うと、夜中の3時から泊まるにはもったいない気もして、4ターミナルにある、プライオリティーのラウンジに4時から入ろうと思ったら、空港の様子はすっかり以前とは変わっていて、チェックインしてからでないと、そのラウンジは使えなくなっていたのです。
どこにも椅子はなく、夜明かししたのか、床に寝転んでいる人は結構います。
朝一の飛行機を乗るのに、ホテルに泊まらなかった人たち。
冷たいコンクリートの床に寝転がっている。
私は疲れが出てきて、代替バスの中で、胸がしめつけられ、痛くなっていましたので、
狭心症ではないか、と思い、この場所で倒れたらどうなるか、と不安にもなり、
4時になっているけど、ホテルに泊まろうと思いなおして、斡旋所に再び行きました。
ホテルの名前を聞くと、クラウンプラザだというので、それなら、
207ドルでもいいから、と言ってから、レイトチェックアウトはできるかと聞きました。
何時に出たいか、というので、3時頃、と言いました。
 彼女は電話をかけて、レイトチェックアウトをリクエストすると、ホテルは、デイユースになるので、109ドルプラスタックスだと。
それはありがたいと嬉しくなったのまではいいけど、ホテルの迎えの場所は、ここにはなくて、代替バスに乗って、そこまでいくようにとのこと。
空港のターミナルのバスは幾つも来るのに、そのレンタカーのま所でもある所にはなかんか来ない。やっとバスに乗れて、そこに着いたのですが、バスの反対側だと指摘され、行ってみると、レンタカーの返却場所のような所で、ン何もなくて、ここがシャトルの迎え場所なのかと疑うような場所。
電話がないので、ホテルに連絡もできない、二人の女性が来たので、その一人に、ホテルのシャトルが来るのかどうか聞いてみた。
連絡したか、という。ホテルの斡旋の女性は、連絡しくれているとは思うものの、ホテルは、
電話で連絡しないと来ないホテルが多くなっている。携帯があるので、それを使って、ピックアップを依頼する。
電話がないと、本当にどいしようもない。
私の場合、40分はゆうに待っていた。若い女性が来た。それからしばらくして、クラウンプラザのシャトルが来た。彼女がシャトルを頼んだに違いない。
それで、やっとホテルに着いたのだが、5時半だった。
頭はふらふら。
疲れもたまっている。ホテルの部屋は、広くて、キレイ。疲れが取れるような気がする。
お腹がすいている
ホテルの朝食は6時からだと書いている。
寝る前に、朝食を食べにレストランに。
食事券を持っているか、と聞かれ、ないというと、
ビュッフェの用意ができています。19ドル50だとか。
ビュッフェは食べすぎるから、アラカルトにした。
エッグベネディクトの単品で16ドル。飲み物は水だけ。
コーヒーを飲むと寝られなくなるから。
ビュッフェはすごく充実しているようだ。
息子なら、絶対にビュッフェにする。彼はとてもビュッフェがお好き。
ビュッフェにしたら、安かったなあ、と思いながら、エッグゲベディクト
が食べたいのだ。


美味しかった、付け合わせのポテトもおいしくて、ほとんど食べた、
ベーコンの味がして、かりっとしたポテトに、ケチャップをつけて食べる。
 卵は一つと決めているのに、これだけは、しっかり二つ。
エッグベネディクが大好き。ほどい状態だったけど、このホテルの快適さと、
美味しい食事で、疲れが飛んでいくよう。




  

Posted by アッチャン at 03:46Comments(0)旅行