2013年03月02日

市立美術館とプチ、パレ


   市立美術館とプチ、パレ


 PERで、ポン、アルマで降りて、市立美術館に。
 パリには、無料の美術館や博物館が幾つもあるが、パリに来ると、いつも行くのが、この市立美術館。
ここにある、デュフィーの「音楽の部屋」と、「マチスの部屋」は必見に値する。

市立美術館とプチ、パレ

 他にも、常設で展示されている絵画に、フェルナン、レジェの作品も多いが、
 藤田が、渡仏して、モンパルナスの寵児となって、キキを連れていた頃に描いた、
 白い肌の裸婦の絵がある。

市立美術館とプチ、パレ
 
 今回は、特別展に、会場を沢山使っていたので、常設は少なかったけれど、
これだけ観られれば、充分。

写真展をやってて、Martin Frank へのオマージュという展覧会で、画家の肖像写真の中で、
ジャコメッティーとシャガールのが。

市立美術館とプチ、パレ

市立美術館とプチ、パレ


 なんといっても、空いているのが、良い。
観光客は、ルーブルとオルセーで、精一杯なので、時間の余裕がないと、まずここまではいけない。

 ボナール、ピカソ、マチスなどの小作品も幾つか。

市立美術館とプチ、パレ

市立美術館とプチ、パレ

 小さい美術館だから、疲れないし、デュフィーの「音楽の部屋」は、休みながら、楽しめる。
向かって左手に、科学者達、右側に音楽家や文人達が、描かれている。


市立美術館とプチ、パレ左の端

市立美術館とプチ、パレ

市立美術館とプチ、パレ

市立美術館とプチ、パレ

市立美術館とプチ、パレ右の端

ディフィーの作品を見ていると、楽しそうに描いているなあ、と思う。色が綺麗だ。その色を、裏の電気装置が効果を出している。

隣にある、パレ、ド、東京 では、斬新的で革新的な試みの展覧会をいくつかやっていて、ここは有料。
カフェがあり、休むのにも、良い場所になっている。

市立美術館とプチ、パレ

アルマ、モルソーから地下鉄に乗って、シャンゼリゼ、クレマンソーに。
フランクリン、ルーズベルトで、乗り変えると、地下鉄の案内が、タッチパネルになっている。

市立美術館とプチ、パレ
ちゃんと日本語でも駅の名前が書いている。
さすが、シャンゼリゼから凱旋門あたりは、観光客のるつぼみたいなもので、サービス満点。地下鉄の中も、おしゃれで綺麗だ。

市立美術館とプチ、パレ


プチ、パレも、無料。
無料のチケットを交換してもらって、入る。
ここの展示品の数が、凄く沢山あって、ちゃんと観ようと思えば、時間がかかるが、そこは無料のありがたさで、暇人なら、何度か足を運べる楽しみにもなっている。

市立美術館とプチ、パレ



まず、ナンシー出身の、エミール、ガレの作品を観て、庭も優雅だけど、今は冬。

市立美術館とプチ、パレ

クールベの、作品も、秀作がある。

市立美術館とプチ、パレ

日本のジャポニズムの影響を受けた、陶器作品などもユニーク。

市立美術館とプチ、パレ

ブルーゲル二世の絵画もあった。

市立美術館とプチ、パレ

それに、ドーミエの油絵画が2点。

市立美術館とプチ、パレ

細かく観ていくと、結構おもしろそうな美術館だ。

閉館時間が来て、外に出ると、向の、グラン、パレに人が集まっている。
ここは、以前に、各国の画廊が集まって、作品の紹介と売買もする、展示会を観に来たことがあった。それは入場料が20ユーロだった。

市立美術館とプチ、パレ

今夜もなにか、大きなイベントがありそうで、プレス、とインビテーション、それにスタンディングのカードがある。
スタンディングの前に人がいるので、わからないままに立っていると、次から次に、素敵なファションをした、芸能人のような感じの人達や、ファションモデルかと思われるスタイルの良い女性や男性達が、入って行く。招待カードを渡して。

で、最後の人が入って行くと、係の人がちょっと中に入って出て来た。
デゾレ、「残念だけどごめんなさい」と言う。
待っていた人達は、がっかりして散らばる、。専門的な大きなカメラをぶらさげている人達もいた。
私は、なんだったんだろうと思って、看板を後で観たわけで、それは、venessa bruno]と書かれていたわけで、
帰ってから、調べたら、「デザイナーの新しいファションショー」だったわけ。

市立美術館とプチ、パレ

疲れがとれないまま、いつもどこかに出かけている。


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Posted by アッチャン at 17:27│Comments(0)パリにて
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