2016年05月04日

初めての京劇





初めての京劇、を西宮芸術センターで、初めて観た。
一度、ちゃんとした舞台が観たいと思っていた。
何度か観ている人もいる。ずっと観ている人もわずかながらいた。
私が興味を持ったのは、テレビで、京劇役者のドキュメンタリーをみた時。
それまでにも、玉三郎の、昆劇、牡丹亭を見ていた。映画で高倉健が、息子の足跡を訪ねて、監獄で、京劇役者にカメラを回すシーンでの、役者の演技に惹かれて、観てみたいとは思つていたが、テレビのドキュメンタリーは、強烈なイメージだった。
西宮で上演されたものは、主演の一三妹を演じた、張佳琴、という女性が、抜きん出て旨かった。というよりも、他の人達がまずかった。
子供で、大島陸、という男の子が、他のメンバーの中で光っていた。
はじめに説明があって、京劇の見方がわかって面白い。
観客は、要求された拍手とハウという声かけに慣れていなくて、出てくるたびに、動きが止まるたびに、しなくてはいけないみたいに拍手している。
反応がないと、役者は受けが悪いと思い込んで気落ちするといわれたから。
本当の迫力ある舞台が観てみたいけれど、これで卒業かな。
  

Posted by アッチャン at 11:34Comments(0)演劇