2011年07月03日

ニューヨークから日本に

 

朝一の飛行機は6時発、冬場は夜中出ていくと極寒で辛い。タクシーに
乗るようになって、冬場は本当に楽になった。
寒くない時期は、バスで充分。
昨日、バスはコインしか使えないので、地下鉄駅に行って、ワンタイムのチケ
ットを買った。私は間違っていて、一回券を、二時間の間、自由に使えるのか
と思っていた。
ヨーロッパで、4時間以内だと乗り換え自由というのがあって。
所が、買ったチケットは、2時間以内に使えるというものだった。
2時間を経過して,その券を使えない,と言う意味。
明日使うつもりで買ったのに、使えない。

空港で免税自動販売機があった。
案内所で、変えてくれないかと聞いたら、使えば良いじやないか、と言う。
メトロカードの7日券は今日まで使えるので、その必要はない。
 トラブル解決は、封筒に事情と,チケット、領収書を添えて、送らねばなっ
らない。即時解決してくれる場所はない。




2ドル50のチケットに、切手を貼って、書き込みをして、送る時間もない。
郵便局の場所を聞いて、タックスの返還用の書類を出して来た所だった。

コピーをして、郵便局で切っ手代とで、1ドルかかった。
2ドル50セント返してもらえるかどうかもわからないのに。一週間券を買っ
て,落とした時に、一度目はお金を返してくれると聞いて、息子に領収書を渡し
て頼んだけれど、多分そのままになっているのだと思う。
結構面倒だから。



チケット売り場で、誰かシングルチケットを買う人はいないかと待っていた
が、皆メトロカードを持っていて、そこにチャージしている。
無くなりかけたら、自分で好きなだけの金額をチャージする。
それを見ていてわかった。
メトロカードを、何ドルでも買える。一回券でも、メトロカードで買えば、い
つからでも使える。
2,5ドルでは心もとないので、5ドルで買った。一週間券は29ドルだか
ら、あまり使わない場合は、メトロカードを金額で買っておいたほうが良い。
唯、地下鉄とバスに乗り継ぐ場合、別々に支払うことになるので、気にしない
で乗れる、フリーパス券が良いだろう。
パリでは、月曜日から日曜までと決められているがアメリカは、使った日から
なので、使える日数を気にしなくて良いので、便利。



最近、せっかちに心配性が加わって、早い目に行くようになった。
3時25分のバスに15分について待つ。
ぎりぎりになって、人がやってきた。空港で働く人達が多い。
いつもこんな時間に出勤している人達は、冬場辛いだろうな。夜は早く寝て、
夜中に出ていく生活。



サンフランシスコまでの飛行機で、テキパキとこなし、手際よく、スマートな
働きをする,アテンダントの初老の男性を見て、感心した。
一緒に働いている,若い女性は、ほとんど働いていないも同じ。
コップにアルコールの飲み物を作って、一つづつ,席に運んでいる程度で、食事の注文取り
から、作って運び、おしぼりを出し、回収し、最後に、掛け布団を回収して、
大きな袋に入れ、到着ぎりぎりまで、片付けたり,ほとんど一人で全てこなし
ていた。最初の挨拶も。。ワイシャツから、上着を着てびしっと礼儀正しくかっこよ
く。



アメリカのアテンダントで、完璧に働いている人はそうみかける機会がない。
完璧な仕事ぶりを見て、この人には、ああいうボッとした人があっているのだ
ろうな、と思った。どちらも完璧な働きマンなら、ガチン。



ぼっとしててもいいけれど、することが、完璧主義者の意を介して、それだけ
はしっかりとやらないといけないと思うけど、大概の場合、期待に答える仕事
が出来ない,する気がない、受け止めていない。
だから、完璧さんは、一人でしなければならなくなる。
女性は、にこにしていて、あたりは良いので、トロで気が利かなくても、相性
良くやっていけるのだろうね。
女性は楽して、男性は求められる仕事以上の仕事をして、サンフランシスコに
着いた。

ちなみに、朝食のソーセージとパン、朝からワインをやめておこうとしたが、
食べにくくて、ついに、彼女に頼んでしまった。
なかなか持って来てくれない。すでに食べ終わって、もういらないと思った
頃、
持って来た。忘れているわけではなかった。その後、サンフランシスコまで寝
ることが出来たけど。



サンフランシスコから関空までは,エコノミー、長時間で満席。
隣の女性は、結局一度もトイレに行かなかった。ずっと座りっぱなし。
私は,1時間じっと座ってられない。隣の空いた席はないかと、聞いたら
無理だった。
前と後の席は隣が空いていた。隣の女性、私を撰んだのかな。





食事はもう不味くて。時間が過ぎるのを待つだけ。コンピューターをしたり、
本を読んだり。



関空から、西宮へのバスは1700円。習慣になっているから、高いとは思わない
けど、海外に比べると、ここれも結構高い。
西宮で、お寿司と、例のそじ坊という店でおすすめめの「ネギトロ丼セット」
と迷った。
ネギトロ丼の勝利。


ああ、美味しい。疲れがいっぺんに吹っ飛んで行く。
日本は、食事に恵まれている。それに安くて、チップもいらないのに、
親切で、良く働く。
せっかちだからじゃない。心遣いが行き届いているから。

  

Posted by アッチャン at 06:59Comments(0)ニューヨークにて

2011年07月02日

メトロポリタン美術館の別館


 

メトロポリタンの別館が、マンハッタンの最北部の公園の中にある。
クロワジエを、再現した建物の中に,中世の美術品を展示している。
そこに行きたいと思いつつ、離れているのと、4月から10月までしかオープン
していいので、冬に行くことの多い私は、初めて訪れた。



M4のバスが、美術館前に行く。マジソン通りの86番から乗って、1時間近く
かかった。
ハーレムを通り、コロンビア大学を見ながら、191番まで。
そこは、地下鉄のA線も駅がある。公園の入り口で、歩いて庭園を見ながら
行く人も多い。



中に入ると、中庭を囲んだカフェがあって、そこでのんびりしている人、コン
ピューターをしている人、中性の雰囲気を楽しめるので、時間が止まっている
かのよう。



着いたのが遅かったので、ゆっくりしていると閉館の時間になるので、
せかせかと見て回った。
中庭から、ハドソン川が緑の間に見える。



セントラルパークは、61から101くらいまでの大きな公園だけど、まだ、
その先に,公園が幾つか。
マンションと公園とが、共存している町,ニューヨーク。



バスは、ブロードウェイを走っているので、ハーレムのイエスとサイドを更に
上に進む。この辺の景色を見ていると、「ウエストサイド、ストーリーの舞台
の」のよう。



帰りは、急行のバスで、ハドソン川沿いに降りていく。レキシントン側のハー
レムは、イーストハーレム。125ストリートあたりがメイン。
ジャスのミュウジアムも見えていた。



105あたりから、雰囲気がマンハッタンに変わる。86で降りて、地下鉄に
乗り換える前に、バナナ、リパブリックがあったので、バーゲンをあさる。



今夜は、息子がジムに行くので、9時前になると言ってたから、8時半までに帰
れば調度良い。近くにあるステーキ屋さんに行くことになっている。

アパートに帰ると、すでに帰っていて、私が帰る日だからと、ジムに行かずに
帰って来ていた。
ワインとつまみで,すでに酔っている。
息子の彼女は、サラダを作っているという。
私はお腹を空かせて帰って来たのだけど、
もうそれなら、家で残り物でも食べておいた方が良いのでは?



でも、まあ、今夜は私の支払いで、と言ってたので、出かけようと私が。
ムードという店は,一度、カウンターでビールを一緒に飲んだことがあって、
ここ美味しいらしいよ、と聞いていた店。
なので、気になっていた。確かに美味しい匂いがしていたから。
私の美食感覚は優れている。



メニューに、蟹のクラブケーキが、最初に目に入った。
彼らもこの店に何度か来ているらしい。
イカのフライ、モードのサラダ、と、ステーキは、この店で一番高い、それで
も21ドルの熟成サーロインステーキを注文。



ニュオリンズで、美味しくなかったので、口直しの、クラブケーキが美味し
い。ステーキもとても美味しかった。
彼らがお腹空いていたら、もっと美味しいと思っただろう。


私は大満足だった。

夜中出ていく。いつものことだけど、冬ではないので、楽だ。
タクシーに乗ると楽だけど、節約すれば、他にお金が使える。
空港にバスで30分、空港に近いから、その点は便利だ。



贅沢というのは、細かいことに,拘らずに、気にしないでお金を使える
人のことを言う、と書いていた。
私は、倹約で絞れる所は絞って、お金を使う場所に回している。頭を巡らし
て、工夫しながら使っている。
皆それぞれ、価値観が違うので、お金の使い方でどうこう言えない。
気前よく見える人も、その影で始末しているのだと思う。
  

Posted by アッチャン at 10:10Comments(0)ニューヨークにて