2007年08月20日

ヒロシマ、ナガサキ

ヒロシマ、ナガサキヒロシマ、ナガサキ
ヒロシマ、ナガサキ
金曜日の朝、「ヒロシマ、ナガサキ」を観に行った。映画館が、朝一回だけの上映なので、早めに行ったら、映画が始まっても空席があった。アメリカが25年間、公開しなかったフィルムが、この映画の中に入れられている。映画は、原爆の事実と、その後遺症を、被爆者の当時と今の姿、証言者としての言葉、原爆地獄絵、残された貴重なフィルムで、淡々と表現されている。
 解釈を赦さないほど、この映画は、原爆の絶対悪の真実を表現している。場内で忍びなく声が、聞こえてきたけれど、あまりの酷さ、証言する人達の痛みの深さに、涙が出る余裕もなかった。被爆の影響は、3世代まで及ぶという。
 現在、世界中に、ヒロシマ、ナガサキに使われた、原爆の10万個分が存在している。
世界中の学校で、テレビで、この「ヒロシマ、ナガサキ」を観なければならない。原爆の現実を知らなければならない。
 映画館を出て、まばゆい太陽の下に出た。お昼時、お腹が空いているはずなのに、食べることが出来なかった。けれど、人間の愚かさと悲しさ、時間が経つと、食べ物が頭をよぎる。忘れて、食事が出来るようになる。
 戦後62年間、その後遺症で、苦しみ続けている人達がいるというのに、、、。


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Posted by アッチャン at 00:52│Comments(0)映画
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