2012年10月25日
城崎の小さな宿「つちや」
岩井温泉から、海岸沿いを走って、城崎に。
サーフィンを楽しむ家族の車が、浜辺に止まっている。
昼食時のようだ。やがて、ボードをかかえて、海に入っているカップル。
ボードが流されないように、足に紐をつけている。
海は、まだ寒いと言うほどのことはなく、お天気が良いので、泳げるほど。
引き潮だた、浜辺に、徐々に波が高くなり、浸水し始めたのがわかる。
津波が来たら、逃げ場はなく、一瞬のうちに、飲み込まれてしまうだろう。
太陽の光が、きらきらと写って、のどかな海。心が癒される海だが、津波の恐ろしさを潜ませている。
昼食が出来る店を探しながら、車を走らせた。やっと見つけた一軒のレストランの駐車場に沢山車が停まっている。
クラフトで出来た、洒落た店だ。
中に入ると、テーブルは詰まっていて、カウンターだけ空きがあった。
ご主人が、「時間かかりますよ。まだ食事を出していない人がいますから。」と言ったけれど、ランチならそれほどかからないだろう、と思って、焼き肉ランチを注文した。
待っている客は二組だった。
ご主人の言うように、随分な時間、40分は食事が出てこなかった。
焼き肉といっても、タマネギと細切れ肉を炒めたもので、2,3分もあれば出来るもの。ランチは、さんまと焼き肉の二種しかなく、客は皆、それを注文している。
突き合わせのサラダは、ほんの少し、大根とすじ肉の炊いたものが、小鉢に入っているが、あらかじめ作ってあったものなので、一体どうして、これほど待たされたのだろう。 食後のコーヒーは、ご主人が入れる。これはとても美味しかった。
ランチは900円で、食後のコーヒーは、半額の200円。
待っている間に、週刊誌を2冊と新聞を読んでいた。
週刊朝日だった。橋下さんの記事はなかったけれど、週刊誌は、文春にしろ、新潮にしろ、売れる為なら何でも書くようになっている。
コンピューターでが出来てから、新聞や週刊誌は売れないからだ。
売るために、どんどんエスカレーターしていき、スキャンダルで、生きている。
お腹が多きくなったのは良いけれど、もう午後の2時。夕食までのお腹がすくかしら。 城崎の宿は、別館の洋室で、食事は本館に行く。他の部屋は、部屋食んばのだが、部屋が空いていなかった。
3階の屋根裏を利用して、作られた洋室の窓の周りは緑一面。濃茶のブラインドから緑が透けて、美しい、素敵な部屋だった。
外湯に入るまで、1時間ほど、その辺りを散歩して、お腹を空かせ、 それから、御所の湯に行った。
御所の湯は、美人の湯、と称して、温泉ミストサウナがある。裏山を景色にして、大きな露天が作られて、人気の、外湯。
以前なら、城崎の外湯めぐり、何軒もまわったけれど、一軒でゆっくり時間をかけて入ればそれで充分だ。
夕食を遅い目にしてもらったので、お腹が空いた頃、本館に。
結構沢山あって、どれも美味しかった。
「つちや」という旅館で、名は知られていない、小さな宿。本館は7室、別館は。3室で8人以上の団体には貸し切としても使える。お料理は美味しいし、お部屋は広々していて、私は良い宿だと思う。
城崎では、西村屋を初め、幾つかの旅館に泊まっていが、値段が安くて、清潔で掃除が行き届いていて、設備も良い。上質な食材を使っていて、食事が美味しい。家内経営のようで、とても親切に応対している。場所も悪くない。
翌朝、部屋に電話があり、どこかに行くのなら、昼間では、駐車場を使ってください、とのこと。
城崎に何度も来ているけれど、使ったことのない、ケーブルで、山頂まで行った。
城崎はの全景が見渡せるというのが魅力だった。
冬は雪の覆い城崎、ケーブルに乗り気にはならない。夏は暑くて。
季節が良く、同じような考えで、ケーブルは、臨時を走らせるほどの盛況ぶり。
歩いて上がることも出来るが、登りはケーブル、帰りは歩くのが良さそうだ。
頂上は、温泉寺の奥の院が、途中下下車には、城崎美術館と、重要文化財になっている、お寺が。
途中下車して、そこから、温泉寺まで歩いても、10分くらいの散歩道。
城崎から、帰りに、コスモスが道沿いに植えてある所があって、左右の道は、コスモスばかり、風に揺れている。
青垣で、コスモスを見る予定だったが、いつも通る、道の駅で、但馬肉の昼食を取って、そのまま帰って来た。
Posted by アッチャン at 08:07│Comments(0)
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