2015年12月31日

おせち料理





朝9時から、整理券を出しますという、チラシを見せてもらい、西宮ガーデンズの阪急にやってきました。
すでに沢山の人が待っている。9時にならない前から、配っていて、ワラビの里と奥村のおせちは、完売しましたとのアナウンス。私は
美濃吉か、それが売り切れだつたら、なだ万、それも売れてたら、梅の花に決めていた。
美濃吉をゲット。
開店までの間、また待っている。
昨日、煮物など作ってたのだけど、あまり美味しくない。ごまめは、くるみと炒めて、焦げてしまった。
小芋も底が焦げた。


お正月は、何時も別段何もしないのだけど、来客があるので、おせちがないと形にならない。
もうそろそろ開く頃。

おせちは、二人前で、10800円。
ステーキを持ってきてくれるので、今日は、洋風に。明日の朝は、和風のおせち。
おせちをもらって、ドンクでモーニング。
焼きたてのバケットを買いました。熱々。



おせちを買わなくても、デパートの中で、一杯売ってます。単品買って入れても良い。

  

Posted by アッチャン at 09:54Comments(0)日々の事

2015年12月31日

第九、フェスティバルホール




昨年、フェスティバルで、暮れの第九を聴きに行き、福井敬という、テノール歌手に魅せられて、今年も行きました。
安い席で、前席があったので、6番だと丁度良いと思ったら、一番前。演奏者の足元が見える席。福井さん達の歌手の姿は全く見えない。
背後の、コーラスの人達は、少しだけ見える。
その変わり、指揮者の井上道善さんの、細やかな手の動きまで見え、コントラバスの重厚な響きが、体に響いて、素晴らしかった。
2楽章のメロディーが、演奏されると涙が出てきて、ベントーベンの旋律の優しさ、悲しさの混合した、言葉では表せない感情に響く美しさに、ベントーベン の、天与の楽聖の神髄に触れるよう。
3楽章の歓喜へと、次第に盛り上がっていくと、観客も、我を忘れて、つられて、歓喜を一体となって共有していく。
音楽好きの近くに住む方を誘って行ったので、その人はいつも、梅田からタクシーを使うといわれるので、ちょっと贅沢して、フェスティバルに。
行き帰りタクシーだと、早く帰って来れました。
二人だと、片道350円くらい。
暮れの仕事が沢山ある、時間が欲しい時期なので、タクシー使うもの賢明だと思った。東京から娘さんとお孫さんさんが帰って来られている。



庭に出来た、レモンと八朔をいただきました。庭作りが好きで、お花がいつも絶えることなく咲いているお家。
一緒 に話していると、すぐに帰って来られたわ、とおっしゃるので、話していたのはあなたでしょ。
風邪の咳しながら、ずっと話し続け。私は聞き役だから、気を使うこともなくて、こういうのもありだなあと。
  

Posted by アッチャン at 01:04Comments(0)日々の事

2015年12月28日

師走




忘年会に出られなかったのは、残念だけど、その代わり、師走の仕事ははかどった。車の点検と冬タイヤへの交換、正月用の花を買い、掃除。お腹の方も治まって、好きなお寿司をコンビニで買ったら、まずかった。
車は、また来年の3月検査受けするつもりで予約した。
13年にもなるので、買い替えるつもりだつたが、購入意欲が失せている。
年賀状が出来たので一安心。
今日は、朝の6時に起き出して、掃除し出した。昨日買ってきた、ピカピカになるという、シートを使って、その辺をゴシゴシ。お風呂場のタイルの目地を試してたら、きれいになるので、一生懸命になつて、手が氷のように無感覚なのに、続けていたら、痛くなりだしたのでやめた。見ると、指の爪が、なくなって、身が出てて、血が出ている。凍りついて、無感覚だつたら、こんなにまでなるものかと仰天。もう、この指は使えない。お湯で温まると、痛み出した。ばい菌が入ったら大変。
ゴム手袋をして、歯医者に行った。
手を洗えないから。
馬鹿さ加減もほどほどにしないと。これから、掃除の本番だというのに。
帰りに、叔母の見舞い。
コナミには、行けそないので、岡町で、野菜や、漬物など、お正月のためのものを手にあまるほど買った。
岡町の桜塚商店街が昔ながらのお商売人さんがいて好きなのだ。

魚を練りこんで揚げる天ぷらのお店。
玉ねぎボールが、テレビで紹介されてから、買いに来る客が増えたとか。
美味しいわ。と、買いに来た客が言うから、私も。一個60円の小さなボール。熱々。

北海道の特別栽培の人参が、とても美味しい。今年も、店に入っていた。
夢ピリカという、お米が美味しいそう。
食べてみて、と女将さんが、ホカホカのお米を出して。
御釜も良いのでしょう。美味しい。





品物にハズレがない。
トマトに、みかん、バナナ、チーズケーキ、水菜、大晦日に泊まり客があるので、美味しいものを食べてもらいたくて。
母のところには、明日。お花を買って、変えてあげなくちゃ。チーズケーキとみかんは、母の為に。
  

Posted by アッチャン at 16:30Comments(0)日々の事

2015年12月26日

無事に帰国しました。




  

行きも帰りも、満席。クリスマス休暇からお正月にかけての移動の時期、疲れ切った感じ。
朝起きたら、体の節々が痛くて。
なんとか、無事に帰ってこられたことに感謝。
夜中、ホテルを出る時に、不愉快な思いをして、快適なホテルの印象もだいなし。
タクシーを呼んでもらって、会計を頼むと、もうすんでいるから、と言われた。
レシートを要求すると、ないという。
機嫌の悪い、大柄な黒人女性で、つっけんどんで、叩き付けるような横暴なものの言い方。
タクシーがくるまで、「座っていろ。」とソファーを指さす。
私が気分を壊して、サンキュウをいうことがないのは今までなかった。
彼女は、「タクシーが来た、」というだけで、何も言わない。
私も何も言わずに出て行った。こんなことは初めて。ホテルのサービスに今まで不満を感じた
ことはないけど、今までのスタッフはみな感じが良かったのに、ひどい女性がいるものだ。
お掃除をする人の中にも、いいかげんな人がいた。新しいタオルを置かなかったり、シャンプー類を置いてなかったり。毎朝1ドルの枕チップを置いているが、それだけは取っている。
一度置かないで出たら、その夜は、きちんと置いていた。




全て、満足できるように、との歌い文句で、各階に水のボトルといつでも入れられるお水が置いている。足りないものお補うところもある。
一階には、朝果物と簡単な食べ物、日中はスナック、夜はサルサオリーブなど置いている。
私は、朝遅いので、バナナがあることを知ったのは、最後の日で、帰ると、サルサはあるが、ディップがない。どれもお腹が痛いので、食べられないから、関係なかった。
熱いお湯と、カフェ、レテは、カプチーノを作れるのでそれが有り難かった。
ホテルのイメージをぶち壊すスタッフを雇うと、ホテルには大きなマイナスになる。
従業員の大切さを痛感する。
腹いせに,ルインを下げたつもりだろうが、そういうことを多分、白人にはしない
所が、その人の悲しさでもある。



フィラデルフィアのホテルのそばで、凍てつく寒さのも、雨の中でも、じっと座って物乞いをしている女性がいた。
私はついに、その人にはお金を入れた。いつくかのコインも入っていた。
ゴッド、プレス、ユー、メリー、クリスマス。
その女性は言った。
まだ若い人、随分肥えている人なので、食べていないよいうではないが、同じところに座っていることは大事なことだと思った。
町に沢山の浮浪者が路上で物乞いをしているけれど、一度だけだと、入れる気にならない。
何回も同じ場にいると、気の毒になる。
ステイすることは大事なことだと思う。継続は力なり。続けることは、やがて成果を得るということ。物乞いで、そういうことを学んだ。

私は関学時代、「流れに掉させ」という言葉を聞いて以来、どうしてもその言葉から離れないで生きて来たように思う。
くたびれて、休みたいとき、イージーな道に流されたいとき、あえて、困難な道を行かねばならない、と思ってきた。
老いの流れに、掉さして、今は生きているように思う。




あがくのは、見苦しいと言う人もいる。私はあたふたとあがくほうだ。そういう私だが、
努力はするが、不可抗力なら、仕方ないと思っている。飛行機の中で、ホテルでお腹が痛むとき、急に胸が苦しくなるとき、など、ここで倒れたら、仕方ない、と思っている。
いつかは倒れ、動けなくなる時が来る。その日まで、流れに掉さして、生きていくしか、私に道はない。




今回の飛行も、延べ、18時間以上。隣には、南米の太った女性が、子供連れ。その向こうにいる中国人か韓国人かの団体家族の子供連れ。
娘を遊ばせ、退屈させないように、交流しあっている。
隣の女性は、ものすごいお尻をこちらに向けて振り回しながら、娘の世話。毛布だの、おもちゃだの、首巻だの、沢山持ち込んで、大きなボトルや食べもの。足の下は山のようなものであふれて、私の席まで侵入。
子供連れは大変なパワーと忍耐が要求される。
クリスマスの大移動、ふるさとに帰りたい人々、休暇を楽しもうという人々。

流れに掉さして生きている人々。
  

Posted by アッチャン at 13:25Comments(0)fフィラデルフィア

2015年12月26日

フィラデルフィア美術館






フィラデルフィア美術館は雨ということもあるのか、5時からの「お好きにお支払いください」なのに空いていた。
これがニューヨークの美術館だったら、長い列を作ってならぶ所。
印象派の作品が充実している。









一階にある展示室の半分が、ほぼそれらの作品。
コレクターの寄贈により、部屋に展示されているので、その人の好みが繁栄される。
モネの作品を多くコレクションしていた夫婦の部屋がとても良い作品を集めている。
バーンズでは、ほとんど見られなったモネだが、ここでは多くの作品がある。
秀作が揃っている。



この美術館の目玉は、ゴッホが、雨の景色を描いた作品。煙るような淡い色に激しく斜めに降る雨。

























それに、ひまわり。色を抑えて、萎びたひまわりが悲しさを誘う。この作品は、他の作品とは比べようがない、孤高の作品。
アメリカ人が、いかに印象派から以降の絵画に熱狂し、収集に執着したかがわかる。
アンリールソーの二枚の絵画も良かった。独特の雰囲気、丁寧に根気よく緻密に描かれた
絵が、とても現代的な風情を持っている。可愛さがあって、作家の優しさが伝わってくる。





ミロが描いた珍しい絵画。風景画。



アメリカ生まれのイーキンスの作品も多い。



ホッパーの作品は一枚もなかった。ホーマーの作品は、好きなのを含めて5枚ほど。
ルノワールは、比較的小さな作品ばかり。




完成していない、クリムトの絵画が一枚。ムンクはなかった。



セザンヌの水浴を描いた大きな作品は珍しい。サン、ヴィクトワールを両側に二枚展示していて、描いた時期の違いを見せている。
15世紀から18世紀へのヨーロッパ絵画に中で、ルーベンスの珍しい絵を、ターナーの絵画が一枚、調度品や部屋の展示室など。



ルーブルの足元にも及ばないお粗末さ。レンブラントもなかったように思う。



アジア館の、日本の展示は、茶室を移設したものがある。私達にはありふれたもの、
仏像の展示も見世物程度。
確かに、印象派が素晴らしいものを蓄えている。
そう、忘れてならないのは、マルセルディシャンの絵画が一部屋すべてに展示されている。
アメリカの主な美術館だったら、ホッパーの絵画がせめて一枚は展示していて欲しい。
フェルメールがなくても仕方ないが。
個人の美術館がいかに充実しているか、ということがわかる。
ニューヨークのフィリップには、フェルメールが何枚もある。これはとてもすごいこと。
わずかしか存在しない絵画のうち、ニューヨークのメトロポリタンと合わせて、半分近く所蔵しているのではないかと思う。
ホッパーの絵画は、シカゴに大きな作品があり、ニューヨークと、ワシントンに何点か。
ホイットニーが多く持っているが、描いた数が少ない画家だからそう多くない。
メインのポートランド美術館で、初めてホッパーを見た。
フィラデルフィアの特別展示は、静物画、の変遷を時代の要求と共に紹介している。
ほとんど素通り。ジョージ、オキーフの作品が二つ。

早い目に帰りたいので、2時間くらい見て帰った。じっくりみたわけではない。
美術館は、好きな作品を時々、サロンで見るように観に散歩がてらでかけられるのが
贅沢な観方だと思う。
そういう風に見るためには、美術館の会員になっておくと良いのだけど、市民でないとそう行けないので、「好きなだけ払ってください。」とう日は、本当にありがたい。
パリでも、いくつかの美術館がフリーの日を作っているが、同じ日にしないで、別の日にしてほしい。あちこち回って大変なのだから。
日本では、東京や京都に来る特別展は、内容はお粗末なのに、長蛇の列を待たねばならない。その上、中に入っても、見られない。すごい人の数で。よく我慢してみているなあと気の毒になる。
値打ちのあるのは、正倉院展だが、もうあの混みように、行く気がしない。見学する前に気
力が消耗してしまうし、ちゃんと見ることができない。

私の贅沢は、美術館。
ロッキーの階段を下りて、歩いてホテルまで帰った。疲れている。
歩くこと30分。



近くにある、チーズで歴史ある兄弟の食料品店によって、チーズを買い、お惣菜にクラブケーキがあるで、買った。今夜は、お腹の痛さも少ないので、レストランにいくつもロしていたのだが、疲れすぎでホテルに帰って食べようと。

美味しい。小さなパンも美味しい。値段の高い店だけど、それだけのことある。





  

Posted by アッチャン at 12:22Comments(0)

2015年12月25日

世界遺産歴史地区



  



雨が降ってはいるが、小雨なので、これなら歩けると思って、歴史地区に再び。
昨日、閉館で見られなかった、フランクリンコートとカーペンターハウスが気になって
仕方ない。トリップアドバイザーに書いていた人が、フランクリンコートが良かったとの
評価なので、昨日、探して見つからず、帰ってから地図を見たら、そぐそばを通っていたことがわかったので、美術館は、5時からの「 as you like pay」で8時半まで開いているから、と行っては帰りを2、3度繰り返してから、足はそちらに。
疲れて、美術館に行く体力を消耗したくなかったから、やめとこうと何度も考えたのだ。
フランクリンコートは、フランクリンが建てたマンションの中庭。そのマンションに、プリントハウスがあり、そこも見学できる。
美術館もあるのが、5ドルの入場料でそれほどの興味もなかったし時間がなかった。
プリントルームには、職人さんを含めて3人の男の人がいて、実際にどのようにプリントしたかを実演してみせてもらえる。
紙を出して、触ってみて、と言われて、触ると、羊皮のような柔らかい感触があって厚みがある。
そういうと、その通り。



神戸に、ベルのコピーがあるのを知っているかと聞かれた。神戸ビーフと横から別の人。
知らないというと、その人が京都だよ、という。
いや神戸だ。スマフォで調べだした。なかなか見つからない。そこに別の訪問者達が入って来た。
彼はまた、新聞をする実践で忙しい。
そこを出て、カーペンターハウスに。




フランクリンのマンションもそのカーペンターに依頼した。この歴史地区の由緒ある建物を請け負っていた人で、その人の家が、革命のサロンとなって、勉強会や討論会が催されていたとのこと。
そこを出て、ワシントンスクエアーに。
沢山の兵士や囚人たちが、1776年から7年にかけて亡くなった場所で、ワシントンの銅像と言葉が刻まれ、火がともされている。
雨がだんだん激しくなってきた。



後、教会を見ておきたくて歩く。そのころには土砂降りの雨。服がびっしょり。
教会の鐘が展示されていて、それがおそらくアメリカでもっとも古いのではないかと、ほかの人に説明している。
教会を出て、マーケット通りに出ると、主要な観光ルートを巡回している、バスの停留所があるので、そこでバスを待った。随分長く待った気がする。15分近く。
そのバスは、美授館も行く。美術館に行きたいと言うと、11番だと運転手。
誰も乗ってなくて、私一人だった。あとで、もう一人、入って来ただけ。
市内バスが、どんどん走っている。待っている人はほとんど市バスを待っている。




  

Posted by アッチャン at 03:38Comments(0)

2015年12月24日

大雨





今朝は小ぶりだった雨が、午後から大雨にかわり、服も靴もすっかり雨に打たれて、体に染み込み、寒い。バッグの中まで染みている。
今、フィラデルフィア美術館で、5時からの、好きなだけの支払い、を待ってカフェテリアにいます。
世界遺産地区に、行
くのをやめようと思ったりしながら、やはり。
それについては、写真が入れられないので、また、別にブログ入れます。
2ストリートの教会から、ついに、バスに乗りました。もう耐えられないほどの雨の中、随分待って、ファラッシュたいう、循環バスに。美術館の前まで行ってくれます。



このバスわ使えば便利だと書いてるけど、15分ごとなので、待てば長い。
初めて利用したしたのです。歩いた方が早いから。
お腹が空きすぎてたので、カフェテリアで、スープとクラッカーを食べました。ロブスターの味がして、少し辛いけど美しい。
ネットがフリーなので時間潰せます。
正規の料金を払うつもりで来たのですが、特別展入れて、25どる。受付で、展示室が多いから、特別展まで見る時間なえでね、と言つたら、明日も来れる?というので、今夜夜中に帰ると言った。
5時からだと、安くなるので、待っていたら?たいう。座っているのは、みな待っている人たちだつた。


あらかじめ、安くなるのは知ってたけど、遅く帰るのが嫌で、正規の20ドルは払うつもりで来たのだけど、特別展を少しだけでも観て、展示室も全部見ないで、主なところだけなら、待つ価値ある。お腹も空いているし、何か食べて。
オールドタウンで、美味しい店があって、
クラブケーキのベネディクトと書いている。たまらずに、中に。
ブラックファーストは、まだ食べられるかと聞いた。
いや、もうないよ、たいう。
クラブケーキのベネディクトが食べたいのだけど、というと、それは出してないとのこと。
お腹痛くても、食べちゃえ、と思ったのに、誠に残念。
土砂降りの雨だから、美術館の帰りに寄ろうと思った、フォールブースは行けない。だから、ここでロブスタースープで満足。




  

2015年12月23日

Liberty bell,Iindependence hall






昨夜も明け方まで寝られなくて、11時半まで寝ていた。完全に時差ボケ。
ベッドは柔らかくて、寝付けない。腰にこたえる。お腹が時に痛む。
抗生物質が効かないのだろうか。ほとんど食べないようにしている。
明日は雨との予報なので、今日は、オールドタウンの方に行くことにした。
市庁舎は、四方八方の道に抜けるようになっている。サーカスをここに作った
のも最初だとか。



市庁舎を抜けて、旧市街の方に歩くと、センチュリー21、ロスの大きな建物がある。
マーシャルという店に入って、アルガンオイルを探すと、口が割れたのがあった。新しいのはないかと聞いたら、ストックはない。ディスカウントだ、会計に持っていけというので、会計に持っていきディスカウントだと言ってるけど幾らなの、と聞いたら、10パーセント。口が割れているので、油が外に漏れているのに、たったの10パーセントとは、アメリカは、おおざっぱ。
日本だと売り物にならないので、まず売らないだろう。アルガンオイルを探してしゃがんでいる間に、お腹がまた痛くてしばらく我慢。センチュリー21ならトイレがあるはず。



センチュリー21にもよってみたが、ギフト用にセットになった化粧品が主でアルガンオイルはなかった。ルイヴイトンが最終のバーゲンになって出ていたが、元の値段が日本よりもずっと高いから、そう安くない。円安だから、特に
それからまた歩いて行くと、チャイナタウンが左手に見える。チャイナタウンは見る時間がないだろう
インデペンデンスヴィジターセンターに入ると、チケットを入手と書いている。
どこに使うチケットかわからずに、私も並んだ。




Liberty Bell のある建物で、セキュリティーがあるから、そこから入れと言われて、チケットを受け取り、リバティ、ベルの建物に。リバティベルにまつわる説明があって、その奥に、ベルが飾ってある。
ベルがたどった歴史は、独立戦争の歴史。アメリカが英国の植民地だった頃、自由のシンボルとして作られた。火災にあって、再構築された。ジョージワシントンの誕生日には、必ずこのベルを鳴らす
アフリカオリジンのアメリカンが、奴隷から自由への道に、このベルは象徴になっている。
チケットはどこでいるのか、と思って聞いたら、インデペンデンスhallを見学するのにいるのだそう。




公演の先にある建物がそう。のんびりとベルハウスを見ていたので、チケットを見るとあと5分で入らないといけないことになっている。あわててそこを出た。
インデペンデントホールも、別にセキュリティーがあって、中に入ると、説明を聞く人たちが座っている。
説明は早口で全然理解できず。
そこから、皆並んで、インデペンデンスhallに入って行った。



独立を話し合った、サロンでもあり、独立宣言を果たした部屋もある。
そこでは、黒人、女性、アーミッシュも参加し、議論を交わしていた。
羽根のペンや、書き物、椅子が置かれた、会議室の部屋。
鉄砲部屋、ダイニングなどを見学できる。



ジョージワシントンが座っていた椅子、トーマスジェファーソン、ベンジャミンクランクリン
などがここに集って、アメリカをスレーブから自由の身に独立することを熱く語った。




インでペンデンスホールの向かいに、ライブラリーホールが見える、広い公園の一角に、いくつもの見るべき建物がある。カーペンターホール、フランクリンコート、最初の銀行など。
4時半になっていて、4時までのカーペンターハウス閉館していた。



その辺を、フランクリンコートを探して歩いたが、わからずに、オールドタウンの方に入って行った。
Besty Ross houseという家があって、そこが開いていたので、入った。






55歳以上がシニアで4ドルの入場料。
何もわからずに入っているので、入ってから、ああそうなの、と言う感じ。



このハウスは、アメリカの最初の独立宣言の旗を作った女性の家だった。最初は、周りを囲むように出来ていた。
彼女は、3度結婚して、二度目の主人がロス。彼は独立に寄与した商人。



ロスという店は、サンフランシスコにもあるのだけど、フィラデルフィアのロスは、歴史を思わせる格調ある建物で、帰り道に、明かりのデコレーションが綺麗だったが、それはきっとそのロスの建物ではないかと思う。
他にも、ロスの銀行だったか、商会だったかの建物もあった。




べスティーと結婚して、一年後に亡くなっている。家は、小さなクエイカー教徒としての粗末な暮らし。べスティーは良く働く女性だった。
アメリカの独立宣言は、全ての人間が奴隷状態からの解放を歌い、自由で平等であるという理念に基づいている。
自由の鐘は、その誇りであり、シンボルであり、誰もがその鐘を鳴らさねばならないという信念を持っている。
それがあるからその信念はあるから、今のアメリカがあるのだ。
その道は、宣言後も、厳しかった。
リンカーンが、奴隷解放を宣言してからも、隷属状態は続いた。黒人は差別されてきた。キング博士が凶弾に倒れ、ケネディー大統領がダラスで暗殺された。




今でも、アメリカのどこかで、正当な扱いを受けていない人達がいる。
だが、その原点に、フィラデルフィアで、奴隷状態からの自由平等の宣言を打ち立てた、そのアメリカン精神が、生きているから、少しづつではあっても、自由平等の精神は浸透していっている。原点、つまりルーツが、自由と平等を歌っているから。
帰り道に、バーリンガムという巨大なストックがあって、そこでアルガンオイルを探した。
執念のようなもの。身体はくたくた。歩いて帰るだけの体力が残っているかとも。背中は洗濯板にように張り付いている。
あった。100パーセントアルガンオイルが。
7つ、あるだけ買った。



アルガンオイルは、ビタミンEが豊富で、保湿に優れている。
フィラデルフィアは、アウトレットストアが沢山ある。ホテルの向かい、ホテルの横にも。
フィラデルフィアは、衣服と靴が免税なのだそう。買い物一杯の人を良く見るが、他から、アウトレットで買いに来るのかもしれない。
町は浮浪者も目立つ。凍てつくような寒さの中、路上で物乞いをしている人達が目立つ。白人の人達が浮浪者になって、物乞いをしている。若い女性がいる。黒人はいない。
黒人も沢山いる。働いている人達。ホテルの客も、いろんな人種の人が泊まっている。ビジネスで来る人も多い。




ホテルに帰りついたのは、夜の9時半だった。
ロビーに置いているスナックは、今日はオリーブと、サルサとビスケットだった。ほとんど残ってないが、私は食べられない。りんごがあれば、と思っていた。昨夜もらったりんごが美味しかった。
部屋に戻り、やれやれで、昨日の残りのパンとスープで粗末な夕食。
抗生物質を飲んでいるから、ワインは飲めない。捨てることになりそう。
美味しいレストランを何軒か見つけていたけれど、何処にも行けないのが、残念。
ホテルで水は無料で提供してもらっている、レンジがと冷蔵庫があるので助かっている。
今日は気温が上がって、ダウンを着て歩くと、汗ばむほどだったが、部屋にいると、体が冷え込んでくるのがわかる。


  

Posted by アッチャン at 15:02Comments(0)フィラデルフィア

2015年12月22日

バーンズ、コレクション




昨日は、水だけでお腹を干しても、痛くて我慢できなくて、ついに抗生物質のお世話に。持ってきた、ホカホカカイロを下腹にあてて、着こんで寝た。シャワーは延々20分以上。
夜中、熱が出てきて、2時間ほど寝たら目が覚める。その後は寝られなくて、部屋に暖房を入れたので、乾燥がひどくて、のどが渇く。暖房を止めても、昼間つけたまま出てたので、乾燥している。
5時くらいになって、寝付いた。起きたら11時を過ぎた頃。
今日は、ホテルから出ないで、休んでおこうかと思ったけれど、バーンズコレクションを見に出かけた。
食べていないので不安だった。お腹も痛むが、昨夜ほどではなくなっている。時々、差し込むような痛さが起こると、耐えるのに必死。
バーンズコレクションは、今は、市内の、フィラデルフィア美術館の近くにある。
以前は郊外だったとか。
歩いて、15分くらいで着いた。バーンズ美術館のそばに、WHOLE FOODSがある。
良かった。帰りにスープを買おう。




バーンズコレクションは、アルバートC、バーンズが収集して作り上げたコレクションで、
フィラデルフィアに1872年に裕福ではない家庭に生まれた。ペンシルベニア大学に学び、医学科学者。卒業後、医薬品開発会社を立ち上げ、開発したアジロールという薬で巨万の富を得た。その財力で、印象派のルノワーに、最も傾倒が深く、180以上の、秀作を手に入れている。ルノアールの次にセザンヌの作品も多い。
悪魔の収集家と言われた、バーンズ。印象派か後期印象派、キュビズムなど幅の広い収集をしているが、好みがはっきりしている。
セザンヌとマチス、セザンヌとピカソ、ルノアールとセザンヌ、アンリルソーとユトリロ、など、画家と他の画家との共通項を探して、一緒に飾っている。アンサンブルと呼んでいるもので、
鉄の日常使う道具と、絵画を一緒に飾り、また、グレコが印象派の絵画と並べることで、絵画の時代と、求めるものが、決して分裂されていないということを強調している。




更に,アフリカで収集した仮面を、ピカソの絵画やマチスと並べて、アフリカからの影響を示している。
アンリルソーの絵画が、これほどあるのを初めて見た。20点近くある。
ルソーの絵画好きな従妹が喜ぶだろう。
ゴッホの絵画は、普通に描いた作品ばかり。郵便配達人も何度もゴッホは描いているが、初期のものだろ思われる。裸婦があるのに、驚いた。ゴッホはモデルを雇うお金がなくて、苦労して貯めて、この裸婦を描いた。美しい裸婦ではなく、ありのままに描いた裸婦。




ピカソの絵画は、20の頃、青の時代の絵画を好んだ。浮浪者、という絵は、貧しいながらも、パンとワインをテーブルに置いて、プライドのある姿で描かれている。アルルカンの親子。ピカソと友人が同じ女性を愛し、その友人が断られて自殺したという、その愛人をモデルにした絵画。ピカソを友人の自殺後、彼女を連れて、プロバンスに移住した。
マチスの絵画も多い。マチスの「ダンス」という、パリの近代市立美術館にあるものの小さいものが、二階の回廊からも見える壁に描かれている。
モネの作品が4点しかなかった。面白いのは、モネが絵を描くのに、使っているボートの中のモネを描いた小さな絵画。モネの代表作の水連はなかった。




ルノアールの絵画はいくら手に入れても足らないというくらい。
モジリアーニの絵画も10枚くらい。スーチン、パスキン、アフリカの画家のものや家具調度。
絵画は、色と形と線と空間が最も重視される。絵画を科学として捉えている。
45歳にして、再び大学に戻り、勉強した。
館内は撮影禁止なので、撮れない。











スーチン、パスキン、ドーミエ、ミロ、などの絵画のアンサンブルの展示の中で、溶けこんでいる。
素晴らしい絵画を沢山見せてもらった。邸宅の美術館の収集品はすごいものがある。贅沢な喜びに満ちている。
入場料は、シニアで20ドル。





5時の閉館までいて、WHOLES FOODSに行った。
通常のものは食べられないので、スープを買った。小サイズの巣類の違うのを二つ買った。
この店はオーガニックを扱っている。決して安くないが、安心して食べられる。味も美味しい。
クロワッサンがあるので、欲しいと思ったが、バターなのでやめた。
クロワッサンも、ホテルの近くのコーヒーのカウンタ店では500円だった。フォールフーズでは、250円。何もないパンを一つ買った。
ホテルまで歩いて帰る。今朝は寒かったのに、和らいでいる。




ホテルに帰って、スープとパンを半分食べたら、元気になった。美術館には、各部屋にソファがあるので、そこに座りながら見られたのがありがたかった。




  

Posted by アッチャン at 14:46Comments(0)フィラデルフィア

2015年12月22日

Bramwell Tovey ,指揮者でピアニスト





私の席は3階のROWで二番目の真ん中だった。
音響が素晴らしいので、3階でも十分。指揮者の顔がよくわからないが、グラミーの最高賞やパフォーマンス賞ももらっていて、ピアニストとしても指揮者としても、作曲でも活躍している。
以前はバンクーバー交響楽団にいたが、今はロスとニューヨークとの掛け持ちのようで、来年の多くのパーフォーマンスが詰まっている。
さしがに、チケットは完売で大きなホールはぎっしりの人。
不思議なのは、観客席に黒人はほとんどいない。オーケストラにも、一人だけ。
合唱隊が入っていて、Mendelssohn CLUBという、混合の合唱隊なのだが、ここにも女性が65人、男性45人いる中で、黒人の女性は2人だけで男性は一人もいない。




フィラデルフィアという映画に中で、保守的で閉鎖的な弁護士事務所の代表が、エイズに感染した若くて有能な弁護士不当な理由でやめさせるので、腕のたつ、リベラルな黒弁護士に弁護を依頼することになる。
スノッブで閉鎖的な町かもしれないと思った。何処に行っても、黒人があふれているというのに、しかも、バルチモアやワシントンのあるメリーランド州にも近いのに不思議だ。




音楽は素晴らしく、ジョークを飛ばしながら、会場を笑わせ、ピアノも素晴らしかった。
コンサートマスターが、中国人のような可愛い女性。二曲ほど、ソロで、指揮者との協奏曲を弾いた。素晴らしい演奏。
合唱もすごく綺麗で、透明な声。聖夜が流れ、歌が入ると、自然と涙が出てくる。
2時間のパーフォーマンス、今年のプログラムは、今日で終わり。
お腹が痛いのをこらえながらだけど、忘れるくらい素敵だった。
5時から、フリーのコンサートが、同じ会館の下であると聞いていた。椅子が階siki 下と二階にも並んで置いている。





そのコンサートは、チューバばかりの素人楽団の寄せ集めで、年寄から子供まで演奏に加わっている。
チューバの種類がいくつもあって、古いチューバを持っている人、巨大なチューバを持っている人など、いくつもの違った種類を演奏する。
楽団の前に、コーラスグループが、聖歌を歌いだした。男人ばから20人ほど、自主的に聞いてもらおうと。彼らも上手だった。90以上の高齢者も交じっている。教会で歌うので、その宣伝をかねていた。
チューバの演奏は40分くらいの予定だったが、一時間くらい。
関係者や家族も来ている。
演奏が終わって皆ばらばらになると、今度は昨夜のホールの前で、4人のオペラを勉強しているひとなのか、歌手なのか、クリスマスソングを歌っていた。



サンタクロースのおじいさんと、おばあさんのカップルが、写真を一緒に取るサービスをしていた。賑やかなクリスマスムード満点の日曜日だった。
お腹が痛いので、何も食べない方が良いと思った。帰り道、痛みが差し込んできて、ものすごく痛くなって、思わず、立ち止まって痛みがさるのを待つ。
ホテルのロビーで白湯をもらって飲むと、少しましのよう。抗生物質を飲まないとだめだ、と思い、部屋に帰って飲んだ。今も痛みがおそってくる。お腹が冷え切っているのはわかる。
昔の生理痛のような痛みにも似ている。若いころは、痛みがひどくて寝込んでいた。子供が出来てから、嘘のように痛くなくなっていたのだけど、その痛みを思い出させる痛さ。
今夜は早く寝よう。白湯を飲んで。


こんなときは、お風呂に浸かれたらよいのだけど、シャワーだけ。手の関節が動かなかったり、冷えからいろいろなことが起こる。
  

Posted by アッチャン at 02:43Comments(0)fフィラデルフィア

2015年12月21日

一睡もできなかった。

    


  日本を出てくる前から、お腹が痛かった。それほどでもないと思っていた。
昨日から、お腹が絞るように痛くて、何回もその痛みが押し寄せる。
一睡も出来なかった。
ブログの写真が入らなくなって、夜中4時過ぎまで、写真を抜いて、スペースを作っていた。
寝られないので、」またその作業。わずかしかスペースが出来ない。時間がかかって、朝の7時になって、やっと20ギガほどの空きが出来た。記事を削除するだけでは減らなくて、写真を除かないと空きが出来なかった。
それから寝ようと思ったが、寝られず。目覚ましを12時い合わせてベッドの中にはいたけど、押し寄せる痛みがきになって、また起きる。
盲腸ではないよう。冷えからか、ストレスの腸炎か。」今も痛い。
これから、フィラデルフィア交響楽団の。クリスマス公演がある。
食べないようにして、今日はできたら絶食しようと思う。
やめておこうと思いながらも、ついに、息子に連絡してしまった。
日曜で、くつろいでいるらしい。
フィラデルフィアがとても良いので、冬の休暇に、二人で来ればきっと楽しいだろうと思って。
冬は、費用を節約して、日本に帰らないと言っているので、アメリカのどこかに行くのだったらと思ってのおせっかいな親。

  

Posted by アッチャン at 10:08Comments(0)アメリカ

2015年12月20日

PHILLY POPS




ホテルから、歩いて10分くらいの所に、KIMMELセンター、パーフォーマンスシアターがある。
昼まで寝ていて、時差ボケが心配される。午後2時ごろに、ホテルを出て、オーケストラのチケットを買いに行った。
今夜と明日の午後に、フィラデルフィア交響楽団のコンサートがる。



交響楽団のクリスマスコンサートが土日にあって、その後のコンサート新年までない。
オペラハウスは、閉館中。チケット売り場に行き、安いものは?と聞くと、58ドルが最低で今夜はオーケストラのバックの席しかない。明日なら、正面のチケットがあると言われて、それを買った。シニアの割引はなかった。税金を入れて60ドル。
今夜見られるほかのものは?と聞くと、バレーがあるらしい




フィリー、ポップスという案内があるので、聞くと、火曜の夜にもあるという。
値段は120ドルくらい。もっと安いのなら、今日の3時からのが77ドルであるという。



もう始まっている。考えるといって、案内所でしばらくいた。女性の案内人は、何もわかっていない様子。チケット売場に戻って、「始まっているので、安くなっているの?」と聞くと、そうではない、という。でも、もっと安いのは?と聞くと、58ドルという。
それをと言って買った。人気なのだろう。
始まっているので、案内されるまで待っていた。しばらくして、中に入れてもらえるようになったら、一部が終わった所。1時間も過ぎていた。
それでも、雰囲気は味わえるから。
このコンサートは、大編成のコーラス、その下の段に、アフリカのゴスペル、その下がボーイズコーラス、そして、オーケストラという豪華なもの。



二部は、ボーカルのゲストとして、女性シンガーのLISA VROMAN が出演。とても素晴らしい声でオペラ歌手かなと思ったら、ブロードウェイからクラシックまでこなす、アメリカで活躍している歌手。
ゴスペルも迫力があって、衣装が綺麗。
華やかなクリスマスムードを満喫できるコンサート。子供連れの家族も多かった。


そのコンサートが良かったので、まだ何か今夜聞けるものはないかなと思ってパンフレットを見ていたら、ジャズフェスティバルがある。案内の所で、パールマンシアターはどこにあるのかと聞いたら、同じ会館の中の案内所の向かいにある部屋だった。
明日は、オーケストラを聞きに来るというと、案内の人は、「それはラッキーだね。今夜はソルドアウト。明日も買えない、と言う。高い席の方が早く売れるのかしら。
ポップスと同じホール。ポップスは、2階の席だったが、明日は最上階かも。
ジャズのチケットを買いに、チケット売り場に行った。
安いチケットはあるか、と聞くのが定番になっている。
あります。35ドル、と言われてシニアはありますか、と聞くと、チェックして、ありますよ24ドル。
それなら、と飛びつくように買った。
8時までの時間に、一度ホテルに帰って、夕食をすませておこうと思い、ブロードウェイの広い通りを歩いて、その辺を見ていたら、シミックアンドマコーミックという海鮮のレストランがある。
息子達がオハイオで贔屓にしている、チーズケーキファクトリーもある。





ブロードウェイ通りには、ミュージカルシアターもいくつかある。
スーパーがあったので、果物とサラダを買い、無料のスプーンとフォークをもらった。
メーシーズのデパートは見つからなかった。メーシーズで恒例のクリスマスコンサートが無料であると書いていたので、チケット売り場で聞いたら、メーシーズのデパートに行きなさい、と言って、こちらの方向だと教えてもらったのだけど。
帰ろうと思って歩いていたら、なんだか違う方向に歩いているようで、シアターまで引きかえし。そこから来た道を帰った。


ファイブガイズで、スモールバーガーを買った。トッピングが何でも入れてもらえるので、全部、と言うことにしている。何と何なんてわかないので、全部入れてもらうと言うと簡単だから。
ホテルに戻り、ワインとバーガーを食べると、お腹が一杯。安い夕食。あまり時間がないので、すぐに、劇場に戻った。
席は、二階のバルコニーと言われて、良い席かと思ったら、横の席で舞台を見るのに乗り出さない全部見えない。




ジャズはほとんど知らないのだけど、ここ何年か、西宮で関西の大学同窓バンドを聞きに行っているので、興味はある。
フィラデルフィアジャズオーケストラの指揮者は、TERELL STAFFORD という、黒人のトランペットと指揮をかねている人。
大学OBとは比べ物にならないくらい、どの人も凄く上手かった。OBバンドにも、現役で活躍している人達の演奏もあって、彼らが演奏を競い合うジャズは素晴らしいと思っていたのだけど、こちらは、どの人のパーフォーマンスも凄い。
単独演奏が入って、指揮者は、その人に拍手を要求する。
トランペット、サクソフォン、フルート、ドラム、ピアノなど、どの人も素晴らしい演奏を披露。
二部の初めに、指揮者のトランペットが入ると、満場の拍手。
3人の女性ボーカリストが加わって、順番に紹介され、歌が入る。



ジャズシンガーは、バンド演奏の一部だと思う。声が楽器の一部になっているように、歌が仕組まれている。
どの人も上手だった。
特別に今夜限りのジャズフェスティバルのようだが、席は少し空席があった。
同じ日の夜に、フィラデルフィア交響楽団のクリスマスコンサートがあって、そこは完売している。
ジャスフェスティバルが終わったのは、10時40分くらいだった。
私はとても満足。フィラデルフィアは、美術館もコンサートホールも、歩ける距離にあって、私にはおあつらえ向き。
期待していた以上に楽しめる町。
劇場に来る途中で、パブ、ファド、という店が気になっていた。



ファドを聞かせてもらえるのかしら。
店に入って、」ファドが聞けるのか?と聞いた。11時から聞けるというので、中に入った。ものすごい人でごった返している。手にビールやカクテルをもって、やかましくしゃべっている。
押し合うように中に入って、カウンターの前に行くと、急に若い男の子が、キス、と言って私の顔にキスしようとする
ノーサンキュウ、と必死でよけると、首のあたりに何かがついたような」感触。
ノーノーノーサンキュウ。
すると、女の子が二人きて、ジョークなの、と抱き着いて来た。
変なおばさんが、オーバーを着こんで入って来たので、若い子達が、遊びでキスをしておいで、とでも言ったのじゃないかな。
ごめん、ごめん、と言っていた。お酒に酔っているよう。その男の子もまた来て、握手を求めた。
カウンターで、ベルギーの白ビールを頼んで、歌が始まるのを待った。
こんなにうるさいのに、ファドが始まるのかしら、と思っていたら、賑やかなダンスミュージックの生演奏の声。
踊りだしているような気配。とにかくすごい人でステージがあるという方向にライトが見えて、動いてるような感じ。
私が思っていた、ポルトガルのファドじやなかった。飲み終わって出て行こうとして、ステージを覗き込むと、男の子が私の名前は、と聞くので答えると、肩を抱いてきて、踊ろうと。ちょっと踊る真似をして、カメラを映して帰ろうとしたら、
踊っている子達がポーズを取って、写してというので写真を一枚。
そしたら、さっきの男の子達が、私を入れて、写真を撮りに来た。
別の女の子がカメラを向けて、また一枚撮られてしまった。
変なものに使われたら嫌だな、と思いながら、ホテルに帰ってきた。
皆酔っていた。私だけが素面に近い。場違いの変なのが入ってきて、きっとからかってやろうと思ったに違いない。
皆、コートを預けて、おしゃれしているのに、私は防寒着を着こんで異次元から迷い込んだバーさん、と思ったのかも。
フィラデルフィアをフィリーという愛称で呼ぶ。なんでも、フィリーの、とつく。
フィリーのパブ、ファド、という具合に。







  

Posted by アッチャン at 18:19Comments(0)アメリカ歌舞伎

2015年12月19日

クラブクオーターインフィラデルフィア




アムトラックの座席は、日本の新幹線並みで快適。
アメリカで、列車に乗るのは初めてなのだけど、これなら使える。
ボストンからやってきたのではないかと思う。ニューアークのリンクで乗ったのだけど、勿論、アムトラックのチケットを買えば誰でも乗れる。ニューアークから、フィラデルフィアまで、普通に買えば、110ドルくらいだつた。アムトラックは、時間帯で値段の差が大きい。飛行機も同じ




フィラデルフィアを経て、列車はワシントン行き。途中に、バリチモアを通る。マチスの美術館がある。スパイス付きの蟹が食べたい。
フィラデルフィアにいる間に、日帰りで行きたいなあ、と思いつつ、列車、30ストリートステーションに到着。いつも迷うのは、どちらの通りが30で、29はどちらか、ということ。
私が泊まるホテルは、15ストリートと16ストリートに間にあると記憶。
だから、29以下の方向に行きたい。
ポリスが、警察犬を伴っているカウンターがあったので、聞きに行った。
教えてもらった方に、歩いて行くと、逆だった。32ストリートの表示。
寒い。また引き返す。
ポリスは歩くのかと、驚きの様子だった。25分はかかる。と。
逆に歩いたから、もっとかかる。
道が悪いので、キャリーを引くのに力がかかる。手が冷えて、手袋をはめた。
伊丹への電車の中で、スマフォをしている人が、指に空いた手袋をしていた。
あれだったら、手が使える。伊丹空港で探したら、1500円でふあふわの暖かいのがあり買った。
手が出ていると、寒い。めくれ上がってきてなお寒い。結局指まである古い手袋に変えた。



歩いていると、トレーダージョー、というスーパーマーケットがあった。
ニューヨークや各地にある、世界の品々を扱っている店。
サラダと水とミックスナッツにヨーグルトを買った。ワインはなかった。
ホテルには、多分冷蔵庫もないだろうから、冷蔵するものは買えない。
スモールルームで、値段も安いから。
荷物が増えて、リュックを背負って、がたがた道を歩く。



ユニクロがある。高級デパートもある。一流のホテルが立ち並ぶ。
ホテルを探しながら歩いていたつもりだったが、行きすぎていた。
また引き返す。
やっとたどりついた。




ロビーは素敵。カプチーノやコーヒー、カフェラテが無料で作って飲める。
水も、スパークリングとミネラルが、24時間飲める。
オーランドにいたときは、ホテルでもらう、水のボトルを次のホテルに持ち込むようにして、帰るまでつないだ




私の部屋は、スモールルームなので、広くはないけれど、一人だからこれで十分。
エレベーターは、鍵がないと使えないようになっているので、安全。エレベーターの横にボトルが置いてあって、水を入れるようになっている。
トレーダージョーで買ってくる必要がなかった。




部屋はシャワーだけだけど、固定式じゃないのでうれしい。小さくまとまっているが、必要なものはすべてそろっている。冷蔵庫と電子レンジもある。
ネットも快適に使える




場所はすごく良い所にある。町の中心。
ウィエスティンから、ソフィテルなど、いくつもホテルが近くに。周りはレストランや、パブも多い。夜の人通りも多い。
ホテルに入ってに荷物を置いてから、また町に出た。来る途中にあった酒店に。凄い品揃えの豊富な店だつたが、
階段があったので、荷物も多くて、買えなかった。
行くと、店が閉まるところだった。トレーダージョーに行って、チーズやハムなどを買おうとも思っていたのだけど、10時で閉店。
酒店には、入れてもらって、選ぶ余裕もなく、一本赤ワインを買った。





栓抜きのいらないワイン。
それから、ファイブガイズ、というシカゴが本店のハンバーガーの店があったので、そこに買いに行くと、さっきは開いていた店が閉店した後だった。
大体10時で終わる。朝食に美味しそうなベーグルの店を、歩いたおかげでチェックしてある。
ファイブガイズのハンバーガーは、シカゴ経由の便で買ったことが2度ほどある。
本物の肉の味がしてとても美味しい。空港の中の店はいつも人気。
空いている店を探した。マクドナルドがあった。マクドなんて、久しぶり。
お腹が空いているので、美味しそう
魚の入ったハンバーグは好きなので、それを買った。ポテトのフライがついて、2ドル70セント。
ファイブガイのハンバーガーを買い損ねたので、マクドを買う気になった。
ホテルで、赤ワインと、サラダ、ハンバーガーとミックスナッツ、またお腹が一杯になった。歩いても追い付かなく肥えるのが心配。食べてしまってから心配する。
  

Posted by アッチャン at 16:09Comments(0)

2015年12月19日

Am track





ニューアークへの飛行機は、満席だった。アイルとは言っても、疲れる。飛行時間は、12時間くらい。最初の3時間がなかな過ぎない。半分くらいから、次第に慣れる。
行き先は、フィラデルフィア。飛行機のチケットは、ニューヨークまでで、その先の、フィラデルフィアへは、エアーリンクで、アムトラック。

チケットは、ステーションで、クレジットカードを入れて、取り出す。初めてなので、余裕を見てチケットを予約していた。飛行機は定刻につき、夜の8時まで、随分時間があるので、リンク駅で、早くできないかと聞いた。
クレジットを入れて、私の予約ナンバーが出て、8時になつている。
6時47分が、その前にあるので、飛行機会社と交渉してくれて、その差額を49ドル払わないといけないといわれた。それなら、待ちます。1時間くらいの差だからと言った。
若い男の人でとても親切な人だつた。
また、クレジットを入れて、元のチケットを取り出すはずが、時間が変わってしまっていて、追加料金が要求される。長い時間をかけて、電話で交渉してくれていた。49ドル払わないと仕方ないということになつて、
クレジットを入れて、今度は、69ドルの追加払いになつている。
何度も交渉してもらっていた。そのうちに、彼は、お金なしで、早い便に乗せるよ。と言ってまた電話で長いやりとり。
追加払いなくて、早く乗れるようになった。
本当にありがたい。感謝にチップを出そうとしたら、断られた。飛行機会社の人だからだろう。
ターミナルに戻り、プライオリティクラブはないかと探すと、すぐそばにあった。入ると、チケットは、と聞かれ、アムトラックだと言って示すと、ラウンジは、ユナイテッドがあるターミナルcに、1時間前に着くように、1時間前にラウンジを出ないといけないのて、、プライオリティのカードは有効だが、使えないという。8時のアムトラックだと入ることが出来たのだけど、6時49分に変えてもらった為に、入れなかった。お腹はぺこぺこ。どっちがラッキーなのかわからない。

コーチというだけで、座席ナンバーがない。



入ると、沢山の人が乗っていて、スーツケース置き場は一杯。席もなかなかなくて。やっと座れた。  

Posted by アッチャン at 09:32Comments(0)アメリカ

2015年12月17日

グランダに、連日




明日からまた、留守にするので、母に会いに日参しているのです。
帰るときは、3階に連れて行きます。そこでは、職員と入居している人達が夕食までの間過ごしている所です。
母は、よく部屋に鍵をかけているので、鍵を開けてもらいにも三階に行くと、何人かのスタッフがいます。部屋で落ち着かない人達を見守りながら、日誌を書いたりしているよう。おやつもそこで出す時もよくあります。



母は、何時行っても、部屋の中にいます。歌の会がある日も、呼びに来てもらうこともなくなっているよう。
舟木のビデオがいつも。
寝ているか、起きて座っているか。
昨日も帰るときに、3階に行くと、ここのセンター長に抱きついて行きました。優しい男の人で、母はお気に入りのようです。
母には、わかるのです。誠実で優しい人か、仕事で仕方なく働いている人か、意地の悪さを持っている人か、冷淡な人か、よくわかっているのです。
誰でもそうなように。  

Posted by アッチャン at 17:10Comments(0)日々の事

2015年12月15日

クリスマス



母が入居している老人ホームも、クリスマウスツリーが、各階に飾られて、クリスマスムード。
外見は、綺麗で、お花があり、掃除も行き届いているけれど、入居している人達のお部屋は、寝たきりの人もいれば、様々。
母は、クリスマスもお正月もわかってないよう。それは母には、記憶に足りることではないということなのです






一日中、舟木一夫のビデオをかけている、テレビの前にいるか、外に出て徘徊するかの毎日。
裏庭の紅葉が綺麗なので、母に見てもらおうと思っても、外の景色を怖がって、紅葉は目に入らない。




赤ちゃんから、一人立ちして、長い人生の終末期になると、下のお世話にならなければならない。
赤ちゃん返りはないのです。
心の底には、大人の精神が根付いている。
なんでも、できるという意識は、健在なのてす。
だから、辛い。恥ずかしいし、悲しいし、辛いのです。  

Posted by アッチャン at 14:16Comments(0)日々の事

2015年12月14日

家族という病




アナウンサーだつた、下重暁子の、家庭という病、という新書が、50万部のヒットだと、テレビで取り上げていた。
友人との待ち合わせまでの少しの時間、本屋で立ち読み。共感を呼んでいるという。
すぐに読める本なので、関係あるところだけ。



テレビのインタビューで、下重暁子が話していたことがそのまま載っている。
その中で、子離れしない親はみっともない、というフレーズがグッとくる。
私は、子離れしていないことに気付かされる。
そうだ。子離れしよう。
友人にその話をしたら、子離れしてないわ、と言われた。彼女は、息子を亡くしている。
今思えば、ある意味で、良かったと思う。息子は、結婚出来ないでずっと一人だったと思うから、自分達がいなくなつたら、どう生きられるかと心配で苦しい思いをしているかもしれない。
夫婦二人だけで、後の心配がまつたくないから、気が楽。と言う。とても仲の良い親子だつた。息子への愛情がとても大きかったから、ご主人は、好きに生きていたかも。
二人は寄り添って仲の良い夫婦になつている。不幸は、幸福と紙一重なのだ。私の場合は、息子は、早くから一人でアメリカにいたので、経済的に自立し、伴侶も得て、完全に親離れしている。
子供の方が、親離れしているのに、私ができてないのは、確かにみっともない。
自立した生き方をしているように思っていたけど、それは間違いだつた。
親から子供にアプローチしないことが、子離れしているということなら、全然できてない。
時々、ネットを通じて息子にアプローチしては、うるさがられている。
かけなきゃよかったと思う時も。
何に期待しているのか?
期待することがいけない。

写真は、堂島ホテルのランチ。長いおしゃべりと、1600円で、優雅なランチ。

期待すべきは、自分に対してだけである。自分を信頼し、未来にどんな自分の可能性があるかに、ワクワクしている、と確信を持って言う、下重暁子。
そうだ、私も私に期待しよう。これからの私に、私の可能性に。何が起こるか、ワクワクしながら。
確かにそう。私にかけているのは、精神的自立だ。
寂しいと思うことは、何かに期待しているから。甘えの構造。  

Posted by アッチャン at 20:16Comments(0)日々の事

2015年12月13日

梅の花





全国にある、梅の花。お豆腐料理がメインの店なので、女性の客が多いのです。
あちらこちらにありますが、福島に近い場所にある、梅の花は、足場としては、梅田から歩いて20分かかるのですが、ゆっくり食事したいときには、良いお店。お料理の味も、とてと良いと思います、




今朝、予約を入れたら、12時からは詰まっていて、11時半に取れました。その後は、2時まで空いてなかった。
先がゆったりとひろくて、個室もあるよう。
久しぶりに、お酒を沢山いただいてしまって、フラフラしながら、帰りました。梅田で、ソフマップに寄って、海外で使える、シムフリーのアイホーンがないかと聞いたり、iPad Air2が欲しくて。


私のアイホーンは、16ギガなので、容量がなくならないかと心配しながら使っている。その話をしたら、フラッシュメモリーに入れることができるとのこと。私の容量をみせると、まだ、4ギガ残っているから、1万円くらいするものなので、なくなるころに、買えば良いとアドバイスしてもらつた




化粧品屋さんに寄って、美顔術が空いてたので、お願いした。化粧品を1万800円以上買うともらえる、エステのチケット、いつも使わないで、期限が切れてしまうのです。




してもらってもすこしも変わらないのだけど。  

Posted by アッチャン at 19:47Comments(0)旅のグルメ

2015年12月11日

シクラメン





去年もらったシクラメンは、花が終わってからずっと、葉っぱが枯れないで窓辺に置いていた。冬になっても一向に蕾がつかないで、葉っぱのままだつた。
新しいシクラメンを今年もいただいた。
葉っぱだけになつてるけど、まだ元気だと伝えたら、
もうだめよ。捨てて、と言われた。
可哀想なきがさる。ずっと部屋の中で、緑を楽しませてもらった。
庭に地植えした。
新しく我が家の窓辺で咲いているシクラメン。急に華やかになった。
私は、シクラメンが好きなので、もう一つ、別の色を買うつもり。
花を育てるのが苦手なので、何のケアーもいらなくて、冬の間、ずっと咲き続けるシクラメンは、健気な花。
冬の寒さをやわらげる、暖かくて、鮮やかな色を沢山つけて、華やかに咲くシクラメンの花。
  

Posted by アッチャン at 13:15Comments(0)日々の事

2015年12月10日

顔見世、南座




恒例の京都南座での顔見世に、行ってきました。
アメリカから帰って、朝早く起きているので、買ったチケットの番号を見ておこうと、パソコン開いたら、11時からだと思い込んでたのですが、10時半からだつて、ラッキーでした。
お弁当を高島屋で買うつもりで、早く出たのですが、美濃吉で帰りに食事しようと思って、河原町にある、神戸屋でモーニングを食べました。




しっかり食べておけば、お昼にお腹が空かないので、芝居がはねてから、美濃吉に行けるから。
3階の一番前の席のが良いのですが、なかったので、右手の席を買ってきました。9500の二等席。
舞台に近いけど、身を乗り出さないと片側が見えない。

耳が遠いから、聞こえないセリフもあって、適当に想像する場面も。
最初の、基盤太平記は、扇雀が、蔵之介を演じて、厳しさにも情のある良い演技をしていました。力役の壱太郎さんも良かった。
妻役の、孝太郎さんは、苦労人の健気な女役ははまり役。
涙を誘うお芝居で、とても良かった。



師走は、忠臣蔵が定番だけど、愛之助は吉良の間者で、山科で働く下代で、蔵之介が、全く仇落ちの気配がないと報告し、逆に助ける役所。
2番目の吉野山は、橋之助の忠信に藤十郎の静御前のコンビで踊り。
忠信は、猿之助が美味すぎるのですが、橋之助は大柄できっぷがいいから、可愛らしさといじらしさがないけれど、かつこの良い、頼もしい忠信としては、良かった。
3番目の、河㽵は、先代の鴈治郎の名演技で有名な役。
鴈治郎襲名の花なのてすが、聞き取れなくて、話の面白さがわからなくて。




お楽しみは、仁左衛門の土蜘蛛。このために、チケットを買ったようなものです。
能と歌舞伎のコラボのような舞台です。お正月らしい、華やかで、めでたい舞台。後ろにずらっと、お囃子とうたい。松の背景。




ほとんどの役者が勢ぞろいで出ていて、踊りが主の舞台。橋之助、扇雀、愛之助の3人の共演の踊りも楽しませてもらいました。
仁左衛門の土蜘蛛は、よく似合う。赤い舌も、少しだけ出す程度で、品のある気高い土蜘蛛。背が高く、威厳もあって素晴らしい。
玉三郎が、時々このような役をするのだけど、似合わない。そのうえ、赤い舌を思いつきり出して、その長いこと。あれは嫌い。
お腹を空かせて、美濃吉に




いつものお弁当を注文。
顔見世ように、デザインした紙が貼ったお重。
サービスの飲み物は白ワイン。
プレゼントのハガキも持って行った。
立ち吉のお皿をもらった。軽くて良いお皿をまえにももらって気に入ってきる。
お料理が美味しい。久しぶりだから、余計にそう感じる。



4時以降に、女性には、デザートをサービスしているとかで、プリンが出された。
凄くお値打ち。申し訳ないくらい。
東山が、雨に、薄雲の霞のよう。
一人ではもったいないのだけど、今年はもう、京都まで来る時間がないと思って。
夜の部も安い席が空いてれば見ようかと思って、南座のチケット売り場に行ったら、一等だけが残っていた。
海老蔵の弁慶、上手くなったかな。観たかったけど、25000円で、途中からはもったいないから、やめた。
祇園のかつら屋で、椿油を買った。
9月に収穫したばかりの、しぼりたて。
かつら屋の椿油は、猿之助からの情報で使っている。  

Posted by アッチャン at 19:29Comments(0)演劇