2012年01月15日

映画「いそしぎ」


  映画「いそしぎ」


最近、テレビで、懐かしい映画を見る。去年亡くなった
エリザベス、テイラーの「ジャイアンツ」に続き、「いそしぎ」を見た。



 何度見ても、新しい発見と、ときめきを感じさせてくれる映画と、一度見たら、見る気がしない映画がある。
 お正月の特集で、「おくりびと」が視聴率が悪かったので、驚き、というフレーズをどこかで見た。番組表で知っていたけれど、この映画を一度見れば、良かったと感激するけれど、印象が強すぎて、テーマが重くて、もう一度見たいとは思わないのでは?
 山田洋次が、選んだ100の家族映画の中から、黒沢明の「生きる」が上映されていた。この映画も、私に取って、もう一度、見続けることの出来ない映画の一つ。

映画「いそしぎ」

 その点、ジャイアンツや、いそしぎは、見る度に、若さが蘇って来て、ハッピーな気分になれるだけでなく、物の見方が変わっている自分に出会ったりする。

 海辺に突き出た家で、絵を描いて暮らすなんて、ロマンティックな夢を抱いていた。
誰からも束縛を受けないで、自由に生きることは、私の理想だった。
 自由奔放に生きたい、と夢見ながら、臆病で、自らを束縛し、平凡な生活しか出来なかった。
 今もそう。だから、「いそしぎ」を見ている間は、うっとりと非現実の世界に浸って、エリザベス、テーラーに、同化現象を起こしている。
 
 音楽は、見終わったその時から、しばらくは、耳元から離れない。
  
リチャード、バートンは、私の好みではなかったけれど、今見れば、結構魅力的。
 二人の共演する映画は、沢山観た。その中で、私は「いそしぎ」が一番好き。


 


同じカテゴリー(映画)の記事画像
怒り
月末の映画は、revenant
海よりもまだ深く
歩いても歩いても
、FUJITA
岸辺の旅から、裁かれるのは善人のみ。
同じカテゴリー(映画)の記事
 怒り (2016-09-28 09:50)
 月末の映画は、revenant (2016-05-31 17:09)
 海よりもまだ深く (2016-05-23 15:57)
 歩いても歩いても (2016-05-05 12:12)
 、FUJITA (2016-01-21 14:21)
 岸辺の旅から、裁かれるのは善人のみ。 (2015-11-12 08:35)

Posted by アッチャン at 01:25│Comments(0)映画
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。