2013年08月19日

安全地帯のコンサート

 
      安全地帯のコンサート

 フェスティバルホールは再建築してから初めてです。
レッドカーペットが階段から敷かれて、映画祭の華麗な
場面を思い起こさせる。
ここは、世界の音楽祭などの、フェスティバル用に作られた
ホールだからでしょうか。
音響も素晴らしくて、音楽用としては優れたホールになっています。
安全地帯のコンサートに行ってきました。
 神戸文化ホールで、随分前に観ことがあり、二回目です。
文化ホールでは、自由席で、二階の後ろの方だったので、今回の
1階23列目の中央という席には、随分期待をかけて行ったのですが。
安産地帯のメンバーが登場するや否や、下からウェイブのように、席を立って
私の前の人達も全員総立ち。

安全地帯のコンサート


 当然、私も立たなければ見えません。
その後、終了するまでの、2時間20分、立ったまま。
休憩なしで、ぶっ通しの、迫力とエネルギー全開のコンサート。
玉置さんは、大阪、フェスティバルホールでのコンサートが超お気に入りになったようで、このコンサートも追加で計画されたもの。
確かに、音楽家にとって、ここは自分達のパーフォーマンスを最良の状態で提供できる
音響効果の良いホールの上に、大阪の観客はのりが良く、感情表現が直線的に真っ直ぐに
アーティスの胸に飛び込んでくるという魅力があるのだと思う。
亡くなった、勘三郎も、大阪が大好きだったようで、彼のような熱い舞台を実現させるアーティストには、大阪は魅力的なのだろうと思う。

安全地帯のコンサート

 でも、フェスティバルホールでは、ちゃんと席に座って、音楽を聴きたいね、というのが私の感想です。
 ずっと立ちっぱなしで、手を挙げて、同じゼスチャーを繰り返す熱烈なフアン達の
エネルギーの凄さ。
音楽を聴くというよりも、祭に参加して、その紅潮感に酔いしれてるよう。
 後ろの人達は、アリスから、なんちゃたら、結構沢山のコンサートを観ている様子、話声で。
 私は、今回ので、もういいかな、と思うのに、ご苦労さんなこってす。
フアンは、きっとほとんどの曲を聴きあきるほど聞いて、マイクを向けられると、大合唱になって、これもアーティストとの一体感に酔いしれるのでしょう。

安全地帯のコンサート

 コンサートが終わると、ぞろぞろとおとなしく帰って行くフアン。またいつ会えるだろうと次の機会を心待ちに。


 ずっと以前、大阪城ホールで、アリスのコンサートを母と観たときは席に座って、皆、しんみりと効いていた。
 盛り上がりの少ないのも寂しいもの
 
  

 


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Posted by アッチャン at 00:14│Comments(0)art
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