2013年05月15日
ビタミン、葉酸やB12の欠乏が、認知症状を引き起こす
夜遅くまで起きる、悪習慣に戻ってしまった。
テレビで、深夜、映画を見だして、止まらなくなるから。
昨夜は、「オペラ座の怪人」をまた、観てしまった。
一昨夜は、英国映画の「オネーギンの恋文」を観終わってから、
ベッドの中で、「親鸞」を読みながら寝たので、昨日は、寝不足で、
気になっていた、叔母の見舞いに、車を運転していたのだけど、
頭がふらついて、途中で、引き返そうかな、とも。
でも、こういうの、以前には、よくあったこと。
運転するのが、怖かった。
人と話をしていて、首でうなずいているときも、気分が悪くなったり。
寝不足と、眼の使い過ぎと、運動不足、が原因だ、とわかった。
大学に通っていた頃、こんな状態が良く続いた。
勉強していてなら、仕方ないけど、今は、どうでも良いことで、自分のストレスを
高めている。
抜け出さないと、いけない。
叔母は、相変わらず、ベッドにくぎ付けになったままの状態だ。
最初の頃は、週に一度は行くようにしていたのに、2週間になり、3週間になり、
この2か月、月に一度になってしまっている。
母の所には、行くのに、叔母になると、気にはなっていて、いつも頭にはあるのだけれど。
病院の近くにいる、従妹は、叔母とは、姉妹の娘。週に一度、タクシーで叔母を見舞ってくれている、という安心感もあって、ついつい、安きに流れて。
歩けさえすれば、と思うけれど、週に二度のリハビリを、叔母は一度にしてもらったという。
リハビリといっても、マッサージに毛の生えたようなものなので、効果は望めないけれど、前向きでない、やる気のなさが、叔母をベッドにとどめている。
食事は、チューブから鼻に流す、ミルク栄養。
持っていった、ミカンさえも噛めない状態になっている。
歯でかまないので、歯茎毎、歯が奥に後退して、噛み合わせることができなくなった。
叔母は、死んで、父母や姉妹兄弟に会いたい、と願っているけれど、ミルク栄養は、
好き嫌いの激しかった叔母の偏食を補って、一時期、認知症が出ていたのだが、そちらの方は改善されている。
先日、テレビで、ビタミンBと葉酸の欠乏で、認知症の症状が出るという。
早期であれば、ビタミン12の注射で効果があるとか。
母は、若い頃、脚気になって、ビタミンBの吸収が悪いと言っていた、ことを思い出した。
母がリウマチ筋痛症を起こして、入院するまで、弟の家にいた頃、お菓子ばかり食べていたようで、食事を作ってもらうのを気遣って、食事をあまり食べなかったようで、それでリウマチの症状を起こしたのだが、それ以前に、マンションで一人暮らしをしている頃、
暮れに倒れて、病院に行くと、そのまま入院。
胆嚢が、膵臓に癒着していた。
肝臓にある、B12は、12年間の備蓄があるそうだけど、それが欠乏していたのではないだろうか、と考えられる。
リウマチ性筋痛症だとわかってから、葉酸の入った、野菜ジュースと、ビタミンB群を飲ませているのだけれど、それは再び、リウマチ性の症状が出ないためだった。
でも、そういう認知症の話を聞くと、母のそれは、葉酸とビタミンB群の不足ではないか、と思い当たる節がいくつかある。
叔母の認知症状も、栄養失調によるものではなかったのかしら。
今でも、記憶が造像力とごちゃになってしまっているところはあるけれど、以前の事もしっかり覚えていて、普通になっている。
ミルク栄養のおかげで、叔母が元気になっているが、寝たきりから、這い出そうという
気概がない。しんどいことはいや。食べるのもいや。いやいや尽くめ。
あきらめの良いのも潔いと言えば、良いけれど、「何が何でも歩いてやる。」というような根性を持っていたら、と私は悔やまれてならない。
母のように、人に迷惑をかけることを、極端に拒むというのも、やりにくいけれど、それが母の体力維持につながっている。
そのうえ、母は、子供の世話をしたがる。重いものは、母が持とうとする。私が一人だからと心配ばかり。子供たちに、お金をあげようと、空っぽの財布を探す。
家族と食事にいくと、自分は食べないで、人に食べさせようと。
どんな時にも、母は、人の心配ばかりして、迷惑かけないように、死なないでいようと
頑張っている。
いつか、その日が来るのが、私には、耐えられそうもない。
Posted by アッチャン at 14:44│Comments(0)
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