2015年12月04日

ホテルからホテルに




今回の旅行で、飛行場のそばに泊まるのが2日、中三日のうち、3日間、インターナショナルドライブ沿いのホテルに宿泊した。二日をスプリングフィールド、スイーツコンベンション、一日は、南に下って、シーワールドの、フェアーフィールドイン、スイーツ。最初に泊まった、飛行場に近い、フィアーフィールイン、スイーツを含めて、4日は、マリオット系のホテルだった。
ホテルの移動に時間を費やすことが多い。それも、タクシーで、移動すれば、あっという間に楽々でつける所が、市バスを使って1時間半かかったり、Iドライブで、各駅乗り降りする人達が、お金を入れるのに時間がかかり、駅も小刻みに沢山あるので、乗り物に乗っているか、待っている時間の長さで相当の時間がかかる
時は金なり、というが、私の場合は、逆に、お金の節約する為に、時間をかけた意味での、時は金なり、であった。
けちけちして、と思われるかもしれないけれど、ホテルからホテルへの移動にどの市バスの路線を使って行けるか、どの方法が良いか、など探すのは、私にはとても楽しいことなのだ。
最後の夜に泊まる、空港に近い、コンフォートイン、スイーツ、というホテルに行くのに、どうすれば良いかと、インフォメーションでもらった地図と、グーグルの地図からの幾つかのバス路線とを検討してチェックアウトの12時。
朝雨だったのが、やんで良かった。
ホテルの車でシーワールドまで乗せてもらって、そこから111番のバスで行くこともできるが、そのバスは一時間に一本しかない。
そこで、最初に使った、42番のバスを使うことに決めて、Iライドのトロリーで、42番のバスが通っている所まで行くことにした。
トロリーに乗って来る人達の中で、シニアじやないのかと思う人達が、紙幣の2ドルを払っている。バスの運転手は、何も言わない。



失礼だから?25セントで乗ってくる人の中に、若い人もいる。運転手は何も言わない。たいした違いはないのだ。
乗り込んだものの、デイパスとか3日間パスを買うつもりの人達が、ここでは買えないと言われて降りるケースもある。2ドル、まあいいか、というわけにはいかない。
一日券は5ドル、三日は7ドルでフリーパス。1週間使う人なら9ドル。
乗り降りする人を見ているのも楽しい。
トロリーの終点駅、プレミヤアウトレットで降りて、キャリーを引きながら、店をぶらぶら。



次のホテルは、空港に近い何もないところだろうから早く行っても仕方ない。
どこからか、「スーツケースを持って、来ている。」という声、日本人の観光客カップルなので、言葉がわかった。
バナナリパブリックでシャツを買って、カウンターで働いている人に市バスの停留所を聞くと、誰も知らない。
ホテルの従業員も、ほとんどの人が知らない。
バスを使ったことのない人達にとって、バスは無縁の存在なのだ。
息子達も、まったく知らない。息子がメインのポートランドに住んでいた時にも、彼は知らなかった。
車のない人達は、バスを使って生活している。


延々と辛抱強く、バスが来るのを待っている。大体検討をつけておいたので、そのあたりのバス停に行ってみると、42番のリンクスだった。
円形の椅子が置いてあって、そこに座って2,3人が待っていた。
42番は、30分に一本走っているので、待っても30分。
バスが来るか、来るかと待つので、時間が長く感じられる。20待つうちに、
人は結構集まってきている。
アメリカで車を持たない人達は、」最下層の人達。
バス代は2ドル。残りのコインが、ちょうど残っていたので、それを使う。
コインの整理が出来るのも嬉しいこと。。
仕事を持っている人は、こんな悠長な時間を過ごせない。バスは混んでいる。
途中に、フロリダモールがあって半分くらいの人が降りた。
バスの運転手に握りしめた地図を見せて、ここで降りたいと言った。
111番の停留所なので、42番だと名前が違うかもしれないから。
マッコイだね、と運転手。
コンフォートインに行きます、と念のため付け加えた。


ここですよ、と教えてもらって、降りた停留所の前に、コンフォートインの看板がある。
ここまで来る途中、野原の中にもバス停があった。見渡す限り家などないところに。歩いて来たのか、近くまで車に乗せてもらってきたのかしら。
そういう場所は、停留所と停留所の間がとても長い。広すぎるアメリカ。
バスを使うことは、神経を使うこと。どのあたりにバス停があるかが心配。
ホテルが見えて、そこに着いた時の喜びも味わえる。



空港から無料のシャトルがあるので、空港まで一旦行っても良いと思いながら
途中にあるようだから、そこで降りようと思った。
部屋は大きくて、スイートなので、二キッチンと冷蔵庫も備わっている。
隣は、ベストウェスタンホテル、その向こうに、スリープインがある。
車で、空港近くのホテルに泊まる人がほとんど。
お腹が空いているので、この近くに、スーパーマーケットか、レストランはないかと聞いた。
タコベル、とウェンディしかない、とのこと。
2ブロック先にあるというので、歩いたら1ブロックが長い。



タコベルに入ったものの、欲しいものがなく、ウェンディまで歩くつもりで、、ガソリンスタンドにセブンイレブンがあった。
これでオーケー。
サラダとピザ、鳥のから揚げにヨーグルトとワインを買った。



水はキープしながら持ってきたものが3本あるので、足りるだろう。
何もなければ、バナナとパンで我慢するつもりだったのだけど、これでディナーが確保。



途中に、さびれたバーが一軒あり、そこの中は男ばかりで、入りづらい。
帰り道、すごいオートバイが止まって、男が入って行った。



ハーレーバビッドソンとかいうのかな。
侘しいバーに、様になって、素敵な光景。

夕食に、残りのワインも飲んだので、眠たくて、早く寝た。昨夜寝られなかったのが良かった。明日は4時半のシャトルバスに乗る。どこにも行けない場所だから、ゆっくり体を休めることができる。部屋はネットが弱くて、使えない。早食、早寝。






  

Posted by アッチャン at 13:37Comments(0)アメリカ