2009年11月27日

中村獅童「反逆児」

中村獅童「反逆児」


中村獅童主演の「反逆児」は、26日が最終日で、その前日に観に行った。2階の最前列だった。遮るものがなく、花道も良く見えて、良い席。
 家康(平幹次郎)と今川善元の娘(波野久里子)の息子(中村獅童)という、3人の白熱した演技で、見応えのある作品だった。

中村獅童「反逆児」

 日本版、ハムレット、とも言えそうだが、歴史上の事実をもとにして作られて居る。
 昔も今も、親子の愛憎劇は大小あれど、変わりない が、人間を家の道具として、政略の人質として使われた、戦国の世に、運命の子としての犠牲者となって、切腹を余儀なくされる息子。浅はかで、感情に翻弄される母親と嫁、家名の犠牲者として、息子に死を迫らざるをえない父親の苦悩、娘を結婚させて、自分が恐れる、勇者を根絶しようと計る,小田信長。2時間20分という上演時間、全くだれることなく、緊張した舞台だった。


中村獅童「反逆児」
 舞台がはねたのは、まだ7時前、近くの店で、ふぐ料理を。観劇の後で、ふぐ料理なんて、ほんと、贅沢で至福の味わいをさせてもらった。


中村獅童「反逆児」

 ここ何日間、忙しく日が続いた。母の施設に連日通って、私が留守の間、大丈夫なようにと、寝具の換えを持って行き、お花を新しいのに、換え、、おやつに出してもらうように、日持ちのするものを持って行ったり。薬の心配もないように。母の話を聞き、出来るだけ、毎日顔を見せるようにした。しばらく行けないから。
 


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Posted by アッチャン at 00:46│Comments(0)演劇
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