2015年03月10日
絵画との出会い

三月は、憂鬱な季節。
季節の変わり目は、体調を崩しすい。
今日のどんよりとした曇り空は余計に気分が滅入る。
家に引きこもっているとなおさら。
外食が出来ないので、友人と会う機会もなく、この日曜も
家にいて、テレビを見ていたら、なんとなくイライラ。
午後、母の所に行って、帰りにコナミに。
水の中で30分ほど歩くだけなのに、疲れる。
でも運動すると、お腹が空いて気持ちがよい。
吉田さんの古くからのお友達で、パリ郊外にある芸術家の村に
住んでおられるご夫婦が、毎年、交互に個展を日本で開催されている。
日本での固定したフアンも多いのだと思う。
毎年、銀座で個展を続けていけるということは、並大抵なことではないだろう。
何年か前に、銀座での作品展に伺って、素敵な絵だなあと思っていた。
すでに、銀座も、故郷の愛媛での個展も終わられている頃だろうと思いながら、
お電話して、絵画を一つ分けてもらいたいと申し出た。
4点、メールで送ってくださって、どれも迷ったけれど、一番暗いかもしれない
作品を選んだ。

今日、着くかなと楽しみにしていたら、メールを見逃していた。
私は、振込先の銀行の番号をメールで送ってもらえるとばかり思って、それだけをチェックしていたら、電話番号と住所を確実なものをメールで送って欲しいとのメールが、土曜日に入ったままになっている。
申し訳ない事をした。
早速返事したけれど、着くのは明日になるかな、と思っていたら、宅急便が届いた。
梱包を解いた。早く観たいとワクワク。
素敵な絵画。
以前は、絵画を見ると欲しくなって、結構買った。
自分の見る目のなさを思う作品も多い。
絵画を見る目は時間と共に変わっていく。本物の絵画は、その時を超えて、
存在価値を増していくものではないだろか。
いつまで観ても飽きない絵画を買わなければいけないのだけど、その選択は難しい。
人生の整理の時期に来ているので、これから先、ずっと眺めて暮らしたいと思うもの
に出会えれば、手元に置いて、心の慰めになればと思うようになった。
お礼のお電話をすると、
「絵画は、持つべき人の所に行くもの」だと言われた。
私と絵画とのきれない縁があるということ。
選ぶということは、絵画から選んでほしいというインスピレーションを受け取るという
ことなのかもしれない。
Posted by アッチャン at 11:40│Comments(0)
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