2010年04月24日
ビート、タメシ、キタノの展覧会
ビート、タケシと、キタノ、タケシ、同人物だけど、今や、キタノ、タケシの方が世界的に名が知れている。
ポンピドー、センターで、と日本で聞いていたので、行ったら、ラスパイユだと言われた。地下鉄の駅。
フォンダシオン、カルチエ、だという。地下鉄駅を探たら見当たらないので、地図を差し出すと、
そこを曲がって、地下鉄の駅に行けと、不親切。自分で調べたら、4番線。吉田さんのお墓の近く。知っている名前なのに、こういうとき、わからなくなる。言われた、
その地下鉄は、11番線なので、元来た、シャトレに戻った。4番で、ラスパイユと降りると、昨日降りた、駅のすぐ近く。でも、建物は?となるとどちらに行けば良いのかわからない。向かいのカフェで聞いたら、まっすぐ行けば、向かいだと。
道を悪く人にも、もう一度聞いた。駅からすぐだった。
外のカフェに、日本のお菓子やラムネなど。
無料かな?とんでもない。7ユーロ50。立派なものです。撮影禁止。
美術館は、楽しむ所、様々な工夫とエンターテイメント抜群で、皆、笑っている。
笑いを誘うのが、タケシのタケチャンたる由縁。
でも、でも、天才、タケシさん。凄いなあ。
絵画は、上手とか、そういうのではない。色が綺麗で、見えている世界が、それほんとうのそんなの?疑って。想像力で見えているのが、本当の世界。
タケシは、成熟した子供だ、と言われるけれど、そういう所が、至るところに現れている。
だから、大人も笑い、子供も笑い、美術館の中は、おもしろい世界。
とんでもない発想が働く所が天才。
タケシが、今は死んでいるはずの、オートバイ事故を体験する以前の、ビート、タケシは、怖さ知らずの、パンフォーマンスを、やらせていた。それらも100面相のタケシの写真と共に、ビデオ上映されている。今なら、笑えるけど、以前は、ひどすぎて、私はタケシを好きではなかった。
事故後の、タケシは、とても好き。怖さを知った人の方がずっと魅力がある。
命知らずの暴れ者が、神様に撰ばれた存在になったと自覚出来るような、大きな体験をすることは、神の啓示を受けた人と同じなのでは?と思う。
この展覧会で、ビート、タケシと、キタノ、タケシ、同じ人物ではあるが、そうではない。おもしろい展覧会だ。
3月11日から始まって、9月12日まで、半年も続く。2階の売り場で、日本のビデオや本など、熱心に見て、買って行く人。グッズがいろいろ。展覧会の分厚い本がほしかったけど、重いので買わなかった。
パンフレットと、小さなものだけ。買ったら良かった。48ユーロで、素晴らしい絵画本。
Posted by アッチャン at 18:26│Comments(0)
│パリにて