2012年09月11日
ミネルバ教会、トレビの泉、スペイン広場、サンピエトロ

ミネルバ教会は、芸術の宝庫のような教会で、ゴシック建築の厳かさと、イタリアの華麗さとの見事なマッチング。
天井画の深いブルーがとても綺麗。
ボッティチェリーを思わせる、リッピの絵画に目がとまる。
ゆっくり鑑賞すれば、いいのだけど、今日は,出来るだけ、回りたいので、椅子に休む時間も惜しんで、ぐるりと見物。
ローマは、町中が芸術の宝庫と言われているが、その代表画の寺院に違いない。

ミネルバから、次に入ったのは、バロック式の寺院だった。天使達の天井画が見所。

更に、トレビを目指して、歩く。
何のてらいもない、細い道から、トレビの泉が現れた。当然のことながら、一杯の人。

横から入って行こうとしたら、鉄枠になっていて、中央から並んで、泉の側まで降りた。
カメラを自分に向けて,写真を撮っている人がいるので、私も一枚、試みて、ぞっとした。ひどい顔。次にもう一枚。今度は笑っている。変な顔でおかしすぎて、笑ってる。
トレビの泉は、昼の顔と夜の顔があって、どちらも素晴らしいと書いている。

トレビの泉から、スペイン広場に向かった。
スペイン広場でも、トレビ以上に、人が溢れている。上までかけあがって、ローマの休日のヘップバーン,よろしく、アイスクリームはないけれど、と想像しながら降りてきたら、何故か,ティファニーで、の五番街の朝のメロディーが頭に浮かんでいる。


頂上から、ローマの下町が見渡せる。 観光疲れの皆様は、階段にべったりすわっているけれど、私は急がないと。
地下鉄に乗って、リパブリク広場まで。7時の閉店時間までに入れるかしら。

そこにあった,傘が一番買いたいもので、そのついでに、お土産を買った。イタリアは革製品がとても良い。
トリフ入りの塩をもらって、大事そうに使っているのを、見て、同じようなのがあったので、それも買う。
免税は155ユーロ以上だけど、それより少なかった。

もう閉店の時間だ。トイレを借りて、そこを出て,テルミネ目ざして歩く。
テルミネから、Hのバスで帰ってくれば良いと教えられていたから。
でもまだ7時半にならないので、行きたかった,バチカンの入り口まででも、と40番のバスに乗った。

40番のバスは、ひっきなしにやってくる。

終点は、サンピエトロ広場の手前で、帰りは、広場からまっすぐ伸びる道を,歩いて,お城のあたりから、と書いている。
夜のサンペトロ広場にも、観光バスが入って来て、賑やかだった。

入り口に、ベネチア服を来た警備員が立っている。
夜の光に浮かび上がる,広場は美しい。
城壁の中が、バチカン王国、ちょっと入ってしばらく歩いて、また、バス亭まで戻る。
城も行って見たかったけれど、今夜はやめておく。

アルゼンチーナ駅で降りて、トラムに乗った。
川を渡って、トラステベーレに入った所で、沢山の人が降りる。
明るい広場の方に歩いて行く。ここがそうなのか。夕方から賑わいを見せる,庶民的な街、トラステべーレ、というのは。
私がいるのは、駅の側で、はずれている。何もないなあと思っていた。
一旦は通り過ぎて、行ってみたくなった。お腹はそんなに空いていないけど、何か広間のように美味しい店があるかも。

細い道に,ぎっしりと、レストランが。沢山の人が入っている。親子連れや、乳母車wそ押しながらの夫婦も。若い人達は、切り売りのピザや、クレーぷ、アイスクリームを持って歩いている。
こんな所、知らなかった。滞在中、ずっと向かいの店で食べていた。
値段も、ずっと安い。ユダヤ人達が住んでいる街だとか。

その中で、お気軽な、ピッツアの店をみつけた。
窓から見える。ルッコラと生ハムを乗せたピザを食べている。美味しそう。
中に入り、隣の席に案内されたので、あれ、と同じもの、をと注文した。
中で,ピザを焼いている。

ピザは、3ユーロから4ユーロ。ワインはボトルで、10ユーロ。
何人かグループだと楽しそうだ。いろんなピザをわけて食べている。
隣のカップルは、大きなピザを残さず食べていたけれど、私は半分残した。
あまり美味しくなかった。向かいのピザの方がずっと美味しい。
お金はただ取らない。安かろう、悪かろうで、素材が違う。

ワインは一杯、3ユーロ、水は1ユーロのみせだもの。でんも人気がある。
パン代わりに、と言う意味なのか、店の名前に、パンはついている。
トラムに乗って、駅まで行き、明日の電車の時間を確かめて帰って来た。
すっかり。気が走っていたから、気づかなかった。足がずんずん、と痛む。
Posted by アッチャン at 09:47│Comments(0)
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