2011年06月21日
ニュオリンズに到着

飛行機は無事に,ニューオリンズ空港に着いた。
シャトルバスは、往復で38ドル、片道20ドル。
私はもっと安い方法で、空港からの急行バスと市バスと乗り継ぎをしながら
ホテルまで行くつもりで、インターネットで時間をかけて調べていた。
階上のデルタの前に、確かに、空港のバスが来るのはわかったけれど、誰も待
っていない。待っていた人達は、空港関係者の小型バスが来ると消えて行っ
た。ものすごく蒸し暑い。
ホテルの玄関まで送ってもらう方が安全だろう。
引き返して、往復のチケットを買った

便利に出来ている。帰りの飛行機の時間を聞いて、ピックアップの時間を入れ
てくれた。
38ドルは高いように思うけど、日本の空港バスも似た値段。
股関節を傷めて、馬鹿みたい。安物買いの、なんとか。
バスは、9人乗せると,出発する。往復2時間仕事だから、9人で180ドル
もらっても、大して儲からない。
荷物の上げ下ろし、エンターテイメントをかねたおしゃべり、運転手は、年取
っているのに、力仕事と運転と、おしゃべりまでさせられて、気の毒だけど、
彼はこの仕事に誇りを持って,楽しんでいる。シャトル内で乗り合わせた女性
達3人がにわかに親しくなって、名刺の交換をしている。
ニューオリオンズに何度も来ている女性が、得意げに、レストランを紹介して
いる。どこのシーフード、どこの何々、と。

前に座っていた若い女性が降りる時に、近く
の店のサンドイッチは、10ドル
で、最高の美味しさですよ、と言って降りた。
ヒルトンガーデンズだから、やはりスイートのホテル。3人話していた中で、
最初に降りた,若い女性は、普通の民家の前で下ろしてもらった。
シャトルバスは、こういうことも出来る。
彼女は、家の前に立って、ベルを鳴らしている。知り合いの家に滞在するのだ
ろう。もう一人の年老いた女性は、ホステルに泊まると言っていた。
あとの人達は、シェラトン、ヒルトン、マリオット、という一流の定番ホテ
ル。

私が降りた、ホテルでも、運転手が向かいのシーフードの店が美味しいと教え
てくれた。明日はそこに行って見よう。
私のホテルの隣が、ウィンダムブルボン。どちらにするか、迷いに迷って、ウ
ィンダムはキャンセル。キッチンと朝食,無料のコンピューターが決めた。
ホテルは豪華、リッツカールトンのスイート。スイートというのは、寝室にリ
ビングが付き、キッチンも備わっている,滞在型のもの。
中はゆったりして、アパートにいるよう。
冷蔵庫にものを入れようと、近くに見えていた、CVSファーマシーに。
私が泊まっているのは、フレンチ地区で、ニューオリンズの歴史地区でもあ
り、最も賑やかな場所。
通りから、ジャス演奏が聞こえている。
沢山の人が歩行者天国のように、ぞろぞろ。
ジャスにお酒。

演奏にチャージがいらない。ビールを1本買えば、ジャス演奏が聴ける。
通りでジャスのパフォーマンスをしている。
馬に乗った警官が、取り締まるでもなく、聞き惚れている。
通りは,ゴミのむせる匂いで,清潔とは言えない。
空港から、シャトルバスの道中、スコールのような夕立があった。
湿度が高い。
明日から,朝食がついている。
コンピューターは、ロビーでは無料。リッツカールトンのプールも,使える。
ここに3泊するから、のんびりするつもり。
ちなみに、この豪華なホテル、私はネットで、19000円足らずだ。
ホテルを取るのに、いつも時間と労力をかけているのは、快適な一流のホテル
に格安の料金で滞在する為だけど、今回の旅行はばっちり。
外と、このホテルの中とは、全く別世界のよう。
冷房が効き過ぎて、寒いくらい。ジャズは静かにBGで流れている。
スーパーでワインと栓抜き、お水とナッツを買った。
氷ボックスを利用するのは今回、初めて。
どのホテルも、申し分なく,快適だ。
私の前で,掃除のおじさんが、掃除をしている。
部屋にコンピューターがあるのだけど、15ドルいるので、この無料ので、す
ませることにしている。
上着を持参しないと、寒さで震え上がるくらい。
2011年06月21日
空港に間に合った

昨夜はほとんど寝ていない。広すぎる,快適なベッドの上で、一睡も出来ず
に、朝を迎えた。その後、少し寝ていたようで、気づいたら10時前だった。
朝ご飯に置いてたバナナが見つからない。ノルマンディーホテルに忘れて来た
ようだ。
タウンジからもってっきた、ポテトチップスとコーヒー、りんごで朝食に変え
た。

朝、早く出るつもりだったのに、12時になってしまった。
荷物を預け、1ドルチップを渡し,近くの地下鉄に乗って、ナショナル、ギャ
ラリーに行く。
東館で、メッツを見たくて。時間があれば、もう一度、中華街の粉屋で、同じ
ダンプリング入りのラーメンを食べるつもり。

そんな余裕はなかった。
メッツの作品が、フェルメールのように、評価されないわけは、絵画に表れて
いる。同じ時代の、同じような絵画の描き方だが、フェルメールのルミエール
と絵画の深さがない。

東館に、フランス絵画の小品を集めているコーナーがある。仲に入ると,結構
広くて,沢山展示されている。
中で、セザンヌが髑髏を描いているのは珍しい。

結構沢山、あって、見ていると、時間が過ぎて、もう帰らないといけない。
ジョージ、オキーフの作品も何点かあって、ホッパーは?と差がしたがなかっ
た。
もういけない。チャイナタウンの駅まで必死に歩き、地下鉄でホテルに帰っ
た。時はすでに2時半。
ニューオルレアン行きの飛行機は、5時。

地下鉄で、二駅、そこからは、公共のバス5番でダラス空港に行く。
バスは、何本も出ていない。
ホテルでは、当然の如く、タクシーを使う客ばかり。
ブルボーイに、荷物をもらって、また1ドル渡し、例の酷い形相で、荷物を引
っ張る。
地下鉄を出て、5番のバスに乗ると言うと、左に曲がれと。
必死、。時間との戦い。バスが出た後だと、もうタクシーを使う以外に手はな
さそうだ。
幸い、沢山の人が待っていたので、もうすぐ来る。
一日チケットをここで使うつもりだった。
バスは6ドル。私の持っているのは、地下鉄用で、使えない。

こういう場合の為に,常に、細かいお金を持つように心がけている。
20ドル払って、5ドルや1ドルを貯めておく。
バスは満員。35分で行くはずが、チケットを買うのに、一人一人が手間取っ
て、いらいら。
空港への手前の駅で、親子が、野原に用をすませに行って、それでも時間のロ
ス。でもバスが出ない。
時間待ちなのか。
空港のどのあたりにバスが着くのかも不安。運転手に、ここが終点なのか、と
確かめた。皆、ぞろぞろ降りる。
UAのチケットカウンターは、ものすごい列。時間はもう1時間10分前だ。
優先の入り口にも長い列が出来ている。
アメリカでは、優先もエコノミーも、一緒に並んでいることが多い
おかまいなしだ。

間からするっと入って、ある程度の所まで行って、そこからは並んで待つ。
チケットカウンターで1時間を切った。
オールゲートと書いている。そこに入ると、これまた、凄い人が並んでいる。
荷物検査は、いくつもあって、こんなに沢山の人も、割合スムーズに通過させ
ていく。
前の人が,赤外線でひっかかって、また時間のロス。やっとゲートに行けると
思ったら、UAは,バスでゲートに運ばれる。すんでの所で、バスの扉が閉め
られ、次のに回された。
バスの中は広くて,一杯になるまで、時間待ちが長い。いらいらさせられるこ
とばかり。
こんなのが嫌なので、早い目に行動しているのに、ギャラーに行かなければ良
かったと後悔する。

バスのつく所から、ゲートのD30までの距離がわからない。
30分前を切って、25分しかない。
ゲートに着くと、まだ飛行機の中に入らないで、待っていた。やれやれだ。
お腹が空いている。咽が乾いている。
飛行機の中で、サンドイッチを買った。9ドルのサンドイッチ。
ワインの無料券を出して,白ワインをもらった。
今夜の夕食は、これで終わるかな。
食べきれないほどの大きさ。
ラップのタイ式チキンサンド。
ニューオリンズ空港まで、2時間半の飛行時間。
体力を蓄えておかないと。