2013年04月16日

猿之助が歩いた、寺町界隈

 
      猿之助が歩いた、寺町界隈


   春の特集で、BSのTBSで、京都1200年の、魅力を、市川猿之助が、案内している。
京都に、映画を見に行った時に、上映時間かで、1時間半ほどあったので、そこで紹介されていた、寺町あたりを、歩いた。
猿之助が、判子を作ってもらっている店。

猿之助が歩いた、寺町界隈

その向かいに、仏教関係の書物ばかり扱っている、書店がある。

 猿之助が歩いた、寺町界隈

東京にもある、「鳩居堂」の京都本店。

猿之助が歩いた、寺町界隈

文具の鳩居堂では、猿之助愛用の便箋を探したけれど、同じようなのが沢山あって、わからなかった。一本、筆を選んで、書きやすいといって買っていたので、私も買いたいとおもったけれど、万年筆だって、特別のを買ったのに、使っていないことを思い出して、やめた。最近は、巻紙で手紙を書くのが、流行しているとか。

猿之助が歩いた、寺町界隈

この近くに、信長炎上の、本能寺も。

猿之助が歩いた、寺町界隈

寺町から、二筋入った、静かな通りに、本店がある、扇の専門店

猿之助が歩いた、寺町界隈

舞い扇、お能や、落語用に、通常のものなど。子供の頃、日本舞踊を習っていたので、
舞い扇を見ると、心が騒ぐ。
舞用の扇は、鉛が入って、重さを出している、バランスをとるためだとか。
その反対に、仕舞や、能の扇は、軽くつくられている。

猿之助が歩いた、寺町界隈

猿之助は、子供の頃から、扇の開き方を注意して、紙の部分は決して持たないようにしている。紙が痛むからと。
応対していた店の主人は、紙の部分を持ちながら、扇を開いていた。
扇を前に置いて、挨拶するのは、扇によって、自分の側と、相手の側との、境界を表していて、相手への、敬意を表現しているという。
そういえば、目上の人の部屋に入って、間をあけて座ってると、ちこう、ちこう寄れ、と言われている場面など、よく見られる。
身分の違いを、距離で表しているが、この扇子を使うことで、間を隔てている、ということなのだ。

猿之助が歩いた、寺町界隈

舞妓さんなどの、かんざしや、髪につける、びんずけの店。
猿之助は、肌が綺麗だと言われるのだが、それは、髪につける,びんずけを、顔に塗るからだっろうと、その店で、説明していた。

猿之助が歩いた、寺町界隈


びんずけは、椿油でできている。
その店は、椿油を使った、髪用と肌用の化粧品を置いていて、びんずけ、というのがないので、店内で聞くと、奥から出してきて、見せてくれた。
丸い筒のような形をした、固形状のもの。これこれ、猿之助さんが愛用しているのは。
 店の女性も、顔がしてい、つるつる、ピカピカしている。
椿油かな。


猿之助が歩いた、寺町界隈

 「私は、砂漠に取れる、アルゴン油がまだあるので、それが切れたら、また来ます。」と言って、一旦、外に出て歩き出した。
 歩き出すと、そこから、劇場は遠くないことがわかって、また店に引き返した。
「椿油」一本買って帰ります。「あなたの顔が綺麗だから、効果ありそう。」
というと、彼女は、おせじに、「お客さんも、お綺麗です。」と。
こちらはマスクしていて、肌の露出は、目とおでこだけ。そんなんで、わからんじゃん。
何をつけても、魔法みたいに、効果あるわけないじゃない、と思いつつも、記念に。
昔から、舞妓さんは、うぐいすの糞で顔を洗うとか、米ぬかで、肌を抜き卵のように磨き上げるとか言われている。
京都の芸子は、あか抜けて、色が抜けるように綺麗だけど、もともと、そういう肌を持った、東北人とかを選んで、舞妓に仕上げ、芸者になるのではないか、とも思うけれど、宝塚の生徒さん達も、最初はそうではないのに、どんどん綺麗になって、透き通るような肌になっていく。激しい踊りの訓練によるものだ、とも言われる。
余分なものをそぎ落とした美しさ、あか抜けた、美しさは、新陳代謝に関係しているようにも思われるが、びんつけならず、椿油の効用もありそう。
猿之助が、それを証明しているように。

猿之助が歩いた、寺町界隈向かいの旅館。猿之助はここに泊まるのかな。

昨日、ご飯を食べながら、テレビをつけたら、西村知美が、普段やっている、美容と健康にお勧めを、専門の医者の見地から、勧められるかどうかと判定する、という番組で、
西村知美が、ピータンを包んでいる、土を、パックにして、つるつるの肌になる、というお勧めには、「とんでもない。水分を取られて、肌がだめになります。」とのこと。
塩のマッサージもだめ、何時間も歩くというものだめ、勧められません、とのコメント。
肌は外から、何をつけても、効果は出ません。保湿と油分を補うことだけの効果はあります、という。
高価な化粧品は、売らんかな、の宣伝だけで、美しくなる、という言葉に弱い女性達をくすぐる、殺し文句にすぎない。

 猿之助が歩いた、寺町界隈京野菜のレストラン

 顔を石鹸で洗うだけです、という人がとても綺麗なのも、うなずける。
余計なものを、べたべたつけると、肌のダメージを深めるだけなのだろう。

でも、油分は必要。鴨川の水で、育って、米ぬかも、椿油も、油分。
自然のものなので、椿油は、艶出しの、万能選手に違いない。
オリーブだって、良いと思う。
ちなみに、私が、買った、アラゴン油、というのは、とても貴重なのだそうで、
砂漠の乾燥した地域で、女性たちの肌を守る貴重な、化粧品だ、と、辞書に載っていた
のだけど、放置して、使っていなかったら、椿油を使った化粧品のパンフレットに、
美容液として、椿油と、アラゴン油を混ぜたものが載っていた。

猿之助が歩いた、寺町界隈京のタケノコ、美味しそう。


 水分と油分の補給さえ、すれば、あとの効果はない、ということ。皺も、たるみも、染みも、外から塗っても、効果なし。



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Posted by アッチャン at 11:59│Comments(0)日々の事
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