2013年02月22日

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」



  クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」


 玉三郎が、フランスのコマンドールを受賞した記事が載っていましたので
 そのご報告をまずさせていただきます。
http://www.kabuki-bito.jp/news/2013/02/post_724.html

今日は、銀行で11時にランデブーを取っていたので、早い目に出かけた。
すごく寒い。カーディガンを着るのを忘れてきた。
銀行の用事を終えたら、いちど帰らないよだめかもしれない。

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」

銀行の相談に乗ってくれるのは,男の人だった。
気になっている、投資信託は、1年前に満期になっていて、そのまま放置されていた。フランスには、庶民の為に、利息の良い普通預金のような、リブレAというのがある。いつでもお金が足りないと、引き出しの口座に移してもらえるが,今は下がっても、1,7パーセントの利息がつく。

利息が下がったので、上限の預け入れは25000ユーロになった。
日本では、考えられない高い金利だけど、私が入れた時には、2,1パーセント、その前は3パーセントくらいだった。
 家を買いたい人の為の,貯金というのもあって、それはもっと金利が良かったけれど、今は下がって、2,7パーセント。
フランスの投資信託は、100パーセントは、保障されているものが多いので、利息はないが、損はしないで戻るという安心感がある。
 今回は、わずか満期になったお金だけど、フランス人に人気のある、ユーロ5年というものを紹介している。
 
 私は,欲を出して、それに、と思ったけれど、止めた。確実に金利のつく、リブレAがわかりやすくて、安心だ。

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」


パリの物価、高いので、暮らしが大変らしい。ユーロに変わってから、上がる一方だ。交通費は、あからさまにわかる。ヴエルサイユまで、以前は2,5だったのが、3,5になっていた。
空港にも、9,5に。美術館の入場料も1ユーロは上がっている。
 勿論、週パスも、カルトミュゼも、値上がりしている。
それらをまとめると、随分負担が大きくなる。

 給料からの税金も上がったと,係の人も嘆いていた。
 今日の寒さ、体感温度は、マイナス8度、風が強いからだそう。

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」モリエールの像

銀行の用事が終わって、トイレに行きたくなった。銀行には客用のトイレはない。身体が冷えている。
オペラ座の周辺には、日本料理店や、ラーメンの店が多いが、日本のパンを売り物にしている、簡単なカフェが出来ている。パンは食べたくない。
カフェで、コーヒーを注文して,トイレに駆け込んだ。

 お腹が空いてきたので、どこかのレストランに入るつもりだけど、それまでもたない。

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」

以前に行ったことのある、zen という店を探したが、見当たらなくて、歩いていると寒くて。アジア料理の店で、一度入ったら、美味しくて、最近、雑誌でも紹介されていた。
 道がわからなくなって、この辺かな、と歩いているうちに、素敵なパッサージュがあるので、そこに迷い込んだ。そこが、VIVIENNEのパッサージュだった。


クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」

 モザイクの大理石を敷き詰めた,舗道、アーティスティックな手作りの店、そこを出ると、
「ル、グラン,コルベイユ」というレストランがある。家庭画報だったか、に紹介されていた、素敵なレストラン。由緒ある店だったという記憶があって、ウィンドーには、毎年、ザガット、サーヴェイにランクされているレッテルが沢山貼ってある。

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」

 昼食のメニューに、定食がある。料理とコーヒーで16ユーロ、と書いているので、入ってみた。中は赤を基調にした、豪華な作りのレストラン。
 恥ずかしながら、ギャルソンに、16ユーロのメニュは、ここで注文出来るのか、と聞いてしまった。というのが、その隣にある、部屋に一杯の人が,カジュワルな感じで食べていて、その奥に、席が空くのを待っている人達がいたからだ。
16、とおいうのは、ここで食べられるような値段ではないと思ったので、今お店の姉妹店のように、別に場所を設けているのかと。

 中は一杯の客。

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」

 大勢の客がで賑わっている。私は店の表側の傍らにある、誰も居ない席に案内された。
すぐに、客が二組入ってきて、詰まってしまった。 。
http://legrandcolbert.fr/ 詳しいことは、このホームページ
飲みものは?と聞かれると、ワインか、ミネラルくらいは注文しないと。
グラスのワインも、その変の安い店とは違って、5ユーロから、7,とか9ユーロ。
 今日の料理は、鳥か、サーモン。
アントレは?と聞かれたけど、いらない、と答えた。
 みすぼらしい客に思われたのだろう。

 今お店は、オリーブを最初に持って来るようだけど、私には来なかった。
オリーブを食べながら、メニュを決める。
次に行く時は、あわてず、がさつかず。

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」

 お料理はとても美味しかった。クリームソースのかかったサーモンと野菜、辛くなくて薄味にしていて、美味しかった。これなら、フランス料理としては満足。それに小さなパンだけだけど、お腹には、ボリウムがある。食べた時は、そうでもなかったけけれど、歩き疲れた夜になっても、お腹が空かなかったくらい。
クリームソースが濃厚なのだろう。

クレディ、リオーネと「ル,グラン、コルベール」

 ギャルソンは、料理が終わると、カフェですか、と聞いて、デザートは?とは聞かなかった。
 こちらが、勘定というまで、そっとしておいてくえる配慮が良かった。


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Posted by アッチャン at 15:25│Comments(0)パリにて
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