2006年11月28日

 自由の女神

 自由の女神 自由の女神 自由の女神ニューヨークには何度か行っていたけれど、自由の女神像は見たことがなかった。ニューヨークに初めて行ったのは、息子がメーン州の高校に通っていた頃、1週間もマンハッタンのブロードウェイに面したホテルに滞在していたけれど、タイムズスクエアーの半額チケット売り場に並んで、チケットを手に入れることで時間を使い、夜はブロードウェイのミュージカルを見て1日が終わった。息子は?近くのゲームセンターに入り浸り。ミュージカルには全く興味がないのは、今も一緒。小さい頃、大阪で「キャッツ」の公演に連れて行ったのが、彼のミュージカルデビューだった。私は夢中、彼は居眠り、途中の休憩時間に、キャッツのキャストと子供達は手を繋いだり、近くに行って写真を撮ってもらったり。私もいやがる息子を舞台にあげようと。そんなことしたから、ミュージカルは、息子のトラウマになっているのかも。それから月日が経ち、息子はニューヨークで職場を持ち、私は再びニューヨークに行く機会が出来た。なんとなく、まだ見ていない自由の女神、暇なので行ってみるか。実は自由の女神を見るというよりも、船に乗れる事に惹かれて。マンハッタンの南の先端「サウスパーク」の船着き場から、マンハッタンとエリス島とを結ぶフェリーが、毎日何度も往復している、ということをガイドブックで知った。通勤、通学、暮らしに必然の、無料のフェリーがある、と。嬉しい無料、大好きな船に乗れる。サウスパークには、有料の「自由の女神ツアー」に並ぶ列が何重にも出来ている。私は無料だから、上陸は出来ないけれど、元々興味がないのだから、船上から見るだけで充分だ。フェリーに乗り込もうとする乗客も随分沢山いる。このほとんどの人達、自由の女神がみたくて並んでいた。地方から来た観光客の親子ずれも多かった。自由の女神に近づくと、家族で写真を取り合ったり、老夫婦は肩を寄せ合って、ベンチに座って眺めている。船上はけっこう風が強く、寒いけれど、私は甲板の先にいるのが好き。波しぶきを受けて、白い波の軌跡を眺めるのが好き。遠くに、近くに見る自由の女神を船上から見るのもなかなかいいものです。殆どの乗船客は、エリス島につくと、いったんは下船させられるけれど、再びぞろぞろ並んでマンハッタンに向かう船に乗り込んだ。


Posted by アッチャン at 13:03│Comments(0)
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