2012年07月17日
吉田堅治 祈り・命の輝き
先日、吉田さんの展覧会について、お知らせさせていただきましたが、
案内状をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
7月26日(木曜日)から、8月26日(日曜日)まで、月曜日の休刊日を除いて、
はつかいち美術ギャラリーで、10時から18時まで。
大2会場は、NHK広島放送センタービル1階で、
7月26日から、8月6日まで、開催されます。
日本は、自然災害と、原発事故により、未来に希望が持てない、混沌とした状態にあります。
人災がもたらした、福島の原発事故は、私達に、命の大切さを訴え、自発的な市民運動が起こり、その声と人びとは、拡大しています。
原発はいらない。未来に生きる子供達が、安心して暮らせる、環境を作りたい。
これから生きて行く、若い人達や子供達の、命を守りたい。
若い夫婦が、被災地の被害者が、子供達を抱いて、母親達が、熱い夏、焼け付くよう日差しの中で、反原発を訴えて、
官邸の前で、平和の和を作り、その環がどんどん大きくなっている。
でも、その声は、野田総理には、届かない。
原発の比率を、将来どうするのか、3つの選択を提供して、国民の議論を、というのは、
以前でもあった、やらせまがいのパフォーマンスでしかない。
こういう風に、3択で、中間の15パーセントに収めるつもりでしょう。
15パーセント残して、「日本が事実上の核を持っていなければならない。」という考え方です。
原発は、核兵器と同じです。核の平和利用など、ありえないことが、原発の事故で証明されている。
核は核、人類を滅ぼす悪です。人々の平和な生活を破壊するものです。
ただちに、原発は止めなければなりません。
広島の犠牲者の「命の輝き」「平和への祈り」が、吉田堅治、という画家の作品を、原爆の証人である、広島での
展覧会を実現させたのだと、思います。
吉田さんの絵画の最も良き理解者であり、世界中で、大規模な展覧会を企画、実現させてきた、レバノン人のオゼさんは、吉田さんが、亡くなった、翌年の、3月、パリで亡くなられました。
二月に、吉田さんが好きだった、教会で、祈りの絵画を展示され、NHKの取材の為の撮影を待っておられた時、
顔色が優れなかったとか。
その祈りの作品は、神奈川美術館に、寄贈されていますが、今回も、出品されます。
平和の為の祈りの場で、命の大切さを願って、命の輝きを見る人に注ぐ為に。
二十日市会場では、8月5日、18日、14時から、学芸員の説明解説があります。
NHK会場では、7月29日、14時30分から、祈りの曲コンサート、があります。
Posted by アッチャン at 16:26│Comments(0)
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