2014年06月05日
デイトンの夜は更けて

朝からの雨がやんで、最後のモールにでかけた。
母のお土産に,抱き心地のよい、ぬいぐるみを探している。
モールで、お人形の専門店があって、そこでディベアの抱き人形を買った。
ぺしゃんこの人形に、ペダルを踏んで、ふっくらしたテディベアができあがる子供に酸参加して作ってもらうようになっている。
贈る名前は,都聞かれて母の名を言うと、胸のラベルに、名前を書いて、好きはハートを撰ぶように言われた小さなハートをぬいぐるみの仲に入れて,糸をを閉じれば完成。
素敵な紙で出来たお家の中に入れてくれた。

メーシーデパートで、再び買い物をする。カウンターで顔見知りの女性が、ギフトクーポンをつかって、25パーセント引きにしてくれた。
35パーセント引きをしgてもらいたくて、また買い物。
子供達の服ももう1着づつ買った。

帰りがけ、暗雲が迫ってきている。家まで持つかどうか,懸念しながら急いだ。
最初はぽつりぽつり、そのうちにざっと降り始め、わずかなのに、すっかり雨をかぶってしまった。
シャワーを浴びて髪もあらった。
, 彼女の車があったので、疲れて寝ているかもと,ドライアーを使わなかったが、ベッドにいない。
階下に行くと,息子の車もある。早く帰って来た。二人はいない。
雨が降ったので,庭にある,竹の子を掘っていたという。服も靴もどろどろ。

最後のよ夜も同じような食事づくりで、ステーキを焼き、サラダを作って、足りない分、スペインオムレツを作った。
美味しいと言ってもらうから、おさんどん
食べてくれる人がいる人、家族のいる人は,料理のし甲斐ががあるでしょうね。
マーシーデパートに日参してすっかり顔を覚えられたよう。また来るでしょ、なんて。
しばらくがご無沙汰ですよ。
2014年06月04日
ファミリー

治ったかに見えた時差ぼけが舞いもどって、昨夜は朝の5時まで寝られなかった。
以前は寝なきゃと思っていたが、寝られないときは起きていればよいと思って、気にしないようになった。
テンプレートがものすごく不快感があって、これは一向に慣れない。
1センチの突起が上下にすいているので、それが上のマウスにぎしぎし当たって気持ちが悪い。
夜中、読みかけの本を読んで眠気を誘うが、面白くて、かえって目が冴える。
中村うさぎの「芸のためなら亭主も泣かす」という文庫本。
自虐的な性格が表れているけれど、自分を客体化し、明晰な分析を持っていて、すごい人だ。
常に挑戦し,戦いながら生きている。変な道徳観に囚われて,小さくなっている人がほとんどの世の中、痛快だとも思う。
知らないことを知りたいというすさまじい欲求に突き動かされ、自分を被験者として、手術台に載せて、切り刻んで真実を模索する。作家としては、最高レベルの赤っ恥を自虐的に楽しんでいるように見えて,神経質なほど大真面目なのだろう。
革新的自由主義者であることに驚嘆する。彼女は、それを「馬鹿」という文字でパロディーにしている。そんなわけで、面白い本だった。

今朝,二人は交互に病院に行った。
彼らは小作りに専念中なのである。
朝一番に息子が病院に行き、その後彼女が。
彼女は、排卵促進の注射を打ち、息子はビフテキとナッツをしっかり食べて。
取っておきの赤ワインを開けてくれた。レストランで150ドルのワインが美味しかったので、それと同じのを買って、私が来たら開けると言って
いたワイン。60ドルくらいで買ったとか。給料が上がったとはいえ、ワインに60ドルも払うのはなんとも勿体ないと思うが、
とても美味しかった。口が肥えると、まずいワインが飲めなくなる。

アメリカでは、妊娠を促進する医学は進んでいるようで、病院にかかっている人達も多い。日本でも子供の出来ない女性が増えている。
日本では、42才までに保険の適用が制限された。
費用がかかる。、途中で諦めて,養子を取る夫婦も多いそうだ。養子を取るにしても、収入が安定して裕福でないと無理。
近所に3,4人の養子を持っている人達がいるとか。
日本では馴染みの薄い養子縁組みだけど、アメリカでは、とても多い。
Mさんの子供に弟が生まれた。お父さんと彼女の息子と4人で暮らすようになって、一年になる。
連れ子通しのカップルに,弟が生まれて、本当の家族になった。二人は結婚しない方針だとか。わからないと彼女は言うが、私にはわかるような気がする。

紙切れ一枚のことだけど、結婚は、身分保障なのだ。互いに恋愛の気持ちが薄れる事を恐れてのこと。経済的に自立しているカップルが、永続的な愛の関係を求めて、結婚という契約に踏み切らないのだと思う。
2014年06月01日
メーシーズ(デパート)参り

息子達は、上司nの送別パーティーによばれてでかけた。
デザートを持参するので、Mさんは、チーズケーキを買って来て,その上に果物を載せ、果物入りのゼリーを作っていた。
私は昨夜ワインの飲み過ぎで、胃もたれと吐き気。胃薬を飲んで食べないでしばらく寝ていた。
何も食べない方がよさそうなあので、お腹を干すつもりだった。
一旦、メーシーズ(デパート)に行き、カードを作る為にドライバーライセンスがいると前日言われたので、それを見せたら、パスポートがいるといわれて、まら家に引き返した。炎天下往復歩いて疲れが出て、彼らがパーティーに行く時にメーシーズにドロップしてもらった。
今日までのバーゲンだから,メーシーズカードを作って,買い物がしたかった。
カウンターの女性は、電話をかけて、説明している。途中で,電話機を渡されて、カード係に変わった。
早口でなにやら言っているのだけど、よくわからない。

収入は?と聞かれているのがわかって、それに答えた,家のローンは?なども聞かれる。
その後、何か長い言葉で言うので、イエスと答えて、カウンターの女性に変われと言われて受話器を渡した。
カウンターの女性は、電話を切り、カードを作ろうとしていたが、途中でアクセス出来なくなって、また本部に電話。その間30分くらいかかっている。
そのあげくに、何かメールで送られてくるという。勿論息子の家あてに。
カードは作れずに、20パーセントのエクストラ値引きもしてもらえず、よくわからないけど、もしかしたら、私のクレジットカードから、年会費が落とされることになりそう。 しまったと思ったのは、後の祭り。
子供達の服を出来るだけ安いもので探して、化粧品売り場で、エスティーローダがお決まりのフリーギフトを出しているので、ファンデーションを買おうとしたら、私の欲しい色が売り切れてない。
他のものは欲しくないし、フリーギフトは欲しい。受付の女性が、家に品物を送るように出来るというのだけど、それも5日後のことで、すでに私はアメリカにいない。
「まだ3日くらいいあるので、入荷したかどうか見にくる。」ことにした。
実際、ここでは、そのモールに来る以外にすることがないのだ。
デパートは10時まで開いている。暗くなって怖いので、まだ明るい9時を過ぎた頃に
帰った。

息子達は帰っていない。
今夜派お酒やめようと思って、簡単なサラダとパンを一切れですませた。
歯を磨き、例のテンプレートをつけて、テレビを見て待っていたら、12時を過ぎても帰って来ない。
二階に上がって、アイマスクとマスクをして、少し寝かかった頃に彼らが帰って来たようで,話し声が聞こえた。もう目が冴えて寝られない。
階下に降りると、二人は食事を初めている。
私はお腹が空いているが、歯を磨くのも面倒だし、指を加えて眺めている。
奇妙なものを食べているので、聞くと,豚の耳だという。
招待してくれた上司が、毛をカミソリで除いて,料理したものだとか。
聞くだけで、胃がうえっとなる。
息子は、いかりのお味噌汁と、ご飯に海苔のぶっかけ飯をかけて食べている。
それは美味しそうだけど。
彼らはお腹を満たして、ベッドルームに。私は寝られないでいる。
お腹の皮がひっついたように空いている。
2014年05月30日
オハイオのど田舎、キングエドワード通り

北海道並みの高地にあるはずのオハイオは、真夏並の暑さだ。半袖姿で丁度良い。
ほとんど衣類は持って来なかったものの、寒さをあてこんでの長袖。ヒートテックでないのがましだけど、買わなくちゃと思って、夕方Mさんが帰ってくるまでに、と出かけた。 晴れ渡った空向こう側に雨雲がどんよりと重たく見える。
しばらく歩いて、傘を取りに引き返した。

昼真,,1,2時間足らず寝ていたので、気分は悪くない。
トイレの習慣で、夕方にならないと行きたくないので、それをすませてから出かける。 昼寝の後、ばっちりトイレにも行けたので、途中でもよおす心配もない。
テレビで、便利グッズといって、近くにあるトイレを探してくれるソフトを紹介していsたので、スマフォに入れた。
アメリカでは使えないので、役にたたないけれど、日本で、あれば重宝する。
知らない場所で,トイレを探すのは大変だ。
下痢止めのストッパーの会社が提供している。
パリでも、トイレに行ってからでないと、不安で外出出来ない。
一旦出て従姉妹の家に駆け込んだこともあった。
旅で一番困るのがトイレの問題で、だからバスに長時間乗らない。
これは遺伝だ。まったなしに襲ってくると我慢出来ないのだ。父も私も息子にも受け継がれている嫌な遺伝だ。
男の人はどこでも出来るけれど、トイレに関しては、清潔でないとだめなのだ。
洗浄器具を持ち歩いている。旅から帰ると、しばらくの間、朝の快便が定着するまで、洗浄器具はバッグに入れて持ち歩いている。
最近はほとんどトイレに備え付けられている所が多くなったけれど。
余談になってしまったので、話を戻そう。

家から,ショッピングのモールまでは歩いて15分もかからない。
私の遊び場所はここに限られる。
実際、このオハイオは,ど田舎である。見渡す限り、家と緑と広い道路に車。
それに、そう小鳥達とりす。今朝は野ウサギが庭で遊ぶのを見た。
猫のタマは窓から外を日がな眺めて、鳥の行方を眺めている。イマジネーションで追いかけているのだろう。
アメリカ人の文化というのは、ショッピングなのだということが、ここオハイオのど田舎で証明される。
買い物好きのアメリカ人は、豊富な食材と外食とショッピングが出来れば、大抵の欲望はそれで果たせている。
アメリカはクリスマス商戦で景気の良し悪しがわかる。それに住宅の着工数が主な指標。 マイホームと庭でのバーベキュー、家族主義の勤勉な聖教徒主達。

晴れ着は日曜日の教会と、その後での様々な交流の催しに。プレゼントも重要な要素。
ああ、どこにも文化施設らしいものは見当たらない。
田舎だと思っていた,我が家は立派な都会だと認識する。
ニューヨークやパリに行かなくても、近くに,劇場もあれば、映画館もある。立派な芸術劇場も備わっているし、宝塚は音楽と花の都。図書館もすぐ近くに点在している。
少し電車に乗れば、大阪の繁華街や京都にも行ける。歌舞伎座もある。映画はジャンル別に揃っている。ギャラリーもある。
ここには,何一つない。ない、。ない。
家でアートを飾ってそれを眺める。豊富なチャンネルを誇るテレビと、お好みもレコードを買って来て、家で楽しむことくらい。
日曜大工が盛んで、専用のスーパーには、ないものはない。それにアイケア、日本ではイケアとして名高い。
ガーデニング用品も素晴らしく揃っている。
それがアートなのだ。
絵の道具があれば、絵になる風景にことかかないだろう。

アメリカ人は甘いものが大好きだ。アイスクリームにチョコを練り込んだクッキー、ケーキ。良く動くから,甘い物を要求するのかもしれない。
動かないで食べてばかりいる人達は、くじら並になる。そのどちらか。
また脱線。

デパートで半袖のもを見ている間に時間を忘れて,気がつけば7時前。Mさんが家に帰っている。レジは混んでいて、買わずに引き返した。
曲がるところ間違えたのか、また道に迷ってしまった。そこでまた脱線。
同じ家のようなのが立ち並ぶ通りをうろうろして、やっと見つけた。
Mさんの車がガレージの中にあった。