2016年03月21日

衛星劇場




3月でやめようと思っていた、衛星劇場、4月も、猿之助の舞台があるので、延長の申し込みを
するつもり。
毎月、延長して、定着しそう。



3月の歌舞伎に、仁左衛門と玉三郎のコンビで、「じいさん、ばあさん」が放映された。



仁左衛門と玉三郎の共演での、「じいさん、ばあさん」は最高の舞台だと思う。
美しい妻から、年を取ったおばさん役の玉三郎の気品と美しさはいうまでなく、仁左衛門の優しい人がらと実直さ、清潔感のある美しさは、他の役者では及ばない。


二人の夫婦ならではの「じいさん、ばあさん」だと思う。
歌舞伎座での7年前くらいの作品なので、何度もコンビを組んできて、年齢を重ね、より深い愛情と、親しみが、この舞台を授玉の作品に仕上げているのだろう。



美しい、この世のものとは思えない玉三郎よりも、情愛の細やかで、剽軽な演技で笑わせる玉三郎の方が魅力は深い。


玉三郎は、面白がらせることが大好きで、喜劇がやりたいのだけど、日本の舞台には喜劇が少ないと言っている。その中で、じいさん、ばあさんは、泣かせて、笑わせる。
仁左衛門も喜劇が好き。
往年の二枚目コンビは、どちらも喜劇がお好きで、絶妙な演技を披露して観客を魅了する。
テレビの画面で、名舞台を見ることが出来るので、衛星劇場に感謝。


しかし、放送に支払う金額を考えると、結構な額になる。
NHKのBS、ケーブルテレビ、そこに、オプション料金。
衛星劇場は、すごく値打ちがあると思う。歌舞伎が見られるだけですごく。
知らなかった、見ていない舞台の数々。玉三郎の舞台が最も。



  

Posted by アッチャン at 13:23Comments(0)演劇