2014年11月04日

明治座から羽田へ


明治座から羽田へ



 羽田空港の国内腺について、それからバスで国際腺に。伊丹で荷物をサンフランシスコまで預けられなかったので、国際腺に行けば、UAのカウンターが開いているかと思った。UAのカウンターはどこにもない。 インフォメーションがあって、そこで10時半までカウンターは開かないこと、場所と,手荷物預かり所まで教えてもらった。
手荷物預かり所では、二つ預けるのなら、コインロッカーの方が安くつくと言われた。
 コインロッカーは手荷物の小さいサイズと同じ300円。どちらも安い。
 インフォメーションに行って、人形町まで行きたいのだけど、と言うと、スマフォですぐに調べて、京急の乗り場、次の時間を教えてもらった。
 とても親切でわかりやすい。

明治座から羽田へ


 羽田空港はすごく便利だ。伊丹はこれに比べるとひどいもの。
羽田から品川を通って、都心に直結、人気の浅草にも,築地にも行けるようになっている。
いつも松竹のネットでチケットを買うのだが、ネットでは、明治座で公演中の猿ノ助のチケットは、一等でも、ほとんど売り切れで、悪い席しかなかったので、一旦は諦めていた。 明治座で直接聞いてみようと思って,電話すると、良い席がいくらでも買える。
 一度帰ってから、出直す方が疲れないのだけど、サンフランシスコへの便が夜中の1時なので,その前に観ることに決めた。
 急なことで、伊丹からの飛行機を予約。新幹線にするつもりだったけど、こちらも変更。  夜の部は、5時間にも及ぶ。
猿翁(元の猿ノ助)がスーパー歌舞伎に仕立てたもので、あまりに過酷なお芝居で、とても出来ないと封印されていたものを、猿ノ助が挑戦、若さと体力の限界に挑む。

明治座から羽田へ



 幕が開くと、鶴屋南北に扮した猿ノ助が花道に登場、挨拶して、そのまま早変わり。
 顔を真っ赤にして、頑張ります、という挨拶。
 その挨拶通りに、猿ノ助の奮闘振りは、ここまでやるか、と思うほど。
 猿ノ助を襲名してからの猿ノ助は、名前の重さに押しつぶされるのではないか、と心配するくらい、身体を酷使している。
 猿翁を超えないとという思いと、もっとスーパーな面白い歌舞伎を創設していくのだという思いが強くて、身体が潰れるのではないかと心配になる。

明治座から羽田へ



  このお芝居は、歌舞伎の見せ所を全て入れ込んだようなもので、何でもありの盛りだくさんなもの。
 私的には、これほどのサービスを続けていると、観客には逆効果で、飽きを呼ぶのでは?  今回は宙づりが二回もあって、感激は薄れて、まんねりの感がある。
  芸術祭参加作品というので、力を入れすぎているのでは?
猿ノ助の狙いが、歌舞伎を知らない人達を,歌舞伎に導入し,魅力あるものを作りたい、ということにあるのは理解出来る。
 ラスベガスのショーのように,スペクタクルで毎晩世界中の客を魅了する舞台を歌舞伎で,と言う思いが。
  そういう挑戦でもあるのだろう。
堪能させてもらって、有り難いことだけど、身体の方が心配。
明治座は、新橋や歌舞伎座と違って、こじんまりしていて、とても見やすい劇場だ。


明治座から羽田へ



私は一等の14000席を買ったけれど、二等の三階正面からもよく見えるし、5000円。三階のサイドは、3000円。
 学生割引料金というのがあって、とても良い劇場だ。
帰りに、昼の部を観て帰ろうと思って、三階の端席を買ったけれど、全く端の一席だけで、あとは全部埋まっていた。
 新橋では、今、勘九郎と七の助の新派初挑戦の公演があることを、地下鉄の駅で知った。
これも観たいなあ。
 歌舞伎座の顔見せに、玉三郎が出ていない。こちらも心配。
 
 東銀座で降りて、築地に寿司を食べに行った。いつもの立ち食いの寿司屋はしまっていて、すじ三昧の本店に行くが、向かい回転寿司の寿司三昧があって、そこに入った。
明治座から羽田へ


  10時なので、それほど食べずに、羽田に。
 羽田のラウンジは開いていた。夜中の便だから閉まっていると思ったのだけど。
 カレーを食べている人が多い。おうどんも賑わっている。夜中の方はずっと人が多い。
  ワインとサンドイッチを一切れ、野菜料理を少し。
 羽田は,免税店も充実している。

明治座から羽田へ



外国人も多い。東京は違う。
 飛行機に乗ると、すぐに寝る体制に入った。食事は食べず。映画も見ず。五時間ほど寝てすっきり。
 到着前のアナウンスで、二日でることがわかった。
 え?そうなんだ。今日のホテル予約していない。3日だと思い込んでいた。
気温は一五度とのこと。 


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Posted by アッチャン at 02:17│Comments(0)旅行サンフランシスコ
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