2016年05月15日
定期演奏会
チケットを貰って、西宮芸術センターの定期公演を聴きに行きました。
朝のうちに、母のところに行き、イカリの朝一が昼まで開いてたので野菜をたくさん買って帰るともうすぐ出ないと間に合わないとあわてたら、1時間間違ってて、昼食もいっぱい食べて、ゆっくり出かけられました。
年間通しのチケットは割引があるので、それを買う人が多いせいか、満席に近い。
下野竜也指揮で、バイオリン奏者の、コリヤ、ブラッハーを迎えての演奏会。
最初に、熊本大地震を悼み、バッハの、アリアが演奏され、それは良かったので、今回は聴けるなあと期待しました。
バイオリンは、素晴らしかつたのですが、オーケストラの音が気になって、ガクッと来る。
アンコールで、バッハの無伴奏をソロで弾かれたのは、また見事だった。
コリア、ブラッハーが、ほとんど演奏されない埋もれた、ブリテンのバイオリン協奏曲、ニ短調を選曲して、披露。
美しい曲なのに、日の目を見ないこの曲の素晴らしさをわかってほしいとのこと。バイオリンは、素晴らしいのに、それを支えるオーケストラが、盛り上げる力がない。二部は、バッハの作品を、編曲したものを演奏。
拍手する気にもならない演奏もあって、イマイチ。
夜、クラシカジャパンのバイオリン特集をビデオで聴いてみたりで、聴き直し。
コリア、ブラッハーの演奏は、派手さはないけど、技術的に高度で、安定して落ち着いた美しさがあり、バッハの無伴奏はぴったり。今度機会があれば、良いオーケストラで聴きたい。
ストラディバリウスは、バイオリン演奏には、欠かせなくなっている名器だが、買える人は少ないのでは。
この人のバイオリンも、貸与。