2014年05月02日

サンカの民、家舟の民、マージナルな人々

       サンカの民、家舟の民、マージナルな人々



  今まで、エクスプローラーを使っていたのだが、
テレビで、ハッカーに犯される危険があると報じられていたので、グーグルのクロームを使ってみると、今までブログに写真が入らなくて、うんざりしていたのが解消されて、すんなり入れられるようになった。
その代り、自動更新という証券が社で使っている、株価のボードが使えなくなりました。
エクスプローラーでないと、使えないものも結構あるようですが、セキュリティーが効かないという重大さに比べれば。
クロームは大丈夫なのかしら、とも心配が。
ネット社会になって、これがないと暮らせなくなってしまって。
便利な方に、人間は慣れてしまうもの。それに、このお蔭で、行かなくても情報が得られ、好奇心を助長して、頭の刺激にも役立つ。アマゾンで、大抵のものはそろうので、居ながらにして暮らしを支えてくれる。
 コンビニがあれば、暮らせる世の中になっているとか。
銀行もある。チケットの購入から、送ることも、受け取ることも出来るし、日用品から食料品も、新聞雑誌に酒類も文房具も買えるし、配達もしてもられる。
 私の住んでいるのは、高台にあって、最近がミリーマートが出来たのだけど、歩いて20分はかかる。足の遅い人は30分くらいかかるので、それで事足りることはない。
  本を買うのは、アマゾンがお勧めだ。


サンカの民、家舟の民、マージナルな人々


古本は嫌だと言う人がいるけど、綺麗にペーパーをかけていて、さらのような本が届く。
  それで、1円という値段のもので、送料が260円くらいかかるけれど、私が欲しい、読みたい思った本が、本屋に行かずに探し出すことが簡単に出来る。
 その本に関係する本などの紹介までしてくれる。
 そんなわけで、今私は興味を持っている、漂白の人達に関する本をアマゾンで買った。
きっかけは、五木寛之の文庫本を、本屋で手にして買ってみたことから。
 本のタイトルは「サンカの民と被差別の世界」だ。山や川に生きた漂泊民、作家がとらえた真実とは?という帯がついていた。
 この本は、重要参考文献として、多くの書物が下敷きのなっている。
何度も出て来る、沖浦和光、という民族学の研究者の本で「旅芸人の記録」も読みたくなった。五木の「風の王国」二人の対談集など。
こうして、興味が広がって、読みたい本が連なって行く。
これらの本については、また別の個所で。
 サンカについて、ブログを書いている人もいる。
日本の文化と深くかかわりながら、漂白に生きた人々の根本には、自由があった。
 日本の文化に深く関わりあった人間は、被差別の民で、マージナルな人々だった。
税金を納めない人達だった。

サンカの民、家舟の民、マージナルな人々


民俗学って、面白いなあ、足で、訪ねて、土地を見て、そこの生きる人達に接して、物語を聞く。
 資料を集めて、そこから人間を浮かび上がらせる。

 本は、そういう知識の、研究のたまものを、居ながらにして、吸収できる。知らない世界と知ってることを
つなぎ合わせて、より深い知識へと。
歌舞伎の見方も変わって来るかもしれない。
 千利休の竹とのこだわり.サンカの民がもたらしした竹細工など、底も深く、広がりも広く。


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Posted by アッチャン at 10:38│Comments(0)エッセイ
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